June 22, 2016

満足度の平均が年々上がっていく怪!

 昨日23時を回った頃に帰宅すると、例の「お中元」が当局から届いていた。
その中身が旬(しゅん)の果物なら嬉しいが、実際に封筒の中に入っているのは「前期の授業に対する受講アンケートを集計したもの」だから、お世辞にも「ありがたい」と言える代物(しろもの)ではない。

 自慢ではないが、いや自慢ではあるが、教授力は依然として年々上がり続けているので、去年より今年のほうが教えるのがさらに上手くなったと自負しつつ、せっかく気分よく授業をしているのに、まるでそれに水を差すかのように届くのが、この「お中元」だから、不愉快でないわけがない。

 もちろん教授力に比例して人気や満足度が上がるのであれば文句はないが、自分が出講しているのがほとんど、ゆとり教育の被害が甚だしい受講生の占める割合が高いクラスだから、そうそう高い満足度を示す芳しい数字を獲得するのは容易ではない。
 
 それにしても、授業全体に対する満足度を問う項目で、「大変満足」と「ほぼ満足」の二つを合わせた数字の平均が年々上がっていて、8割取っても平均をかなり下回るというのは、およそ尋常ではない。


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Posted by eg_daw_jaw at 23:46│ エッセー・雑文など(予備校編)