September 10, 2005

July 09, 2005

多謝!

お陰様でMBAを無事卒業し、1ヵ月半ほどの放浪&旅行生活を経て、現在Chicagoで新しい生活を始めています。毎日ハイウェイを行ったり来たりする、生まれて初めての車での通勤。多少渋滞はありますが、満員電車に比べたらまぁ気分の良いものです(日本の電車通勤の方、ごめんなさい)。

 

それにしてもChicagoはやはり都会ですね。学生街のChampaignとは異なり、沢山の企業ビルが林立し、沢山の人が働くために日々移動している。何というか、経済活動のパワーをより身近に感じられるのです。

 

そうそう、本格的な日本のスーパーや日本のレストランなんかも沢山あり、早速Champaignではなかなか手に入りにくかったナマの刺身を食し、感動の涙(?)を流しております。

 

マジメな仕事の話をすると、まだ通い始めて数日なのでよくわからないのが正直なところですが、やはりこれまでとは異なる視点で物事を見たり考えたりしている自分に気付きます。ただ、一方で、実際にどのように組織にインパクトを与えていくかという点が、一筋縄では行かないだろうなぁ、というところも見えてきました。その為の理論武装、そして多少Politics的なものも含めての自分の立ち居振る舞いの向上に、今後も継続的に努めていくことが大切なのでしょう。

 

さて、このエイのMBA日記も短い期間でしたが、昨年の12月から始めて、なんと累計6,327名の方が何らかの方法でこのページに訪れてくださいました。沢山の方々に見ていただき、心より感謝申し上げます。飽きやすい私が半年以上も続けて来られたのは、飽きずに読んでくださった皆様のお陰です。

 

今後このブログをどうするかは悩ましいところですが、これから仕事を始めると、きっとグチをこぼすこともあるだろうし、ネガティブな印象を与えたり、MBA日記というタイトルにそぐわない内容は極力避けるべきなのかな、と思っています。

 

ですので、ひとまず区切りをつけて御礼を申し上げる次第であります。短い間でしたが、Illinois MBAのナマの学生生活の様子を皆さんとシェアできたことを嬉しく思います。本当にありがとうございました。

 

最後に、このブログに対する一つの反省が、ワインのエントリを立ち上げながらも、あまり利用することなく終わってしまったこと。ひょっとしたらこのテーマをどこかで新しく始めるかもしれません。そうなったらまたよろしくお願いしますね。

 

それでは、皆様と自分の今後益々の活躍を祈って。

 

Good Luck!

 

 

200579

 

エイ

  
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July 04, 2005

さようなら、Champaign

Gregory&6thとうとうChampaignを去る日がやってきた。 

 

街はすっかり夏の装い。中西部の特徴であるだだっ広い平らな道は強い日差しを受けてギラギラと輝き、脇に大きく緑に茂る木々が涼しげな木陰を作り出している。人々はノースリーブと短パンという気軽な格好で道を行き交う・・・

 

街を一周してから次の滞在先であるChicagoに向かうことにした。運動不足の解消によく利用したIMPE、授業が行われるメインビルディングだったWohlers Hall、よく使った駐車場、そしてMBAのオフィスのあるDKHビル。大好きだったサンドウィッチハウスのJimmy John’s、韓国料理Woori Jib、野菜不足になると行った中華料理のHot Wok Express、真夜中の常連客だったスーパーマーケットSchnuck's・・・。

 

今だから言うが、初めてこの街に来た時、とても田舎っぽいと思い、あまり良い印象を持っていなかった。でも、こんなにもいとおしく、去り難い感情に見舞われている。「住めば都」というが正にこのことか。いや、むしろこの2年間に起こった様々なことがChampaignの街の風景と一体となってそうした感情を引き起こしているのだろう。

 

いつかもう一度この街に戻ってくることがあるのだろうか。

 

さようなら、Champaign

そして、ありがとう、Champaign

ありがとう、Illinois MBA

  
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July 03, 2005

これからMBAを目指す人達へ

IMBA WH BusinessMBAの投資効果

MBAの効果論については随分以前から様々なところで甲乙様々に論じられていた。これに対して私はYesと答えたいし、そう思うから留学した。

 

MBAによって得られる効果は、戦略論、分析術などの知識、多量のケース分析からくるビジネス判断力の育成、チームワーク・リーダーシップスキル、様々な活動と多様なバックグラウンドを持つ人間との交流からもたらされる認識・価値観の変化、そして今後のキャリアの変遷ステップとなることである。

 

特に最後のキャリア変遷ステップについては、私自身が現在唯一具現化している効果だ。MBAというステップを経由することにより、キャリアプロセスの一部の省略、異業種異職種への転換などが実際に可能なのである。そして、それによる時間とエネルギーの節約は、年収がxxx万円あがった、に匹敵する、いやそれ以上のリターンになるのではないか、と思っている。言ってみれば、跳び箱の踏み台のようなものだ。自分自身の力ではなかなか難しいが踏み台を利用することにより、より高くより遠く飛ぶことができる。

 

ただ、MBAは莫大な投資であるということを忘れてはならない。企業派遣だとなかなか実感がわかないだろうが、Champaignのような都市部から離れていて比較的物価が安いところでも授業料・生活費・レク費込みで2年間1000万円ぐらいはかかっているし、もしChicagoNY、西海岸の大都市にある学校に行くとなるとその倍近くかかることになる。勤めていた会社を辞めて行くのだとすれば、その間の得べかりし利得(給与)を放棄することになるから、その分も含めた期間Lossはハッキリ言って日本で住宅物件を購入するのと変わらないと考えてもいい。

