【消費者事故調査委員会】家庭用ヒートポンプ給湯機(エコキュート)から生じる運転音・振動により不眠等の健康症状が発生したとの申出事案
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【消費者事故調査委員会】家庭用ヒートポンプ給湯機から生じる運転音・振動により不眠等の健康症状が発生したとの申出事案
http://www.caa.go.jp/csic/action/pdf/2_iken.pdf
被害はあるのだが、未だ低周波音の健康被害に関する知見に乏しいとされており、「健康症状発生のリスクをできるだけ低減するとともに、より根本的な再発防止策の検討と発症時の対応の改善を進める」事に重点が置かれています。
(1)リスク低減のための対策
1.経済産業省は、住宅の設計・施工時における騒音等防止を考えた家庭用ヒートポンプ給湯機の据付けガイドブックの活用を促すため、住宅事業者や設置事業者へ据付けガイドブックの説明及び普及を促進し、適切な時期にその効果の確認を行うよう、一般社団法人日本冷凍空調工業会を指導すること。
2.経済産業省は、設置状況によってはヒートポンプ給湯機の運転音に起因した健康症状を訴える者が生じる可能性があることを、製品カタログに記載する等により、消費者に伝わるよう、製造事業者を指導すること。
3.経済産業省は、低周波音が健康症状を発生させる可能性があることに鑑み、ヒートポンプ給湯機の運転音に含まれる低周波音の更なる低減等に向けて、製品開発を行う際に配慮するとともに、低周波音の表示の在り方について検討を行うよう、製造事業者を促すこと。
4.環境省は、低周波音の人体への影響について、一層の解明に向けた研究を促進すること。
【補足】
1.「家庭用ヒートポンプ給湯機の据付けガイドブック」
http://www.jraia.or.jp/download/e-book/Set_Gb/index.html
→強制力がないせいか、あるのに全然活用されていませんよね。
我が家の周りの新築の家屋でもこのガイドブックに反した設置のエコキュートが少なくないです。
しかし、実際の所このガイドブックに準じたエコキュートの設置でも、隣家居室内で低周波音が測定され、低周波音による被害が起き、訴訟にまで至っている事例もあります。
2.ここで気になることが、正しくは「運転音」じゃないんですよね。この表記だと防音壁を設置すれば大丈夫だと勘違いされそうですが…低周波音は可聴音の周波数を下回っていたりもするので、音ではなく「空気の振動」であると考えた方がいいと思います。そして低周波音を遮断させるには、面重量があり、高さもある壁(例えば被害者宅よりも高く厚いコンクリート壁)でないと意味がありません。
実際に低周波音被害を訴える方の多くは、音ではなく症状で機器の稼働を感知したりしています。
3. ここでやっと「低周波音」という文言が使われていますね。そもそもエコキュートメーカーの中には「うちの製品からは低周波音は出ていない」と主張される企業もありますので、まずは自社あるいは第三者機関での正しい低周波音測定ですよね。
エコキュートの場合、運転モードによって低周波音にムラというか波があるようですので、色々な場合をしっかり測定してほしいですね。
4.そもそも日本には低周波音に規制値がありません。参照値という「目安」になっている数値はありますが、地方自治体等においては被害を起こしている低周波音が参照値に満たない場合「規制値」のような扱いをされ、被害者の切り捨てに活用され、参照値を上回っていても「規制値ではないから」とまた被害者が切り捨てられています。低周波音被害が公害等調整員会の未解決・棄却事案を占めているのも納得です。
なのでやはり根本的な解決を目指すのであれば、環境省による法規制ですよね。
これに関しては、現在「低周波音規制・国家賠償訴訟」という裁判が行われていました。
◆参照値を糾弾する低周波音規制・国家賠償訴訟を提起します ~全国のまだ「切り捨てられていない」低周波音被害者に送るメッセージ~
http://isakakazuhiro-lawoffice.jp/blog/archives/2012/07/post-12.html
この訴訟は残念ながら棄却されてしまったそうです…。
今回の事故調の調査報告書は、低周波音に関する裁判にも有効に影響していきそうなので、これからの判決に期待していきたいです。
