スズキメソード ピアノ科について


2歳児への取り組み 毎日歩こう♪5

息子が以前、公立保育園に通っていた頃、同じクラスの男の子が毎日、行きも帰りもお母様と二人で歩いて保育園へ通っていらっしゃいました。そのお母様に聞いてみると、「主人の趣味が登山で、この子にも毎日歩けって言うの(笑)」との事。

1歳半から通園を始めた我が子は、毎日自転車での送り迎えが当たり前でした。自宅→保育園間の距離は、その男の子と同じ位でしたので少し考えさせられました。

ちょうどその頃、園の懇談会があり、担任の先生から「毎日の散歩の距離を伸ばして体力づくりをしています。お母様方も車ばかりに頼らず、なるべくお子さんと歩いてくださいね。」とのお話を頂きました。

今思うとこの保育園では本当に良く歩いていました。当時2歳3ヶ月の頃(年少の二つ下の学年)だったのですが、かなりの坂を登って、遠い公園(歩いた事はないですが大人でも30分位かかりそうな距離)まで散歩に行ったりして驚かされました。雨や行事がなければプールの季節以外は、毎日散歩。特にうちの子はハイハイをほとんどせず、足腰に関しては心配していたので、有難かったです。

同じクラスの男の子の姿と、担任の先生のお話が効いて、我が家でも毎日歩く決心をしました。もちろん家族にも協力をお願いして。少しずつでも、毎日の積み重ねは息子の財産かなと考えました。

その頃家から園まで大人の足なら10〜15分、自転車なら5分弱という道のり。2歳の息子と一緒に歩くとなると20〜30分。ぐずったりしたらもっとかかるかも・・・。そう考えると今までより朝の出発は、少なくとも30分早くしなければなりません。私の仕事に遅刻する訳にもいかないので親が大変でした(笑)

2歳位の子供って、一度イヤになったら絶対に言うことを聞かない年齢でもあるので大変ですよね。歩く事の大切さも話しますが、それよりも毎日楽しく歩かせる事が重要になりました。

花が好きな息子なので、道のりに咲いている花壇に興味を向けたり、雑草を好きなお友達にあげるために摘んでみたりしました。

その他には、建築中の家の進捗状況を毎日チェックして色々な発見をしたり、毎朝同じ工事現場の警備員さんに挨拶して仲良くなったり、同じお宅の犬くんに話しかけたり・・・。20〜30分の道中のポイントポイントに楽しみを作って歩きました。

それから、そのようなポイントがない所では取り組みをしながら歩きました。私が考えるとすぐ英才教育と結び付けてしまいます(笑)

その頃既にスズキメソードのピアノ見学に毎週通い、「鈴木メソード ピアノ・スクール Vol.1,2,3」のCDは毎日聞かせていたので、歩く道すがらピアノ練習曲の音階を「ドドソソララソ〜♪」(キラキラ星)「ソミミ〜ファレレ〜ドレミファソソソ〜♪」(ちょうちょう)と歌ったりしました。

私が勝手に音階で歌っていると息子が突然走ったりします。すると、それに合わせて私の音階の歌も早くなる。息子がわざとゆっくりに歩くと「ソ〜〜〜ミ〜〜〜ミ〜〜〜♪」と歌もゆっくりになってしまう。そんな、自然発生的に始まった遊びも息子は喜んで、毎日やっているうちに8曲位はドレミの音階で歌えるようになりました。(そのへんからは、親が歌ってやれませんでした・・・)

この遊びにはまりまくった日は、調子に乗ってほとんどの道のりを走り切ってしまい、いつもよりすごく早く園に着いてしまうほどです。

その他の取り組みは、まだ覚えていない童謡などを「今月の歌」のように決めて毎日歌ったりしました。その中でのヒットは「くもん たしざんのうた」でした。「せ〜んろはつづくぅ〜よ どこまでも〜♪」のメロディーにのって「いーちたすいちはーにー いちたすにーはーさんー♪」と歩く歩幅に合わせてリズム感良く、ノリノリで歩けるようでした。

