September 06, 2019

文法書を読め!

 現在出講している堅気の学校では、高1の初めに全員にEverygreenという名の文法書を配布しているが、それから1〜2年後の高2や高3の段階でも、これを「すでに通読した」という生徒はおそらくあまりいない。

 現にこの夏、ふだん担当していない高2の有志を対象とする、読み書きの土台となる「英文法」の基礎を強化するための夏期講習で、使役や知覚、時制、仮定法、関係詞、比較などの知識を問うために基本的な英短文の空所を補充して書かせる課題を出したが、提出された答案を見るかぎり、お世辞にも芳しい成績ではなかった。

 そこで、念のために「Evergreenをすでに通読した人は?」と言って教室で挙手させたところ、30数名中1人しか手が上らなかっただけでなく、その1人も8割方は読んだものの、すべて読んでいるわけではないとのことだった。

 「それならこの不出来は無理もない」と納得したが、もちろんそれでよいわけがない。
 Evergreenを全員に配布するのは、各自が読んで独習するためであるのは言うまでもないが、もらったまま読まずに飾っておくだけなら、印税をもらう著者と販売によって利益を得る出版社が喜ぶばかりで、購入した側は代金を払った分だけ損をすることになってしまう。

 それどころか、こうしたせっかくの学習のチャンスを放棄するようなことをすればバチが当たるのは必至と言っても過言ではない。手遅れにならないよう、1ヵ月を目途に早急に通読するよう勧めざるを得ない。

<追記>
 たとえば、仮定法過去や仮定法過去完了の帰結節で、助動詞の過去形(would / might / could)の後が「原形」か「完了形(have p.p.)」かという選択以前に、助動詞が過去形にすらなっていないとか、また助動詞の過去形の後が完了形でなく過去形だったりという答案を見ると、いかに基礎ができていないかがわかる。


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Posted by eg_daw_jaw at 15:30│ 勉強法・合格作戦など