5.経済産業省は製造事業者に対して、ヒートポンプ給湯機から生じる運転音・振動によって健康症状が生じたとする個々の事案に対応して、製造事業者が健康症状の軽減に向けたヒートポンプ給湯機に関する具体的な対策を検討し提案するとともに、その履行がなされるように取り計らうなど丁寧な対応に努めるよう、指導すること。
6.消費者庁は、ヒートポンプ給湯機から生じる運転音・振動によって健康症状が生じたとの苦情相談への対応方法を地方公共団体に周知すること。
8.公害等調整委員会は、紛争となった場合の地方公共団体における適切な公害苦情対応について検討を行い、地方公共団体に対して指導、助言を行うこと。
【補足】
7.環境省は「参照値を規制値のように扱ってはいけない」という文章を過去に出してはいますが、
低周波音問題対応の手引き書における参照値の取扱について
http://www.env.go.jp/air/teishuha/tebiki/attach/sansyouchi.pdf
実際のところこれは地方自治体に周知はされておらず、政令指定都市や都道府県レベルでも「参照値以下」なので「問題ない」と扱われることが常だったと思います。参照値以下であっても被害は起きているのだから、「対応」がなされるべきは当たり前の事でした。
ちなみに、高崎エコキュート訴訟においてもエコキュートの低周波音は参照値以下でしたが、「メーカー負担によるエコキュートの撤去及び電気温水器への交換」が実現しています。
エコキュート低周波音による健康被害事件、民事訴訟で和解成立の朗報
http://isakakazuhiro-lawoffice.jp/blog/archives/2013/12/post-15.html
高崎エコキュート訴訟の低周波音数値
http://j.gmobb.jp/lowfrequencysound/ekokyutomin_shi_su_song/ge_zhong_wen_zhangmeru/entori/2012/10/9_H21.6.16_ce_ding_jie_guogao_qi_shi_huan_jing_bu_huan_jing_zheng_ce_ke.html
エコキュートの低周波音被害自体に対する認知度も実際には低いと思うので、もしかしたら世間的には 「画期的」な事故報告書かもしれませんが、被害者からしたら内容は本当に当たり前の結論が出たな、という感じです。
この報告書の内容がしっかりと守られ、発展していけるように。
また、今回は「エコキュート」という騒音源のみが取り上げられた報告書ではありますが、エネファーム、エコウィルという給湯器による低周波音被害も確かに存在し、エコキュート同様に消費者事故調への調査申請が行われています。同じ騒音源として、今後エコキュート以外の他の騒音源に対しても、この報告書の中にある対策が行われていく事を望んでいます。
一被害者(元ではありますが)として見守り、何か自分が出来る事をしっかりとして行けたらと思います。
今低周波音の被害に苦しむ皆さん、この報告書をしっかりと携え、頑張っていきましょう。「当たり前の日常」を取り戻しましょう。
それは取り戻せるはずで、取り戻せるべきだと、この報告書は示してくれていますから。
【このニュースに関連した報道】
http://www.asahi.com/articles/ASGDL7362GDLUTIL04K.html (朝日新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141219-OYT1T50096.html(読売新聞)
http://getnews.jp/archives/733325 (ガジェット通信・時事通信社)
http://mainichi.jp/select/news/20141220k0000m040052000c.html (毎日新聞)
http://irorio.jp/agatasei/20141220/189435/ (IRORIO)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141219/k10014130901000.html (NHK)
【補足】
1.「家庭用ヒートポンプ給湯機の据付けガイドブック」
http://www.jraia.or.jp/download/e-book/Set_Gb/index.html
→強制力がないせいか、あるのに全然活用されていませんよね。
我が家の周りの新築の家屋でもこのガイドブックに反した設置のエコキュートが少なくないです。
