2009年04月

2009年04月25日

ぐるぐる巻いちゃうぞ〜

135c9b00.JPG

これが道成寺の鐘巻の跡の石碑です。

ここには、鐘があり、安珍を隠した鐘があったところだそうです。清姫は安珍もろともここにあった鐘を焼き尽くしてしまったのです。今はこの石碑があるだけ。

さてさて、では『京鹿子娘道成寺』にもある二代目の鐘はどこへ行ったのかと言いますと、これは現在、京都の妙満寺にあります。もちろん本物です。

どうして京都にあるかは、来月の東京国立劇場の文楽公演で、私が前解説でお話しさせていただきますので、ここではお預かりさせてもらいます(^^ゞ

この後、宝物殿で「道成寺縁起絵巻」を聞きました。昔はどこの山寺でもこういう縁起絵巻というのがあって皆さんに聞かせていたそうです。今は、この道成寺だけになってしまったそう。

住職さん曰く、これがなければ本当に普通の山寺でした・・・とのこと。しかし、この住職さん只者ではありません。話がうまい!!噺家か芸人かと思うくらいです。一緒に聞いていた団体のおば様達は大爆笑!!

最後は、仏の功徳について説かれるのですが、さすが関西の住職さん。オチがちゃんとついています。

安珍、清姫の一連の話の

オチはと言うと・・・。

 

”男女の仲をカネで解決しようと言うのが間違い”

 

おアトがよろしいようで(*^。^*)

 



keggm2005 at 18:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 文楽 

2009年04月19日

これが聖地だ。

873c1e85.JPG

仁王門をくぐる前に上るのが、この石段。

全部で62段あります。この石段こそ、能楽家や舞踊家、そして歌舞伎役者のお目当て。

『道成寺』ものの芸能を行う方は、必ず1度この62段の石段を踏みにやってきます。

それは、お能の『道成寺』でも、『京鹿子娘道成寺』でもある、鐘に見入るところで、乱拍子という足の運びをします。いわゆるこの狂言の位取りというもの。お能での足の運びなのですが、この乱拍子の時の歩き方の心得が、道成寺の62段の石段を歩いているのです。

安珍に恋焦がれた清姫。しかし安珍は修行の身。女人とまみえることはありません。そこで、熊野詣での帰りに寄ると話します。しかしいつまでたっても現れない安珍。清姫は安珍を求め、ひたすら追いかけてゆきます。追いついたものの安珍は人違いだと言い出す始末。

裏切られたと思った清姫。もの凄い形相となるのですが、安珍はお経を唱え清姫の目を見えなくしてしまい、その隙に逃げてゆきます。それでも清姫は追いかけてきます。その上半身は、まさに大蛇。ついに笈も捨てて逃げてゆく安珍。

日高川を渡るときに船守に追いかけてくる女を渡らせないようにと頼んだ安珍でしたが、清姫の姿は既に蛇体となっており日高川をその一念で渡ってしまいます。

そして道成寺に辿りついた安珍は、鐘の中に匿ってもらいます。道成寺に追いついた清姫は鐘の中にいる安珍もろとも焼き尽くしてしまうのです。

清姫はその後、入水して果てます。

なんだか、同じ女としてはせつない話です。

そして、後日談。

鐘がなくなった道成寺。二代目の鐘が完成します。そして鐘供養が行われる時、鐘を拝ませて欲しいと現れた白拍子の女性。これが『京鹿子娘道成寺』の設定。

白拍子花子、実は清姫の怨霊。乙女を蛇体にさせるほどのもの凄い情念。この階段を登れば、恨みの鐘がある。そんな想いなのでしょうか。

白拍子花子に想いを馳せながら私も62段、一歩一歩、踏みしめて登りました。

が、ちと ゼェゼェ・・・・。

今は宝仏殿の裏に大きな駐車場が出来ていて、そこから登れば、なだらかな傾斜となっています。観光客の方やご年配の方は皆さんその坂から登ってくるので、今はこの62段の石段から登る方は少ないようです。



keggm2005 at 08:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 歌舞伎 

2009年04月18日

いきなりかい!

1097161c.JPG

道成寺の入り口前には、

こんなお食事処が!

その名も「あんちん」 。ええですね。

いわゆるお芝居の「道成寺」ものの主人公の名前は”清姫”。この清姫が恋する修験者の名前が”安珍”(あんちん)です。

修験者の聖地、熊野へ向かう安珍。福島からやってきた見目麗しい安珍は、清次庄司の館に一夜の宿を乞います。その娘、清姫は安珍に一目惚れ。という展開。

娘の恋の炎は一気に点火!そして私の史跡巡り心にも点火!