もう一つおまけで良かったのは、交通ルールについて毎日話しができたことです。

親の自転車での通園よりも、徒歩の方が気を付ける事が山程あります。信号はもちろんですが、車が良く見えるように道の右側を歩く。道を渡るときは右・左・右を見る。手を上げて横断歩道を渡る。など基本的なことですが、毎日話すのとそうでないのとでは違いますよね。


幼稚園バスで毎日通っている今となっては、懐かしい日々です。


■■■今日のお勧め絵本■■■

耳がきこえないエイミーのねがい―わたしのことばは手話です

この本は図書館で借りました。白黒の写真でかわいらしいエイミーの日常を追った絵本です。1ページの文字数はかなりありますし、57ページまであるので4歳の息子には無理かなぁと思いましたが、もうすでに何回も読まされました。

耳が聞こえない分表情豊かに話すエイミーの写真。4人家族のうち両親も耳が聞こえない事と、お兄さんだけは耳が聞こえる事。エイミーはクラスで一番足が速い事。耳が聞こえない家族の為に呼び鈴や電話・目覚ましなどは強い光で知らせるしくみになっていることなど、興味深く聞いていました。

そして、巻末にエイミーの写真で説明した英語の手話と、イラストで説明した日本語手話が並べてあります。40種類弱の掲載がありかなりの量です。これを見て、長男の赤ちゃんの頃に使っていたベビーサインも載っていたので、もうすぐ出産を迎える私としては、次男にもベビーサインをしてあげたいなぁと改めて思いました。


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スズキメソードピアノ科 スズキデー記念ピアノコンサート5

スズキメソード ピアノ科 現在の取り組みの記事で10月末のコンサートに向けて「息子のテンションも少しずつ上がって・・・」なんて書いていましたが、それからが紆余曲折でした。

親業の記事で書いていますが、私の子育ての基本として「親業」は大きな位置を占めています。もちろん理想通りにはいかず間違った対応をしてしまったなぁと思うことも多々あります。でも目指す所は「子供の心を開いて聞く」「親の愛情・思いを確実に子供に伝える」「親と子の対立を解く」といった親業の考え方です。当時、親業インストラクターの先生が「ほめない、叱らないでその代り、子供の気持ちを開いて聞く事と、親の思いを確実に伝える努力をする」とおっしゃっていた事が忘れられません。

その前提があるので、うちの息子のピアノのレッスンというのは本当にやりにくい。「レッスンをしようか」と誘うと「いやだ」とか「この本を読んでからピアノをやるよ」とか言います。その通り本を読んでから「さあやろっか?」と言うと「いや〜だ。やりたくない。」と言う・・・。褒めちぎってのせるのは効き目がない。叱ったり命令して強制的にやらせるのでは意味がない。ではどうやって??

小林一茶の俳句10句に関しては、まだひらがなと少しのカタカナしか読めない息子の為に私が手作りしたひらがなの読み札を使って、カルタには取り組んでくれたので暗唱は完璧でした。でもピアノに関しては、コンサートまで日が無いという親の焦りを裏腹に察知したのか遅々として進みませんでした。親も子も「ピアノのレッスン」という言葉が出ないときは平和なのに「ピアノのレッスン」という言葉を発した時から地獄・・・。という感じでした。息子はとにかくやりたくない。私は何とか少しでもレッスンして欲しい。こんな気持ちのすれ違いが、私の未熟な親業の知識と技術だけでは解決できませんでした。

うちの息子はピアノに向いていなかったの?始めるのが早すぎたの?私の対応が間違ってるの?・・・いろんなことが頭をめぐり、ピアノが原因で毎日うつ状態の私でした。

レッスンの事で息子とけんかになり、「コンサートなんかでない!!」と言う息子に「わかったじゃあ出なくていいよ」と答え、コンサートの1週間前だと言うのに、お願いしているスズキメソードのピアノの先生にお電話をして「コンサートも出ない方がいいと思うし、ピアノ自体やめたほうがいいのでは」といった内容の相談をしてしまいました。すると先生は落ち着いて「そんな状態なら今日からコンサートまでは一切ピアノの話はせず、レッスンもしないでください。そして当日は淡々と準備をして連れて来てください。キラキラ星は前回のコンサートでもきちんとできていますし、今回は大勢で一度に弾くので○○くんなら大丈夫ですよ。その後はお母様と私で協力してもう一度頑張りましょう!!」と後押ししてくださいました。

