2009年05月

2009年05月26日

帰阪前に、文楽尽くし

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今回の東京出張でも、色んなところに行きました。

5月演舞場歌舞伎公演観劇に、蜷川さん演出の舞台観劇。ルーブル美術館展に、もちろん文楽観劇。

そして、江戸川橋〜池袋史跡巡りツアー!

色々行ってるのに、ブログにアップ出来ず。。。いつもこんなんですわ。

で、25日帰阪日には、早稲田大学の特別講座「文楽を知る」に行ってきました。

主に「吉田玉男さんの芸と心」というテーマで、ポーラ作成の玉男さんの映画まで上演され、内山美樹子教授のお話まで聞け、吉田玉女さんによる師匠の思い出話や人形レクチャーまで聞けて、なんと無料。

先着200名ということで、ホテルをチェックアウト後、すぐさま早稲田大学へ。初めて足を踏み入れました、早稲田ワンダーランド。広!

大隈重信すげぇよ。思わず大隈講堂、写しちゃいました。学生にジロジロと白い目で見られながら、完璧にオノボリさんでした。

さてさて、講演は無料ということもあり、すごい定員オーバー。私はかなり早くからスタンバっていたので、なんとかギリギリ講堂の座席に座ることができたのですが、通路や立ち見として入れてもまだまだ溢れていました。仕方なく別室のロビーみたいなところで、大画面を通して見た方もたくさんいらっしゃったようです。

東京の文楽人気、そして、吉田玉男さんの人気、凄いです。もっと広い講堂でしたらよかったんじゃないかな〜と思いつつ。

内容は本当に充実したものでした。内山先生の知識とともに玉男師匠が生きた時代の文楽の偉人たちについてお話していただきました。内山先生ご自身も話していて段々とヒートアップ。分かります。分かります。玉男師匠の名舞台、数え上げたらきりがありません。

そして、なにより脂の乗り切った玉男さん61歳の時に撮影したというポーラ制作の映画「文楽に生きる 吉田玉男」の上演。

玉男さんの気さくな性格とサービス精神旺盛な人柄。そして何より真摯に芸と向き合う姿勢が素晴らしい。何度泣きそうになったことか。

玉男さんの言葉がズキンときました。

『人間は1人では生きられない。いろいろな人に支えられ、そして自分の選んだ道を大切にして辛抱強くコツコツとやっていけば、きっと腹の底から仕事の楽しさを味わう事が出来るようになる』

人生というものを人形遣いに例えているようです。

○文楽人形は三人の人形を一体で遣う。【一人では生きられない】

○長い長い修行をひたすら続けてゆく【自分の選んだ道を辛抱強くコツコツ】

○いつの日か、”芸”を身につけ、名人と言われるようになる【腹の底から仕事の楽しさを味わう】

人形遣いの生き様は人間の人生そのものなんだと。

そんな玉男さんの一番弟子の玉女さんのお話が、胸キュンでした。玉女さんが遣っている人形の胴の部分は、玉男さんが遣っていたやつをいただいて遣っているそうです。

玉女さん曰く「師匠のやつは一番やりよいんですよね。特に人形の肩のラインの柔らかさ」

あ〜、芸ってこうして引き継がれていくものなんですね。

 



keggm2005 at 22:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 文楽 

2009年05月21日

河原久雄さん写真展

先ほどアップした記事では、写真展の情報が小さかったので、

あらためてリンク先を記しておきます。

http://www.lares.dti.ne.jp/~bunraku/news/ginzaKoten_200905_exhib_leaflet.html

ぜひ、みなさん足をお運び下さい。



keggm2005 at 23:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 文楽 

何から話せばいいか。

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うお〜〜〜!!!

私は今、燃えている。大いに燃えている。

刺激受けまくりです。ちっぽけな私ですが、大好きな文楽のために何かをしていきたい!うまく表現できないですが、イヤホンの解説で文楽の素晴らしさを伝えたい。

え〜っと始めからいきなり熱く語ってしまいましたが、しばらくブログご無沙汰いたしまして、すみません。もうね〜、話したいこといっぱいあり過ぎ。しかし、こうやってPCに向かう時間がない!というのが現状です。

まぁ、東京出張中は例の不規則生活のダラダラなもんで(^_^;)

お休みだったので、銀座で本日から開催している河原久雄さんの文楽写真展にいってきました。銀座の一穂堂サロンというところで文楽写真集出版記念の写真展です。

河原さんは国立劇場のプログラムの表紙の写真を担当している方で、文楽人形を題材に河原さんの世界勘を展開させて、素敵な人形の一面を引き出してくれています。

ちょうど、今日が初日ということもあり、訪れたら文雀師匠がいらっしゃっていました。帰りしなには、簑助師匠ご夫婦もお見えになっていました。

河原さんと文楽人形のカシラについてたくさんお話させていただき、とても貴重な時間を素敵な空間で送ることが出来ました。パイプを燻らしながら、文楽への熱い想いをお伺いできて、さらに奥の深さを感じた次第です。

あくまでも文楽が主役であって、写真はその文楽の素晴らしさを伝える手段。とのこと。

一時期は自分の世界勘を自負し、行過ぎた写真を撮っていたこともあった、とお話されるあたり、その飾らない性格が垣間見えます。そんな時、橋本治さんより、そのままの舞台の写真が素晴らしいのだから、そんな小細工は必要ないと言われ、目が覚めたと言うのです。

また、故吉田玉男さんのご贔屓で、たくさんの舞台や芸事に携わっていられる、とても素敵なお方も紹介していただき、刺激を受けました。

芸の分かる観客、芸を追究し、修行し続ける技芸員、技に妥協しない職人。そして、舞台に関わるスタッフの一丸性。こういったところから”文楽”の舞台は出来ているんだな〜と・・・。そんな”文楽”を世に広めてゆくアーティストがいて、どんどん”BUNRAKU”の輪が広がっていくんだって思います!

私も、そんな中の一人になれたらいいな〜と思います。そのためには日々努力。

頑張ります!(^^)!



keggm2005 at 22:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 文楽 

2009年05月07日

巻かれちゃてます

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昨日より、東京来てます!

今日は文楽の第1部の稽古でした。私が担当する「日高川入相花王」の稽古もありました。

いつも思うんですが、稽古で解説の試し出しを聞くと、どうも自分の解説が舞台とマッチしていないように思うんですよね〜。なんというか、違和感というか・・・。一言で言うと、様になっていない。。。。

問題やろ(-_-)

そして、やっぱり解説の方向性を変えたほうがいいのではないかとか思ったりして、ぐるぐる頭抱えてます。

正直、私が巻かれてます

こういう時は、先月訪れた取材の遠足、道成寺のことを思い出して、と。

ってなことで、今月前説でも話させていただいてます、道成寺のすぐ近くにある蛇塚(じゃづか)の写真でも。

担当してくれるオペレーターさんもつい先日道成寺に行ってきたということだったので、国立からの帰り、道成寺話で盛り上がりました。縁起絵巻を聞かせてくれることを知らなかったみたいで、面白かったよ〜と、もちろんオチつきでお話しました。

なかなか急に行っても、聞かせてもらえないだろうと思われるのですが、これが予約もなしに、いきなり行って聞かせてもらえるので、ぜひぜひ、皆さん道成寺へお越しの際は聞いて下さい。

そして、ちょっと分かりづらいですが、蛇塚にも足を運んで下さい。お寺の方に聞けば地図がもらえますよ(^。^)



keggm2005 at 22:56|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 文楽