しかし、実際の所このガイドブックに準じたエコキュートの設置でも、隣家居室内で低周波音が測定され、低周波音による被害が起き、訴訟にまで至っている事例もあります。
2.ここで気になることが、正しくは「運転音」じゃないんですよね。この表記だと防音壁を設置すれば大丈夫だと勘違いされそうですが…低周波音は可聴音の周波数を下回っていたりもするので、音ではなく「空気の振動」であると考えた方がいいと思います。そして低周波音を遮断させるには、面重量があり、高さもある壁(例えば被害者宅よりも高く厚いコンクリート壁)でないと意味がありません。
実際に低周波音被害を訴える方の多くは、音ではなく症状で機器の稼働を感知したりしています。
3. ここでやっと「低周波音」という文言が使われていますね。そもそもエコキュートメーカーの中には「うちの製品からは低周波音は出ていない」と主張される企業もありますので、まずは自社あるいは第三者機関での正しい低周波音測定ですよね。
エコキュートの場合、運転モードによって低周波音にムラというか波があるようですので、色々な場合をしっかり測定してほしいですね。
4.そもそも日本には低周波音に規制値がありません。参照値という「目安」になっている数値はありますが、地方自治体等においては被害を起こしている低周波音が参照値に満たない場合「規制値」のような扱いをされ、被害者の切り捨てに活用され、参照値を上回っていても「規制値ではないから」とまた被害者が切り捨てられています。低周波音被害が公害等調整員会の未解決・棄却事案を占めているのも納得です。
なのでやはり根本的な解決を目指すのであれば、環境省による法規制ですよね。
これに関しては、現在「低周波音規制・国家賠償訴訟」という裁判が行われていました。
◆参照値を糾弾する低周波音規制・国家賠償訴訟を提起します ~全国のまだ「切り捨てられていない」低周波音被害者に送るメッセージ~
http://isakakazuhiro-lawoffice.jp/blog/archives/2012/07/post-12.html
この訴訟は残念ながら棄却されてしまったそうです…。
今回の事故調の調査報告書は、低周波音に関する裁判にも有効に影響していきそうなので、これからの判決に期待していきたいです。
(2)健康症状の発生時の対応
5.経済産業省は製造事業者に対して、ヒートポンプ給湯機から生じる運転音・振動によって健康症状が生じたとする個々の事案に対応して、製造事業者が健康症状の軽減に向けたヒートポンプ給湯機に関する具体的な対策を検討し提案するとともに、その履行がなされるように取り計らうなど丁寧な対応に努めるよう、指導すること。
6.消費者庁は、ヒートポンプ給湯機から生じる運転音・振動によって健康症状が生じたとの苦情相談への対応方法を地方公共団体に周知すること。
7.環境省は、現場での音の測定値が参照値以下であっても慎重な判断を要する場合があることを、一層明確に周知すること。
8.公害等調整委員会は、紛争となった場合の地方公共団体における適切な公害苦情対応について検討を行い、地方公共団体に対して指導、助言を行うこと。
【補足】
7.環境省は「参照値を規制値のように扱ってはいけない」という文章を過去に出してはいますが、
低周波音問題対応の手引き書における参照値の取扱について
http://www.env.go.jp/air/teishuha/tebiki/attach/sansyouchi.pdf
実際のところこれは地方自治体に周知はされておらず、政令指定都市や都道府県レベルでも「参照値以下」なので「問題ない」と扱われることが常だったと思います。参照値以下であっても被害は起きているのだから、「対応」がなされるべきは当たり前の事でした。
ちなみに、高崎エコキュート訴訟においてもエコキュートの低周波音は参照値以下でしたが、「メーカー負担によるエコキュートの撤去及び電気温水器への交換」が実現しています。
エコキュート低周波音による健康被害事件、民事訴訟で和解成立の朗報
http://isakakazuhiro-lawoffice.jp/blog/archives/2013/12/post-15.html
高崎エコキュート訴訟の低周波音数値
http://j.gmobb.jp/lowfrequencysound/ekokyutomin_shi_su_song/ge_zhong_wen_zhangmeru/entori/2012/10/9_H21.6.16_ce_ding_jie_guogao_qi_shi_huan_jing_bu_huan_jing_zheng_ce_ke.html