そのお電話を境に私も気持ちが楽になり、レッスンをしない平和な毎日が過ぎました。そして当日何も言わず息子を連れ出しました。

息子「どこに行くの?」
私「ピアノの発表会だよ」
息子「行かないんじゃなかったの?」
私『先生が「申し込みをした後なので出てくれなくちゃ困ります」とおっしゃったんだ』
息子「ふ〜ん」

そんな感じで会場入りしたのですが、「スズキデー記念ピアノコンサート」と言うだけあって会場も大きいし、人数もかなり多く息子もその気になってきました。私が「練習してないけどうまくできるかなぁ?」と聞くと「わかんない」との事。俳句だけ確認してみるとすべて言えました。一緒に舞台に上がる同世代のお友達を見ると楽しい気分にもなったようです。

リハーサルなしでいよいよ本番です。
少し緊張はしてる様子でしたが、嫌がる様子もなく舞台に上がりいつもだと間違えてしまうようなポイントもばっちりこなしてしまいました。もちろん俳句は大張り切りで怒鳴るような大声で身を乗り出して暗唱していました。

(三日後に4歳の誕生日なので)3歳最後のコンサートを終え、親子とも一安心して帰宅しました。

これを前後して先生にお借りしていたスズキメソードピアノ科の指導者として長年活躍されたと言う故・片岡ハルコ先生の著書とニュースレターを読みました。片岡ハルコ先生の考えかたを読み進むにつれ、ピアノ教育に関しては少し考え方を変えたほうがいいかもしれないと感じ始めています。

実際息子が習っている先生自身も小さい頃は毎日のお稽古がイヤでお母様が苦労されたとか。私の友人もスズキメソードのヴァイオリンをしていたけど、小さい頃はなかなかお稽古をしたがらなかったと聞いた。今回のコンサートで知り合った同世代の子を持つお母様と話しても「うちのこの方がひどいですよぉ。椅子に座ってられないんですから。」とおっしゃる。片岡ハルコ先生の書かれている文章にも「子供は自分からお稽古はしません」とはっきり書いてある・・・。

「うちの子だけじゃないんだ。」

そんな安心感と、親業だけにこだわらずより良いお稽古方法について考え直した方が良いんじゃないかという新しい考えが今私の中で渦巻いています。

次回のレッスン日は私が先生に教えていただく事になりそうです。

■■■今日のお勧め絵本■■■

カマキリ

これは表紙の写真のインパクトどおりユニークな内容。リアルな写真に著者の気持ちを織り込んだわかりやすい文章で、カマキリについて綴られています。虫好きでない私もカマキリが少し「カワイイ」と思えました。著者の他の作品も読んでみたくなりました。

スズキメソード ピアノ科 現在の取り組み5

スズキメソード ピアノ科 3歳誕生日から現在
・・・より続く

息子が3歳半の頃、親の仕事の関係で引越しをしました。引っ越し先がかなり田舎なのでスズキメソードのお教室は一つもありませんでした。一番近いお教室が県をまたいで隣の市でした。電車で乗り換えなしの20分程ですが、前後の徒歩を合わせると40分程はかかります。3歳の子を連れて続くかなぁという不安と、自宅の目の前にヤマハ音楽教室があったことが理由で悩みました。通うのにかかる時間が0分と40分・・・。

でも、悩んでいても決まらないのでどちらも子供と一緒に見学に行きました。すると即答で息子はスズキメソードの先生に決めるとの答え。先生が好きになったそうです(笑)確かにとてもキレイ!!それに若い!!さすが男の子だなぁと思いました。元々レッスンをバリバリやるタイプではないので、「先生が大好き」という気持ちはきっと良い結果に結びつくと思い鈴木メソードの先生にお願いする事に決めました。結果として今までお世話になった先生とのつながりも保つことができるし、スズキメソードで良かったなぁと今は思っています。

