2006年09月

2006年09月30日

御園座へ

07dbf187.jpg落ち込んでられもいられません。

只今、名古屋に来ております。

御園座の顔見世のイヤホン制作のお手伝いです。歌舞伎の制作からずいぶん遠ざかっていたので、すこぶる緊張してます。


eggm2005 at 10:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日常 

2006年09月25日

ひとつの時代の終焉

文楽を観て、神に出会ったように思う瞬間がありました。
吉田玉男師匠が遣う人形は、至芸という言葉の枠を超越していました。その舞台を身近に観られたことが私の財産です。同じ時代に生きれたことに感謝。
訃報が入ってきたのは、『仮名手本忠臣蔵』の千秋楽の日。「忠臣蔵」は芝居では1番の大曲です。それゆえ、その時代の文楽座の力のバロメーターとなります。吉田玉男不在の忠臣蔵の上演なぞ、ありえませんでした。それが今月、不在での上演。成功を納めたのを見届けたように、永眠されたのでしょうか…。後進にバトンを渡して。


eggm2005 at 14:38|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 日常 

2006年09月23日

市川染五郎 丈

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イヤホンガイドでは、10月大阪松竹座 『染模様恩愛御書(そめもようちゅうぎのごしゅいん)ー細川の男敵討ー』で、幕間インタビューを放送します。

市川染五郎丈と片岡愛之助丈のお二人です。今回のお芝居は復活歌舞伎!103年ぶりの上演とあって、どんなお芝居になるのか今からワクワク。

ってなことで、先日予告していた染五郎丈への突撃インタビューに行って参りました。役者さんへのインタビューなんて、生まれて初めてですから、もう朝から緊張しまくり!

只今、染五郎丈は歌舞伎座に出演中とあって、舞台と舞台の合間の貴重なお時間をいただき、楽屋にてインタビューをさせて頂きました。もちろん、歌舞伎座の楽屋に足を踏み入れるのも初めて。

染五郎さんの楽屋に入ると、その雰囲気というか・・・。とにかくかっこよすぎて緊張。初めてお会いした染五郎さんの印象は、役者のオーラと申しましょうか、その存在感に圧倒されてしまいました。もう色っぽくて・・・。

舞台という空間で1000人以上の人間を心酔させてしまう、特別な人間だけにしか備わらない圧倒的存在感。

見つめられるだけで、私の心臓はオーバーヒート!!!!!!

で、インタビューですよ。

私の失礼な突拍子もない質問にも、丁寧に答えてくださり、テレながらふっと笑う表情がまた魅力的。相槌を打つのも忘れてしまうくらい見とれてしまいました。

インタビュー内容はというと・・・・・。

もう、すごいですよ。このインタビューこそイヤホンでしか聞けない内容。なんてったって質問内容が、ドキっとしてますから。

狂言のテーマが「衆道」。いわゆるボーイズラブ。最近は『BL』っていうらしい。。ここなへんももちろんズバッと迫ってますから!見所や、またどんな風にお客様に感じてもらいたいかなど、熱く語ってくれています。

そして、高麗屋に生まれた人間として・・・と語ってくれたお話は、感動です。グッときます。

今まで舞台や、テレビでしか拝見していなかった、市川染五郎丈の素顔が垣間見られる、そんなインタビューです。

10月の大阪松竹座 『染模様恩愛御書』 をお見逃しなく!もちろんイヤホンガイドでさらにハマッっていただけます!(^^)!



keggm2005 at 02:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0) イヤホンガイド | イヤホンガイド

2006年09月21日

いんたびゅう〜

10月の大阪松竹座のイヤホンガイドで、座頭の市川染五郎さんのインタビューを放送することに!

で、私がインタビュアーの役を仰せつかりました…。

うまく話せるか?今からドキドキです。

ちなみにインタビュー収録日は本日!!!


eggm2005 at 01:51|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 日常 

2006年09月19日

お江戸ツアー

a8b48330.jpg深川を中心にお江戸ツアーに行ってきました。気持ちは江戸時代へタイムスリップ!

まずはテンション上がりまくった深川江戸資料館。当時の長屋を原寸大で再現してます。画像は男ヤモメ、政助の家。(勝手に想像)


eggm2005 at 01:41|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 日常 

2006年09月15日

演舞場が大変だ!

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東京に来て、初めての休日。

新橋演舞場で『魔界転生』を観劇してきました。

なんと、この『魔界転生』に我がイヤホンガイドが初見参。古典芸能や外国演劇だけじゃない!現代演劇にイヤホンガイド。意外や意外と思いきや、これがほんとにいい!!!

聞くところによると、演出家のG2氏と、主演の中村橋之助丈のたっての希望とあって、盛りだくさんの内容です。まず、『魔界転生』の時代背景。江戸時代だけど、これが天草四郎、柳生十兵衛、宮本武蔵。歴史上の人物がたくさん出てきます。彼らの史実では・・・といった内容が聞けて、さらに登場人物の心模様、これらがもう、ちょうどいいタイミングで入ってくる。

実は私、あれだけ映画化になっている『魔界転生』を観たことないんですよ。で、その頃の歴史背景もおぼろげな具合。とにかく真っ白な状態での観劇。開演前から、イヤホンからは橋之助丈と成宮寛貴さんのお声が。もう気分は高揚しまくり。

さらに幕間には、出演者のインタビューが放送されて、役者さんの”素”のお声が聞けてすごく得した気持ち。西岡徳馬さんが好きな私としましては、イヤホンから声が聞こえてきた途端テンション上がりまくりです。

