September 15, 2019

audienceと単複

<改作4択>
There (   ) at the piano recital last night.
 A. was a large audience  B. was a lot of audience
 C. were large audiences  D. were lots of audiences

 リサイタルの会場が一か所である以上、audienceという集合は1つに決まっていて、それをan audienceと言うが、三人称単数なので文頭はThere wasであってThere wereではない。

 また、an audienceを構成する人数が多ければ、集合としての規模が「大きい」ので形容詞としてlarge(逆に少なければ small)がふさわしい。
 そもそも1個の集合と決まっているものを、「量が多い」ことを言うa lot of(またはlots of)を用いて表す謂(いわ)れはなく、ましてや「数が多い」ことを言う(a lot ofまたは)lots ofを用いて複数形にすることなど元よりあり得ない。

(正解) A
(完成文)There [was] a [large audience] at the piano recital last night.
     「昨夜のピアノリサイタルは大入りだった」

 ついでながら、次の文では、「彼の演奏に満足した」のは1個の集合としてではなく、それを構成する一人一人の全員としてのことなので三人称複数の扱いになる。

 cf. The [audience] [were] all satisfied with his performance.
  「客はみんな、彼の演奏に満足した」


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Posted by eg_daw_jaw at 13:34

September 14, 2019

people と a people

 イングランドの人々は忍耐強い民である。
→The English (          ) hardy people.

 「the+形容詞」にあたる主語のThe Englishは「イングランドの人々」の総称で三人称複数なので、それを主語とするbe動詞の現在形としてareを用いる。
 
 また、「人」は a person(単)/ people(複)、そして「国民;民族」という人の集合は a people(単)/ peoples(複)と使い分けるが、本問では「イングランドの人々」による1個の集合なので a hardy people となる。

 ちなみに、次のは集合が2つ以上の場合。

 cf. The Americans are one of the [English-speaking peoples].

(正解) are a
(完成文)The English are a hardy people. 
 

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Posted by eg_daw_jaw at 15:34

September 12, 2019

動物(可算)と食品(不可算)(@salmon)

✕The bay produces a good amount of salmon every year.

 a fish / two fish「(動物としての)魚」(単複同形の可算名詞)
 fish「(食品としての)魚(肉)」(不可算名詞)(@fish and chips)

 この使い分けは、fishの一種であるsalmonにも共通している。

 a salmon / two salmon「(動物としての)鮭」(単複同形の可算名詞)
 salmon「(食品としての)鮭(の身)」(不可算名詞)(@smoked salmon)

 「湾」からいきなり「塩鮭の切り身」や「スモーク・サーモン」が獲れるわけではなく、湾で捕獲されるのは動物として生きている鮭にほかならない。
 したがって、冒頭の文では「多くの《量》の鮭」ではなく「多くの《数》の鮭」でなくてはいけない。

(正解) amount→number
(完成文)The bay produces a good [number] of salmon every year.
    「その湾は、毎年数多くの鮭を産出する」


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Posted by eg_daw_jaw at 16:08

September 11, 2019

「友人」を「話す」ことはできない!

 先日お話しした友人を連れて明日お伺いします。
→I'll come and see you tomorrow with the friend I told(       ) the other day.

 「友人について話す」ことはできるが、「友人を話す」ことはできない。

 ✕I told you a friend the other day.
  「先日あなたにある友人をお話ししました」
→〇I told you about a friend the other day.
  「先日あなたにある友人についてお話ししました」

 そこで、「先日(あなたに)お話しした友人」は、前置詞about目的語にあたるfriendを先行詞とする関係詞節で表すことになる。

 the [friend about whom I told you the other day]
 
 ただし、話し言葉なので、about whomから始まる形ではなく、前置詞を後ろに移し、関係詞を省略することを前提にthatに替えて言う。

 the [friend (that) I told you about the other day]

(正解) you about
(完成文)I'll come and see you tomorrow with the friend I told you about the other day.