その後新しい先生のお宅に通うようになったのはいいのですが、毎回美しい先生に照れてしまって話しもできない・・・。う〜ん・・・いつになったら慣れるんだろうと、毎週レッスンどころか挨拶や話も出来ない我が子を横目に私だけ先生のレッスンを受けました。1ヶ月ほど過ぎると少しずつ慣れてきたようで照れながらも、先生の顔が見れるようになり、キラキラ星のリズム弾きや俳句かるたなど簡単な事は取り組めるようになってきました。

新しい先生に教えて頂くようになってから約4ヵ月後、3歳8ヶ月の頃に2度目のコンサートがありました。一日のうち朝だけだったお稽古も、朝晩の2回に増やしてコンサートに向けて本人の気持ちも高まっていき、キラキラ星のリズムCを右手だけで弾く練習をしていきました。間近になって、コンサート前日まで1週間ほど風邪で寝込み、点滴をしてのぞんだ舞台でした。当日のリハーサルでも2回やってどちらもとちっていました・・・。しかし!親の心配をよそに、本番ではご挨拶もピアノもとちる事なく、今までで一番立派にできました!!主人も私も同じフェンシングというスポーツを長年やっていましたが、私は大舞台で頭の中が真っ白になることもあるタイプ。主人は心臓に毛が生えているのか、大舞台の本番では実力の120%が出せるタイプ。息子の勝負強さは主人譲りかなぁ。

立派にコンサートまでのお稽古と、コンサート本番を乗り切った事が自信になって気持ちのレベルアップができたかなと私は期待していました。が、しかし・・・やっぱりいつもの我が子に戻ってしまいました・・・。日々ノラリクラリです。またまた私を悩ませてくれるので、真剣に落ち込んだりもしましたが、親が落ち込んでいてはやっぱりダメ!!と奮起して、私のピアノのお稽古に精を出す事と、スズキのCDを毎日聞かせることだけを日々を続けました。

そして今月末にある3度目のコンサートが近づいてきました。さすがに息子のテンションも少しずつあがってきたようで、1年間やり続けて少し飽きてきた様子の「キラキラ星」と、やっと新しい曲として頂いた「ちょうちょう」・それから小林一茶の俳句かるた10句暗唱を何とか毎日こなしています。コンサートの事後報告もしますのでまた見てくださいね。

■■■今日のお勧め絵本■■■

シロナガスクジラより大きいものっているの?
シロナガスクジラより大きいものっているの?R.E. ウェルズ Robert E. Wells せな あいこ

評論社 1999-03
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star楽しく大きさが実感できて、インパクトのある絵本です
starちっちゃいな

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チーターよりはやくはしるのはだあれ?―ふしぎだな?知らないこといっぱい
チーターよりはやくはしるのはだあれ?―ふしぎだな?知らないこといっぱいロバート・E. ウェルズ Robert E. Wells せな あいこ

評論社 1999-03
売り上げランキング : 180546

おすすめ平均 star
star子ども達の科学への好奇心がかきたてられます。

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ユーモラスな絵で子供の心をひきつけるのですが、これはどちらも立派な科学絵本です!
シロナガスクジラの表紙からは想像がつきませんが、エベレスト・地球・太陽と最後は宇宙の話になってしまいます。「へぇ〜そうゆう事が言いたい本なんだ」と親が感心してしまいました。
チーターの表紙の方もパッと見は動物絵本?と思いますがやはり科学絵本。チーターやハヤブサに始まって、ジェット機・音・光など楽しい絵と科学的な内容に親も子も大満足です。3・4歳の幼児から小学生まで楽しめる内容です♪




