April 04, 2007

旅日記(その2):宇野〜倉敷〜岩国〜広島

 高松から岡山へは列車なら1時間とかからないが、フェリーなら宇野まで1時間の他に連絡の待ち時間と宇野から岡山までの鉄道の所要時間までを合わせると3倍の時間を覚悟しなくてはいけない。それでも敢えてフェリーを選ぶのは、1時間に亘ってたっぷり瀬戸内海の眺望を楽しむため。瀬戸大橋を列車で渡るときに高所から眺める瀬戸内海も捨てがたいが、あまりにも時間が短すぎる。
 という次第でフェリーに乗り込み、客室の最前部に陣取って瀬戸内海の眺望を堪能した。道連れにも心から喜んでもらえたので、不便を承知でわざわざ海路を選んだ甲斐は十分にあった。
 宇野に船が着いた時には、列車が出たばかりだったため、案の定、次の列車まで1時間あまり待つことを余儀なくされたが、お陰でゆっくり朝食を取る時間が確保できたのだから、むしろありがたいとも言える。
 宇野から茶屋町まで行った後は高松から瀬戸大橋を渡ってきた快速に乗り換えて岡山まで行き、そこから出発間際の山陽線に飛び乗って倉敷へ。
 大原美術館は二人とも来たことがある上、ゆっくり観るだけの時間はないので今回はパスして、専ら映画のセットのような、これぞ倉敷という町の一角を見て回り、その間、観光案内のガイドブックに紹介されている三宅商店という名物の喫茶店に入り、絞りたてのオレンジジュースを飲んで喉(のど)の渇きを癒した。
 2時間ほどの滞在の後は岡山まで戻り、2時過ぎに東京に戻る堅気の連れを見送り、堅気でない自らは岩国へ。
 岩国といえば錦帯橋錦帯橋と言えば岩国。この年齢まで訪れたことがなかった岩国へ行こうと思い立ったきっかけは、岩国市長をしている友人のI君に久々に会うのも悪くないと思ったことだったが、今回はわずかな時間で錦帯橋の観光だけに絞り、公人であるI君と会うことはお預けにした。
 錦帯橋は数年前に改築されたばかりとは思えないほど傷んでいるようにも思えたが、それも観光で訪れた多数の人に踏まれた証拠だろう。このような形状の橋は実用性という点では何とも不便極まりないが、芸術作品として見れば本当に驚嘆に値する。
 わずか1時間の滞在で岩国を後にして次は広島へ。昨年お好み村で知り合ったO夫婦と会うのが目的だったが、生憎仕事があって来られないご主人を残して奥さんだけが来てくれて昨年知り合うきっかけになったお好み焼き店新ちゃん)で再会。
 お好み焼き生ビールはよく合う。といってもO夫人は車を運転して来ているので、飲んだのは道場主だけ。一人だけ飲んでは申し訳ないが、是非と勧められて甘えることにした。O夫人は、ふだん夫婦二人揃って出かけるときには、運転は下戸のご主人に任せて、自らはビールを飲んでいるとのこと。
 夫が下戸で妻が酒好きというカップルは道場主の周りに他に2組存在するが、いずれも妻は夫に気を使って家庭内では飲むことがなかなかできないらしいので、O夫人にそうした不便の有無を尋ねてみたところ、甘党のご主人は自分は飲まなくても夫人が好きな酒を飲むことには文句をつけるどころか十分な理解があるので困ったことがないとのこと。
 元中学校教師で千葉県に数年いたことのあるO夫人とは共通の話題も多く話ははずみ、楽しいひと時を過ごさせてもらったが、その上、宿泊先のホテルまで車で送ってもらった。早ければ8月末に、そして遅くとも来年の桜の季節に、今度はご夫婦揃ってお会いしたいと思う。
 香川岡山山口広島と4県に跨(またが)旅をして、盛りだくさんの充実した一日だった。
 


Posted by eg_daw_jaw at 09:24│Comments(6)TrackBack(0) エッセー・雑文など(私生活編) 

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この記事へのコメント
初めまして。「京大生の大学受験TIPS」管理人の受験AZと申します。
駿台の講師様ですか・・・
一時期駿台にお世話になっていたこともあり、少々恐れ多いです。。

本題ですが、よければ相互リンクしていただけないでしょうか。
勝手ながら、こちらからは既にリンクを貼っています。
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お手数かけますが、検討よろしくお願い致します。
Posted by 受験AZ at April 04, 2007 15:42
自分は広島東洋カープの応援に行く前によくお好み焼きを食べます。
また、他の県にスポーツ観戦に行く時も観光をかねるのですが、旅は心を癒しますね。
Posted by あし at April 04, 2007 16:09
 相互リンク快諾。
Posted by 道場主 at April 04, 2007 18:45
 この季節の旅は各地の桜が見られるので特に嬉しい。
Posted by 道場主 at April 04, 2007 18:49
私が先生に教わったのは1996年の夏、冬の講習会で特訓英文法道場でした。道場主語録もなかなかテキストもなかなか面白かったですね。懐かしく思い出しました。語録の中で特に印象深かったのは「英語の勉強においては、意識して単語を覚えようとすへきではない。単語はどんどん忘れて繰り返し辞書をひくのが良い。勉強量さえこなせば、未知の単語は気にならないレベルにまで減少し、合格する」というものです。しかし、その勉強量というのは、並大抵のものではないのだろう・・・とと感じます。現在は弁理士試験の勉強をしているので、先生の語録を借りれば意識しなくても、条文を覚えられるくらいに条文の読み込みをしなければいけないんでしょうね。
Posted by 元受講生 at April 05, 2007 04:30
 道場も毎年進化を重ねているので、1996年のレベルを今と比べると恥ずかしくてたまらず、また、その頃の受講生諸君には申し訳ないことをしたという思いが強い。
Posted by 道場主 at April 05, 2007 06:53

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