さてさて、お芝居ですが、柳生十兵衛VS魔界衆の構図が基本。天草四郎がなぜ転生するに至ったか、その想いがよく伝わってきました。成宮寛貴さんの天草四郎は妖艶な色気で客席を魅了します。歩き方がもうセクシー。

色気といえば、女優陣。藤谷美紀さん、馬渕英俚可さん、遠藤久美子さん。この三人の美しさといったら・・・。声の通りのいい女優さんたちでセリフ廻しがよかったです。特に馬渕英俚可さんの体当たり演技は見所です。さらにそのシーンについての感想を馬渕さん自らがイヤホンで語ってくれています。これがドッキリ発言でして・・・。さすが、女優さんだわ!って思いました。

で、やっぱりさすがの存在感が橋之助さんです。誠実で真摯な人物 柳生十兵衛をしっかりと骨太に演じてくれています。

人生は1度きりだからこそ、精一杯悔いの無いように生きる。

願いが叶わなくても、何か無念を残す結果となっても人として生きているということが素晴らしい。。。血の通う人間だから心がある。魂がある。

そんなメッセージを受け取りました。。。

イヤホンガイドが魔界を熱くする!

http://www.eg-gm.jp/eg/e_joho/e_shumei/makaitensyo.html

 



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2006年09月11日

演芸場っていいもんだ。

a3bf1153.jpg本日は国立演芸場の上席の千秋楽を観てきました。お目当ては笑福亭鶴光師匠〓鶴光師匠以外は皆さん江戸の芸人の方。写真は緞帳。東海道五十三次の箱根が描かれていました。


eggm2005 at 00:55|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 日常 

2006年09月04日

TOKYO

51058f4f.jpg今日から東京です。

9月は国立劇場の文楽公演で『仮名手本忠臣蔵』の大序と二段目、八段目の解説を担当させていただきます。

いってきま〜す。


eggm2005 at 11:01|PermalinkComments(5)TrackBack(0) 日常 

2006年09月02日

上方歌舞伎会

今更ですが、去る8月20日に上方歌舞伎会に行って参りましたので、そのレポをやっと・・・。

とにかく、これを観ないと夏が終わらない!って、この文句どっかでも書いたような。

楽日とあって、大物の姿もチラホラ。

幕開きは『春調娘七種』から。これはもう力弥さんの美しさに驚き。當吉郎さんの曽我五郎はなかなかの存在感でしたが、お酒を入れてもらう前から土器(かわらけ)が欠けてしまっていたのが、ちょっと残念。思わず、力が入ってしまったのでしょうか。

そして、『角力場』。そういえば、私が初めて歌舞伎の解説をしたのが、この演目でした。歌舞伎での舞台の間合いみたいなものを勉強させてもらった作品です。

実際解説をしてみて、”花道”の役割といったものを認識しなおした思い出があります。 やはり、上方歌舞伎。与五郎と茶屋亭主の花道の引っ込みが上方式だったでしょうか。濡髪の着物を着て二人で引っ込むやり方は初めて観ました。

鴈祥さんの与五郎は、もう少し色気みたいなのがあったらもっと役に厚みが出たように思います。で、濡髪。この配役こそ、適材適所!私のお気に入りの千蔵さんでした。

あの存在感。これこそ私が思っていた濡髪だわ。なんという好配役。来年は千蔵さんの濡髪で、是非 『引窓』を観てみたい。さらに千次郎さんのチョコチョコした放駒もよかったです。 吾妻は當史弥さんだったのですが、この方、年々色気が増します。素敵です(*^_^*)

そして、「妹背山女庭訓」から、『願絲縁苧環』 いわゆる「道行恋苧環」ですね。これも、文楽で解説をやらせていただいたことがあります。求馬をめぐって橘姫とお三輪ちゃんが対決!近松半二といえば対称的な技法で描いてゆくお得意のパターンがありますが、これも深層のお姫様、橘姫とおきゃんな町娘、お三輪ちゃんといった対照的な立場の二人の恋を描いています。

お三輪ちゃんが上村純弥さんで、橘姫が坂東竹朗さん。これが意外と合っていました。二人とも、恋に一途な雰囲気がよく出ていました。

最後は「恋飛脚大和往来」から『封印切』です。忠兵衛を演じる千壽郎さんのセリフ廻しが仁左衛門さんによく似ていました。ここでの一等賞は、八右衛門を演じる松之助さんです。ほんと、「たっぷりと!」って声を掛けてしまいたくなるほどの八右衛門ぶりで、忠兵衛が封印を切ってしまうのも、納得がいく感じです。

あとは、井筒屋おえんの坂東竹雪さん。色町のおかみの雰囲気がよく出ていまして、”間”もよかったです。ちょっと気になったのは、佑次郎さんの着物の着方。槌屋治右衛門をしていましたが、色町の旦那があのような着物の着方では、色気がないなぁって。体系の問題なのでしょうか。佑次郎さんは雰囲気を持ってらっしゃる役者さんなだけに佑次郎さんの和事も見てみたい!(^^)!

意外や意外だったのは、松之さんの遊女喜代川。キレイやったな〜。

にしても、毎年本当に楽しみな公演であります。

公演後は、出演者一同勢ぞろいでご指導された、片岡我當丈、片岡秀太郎丈、振り付け指導の藤間豊宏さんのご挨拶があり、最後はやっぱり大阪締めで、決まり!

開場の時に、受付に立って入場されるお客様一人一人に挨拶されていた我當さんの笑顔が忘れられないです。

このチームワークこそ、上方歌舞伎です。

 



keggm2005 at 20:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 歌舞伎 | 歌舞伎