スズキメソード ピアノ科 3歳誕生日から現在5

スズキメソードピアノ科 1歳から現在まで
・・・より続く

いよいよ3歳の誕生日目前となると、やっぱりピアノを触らせてもらえないのが効いてるのかやりたい気持ちが高まっている様子がわかります。誕生日過ぎの初レッスン。先生から新しい自分専用の楽譜を受け取り、今まで苦手だったご挨拶もきっちり。「お願いします」と言えました。1歳の頃から鈴木メソードピアノスクールVol1のCDを毎日聞いて育っていますし、今まで何度もやってはきているので、ピアノに座ってタカタカタッタのリズム弾きはちゃんとできました。元々技術的にできないのではなく、やる気が育っていないだけだったのでこの日の初レッスンは大人の思惑通り、やる気満々ですべて終えました♪

今までの苦労がやっと報われたぁ〜。と喜んだのも束の間。それから数週間は順調だったのですが、しばらくするとやはり元に戻りました・・・。毎日のお稽古でなんとかピアノに向かえる日もあれば、「ピアノのレッスンやろうか?」と誘っても「いやーだぁー」と言って何もできない日もありました。それでも小林一茶のカルタは比較的楽しんで取り組みました。


まぁこれが我が子だと認める努力をし、でも途中で投げ出すのはイヤ。何とか続けさせてあげたいという一心でお教室には通い続けました。



そんなノラリクラリの息子にも初舞台がやってきました!!
3歳2ヶ月の頃に発表会に出ることが決まり少しずつ気持ちも高まり、当日は父親譲りの本番に強いところを見せてくれました。私と共に舞台に上ってお辞儀。それから先生の指導のもと「普段のレッスン風景」という設定でタカタカタッタのリズム弾きを右手だけで1番から5番まで、5番から1番までと弾いて見せてくれました。本人も堂々として満足そうです。その後、先生の誘導で一茶の俳句を10句読み上げました。怖気づくこともなくマイクを使いきちんと読み上げ、一緒に舞台に立った私も一安心。見に来てくれた小学生のいとこは「3歳なのにすごーい」と息子をほめてくれました。



そんなすばらしい経験をしても発表会が終わるとまたノラリクラリ君の登場です・・・。毎日のレッスンができないからと言って叱ってしまうのは簡単。でもピアノを嫌いになっては元も子もない。「ピアノのお教室通うのやめたい?」と聞けば必ず「うん」と答える・・・。これでやめてしまってはダメと自分を奮い立たせ、毎月会員に向けて発行される「才能教育通信」という新聞を読み返したり、年に数回発行される会員向け冊子「鈴木メソード才能教育」を昔の物までずっと読み返してみたり、鈴木鎮一先生の本を読み返したりして今の息子のために何かヒントとなるものはないかと考えて、工夫したりもしました。でも、なかなか特効薬はなく気長に待つしかないなぁと改めて思いました。私自身ピアノで育った母親ではないので、ピアノを使って楽しい遊びもなかなかできません。

親としてはピアニストにしたいわけではないので、鈴木鎮一先生がおっしゃる

「才能教育五訓」
より早き時期
よりよき環境
より多き訓練
より優れたる指導者
より正しき指導法

を心がけて親として準備万端に毎日過ごす事ができれば、いつか!!素直にピアノが楽しめるようになるのではないかなぁ。

でも、でも、・・・できない日が続くと私がイライラしてしまう事が多いのです。叱らず怒らずイライラせずダメな日はサッと引く、引き際の良さを身につけるのが今の私の一番の課題です。

スズキメソードではすばらしいお子さんを目にすることが多いですが、うちの子のように回り道をしながらも何とか頑張ってる親子がいてもいいですよね。やめるのは簡単です。でも根本的にピアノが嫌いではなくて好きなんだなぁと感じさせる我が子のためにもう少し長い目で見守ってみようと思います。応援してくださいね。


■■■今日のお勧め絵本■■■

ばけねこになりたい
ばけねこになりたいせな けいこ

童心社 2001-07
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おすすめ平均 star
starおばけは怖くないよ。

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はらぺこゆうれい
はらぺこゆうれいせな けいこ

童心社 1999-06
売り上げランキング : 163022

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starかわいいんです
star*ナンセンス絵本*

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とうふこぞう
とうふこぞうせな けいこ

童心社 2000-06
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starこわくないかわいいおばけたち