さてさて、物語とともにどんな史跡が待ち受けているか。



keggm2005 at 10:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 文楽 

2009年04月17日

次は、女目線に。

14f9bd2f.JPG

いまだ「義経千本桜」の興奮冷めやらずですが、桜の季節のうちにぜひとも訪れたい!と思い、行ってきました。

道成寺へ。

5月東京の文楽公演で『日高川入相花王』の解説を担当することになったので、今のうちにと、取材も兼ねて和歌山県の日高郡日高町の道成寺まで。

始めは和歌山やし、同じ関西やねんから近いやろ〜と軽い気持ちでした。家もどちらかというと南大阪なので、和歌山は近いという感覚なんです。

が、

が、

遠かった・・・。朝もゆっくり家を出て向かったのですが、なんと2時間ぐらいかかりました。JRで御坊までは特急で行けるのですが、あと一駅、次の道成寺までの電車が45分に1本。。。

なんせなんでも無計画な私ですから、既に天王寺から特急スーパーくろしおに乗り込むのでさえ、大変。え!?特急料金いるの?みたいな(^_^;)

でもええんです。取材ですから。やっぱり物語の舞台となる地に行ってみたいんです。

結局、いいお天気だったので、一駅分だいたい2キロの距離を歩いていくことに。当日は汗ばむ陽気で、なんだか私の心もウキウキ。

いやいや、女の嫉妬の物語やのに・・・。本当にのどかなところで、テクテク歩いて道成寺の入り口に。道成寺の駅の近くの踏み切りからみた景色の画像です。

ええでしょ?

線路沿いを歩いたので、”1人スタンドバイミー”ですわ。



keggm2005 at 11:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 文楽 

2009年04月16日

考えられへん!

一昨日友人と、文楽劇場で「寿式三番叟」を観劇後、雨の京都へ。

いつもならスムーズにぶらり散策となるのに、春の京都はえらいことになってました。
修学旅行の学生たちに紛れながら、龍安寺の庭を散策。。。

次は四条で京をどりを堪能。

祇園辺りでお茶でも、と思いふと風呂敷屋さんを覗き、出てくると…



傘がない!


店の入り口にある傘立てに立てていた私の折り畳み傘がない!

忽然と消えた折り畳み傘。
お気に入りだった私の傘。
どうやら盗られてしまったようです。。

長い歴史をもつ上品な町でこんな目に合うなんて
(´Д`)

普段の服が黒い色が多いから折り畳み傘くらいは可愛く、と思いピンクにしたのが変に目立ってしまっていたのかも。。

あ〜、ぼんやりしている私。もっとしっかりしないと!!!!


eggm2005 at 10:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日常 

2009年04月13日

5日目でやっと・・・。

今月文楽劇場の、イヤホンガイドの「耳で観る文楽」というチラシで解説者の高木秀樹さんが、『義経千本桜』の四段目にちなみ、落語の「猫の忠信」について紹介してくれています。

そうそう!私も聞いたことがあります。一応、オチについても書いてくれているのですが、ちょっと前に聞いたので、私はすっかりオチを忘れてしまっていて、読んでも分からず仕舞い。。。

このあたり、自分のウェットの利かない頭に落ち込みます(>_<)

で、オチが聞きたい!ってことで、こちらのブログでよく書き込みをしてくださるレインさんからいただいた、お芝居を題材とした落語特集のMDを聞きなおしてみました。噺家は、桂米朝さんです。

米朝さんの落語を聴きながらいつも就寝していたのですが、マクラからすでによく出来ている!フムフム。と理解しながら、またニヤニヤしながら夜中に眠りにつくわけですが、毎日いつの間にか眠ってしまっていて、いつもオチが聴けず仕舞い。

毎日、聴き続けて やっと5日目でオチまで聴けました。文字ではいまひとつ分からなかった私でしたが、米朝師匠の味のある噺で納得。

「にゃう〜」って、ことなんですね。

にゃう=にやう=にあう=似合う

あ〜、これがスグ出てこない自分が情けない。頭ガチガチやわ。落語のオチをすぐ理解できる方は頭が柔軟で、ユーモアに長けている方だな〜と羨ましいです。

この頭のカタさ、なんとかせな(ーー;)



keggm2005 at 13:03|PermalinkComments(2)TrackBack(0) つれづれ 

2009年04月12日

書こう、書こうと思って・・・。

e992d03d.JPG

先日、行った大物浦の画像がそのままになってました。

早いもんで4月も12日たっていたなんて・・・。最近めちゃ暑いですよね。今日なんて大阪は真夏日じゃないかと思うくらい・・・。私半袖Tシャツ1枚でっせ。それでも暑い!

さてさて、3月に行った大物浦の取材について、1枚是非アップしたい画像がありました。

義経が兄頼朝に追われる身となり、九州に落ち延びることになった時、この大物浦から出立したそうです。そのとき義経たちが隠れていたという場所の石碑が大物主神社にあり、その画像を是非。

この石碑の隣は若草公園になっていて、ちょうど訪れた時期が春休みだったので、子供たちの遊ぶ声がこだましていました。

今は平和そのものの風景がひろがっていて、ゆったりとした時間が流れており、歴史という時の流れを感じました。



keggm2005 at 21:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 文楽