「脳内汚染」 5

早寝早起き朝ごはん そしてテレビなどのメディアの記事でも書いていますが、我が家では子供にテレビ・DVD(英語教材のビデオ類も含め)・ゲーム類を与えていません。そんな我が家の教育方針に賛否両論ですが、現在でも変える意思はありません。テレビ大好きな主人でも、子供の教育として考えると完全に賛成してくれています。

脳内汚染

私がこの本に出会ったのは、今年の始め頃かな?仕事の休憩時間に本屋で立ち読みをして、買ってしまった。齋藤孝さんの推薦文が入った帯が付いているのと、「脳内汚染」と言う衝撃的なタイトルにひかれて手に取りました。

「脳内汚染」について、現在ネット上ではデータの分析方法など様々な角度からの批判が行き交っているようですが、私は一母親として著者の岡田尊司さんの意見にまったく同感なのでこの本は我が家の保存版だと思っています。

この本の中には『小学校を終える段階で、子供たちは八千件の殺人と十万件の暴力行為を「目撃」していると言われる。平均的なアメリカ人の子供は、十八歳になるまでに、少なくとも暴力的なシーンを二十万回、殺人を四万回目撃すると言う。暴力的な映像に関して、もっと規制の甘い日本では、おそらくそれを上回るであろう。そうした体験は、すべて幼い子供たちの心に刻み込まれ、蓄積されていく。』
という文章があります。

これだけでも恐ろしいし、0歳〜幼児位の子が当たり前に見ているヒーロー物の番組だって同じだと思います。うちの息子が2歳か3歳になったばかりの頃に「仮面ライダーなんとか」を親戚の家で見てしまいました。映像に慣れていない息子は仮面ライダーが武器として投げたギターが、「悪者」の人間もどきの胸に突き刺さり死んでしまうシーンを見て泣きじゃくりました。そんな姿を見て主人のお義父さんは「○○は意気地なしだなぁ。××(甥っ子)はこんなの見てもへっちゃらだったぞ。」と言っていました。・・・・ん〜でもそれって違うんじゃない?うちの息子はテレビ類を見ていないので、生身の人間か絵本の中の人物や写真などを通して成長してきています。そんな生活をしていると、人間が死んでしまったり、傷つけられる場面に出会う事はまずありません。仮面ライダーに出ている全身タイツの悪者だとしても人間の形をしています。そんな人がギターの一撃であっけなく死んでしまう所を見て、恐怖を覚えたり悲しくなったりするのは、2歳や3歳の子供だとしても、とても正常だし心が育っていると思えませんか?何も感じないほうが問題があると思います。

この本の中では「実際、テレビに登場する暴力行為の四割程度が、いわゆる悪役ではなく、魅力的なキャラクターによって行われている」ともあります。我が子がヒーロー物のテレビ番組を見た後に、なりきって暴れている所を見て、「あぁまたやってる。元気な証拠かなぁ。男の子ってみんなこんなもんよねぇ」なんてのん気に構えてはいられません。

つづく・・・

■■■今日のお勧め絵本■■■

戦争はなぜおこるのか みんなで生きる・21世紀 (11)

図書館で借りた写真絵本です。

題材として、4歳の息子にはまだ早いかな?と思いながら「親の勉強にはなる」と思い借りました。でも普段から「鉄砲のおもちゃは人を殺す道具のおもちゃだからお母さんは嫌い」とか、戦闘機が飛んでいるのを見つけて「お母さん見て!飛行機!」と喜んだりする息子に「あれはお客さんを乗せて飛ぶ飛行機ではなくて、戦争になった時に日本を守るために戦う飛行機」など戦争と平和については少しずつですが、してきてはいるので、案外興味津々で見てくれました。
「戦争ってどんなこと?」
「どうして、人びとは戦うの?」
「戦争で苦しむのは、だれなの?」
「核戦争って、どんなこと?」
などのそれぞれのコンテンツで、息子から質問の嵐でした。主人が読み聞かせながら壁に張ってある世界地図と日本地図も使って、バカな親でもわかる範囲で解説していきました。
その中でも「戦争で戦うのは、だれなの?」の中で、「戦争をしようとしたり、戦争で戦ったりするのは、ほとんど男性たちです。・・・中略・・・男の子には鉄砲ごっこをさせたりして、強くなるように育てます。」とあり、現在何十年も戦争をしていない日本でも、ほとんどの男の子がこのような育てられ方をしている現実が悲しく感じられました。また、子供の日常のケンカでは暴力以外に解決の方法があることを説く必要性も大人に呼びかけています。このみんなで生きる21世紀シリーズはみんな欲しいと主人が言っていました。


ランキング参加中♪(一日1クリック有効です。応援してね。)
にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へにほんブログ村 子育てブログへ人気ブロクランキング

トラックバックURL

この記事へのトラックバック

1. 脳内汚染  [ 子育てアパブロ ]   2007年05月24日 07:15
岡田尊司さんの「脳内汚染」をチョイ読み中。 家内が近所の奥さんから借りてきた。
2. 躊躇する  [ Frog is not Blog ]   2007年06月28日 12:23
数年前は、ブログで書かれるニセ科学肯定記事って、不特定多数に向けた意見や宣伝がほとんどでしたけど、最近は、独り言というか、個人の感想文のような記事が増えました。そういう記事に対して、ツッコミというか指摘というか、コメントなり記事なりを書くと、個人攻撃に見...

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