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おばけかるた
おばけかるたせな けいこ

童心社 1999-01
売り上げランキング : 72388

おすすめ平均 star
starおばけがぞろぞろ・・・・

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これはまたまたおばけものです(笑)せなけいこさんのおばけシリーズは最初絵本ではまり、(3歳の誕生日だったかなぁ?)主人が気に入ってカルタも買いました。私はそれほど気に入ってなかったのですが、使ってみて気付きました。うちには百人一首・スズキメソードの一茶カルタ・魚へんカルタ・四字熟語あわせなど漢字を主体にしたかるた類しかなく、ひらがなだけを使った物が一つもなかったのです。その頃にはひらがなが読めるようになっていたのに絵本を自分で読むのは嫌っていました。でも、大好きなおばけのかるたとわかったら読み札を持って自ら読むようになりました。ですのでうちの子はこのかるたのお陰でひらがな読みがかなり上達しましたよ。




スズキメソードピアノ科 1歳から現在まで5

1歳児への取り組み スズキメソードピアノ科
・・・より続く
運良く旧友のお母様がスズキメソードでピアノ教室をなさっている事を知り、早速我が子1歳について相談しました。ご自身が育てられたお子さん(私の友人とその兄弟)についてや先生自身がスズキメソードで指導をされるようになった経緯など詳細について教えて下さいました。

そして1歳でも早過ぎないという事で1歳1ヶ月の息子を連れて見学に通うことになりました。その頃から3歳の誕生日まで約2年間息子は見学だけで先生のお教室へ毎週通いました。先生のお人柄も手伝ってか、生徒さんは多く(平均などはわかりませんが)どの曜日も切れ間無くレッスンをしてみえました。ですので2年の間にたくさんのお兄さんお姉さんのレッスンを見学させて頂くことができました。

その間息子は楽しんで毎週通いました。先生は優しいから大好き。素敵なおねえちゃんやお兄ちゃんたちも大好き。ですが!!「ピアノのレッスンをやりた〜い♪」とはなりませんでした・・・。(もし、スズキメソードをやっていらっしゃるお母さん仲間でうちのようにかなりのんびり屋さんのお子さんをお持ちでしたら、ぜひコメントくださいね。一緒に頑張りましょう!!)

まぁこれも我が子のあまのじゃくっぷりの一つだと思います(笑)もうすぐ4歳の今でもあまのじゃくっぷりは変わらず、「○○やろうよ〜」と親が誘うと「やーだよー」と言いますし、「○○やるのはやめようね〜」と反対に声掛けすると「いやだ、やりたい!!」という子なので、どんな事でも親がその先を読んでうまく誘わないとのってきません。

そんなノラリクラリの息子を横目に、先生と色々相談しながら毎週通っていました。先生のお考えで「まずはお母さんのレッスンから始めましょう」という話から1歳半の頃に私自身のレッスンが始まりました。まったくピアノ経験がなく楽譜さえ読めない私は、すべてを先生から教えていただく事に。私自身新鮮で楽しい毎日でした。

そして私がスズキメソード教本2に入った頃に我が息子も3歳を迎えようとしていました。先生と何度も話し合い、「ピアノ やりたい」と言わない息子には、この「3歳のお誕生日」をきっかけにきっちりレッスンを始めましょうと決まりました。それまでは色々と私なりに工夫をして毎日ピアノに触れさせるように仕向けていましたが、あえてお誕生日前1ヶ月程は誘わないことも決めました。誘わないどころか「3歳の誕生日がきたらレッスンできるから、今は触っちゃダメ」とわざわざ引き離すこともしました。

親としてはやるだけの事をして、3歳のお誕生日を迎えいよいよ初レッスン!