エコキュートの低周波音被害自体に対する認知度も実際には低いと思うので、もしかしたら世間的には 「画期的」な事故報告書かもしれませんが、被害者からしたら内容は本当に当たり前の結論が出たな、という感じです。
この報告書の内容がしっかりと守られ、発展していけるように。
また、今回は「エコキュート」という騒音源のみが取り上げられた報告書ではありますが、エネファーム、エコウィルという給湯器による低周波音被害も確かに存在し、エコキュート同様に消費者事故調への調査申請が行われています。同じ騒音源として、今後エコキュート以外の他の騒音源に対しても、この報告書の中にある対策が行われていく事を望んでいます。
一被害者(元ではありますが)として見守り、何か自分が出来る事をしっかりとして行けたらと思います。
今低周波音の被害に苦しむ皆さん、この報告書をしっかりと携え、頑張っていきましょう。「当たり前の日常」を取り戻しましょう。
それは取り戻せるはずで、取り戻せるべきだと、この報告書は示してくれていますから。
【このニュースに関連した報道】
http://www.asahi.com/articles/ASGDL7362GDLUTIL04K.html (朝日新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141219-OYT1T50096.html(読売新聞)
http://getnews.jp/archives/733325 (ガジェット通信・時事通信社)
http://mainichi.jp/select/news/20141220k0000m040052000c.html (毎日新聞)
http://irorio.jp/agatasei/20141220/189435/ (IRORIO)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141219/k10014130901000.html (NHK)
コメント
コメント一覧 (29)
なってみないと分かりませんが、かなりの公害です。
国も、研究して被害者が増え、医療費も増え 事件も増える事、熟知して下さい!とにかく、早急に!
被害に遭われているエコ給湯器の種類は何でしょうか?
エコ給湯器は稼動が長時間だから本当に辛いですよね。
この事故調の報告書を持って、地方自治体も低周波音被害に対応しなくてはいけない状況になったと思います。
是非被害に遭われている給湯器の低周波音を自治体に測定してもらい、音源の特定までしてもらい、給湯器・ハウスメーカーに対応を求めてください。
エコキュート、エコウィル、エコジョーズは自治体による低周波音測定値が存在しています。
エネファームは個人による測定値がありますが、自治体による測定値をまだ把握できていません。
もし被害に遭われている給湯器がエネファームであり、自治体の低周波音測定値が出たら、是非お教えいただきたいです。
エネファーム、エコウィルは複数の低周波音被害者により事故調に調査申請がなされています。
お辛い日々での解決への活動、本当に大変だと思いますが、何かお力になれることがあったら仰って下さい。
(メールアドレスを入れていただきましたが、個人情報ですので削除させていただきました。何かありましたら左メニュー部よりメッセージを下さい。)
感じる人、感じ無い人
いわゆる、アレルギーです!!
国も、直ちにエコキュート(夜間温水器)止めさせなければ、日本も末です。
色々、相談しました。たらい回しで元に戻る電話番号教えられ… ここより、その近隣の家へ言え…と! で
市役所にたどり着いたら 正月休みです。
電気店 いくつか聞きました。そんな事、初耳です…と皆さん言い 売るだけの知識しか無いようです。
この、被害者はまだまだ増えます!!絶対に…
市役所の対応も、まちまちのようで期待は薄いですが、正月休み明けに交渉するつもりです。
本当に、日本が危ないです!!
すみませんm(_ _)m とにかく、精神状態がおかしく…パナソニックの夜中ワンワンなる 温水器です。
低周波音障害は心身きついですよね。
私も最中は睡眠障害に陥り、ストレス性の疾患をはじめ心身やられました…。
パナソニックなら、この事故調のエコキュートの低周波音調査の調査対象メーカーのひとつになっていたような気もします。(どうだったでしょうか?)
