あれからバスの中で、挨拶程度のLINEを交わした。
翌朝家につき、またLINEでも送ってみようと思い、アプリを立ち上げた。うーん、何を送ろうか。

どっちにしろこの女はスケベなわけだし、最終的にはそっちの方向に持っていかないと、俺が無駄銭を使ったことになってしまう。それはいけない。そんなことをするなら、この子を騙してでも、不幸にしてでも、俺が気持ちよくなった方がいい。俺は覚悟を決めた。
思いきって、「ランジェリー見せて」と送った。
さぁ、これでどうなる!?

結果、既読スルーされ、一週間たった。
もう彼女のことは忘れよう。そう決心し、一呼吸おいたあと、彼女のLINEを削除したのであった。
大学では教えてくれない、良い勉強をさせてもらった。


           完