・・・つづく


■■■今日のお勧め絵本■■■

おばけ まほうにかかる
おばけ まほうにかかるジャック デュケノワ Jacques Duquennoy 大沢 晶

ほるぷ出版 2000-05
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star子どもが大好きです。

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この絵本はジャック デュケノワのおばけシリーズの中の一つです。我が子も含め子供たちはなぜかおばけ絵本が好きですよね。これに描かれているおばけたちが、恐ろしい物ではなく、かわいらしくユーモアがあるのもいいのでしょうか。息子は2歳の頃からお気に入りです。私はこのシリーズ絵本の最後の決まり文句が好きです♪



1歳児への取り組み スズキメソードピアノ科5

私のママ友達で3人お子さんがいらっしゃる素敵な方がいます。英才教育でもかなりの先輩でご長男の時から七田・公文・DWE・中国語&英語家庭教師・リトミック個人指導などなど私の想像を超える種類の取り組みをなさっている方でした。

その中でもスズキメソードのヴァイオリン科へは3人とも通われていて、かなり力を入れていらっしゃいました。幼いながらも高度な曲を弾いて聴かせてくれる子ども達に私自身感動しました。息子が0歳の頃からヴァイオリンの良さはいつも聞いていたのですが、ヴァイオリンはもちろん私は楽器を何一つ使えないし、音感もありません。スズキメソードのレッスン法としてまずは母親が弾けるようになってから、子供のレッスンに入ると聞いていたので「ヴァイオリンを私が弾いてからなんて・・・」と尻込みしていました。

その頃スズキメソードの創始者である鈴木鎮一先生の著書「愛に生きる」
愛に生きる―才能は生まれつきではない愛に生きる―才能は生まれつきではない
鈴木 鎮一

講談社 1966-08
売り上げランキング : 94900
おすすめ平均

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を読みました。この本自体1966年に第一刷発行とある程歴史のある物。内容を読んでまた驚き。私の親が子供だった頃既にこんなすばらしい幼児教育、ヴァイオリンを使った英才教育をしていたなんて!!

鈴木鎮一先生のお人柄がこの本で伝わってきますし、私が音楽音痴なだけ余計に「音楽は高い感覚・美しい心をはぐくむ」「どの子も育つ育て方ひとつ」など、私の心に響きました。それからヴァイオリンだけではなくピアノ科・チェロ科・フルート科があることを知り、ピアノならと思い始めました。

そんな時に高校時代に親しかった友人と久しぶりに再会し、私のうちでゆっくり話をしました。
私 「そういえばヴァイオリン習ってたよね?」
友人「やってたよ」
私 「スズキメソードって知ってる?」
友人「えっ?知ってるって何も私スズキで習ってたし、うちのお母さんもスズキメソードでピアノを教えているよぉ」

部活ばかりやっていてちっとも勉強しない私と違い、彼女はとても賢くて、いつもテスト前になると彼女に勉強を教えてもらうため、彼女の家に泊まり込んでまでお世話になった。彼女のお母さんは笑顔が印象的なとても優しいお母さんで、そういえば自宅をピアノ教室にしていたなぁ。それではと、早速彼女のお母さんに電話で相談することにしました。

つづく・・・

■■■今日のお勧め絵本■■■
(1) 3だいの機関車
(1) 3だいの機関車ウィルバート・オードリー レジナルド・ダルビー 桑原 三郎

ポプラ社 2005-03-31
売り上げランキング : 115522

おすすめ平均 star
star訳がいいです!
star待ってました!

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これは機関車トーマスの原作シリーズ絵本です。うちの子にはテレビなどのメディアは与えていないし、キャラクター絵本などもできるだけ避けるようにしていますが、これは違います。文章がきちんとしていますし、かなり難しい言葉も入っています。一つの絵に対して文章が長いので年齢が小さい子だと無理かなぁと思うのですが・・・ところがどっこいうちの子の様に乗り物大好き・電車や機関車が大好き・もちろんトーマス大好きな子もみんながはまってしまう本です。うちの子も1歳の頃かなぁ・・・でも2歳では確実に全編集中して聞いていました。意味のわからない言葉は3歳の今でも出てくるので、時々解説をつけながら読みます。でも夫が読む時などはまったく解説しませんが63ページすべてを一気に読むよう強くせがみます。