 ついでながら、「はなし」は名詞のときは「し」を送らないで「」と書くが、動詞のときは「し」を送って「話し(ます)」や「話し(てください)」と書く。
 それは丁寧語の「お」を伴うときも変わることはなく、「おはなしをする」の「おはなし」は名詞なので「し」を送らないで「お話(をする)」と書くが、「おはなしする」の「おはなし」は動詞なので「し」を送って「お話し(する)」や「お話し(した友人)」と書く。
 

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Posted by eg_daw_jaw at 19:28

September 09, 2019

比較構文の基本(A=B / A>B / A<B)

(a)(i) Her husband is [as old as] she (is).
  (ii) Her husband is [as old as] her.
  「彼女の夫は、彼女と同い年である」(SVCのCの点で(A=B))

(b)(i) His wife earns [more money than] he (does).
  (ii) His wife earns [more money than] him.
  「彼の妻は、彼より稼ぎが多い」(SVOでOの量の点で(A>B))

(c) He does[n't] run [as fast as] you.
 「彼は走るのがあなたほど速くない」(SVMのMの点で(A<B))

 Iとme、heとhim、sheとher、weとus、theyとthemのように、主格と目的格で形が異なる人称代名詞の場合、「口語」ではこうした比較構文の「文末」は「目的格」を用いるのがふつうなので、その言い方に慣れている人にとって、同一の動詞を省いて「主格」の人称代名詞が「文末」に来る形は違和感がなくはない。
 そこで、「主格」を用いるのに固執するのであれば、それが「文末」にならないように、敢えて動詞は略さないほうがよいということになる。


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Posted by eg_daw_jaw at 15:38

September 08, 2019

比較級と冠詞の有無!

(a) My homework seems [more difficult than] yours.
  「私の宿題は、あなたのより難しいようです」(yours←your homework)
   
 more difficultは、SVCのCとしてSを説明する「叙述用法」の形容詞。

(b) John can swim much faster than Tom.
 「ジョンはトムよりずっと速く泳ぐことができる」

 fasterは、動詞を修飾する副詞。

(c) She is a [better dancer than I am].
 「彼女は私より踊りが上手い」

 betterは、dancerという名詞を修飾する「限定用法」の形容詞で、「私より踊りが上手な人」は何人もいる中の1人にすぎないので(theではなく)aをつける。

(d) Of the two applicants for the job, Steve is the [younger].
 「その2人の応募者のうちでは、スティーヴのほうが若い(応募者である)」
  (the [younger (applicant for the job)])

 youngerは(先行するapplicants for the jobと重なるために省かれている)applicant for the jobを修飾する「限定用法」の形容詞で、「その2人の応募者のうちでより若い応募者」は1人に特定されるので(aではなく)theをつける。

 ちなみに3人以上の場合は、最上級を用いる。

 cf. Of the three applicants for the job, Steve is the [youngest].
  「その3人の応募者のうちでは、スティーヴが最も若い(応募者である)」


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Posted by eg_daw_jaw at 12:28

September 07, 2019

最上級とtheの有無!

 「最上級だから the をつける」と決まっているわけではない。

(1) 「(修飾語として名詞を説明する)限定用法」の形容詞の場合

 (i) London is the [biggest city in Britain].
  「ロンドンはイギリスで最大の都市である」
 (ii) This book is the [most interesting of the three].
  「この本は、その3冊のうちで最も面白い(本である)」
  (the [most interesting (book) of the three (books)から、2つ目のbookとbooksを略したものにあたる)

 最上級の形容詞によって修飾される名詞が「特定」しているので the をつけるが、その名詞は (ii) のように反復を避けるために省かれることもある。

(2) 「(補語として名詞を説明する)叙述用法」の形容詞の場合

 (iii) The garden is most beautiful in autumn.
  「その庭は、秋が最も美しい」

  最上級の後ろにもとより名詞がないので、そもそも the をつける謂(いわ)れがない。

(3) (動詞を修飾する)副詞の場合

 (iv) Which country do you visit most frequently?
  「あなたはどの国を最も頻繁に訪れますか」

 最上級の後ろにもとより名詞がないので、そもそも the をつける謂(いわ)れがない。

 ✕Who can run the fastest in this class?
→〇Who can run fastest in this class?
  「このクラスで誰が最も速く走ることができますか」

