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2015/1/27に行った問い合わせに対する回答が来ていますのでご紹介します。

【参考記事】いくつかの企業に問い合わせメールをしてみました。
http://blog.livedoor.jp/egowill/archives/43093640.html 

ダイキン工業株式会社は、問い合わせを行った日中に回答をいただけました。
内容については以下の通りです。

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【問い合わせ内容】

今後新設されるエコキュートに関しては、これら調査報告書に依った対策が行われていくことと思いますが、今現在御社のエコキュートによる低周波音被害に苦しむ被害者に対して、御社としてどのような対策を行っていかれるのか、御社の製品による低周波音被害を解決する為には具体的にどうしたらよいのか(相談窓口はどこなのか等)、お教え頂ければと思います。 

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【回答 (「ダイキン工業株式会社東日本コンタクトセンター」から回答されています)】

被害に遭われているお客様に対しましては、エコキュートの所有者である方と直接ご相談をお願いいたします

メーカーと致しましては現在の施策としまして、据付説明書・カタログ内に“運転音や冷風が隣家の迷惑にならない所に据え付ける”と注意書きに記載し、施工業者へ注意喚起を行っております。
(環境基本法第16条の規定に基づく騒音にに係る環境基準、及び各都道府県の条例を満たす事)

製品につきましては低周波が与える人体への影響が解明されておらず、また低周波に関する指針も環境省からの提示が無い為に低周波に関しての開発が進められていない状況にあります。今後、指針・方針が提示され次第、開発に取り組む所存でございます。

私共の製品に限らず、ヒートポンプ給湯機から生じる運転音・振動による苦情の相談につきましては、消費者庁より各地方公共団体へ対応方法が周知されていますので、最寄の市町村の公害関係部署へご相談をお願い致します


メールでのご回答の為ご案内不足の点がございましたら、お手数ですが下記フリーダイヤルまでご連絡頂けますようお願い申し上げます。 

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消費者庁事故調査委員会が、ヒートポンプの低周波音による 健康被害を認める報告書を出しましたが、ダイキンの製品被害について、ダイキン工業株式会社が勧める解決手段は、

・被害を感じたら設置者に 相談してください

最寄の市町村の公害関係部署へご相談をお願い致します

の二点のみ。

要は、ダイキン工業株式会社としては、「据付説明書・カタログ内に“運転音や冷風が隣家の迷惑にならない所に据え付ける”と注意書きに記載し、施工業者へ注意喚起を行って」おり、「低周波が与える人体への影響が解明されておらず、また低周波に関する指針も環境省からの提示が無い為」、当社に責任はありませんのであしからず。

という感じの回答ですよね。

そして、このメールに対してさらに何か言いたいことがある場合には、メールではなくフリーダイヤルを勧められています。(フリーダイヤルの番号は割愛しますので、被害者の方々は各自問い合わせをされてください)
電話という連絡手段では、一般消費者では「証拠資料」にしにくい。公害等調整員会や裁判等で「メーカーがこう言った」という証拠資料にしにくい、情報の提供手段です。

さすがです。

私自身ダイキン工業の製品による被害者でも何でもないので、これ以上突っ込むことはしませんでしたが、実際ダイキン工業株式会社の製品による低周波音被害者の方々は、事故調による報告書が出たあとにおいても被害が救われにくい状況となっているのではという印象を受けました。

事実、個人的にいただいた情報によると、事故調報告後もダイキン工業株式会社の低周波音被害解決の為に、低周波音被害者がエコキュートの移設費用や、深夜稼働を昼間稼働にする際の電気代の損失差額分を、ダイキン工業株式会社より請求されたケースがあるようです。

また即日にこのようなしっかりした回答が出来るあたり、低周波音被害対応回答テンプレが社内に用意されているのでしょう。

パナソニック株式会社からの回答には低周波音被害が解決できる、また企業としても被害を起こさない製品づくりを目指してくれている、そんな希望を個人的には感じられたのでしたが、ダイキン工業株式会社の製品により低周波音被害は、設置者の善意があり、被害者が費用・損失負担しなければ解決が出来ないようで、落胆しています。
このような状況は、許されるのでしょうか。


※この記事ではダイキン工業株式会社様から頂きましたメール回答の文章を一部転載させていただいています。何か不都合な点などありましたら、メッセージフォームより管理人までお知らせください。