「エコキュート」とひとくくりに言っても、パロマから東芝、パナソニック、三菱、長府…色々なメーカーから販売されており、被害者団体の調査の範囲内の見解ですが、被害がおきやすいようで被害者の多い機器と、そうでない機器があるようです。
ちなみにパナソニックは、高崎エコキュート訴訟後にリリースしたエコキュートの製品パンフにおいては、「隣家の寝室を避ける(P59)」「騒音においては、環境基本法第16条と各自治体の条例等に基づき設置してください(P60)」なんて記述が追記されています。
http://panasonic.jp/catalog/ctlg/eco/eco.pdf
このパンフレットだけを見ても、そのたらいまわしで解決に至らない対応はおかしく、またこの消費者事故調査委員会の調査報告書では、「経済産業省」が「メーカー」が設置を行うよう指導する事、製品に注意を明記し、消費者に注意喚起すること等が記されています。
miyu様がメーカーに問い合わせをされた時期がわかりかねますが、2014年12月19日以降、メーカーはもう逃げられない状況になりました。
低周波音被害の解決をすべきは「設置者」ではないので設置者に言ってもしょうがなく、メーカー自身です。
まだコールセンターなど"末端"には言っていないのかもしれませんね。
・消費者センターへの被害報告
・消費者安全調査委員会への調査申請(…結果は出てしまいましたが、正式な被害としての報告になるかなと)
・地方自治体への低周波音測定依頼(これまた地方自治体も逃げられない状況になりましたから)
メーカーへの直接的な対応願いも大事ですが、決定的な解決手順としては、まずなるべく地方自治体での低周波音測定を成功させ、音源特定までしていただき、そのデータ・数値でもってパナソニックへ対応依頼をしてみてください。
「地方自治体での測定データ」には、独り歩きしてしまうほどの力があります。
あと、電話ですと末端のコールセンターの方がその場で対応するだけ、また履歴がこちら側には残らないため、メールでの問い合わせの方がいいかもしれません。
あと、今までは低周波音被害者が切り捨てられるだけの組織であった「公害等調整委員会」ですが、これもまた事故調の報告書にて「低周波音被害にきちんと対処すべき」と指導されています。
2014/12/19以前は全然使えない組織でしたが、もしかしたら今後は役に立つかもしれません。
今miyu様が遭われているのは製品の欠陥に起因する外因性障害・製品事故であり、れっきとした公害被害です。
当たり前の日常を取り戻すべく、取り組んでください。
また、この低周波音被害の為のNPO法人があります。
私も本当にお世話になり、お陰様で解決が出来、今はお手伝いなどもさせていただいています。
低周波音被害は専門的な知識も必要だったりで一人で対企業で戦うのは大変です。
もしご興味がありましたら、サイトを覗いてみてください。
http://nolfn.jimdo.com/
食欲もなく、更年期かと思い貰った安定剤を度々飲んで この手も震え気味です。正月休みで まだ取り合ってくれませんね…神戸へ行きたいけど…しんどくて
一つずつ やってみます。有り難うごさいます。
低周波音被害は同じ状況下にあっても全員が被害者にならなかったりで、一人で戦っていると精神的に辛いですよね(^^;)
ここでよろしければ是非吐き出して行ってくださいね。
私の場合、家の中でも低周波音のきつい所、そうではないところがありました。
我が家の住んでいる地方自治体の環境関係局の職員は低周波音の"修行"もされた専門知識をお持ちの方ばかりだったのですが、その方々曰く、敷地図、騒音源の書いてある図面を見ると、「低周波音がどこがキツイか」わかるそうです。水面に広がる波紋を見るような感じでしょうか。
低周波音は「波」のように広がっているようす。
そして、共振などが起きてしまった箇所で、被害が起きている感じです。
低周波音被害者団体の方々とも情報交換をしてお聞きもしたのですが、2階建ての戸建ての場合、低周波音がきついのはたいてい一階より二階で、騒音源の近くより遠くがキツい場合が多いようです。これは被害者宅の住宅の構造や、周辺の建物の配置、騒音源の位置、周波数など様々な要因も影響するようですが。