 限定用法形容詞、または副詞の場合でも、最上級というだけで見境なく the をつける人が少なくないので必ずしも誤りではないと言えなくもないが、少なくとも同一の教科書の中に、同じ用法であるにもかかわらず、the をつける例文とつけない例文が混在しているのは困る。


<コメント> 2019?09月07日 21:38:28 多聞丸

 堅気の学校のライティングの教科書の基本例文ですね!イマイチしっくりこない教科書です…先生もやりにくかろうと思います(^^;


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Posted by eg_daw_jaw at 16:14

August 25, 2019

疑問文→[疑問詞節](SVC→[SVC] / CVS→[CSV])

「フランスの首都はどこかわかりますか」「はい、パリです」
→"Do you know what(          )?" "Yes, (     )."

(a) "Who is Jack's girlfriend?「誰がジャックの彼女ですか」
  "Betty is."「ベティ(がジャックの彼女)です」
  (問いのWhoがSなら、答えのBettyもS)
 →I know [who is Jack's girlfriend].
  「私は『誰がジャックの彼女であるか』知っています」
   (疑問文のSVCは、疑問詞節でもSVC)

(b) "Who is Jack's girlfriend?「ジャックの彼女は誰ですか」
 "It's Betty."「(ジャックの彼女は)ベティです」
  (問いのWhoがCなら、答えのBettyもC)
 →I know [who Jack's girlfriend is].
  「私は『ジャックの彼女が誰であるか』知っています」
   (疑問文のCVSは、疑問詞節ではCSV)

 実は冒頭の問題は(b)と同タイプにあたる。

 “What is the capital of France?”
 「フランスの首都はどこですか」
 “It's Paris.”「(フランスの首都は)パリです」
  (問いのWhatがCなら、答えのParisもC)
 →"Do you know [what the capital of France is]?" "Yes, it's Paris."
   (疑問文のCVSは、疑問詞節ではCSV)

(正解) the capital of France is / it's Paris


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Posted by eg_daw_jaw at 20:24

August 11, 2019

時代が何かを目撃した!

 20世紀にはアメリカの工業と農業が急速に発展した。
→The twentieth century (s   ) the rapid industrial and agricultural development of the U.S.

 我が受験時代に、seeの過去形であるsawの「《時代》が何かを《目撃した》」という使い方を知った時は衝撃だったので「一発で覚えた」のを今も忘れないが、この英文が2か月ほど前に高3のテキストで出てきた時に懐かしさのあまりそのことをメモしておいたのが見つかったので紹介する。参考になれば幸い。

(正解) saw
(完成文)The twentieth century [saw] the rapid industrial and agricultural development of the U.S.「20世紀は、アメリカの急速な工業と農業の発展を見た」(直訳)


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Posted by eg_daw_jaw at 19:38

July 08, 2019

「友だちと3人で」≠「友だち3人と」

 (a) 来週の今日、《友だちと3人で》京都へ行きます。
 →I am going to Kyoto with [two] of my friends a week from today.

 (b) 来週の今日、《友だち3人と》京都へ行きます。
 →I am going to Kyoto with [three] of my friends a week from today.

 「友だちと3人で」は自分を含めて3人なので、自分を除けば「友だち2人と」となるが、「友だち3人と」は自分を含めないで3人なので、自分を加えれば「友だちと4人で」となる。

 似た理屈は次の場合にもあてはまる。

 (c) 私は《3人きょうだい》です。
 →I have [two] siblings.
 (d) 私は男だけの《3人きょうだい》です。
 →I have [two] brothers and no sisters.

 「3人きょうだいです」は自分を含めて3人なので、「持っている」のは自分を除いて「2人のきょうだい」ということになる。


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Posted by eg_daw_jaw at 17:33