
BIKE FRIDAY のPocket Rocket、New World Tourist の
バッシュガードの付いていないものは、折り畳んだとき、ほぼチェーンは落ちてしまいます。
いろんな工夫をされている方、チェーンは落ちるものと理解している方、様々ですが
BIKE FRIDAYの先日の発表によれば、
Pocket Rocket、New World Touristにチェーンが落ちずに畳める新しいフレームが開発された、とのことです。ゲイツのベルトドライブが、Pocket Rocket、New World Touristでも利用できるようになったことにも同時に触れています。
注目したいのは、これはPocket RocketとNew World Touristの全面的仕様変更ではない、ということ。それから、既存の自転車に適合するパーツのような性質ではない、という点です。
つまり、新しくオーダーする際に、従来のフレームで作るか、畳んでもチェーンがくっついたままのフレームで作るかを、お客さまが選択するということです。このチェーンがくっついたままのフレームは、チェーンドライブなら$75、ベルトドライブなら$200の追加費用がかかります。

Hinge Forward Frame Design[ヒンジが前方にあるフレームデザイン]と紹介されている新しいフレームの特徴は次のとおりです。
ボトムブラケットがメインフレームからリアエンドに溶接されるようになります。また、メインフレームに溶接されていたフロントディレイラーハンガーはリアエンドのチェーンステーとシートステーを結ぶサポートに溶接されます。折畳み軸をボトムブラッケットの前に位置を変更しています。これらの変更によって自転車を畳むとき、チェーンをピンと張ったままにすることができます。また、これにより、ゲイツのベルトドライブ、シングルスピード、フィックスギアのオプションにも対応します。

上の水色のフレームと、左のオレンジのフレームを見比べるとFDハンガーの付き方が、明らかに違います。
Silkの折畳みから採用し、デザインを改善。ヒンジを軽くし、強化したので伝説的な機能性、信頼性は十分に維持していますと、BFのエンジニアは言っていますが…。
BBの付き方、FDハンガーの付き方が、変わったとき、いわゆる乗り味は、どうなるのか。
これからオーダーしようというお客さまには、この説明ができないといけません。
乗り比べて、確認してみなければいけません。
ということで、ehicleは、新しいオプションフレーム(Hinge Forward)の Pocket Rocket を試乗車としてまた一台、オーダーしてしまったのでした。
これで、未入荷のものも含めて当店で試乗できるBIKE FRIDAYは、14台目に。
「乞うご期待!」とか、フツーなら言うのでしょうけど、この台数、置けるのかしら

睦
コメント
コメント一覧 (2)
https://www.bikefriday.com/images/hinge-forward.gif
気になるのは、最近のシマノやカンパのロングアームのFDが干渉せずに付くかどうか(モノステー仕様もあり?)というところでしょうか。
モノステー仕様は、恐らく無いと思います。モノステー仕様を持つモデルには触れていないので。ロングアームのFDが干渉せずに付くかは....わかりません。私も、試乗車を見るのが楽しみです。
それにしても「検索力」、ホントにすごいですね。