心身大変な中で、しかもエコキュートの稼働時間である深夜に低周波音がマシな所を探すのもまた辛い作業となると思いますが、一階でも探してみたり、意外と耳栓をすれば至近の部屋が楽だったり、とにかくどこか睡眠時間を確保できる場所を見つけられますように。
エコキュートの場合、低周波音だけではなく振動による不快感もあるという声が多く挙がっているようです。
先にご紹介したNPO団体では、私も神戸には行けていませんが、ネット経由で諸先輩方に色々助けていただいて、今があります。神戸までいけなくても大丈夫ですよ。企業交渉されている方、事故調申請・調査協力者、裁判を起こされている方、調停を起こされている方、色々いらっしゃいます。
とにかく、お正月休みが終わったら是非色々アクション起こされてみてくださいね。
そして、よろしければパナソニックエコキュートの低周波音被害の情報を共有させてください。
【NPO法人STOP!低周波音被害】低周波音被害について アンケート ver.4
http://enq-maker.com/6qRgVgp
なかなか、安定剤もくれず友人紹介の医院へこの13日更年期のせいだろうと、薬くれましたが 違います!! ここにたどり着いた事が、幸いですので 今後共宜しくお願いします!!
涙涙…です!!
夫も分からないようで、お天気だけ
私の気持ち、察してくれました。
勿論、あなた様も!
今夜は、寝る事出来るかな?!
引っ越したいというお気持ちわかります。低周波音はモグラなどの害獣を駆逐する機器にも使用されているほど。辛いですよね…。
NPOに連絡をいただけたようで、ひとまずは一人で戦うのはやめましょう。
諸先輩方のアドバイスをいただいたり、戦略を練ったり。会員全員で情報を探したり、補い合ったりしながら、休まるおうちを取り戻しましょう。当たり前の権利です。
事故調の調査報告書には自治体やメーカーが低周波音被害に対応すべき「根拠」が記されましたから、あとはそれが実現していくか、厳しい目をもって見守り、行動していきましょう。
>曲がって覆う感じの強力かつ波を跳ね返す反射板であの低周波を 家主にに返す事出来ないものですか!?
例えば、大規模なトンネル工事などでの発破による低周波音被害を防ぐために、アクティブノイズコントロールという技術を使っています。波動で波動を制すようなイメージでしょうか。
http://www.kajima.co.jp/news/press/201209/4e1-j.htm
これを個人宅で導入するのはコスト等を考えると非現実的ですが、このような技術があり、製品が利用されている事自体、低周波音被害は存在し、莫大なコストをかけても防止すべき被害内容なのですよね。
こうした発破などの止めざるを得ない事例を除き、低周波音を装置など外部から対処することは大変技術的に難しいので、騒音源を対処するのが一般的・現実的だそうです。
直接 連絡NGですか?
パナソニックの問い合わせは電話で行いましたでしょうか?
消費者事故調査委員会のエコキュート低周波音被害の調査報告書の内容に反したものですので、きっと”末端"の方の「古いマニュアル」通りの対応でしょう。
是非メールにて、本社としての回答をいただきましょう。
問い合わせ文章は後で考え、ブログ記事にしようと思います。
>騒音被害者様
24時間空調の低周波音被害という事は、一条工務店の空調被害の方でしょうか?(違ったら申し訳ありません)
24時間継続する音源ですので、大変辛いと思います。またプラスエコキュートとの事。
エコキュートに関しては事故調も報告書をまとめましたし、対応は時間の問題かなと思いたいのですが、空調に関しては事故調や消費者センターに「低周波音障害を起こし得る低周波音源である」事実を知らせる必要があると思います。
miyu様はNPOの方へ連絡をいただけたとの事、NPOの方からもmiyu様とコンタクトが取れたとの連絡をいただけました。
「騒音被害者」様はNPOにはコンタクトを取られたことはおありでしょうか?
