2010年05月10日

VAC療法

VAC療法とは、Vacuum Assisted Closure Therapyのことで、
日本語では持続陰圧療法だとか、陰圧閉鎖療法だとか、持続陰圧吸引方法だとか言われている。

創部をドレッシング剤などで閉鎖しつつ、細い管を入れて陰圧をかけることで、
内部の余計な浸出液や感染物質などを持続的に取り除き、
他方で傷の治癒に必要な湿潤環境を維持し、
難治性の創傷の治療を促進させるというものだ。

施設によって異なるだろうが、
壁掛けの吸引器や、その他の特殊な吸引器具を用いたり、J-VACなど自己膨張型の陰圧バッグを用いることもある。

今まで日本には、専用の陰圧機器はなかったが、
この度、米医療機器メーカーのキネティック・コンセプツ・インクの日本法人ケーシーアイが、
V.A.C.ATS��遽�圧維持管理装置という機器を
大規模病院向けにレンタルし始めたのだそうだ。

http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2010042205895h1

様々な治療モードが選べる他、
専用のドレッシング剤で創傷治癒を助けたり、
活性炭を用いた排液の防臭効果もあるようだ。

医療者向け→http://www.kcij.com/

日本で今現在行われているVAC療法と、米国製の機器を用いたVAC療法、どちらが有効で、また便利だろうか。
今後の使用後感が知りたいものだ。


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eggplantnurse at 10:00│Comments(6)TrackBack(0)最新医療ニュース 

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この記事へのコメント

1. Posted by とうびょうアニキ   2010年05月10日 21:46
閉鎖陰圧療法、やったことあります。茨城県の某大学病院で。

ベッドサイドに備えつけの吸引装置でやっていたので身動きがとれませんでした。

創部にハイドロサイトを敷き、その上にチューブを載せ、フィルムで覆って陰圧をかけてました。

創部が大きかったせいもあって素材とか機能というよりは陰圧を作り上げることに苦労したのを覚えています。

新しい装置、見てみたいです!

※現在はラップ療法を行っています。
2. Posted by みやび   2010年05月11日 19:04
とうびょうアニキさん
コメントありがとうございます

うちの病院は壁掛けではなくて箱みたいな形をした吸引器なのですが、
重いので持ち歩くには点滴棒に括りつけたりしています。
完全に密閉しないと陰圧が作れないのが難点ですよネ、、。
3. Posted by ももんが   2010年05月11日 21:23
4 お久しぶりです。
中々コメント出来なくて申し訳ありませんでした。
でも毎回ブログは拝見しています。
勉強になることばかりでいつもありがとうございます。
今回の治療方法は頭の手術跡とかには有効なんでしょうか?
ケロイド気味の為かバッコクしてから傷の治りが遅く、その後皮膚科に聞いたら頭の傷はテンションがかかっているので他より直りが遅い様な事をお聞きしました。
私もこれで早く直ったらもう少し早く退院できたのかも?
これからもよろしくお願いします。
以上
4. Posted by みやび   2010年05月12日 19:03
ももんがさん
コメントありがとうございます

VAC療法はどこの傷でも大丈夫だと思うのですが、
頭は頭皮があるのと、丸い形をしているので、場合によっては密閉できず、難しいかもしれません。
VAC療法は、傷にバイキンが入ってしまってなかなか治らないような場合や、もともと皮膚の治りにくい人など、比較的傷が大きくてパックリ開いた感じの人に使うように思います。
ももんがさんの傷の状態はわかりませんが、抜鈎してから少し液体が染み出る程度なら、VAC療法するほどでなかったかもしれません。
専門科の先生に聞いてみないとわかりません。すみません

こちらこそ宜しくお願いします。
5. Posted by りらっくま   2011年12月19日 06:07
私も術後ずーっとつけています。
先生が点滴棒につけて移動OKにしてくれました。でも珍しいみたいで、「それ何?」とよく聞かれます。
切除した部分の感染防止にはばっちり!私は二週間たちましたが、圧がかかるときの痛みに慣れるまでがたいへんかな?
6. Posted by みやび   2011年12月19日 08:54
りらっくまさん
コメントありがとうございます

痛いものなんですね。
それは初めて知りました!
痛み止めを適切に使えるように、気をつけて行きたいと思います

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