会員になるならないは別として、もしよろしければ被害の現状をお教えください。
NPO法人として、何かお役にたてる事を探すのと同時に、根本的な問題の解決の為にも是非事例を活用させていただきたいと思います。
NPO法人 STOP!低周波音被害
http://nolfn.jimdo.com/
【NPO法人STOP!低周波音被害】低周波音被害について アンケート ver.4
http://enq-maker.com/6qRgVgp
miyu様から頂いた情報をもとに、私個人としてもパナソニック株式会社に対してメールにて問い合わせを行いました。
記事にもしました↓
http://blog.livedoor.jp/egowill/archives/42773280.html
大変お辛い被害の渦中にいらっしゃるmiyu様に、私には何が出来るだろうと悩む中で、少しでもお役にたてることを探しています。
一個人としてはこのような個人的なアクションをするほかないのですが、しかしNPOという公的に認められた被害者団体では、もっと何か大きなことが出来るかもしれません。
(もしかしたら私個人としてではなく、NPOとして対企業で問い合わせをした方がインパクトはあったと思います)
是非コンタクトを頂けたNPO法人STOP!低周波音をご活用され、一日も早く当たり前の日常を取り戻していただきたいと思います。
>騒音被害者様
何か出来る事がありましたら、私も出来る範囲で動きたいと思います。
お二人とも、負けないで!
すぐにコメント返せなくてすみません、体調はどうですか?連絡OKなのですが、WEB上ではお互いに難しいかと思います。何かよい方法があればと思いますが。
私は今、たいていの被害者が一度は辿る道をひた走っているところです。紆余曲折しながら早期解決に向けて話し合いを進めています。うまく事が運び1つの成功事例として報告ができればと願っております。
私の場合、これまでいろいろな関係者と接しているうち人間不信になってしまいました。被害者関係団体にすら不信感を持ってしまいます。私は、まだ被害者個人間での交流を持ったことはありませんが、残念なことに被害者同士が連絡を取り合える仕組みはどこにもないんですよね。被害者関係団体は、いくつかあるようですが、会の行事に参加する機会を捉えないと、被害者同士が交流を持つのは難しいようですね。孤独です。
>egowill様
ありがとうございます。
製造販売元はデンソーです。
私は、全国の被害者が一致団結することを望んでいます。
「たいていの被害者が一度は辿る道」、ありますよね。
NPOでも、既に解決をされた先輩の被害者様が冗談で「低周波音被害解決すごろくが出来そうですね」と仰っていました。
辿る道や、起こるトラブル、相手の出方、たいてい「あるある」ですよね。。残念なことでもありますが。
低周波音被害者団体は私も必死にネットで調べて探しましたが、恐らく「騒音被害者」様と同じ思いを抱き結果どこにも入らずコンタクトも取らず、このブログを通じて知り合えた先輩被害者の方々に元気やお知恵をいただきながら前に進むことが出来て、今に至ります。
そして、今はその先輩被害者の方々がNPO法人STOP!低周波音被害を設立してくださったので、私はそこに所属しています。
「被害者団体」って、たとえNPOであっても入会金が必要だったり、敷居は高いかもしれませんね。個人の解決だけではなく、問題の根本的な解決を目指すのであれば、点在する被害者が一致団結し、社会や国、企業に働きかけていく事は必須だとは思うのですが、今までその受入れ口がなかった気がします。NPO法人STOP!低周波音被害は、そのためのNPOです。
NPO法人STOP!低周波音被害でも、会員制ではないオープンな掲示板の開設など、騒音被害者様のような会員になる以前の方も気軽に救われる仕組みを、NPOの理事を中心に考えていますので、少々お待ちください。
それまでの間、NPOに入る前のワンクッションとして、私のブログを活用されても結構です。
私は先輩被害者の皆様から頂いたお知恵をもとに、自分が解決できた事例を他の被害者の方にも共有していただきたく、また自分がかつて出口の見えない闇の中で一人で被害と戦っていた時期があり、心身大変辛く、他の被害者の方にはもうそのような思いはしてほしくないと思い、このブログを運営していますので、コメント欄が被害者様同士の交流の場になり、お役にたてたら本望です。
http://www.denso.co.jp/ja/products/consumer/jutaku/airconditioning/
話し合いなど進められているようで、一日も早い被害の解決をお祈り申し上げます。
NPOにも公害等調整委員会経験者から裁判経験者まで、色々先輩がいらっしゃいます。
また解らないことがありましたら、お気軽に聞いてください。
そして、何か被害者の皆さんで共有出来る情報がありましたらお教えください。
私は、騒音・低周波問題に対して国民一人一人のパラダイムシフトが必要だと思います。半世紀も続く騒音公害に苦しむ時代を終わらせ、二度と過ちを犯さない社会になってもらいたいと思います。そのためには、毎日マスメディアで報道されることが大事です。ポスターやチラシの作成も必要でしょう。チラシは、回覧等で全世帯に配布される必要があります。義務教育も必要です。社会の常識としなければなりません。認定された公害は、過去にもいろいろありましたが、公害が生まれる根底には、共通の要因があるように思います。不正理念、人と産業の関係。
業者には、無数の苦情が寄せられているはずですが、その実情が表立つことはなく、まともな記録すらとっていないことも多いと思います。低周波音被害の恐ろしさを知ってか知らずかわかりませんが、自浄作用がない業界の体質が見えます。使用者も「分からない、分かろうとしない、知らない、知ろうとしない」では済まされません。知らず知らずに危害を加えていること自体が罪です。使い方という意味では包丁に似ているかもしれません。包丁は、正しい使い方など共通認識のもとで使用されます。しかし、室外機は、正しい設置場所や認識が確立されないまま、製造、売買、使用されています。低周波音は、人体に直接触れずに殺傷する能力があります。道徳的な罪でも法的な罪にはなりません。
学術論文などには、低周波音に関する動物実験も行われています。
例えばモルモットに強い騒音と低周波音を長時間聞かせて…という、とても悲惨なものですが、結果モルモットの内耳には物理的な影響(内耳骨などの骨折)が見られたといいます。
あと、低周波音でモグラを駆除する機器もあったりします。
被害者の方々との会話の中でも、「隣家にエコキュートが付いたら庭に居座っていた野良猫がいなくなった」なんて話も聞いたりします。身体への不快感は哺乳類共通なのかもしれませんね。
エコキュートやエネファーム、エコウィルと言った給湯器メーカーは、どこも超が付くほどの大手企業で、軍需企業や原発関連企業であったりします。どこかに癒着がある、自浄作用がない業界なのではとも思わされますよね。
しかしそのような中でも、消費者事故調査委員会はある意味被害を認めました。
消費者事故調がどれだけの力を発揮していけるのか、見守ると同時に、先にも書きましたが私たち被害者達も出来る事をして行かなくてはいけませんよね。
エコキュートなどによる低周波音被害の実態についての啓発チラシが自宅に回ってきたことはありますか?無いですよね。だから皆さん無知なのです。知らないし、理解もされないのです。
誰にも通用するまともなチラシを作って、自治体に配ってもらうことが一番大事なことです。まんがではダメですよ。「設置場所によって被害が出ることがあるので、適切に設置されておるか点検しましょう。ご近所から苦情は出ていませんか?」とか市民に直接呼び掛けることでが必要です。相手方に低周波音被害の知識があれば、交渉するとき全然違うと思います。
低周波音、その被害の理解って難しいですよね。
最近は関連報道も多くなり、低周波音被害の認知度は以前に比べてかなり高まったとはいえ、しかしまだ肝心の設置者に理解がないために被害対応してもらえていない事例も多いようです。
被害者団体のホームページは、低周波音被害に気付いた方や隣家に低周波音被害を訴えられた設置者の方が、ちょっと見てわかるものにした方がいいと思いながら、どうしても低周波音についてや訴訟関連の専門的な用語も多くなり難しくなりがちですよね。
貴重なご意見をありがとうございました。