 

この莫大な投資に対して効果があったのかどうかは、現時点ではとても判断が付きかねるのである。それはこれからの自分の活動によるからである。私はYesという答えを得られると信じているし、是非、数年後にYesと胸を張って答えられるよう頑張りたいと思っている。

 

反省点

2年間のMBA生活で随分沢山のことを吸収し、そうなるよう頑張れたと思っている。しかし、100点満点だったかというと、実はいくつか反省点がある。

 

まず一つは英語力の向上。これは本当に痺れるプロセスである。聞く・話す・書くとも2年間でそれなりには向上する。しかし、あくまでも2nd Languageの域を出ず、これからビジネスで通用するのかは、実は少々不安がある。

 

真の英語力の向上は、単に留学すればよいというものではなく、その期間の継続的な付加的な努力が必須である。例えば、他学部に留学していたとある人は個人でプライベートレッスンの先生を雇い、留学期間中継続して発音の矯正を行っていた。私はと言えば、元来の怠惰な性格が災いし、継続的一貫した努力をしなかった。留学期間が長期にわたるとどうしても息切れしてくる。授業を上の空で聞いていたこともあったし、疲れていると理由をつけて積極的に級友に話しかけることを怠ったこともあったし、リスニングのためのTVの視聴も散発的だった。

 

これから留学する人達は、是非私のようにはならずに、平均的な努力で満足せず、他学生との差別的アドバンテージとなるような継続的付加的努力を行って欲しい。

 

もう一つの反省点が、無理をしてでももっともっといろいろな行事に参加すればよかったな、ということである。

 

MBAは勉強だけではない。様々なイベントやスポーツの場を学生同士の交流のため、勉強の憂さ晴らしのため(?)、学生自身が企画して行っている。例えば、私が参加しておけばよかったと後悔しているのが、ボーリングイベント。これは毎週金曜日の7時から定期的に3ヶ月〜半年かけてリーグ戦が行われていたもので、これに参加しておけば随分ボーリングの腕が上がっていただろう、と思う次第である。

 

また、ゴルフのマスターを目標に掲げていたものの、未だ初心者域をうろうろしているのも反省点だ。これは、夏休みにインターンシップで東京に戻ってしまったのが大きな失敗の要因となった。この間、毎日のようにゴルフに明け暮れた級友達は80代というプロなみのスコアを達成し、ついでに10キロ近くのダイエットに成功していた。

 

これからMBAを目指す人へ

以上のように、いくつかの反省点がありながらも、私はMBA留学することには大きな意義があると思っている。そして、その投資効果があるかどうかは、これからの私の活動で証明していきたい。

 

MBAはどの学校に入るかよりも、どのようにその機会を利用することが大切なのだ。MBAでどのようなことを学び、どのように次のステップへ飛躍したいのか、そしてそれに合った学校選ぶこと。そのためにはプログラムを詳細に調べて、どれとどれをやりたいのか、具体的にイメージしておくことをお勧めする。MBAでは様々なバックグラウンドの学生が来て様々な活動を行っており、そのためのリソースは有り余るほどある。それをどれだけ上手く活用して自分のものにするかどうかが、MBA成否を分ける第一ステップになるのだと思う。

 

2年前、入学式でDeanMary Millerが言った言葉を今でも鮮明に覚えている。

 

Illinois MBAでの2年間はあなたたちにとっての大切な実験室となるはずです。実社会を離れ、成果や組織の力学を気にせずに、様々な試みができるのです。どうか、この機会を十分に活用してください。」

  
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July 02, 2005

変化

Classroom415走馬灯のように過ぎ去ったMBA2年間。その間、数え切れないくらい沢山の新しいものに出会い、経験し、それによって考え方や認識・価値観が変化したと思うものがいくつかある。

 

※写真はWohlers Hall 415教室。MBAの授業の一部がこの教室で行われた。

 

視野や考え方の幅が広がる

ある特定の職務を何年か続けてやっていると、どうしても考え方や物の見方が専門特化していく。専門分野の知識を深めるのはもちろん大切だ。だが、MBAでファイナンスからアカウンティング、マーケ、統計学、経済学、組織学、戦略論、サプライチェーン等々、自分の不得意分野も含めて幅広く履修することにより、新しい思考の切り口を得たり、より総合的な物の見方をするようになる。

 

日本観

情けないことに、アメリカに来て授業やディスカッション、OSBIプロジェクト、インターンシップ、そしてクラスメートとの他愛無い会話などから、日本を再認識することになった。

 

ケーススタディに日本企業の登場する率が如何に多いことか。アメリカ人の日本に対するイメージは「Technology」「車」「アニメーション」。そしてTOYOTAやHONDA、SONYなどが成し遂げた業績に対し、未だにに驚愕の面持ちと尊敬の念を持って眺めている。

 

また、アジア各国の学生の日本に対する興味の深さにも驚いた。第二外国語として日本語を習っていたりして、かなりの数のアジア学生がカタコトの日本語をしゃべるし、映画やドラマなどの芸能ネタにも日本人の私よりもよっぽど通じている。

 

OSBIプロジェクトとインターンシップの経験は、私の卒業後の進路を間接的に決定した。OSBIプロジェクトでは偶然に日本のMNC(マルチナショナル企業)の案件を扱い、外資系企業の日本支社でインターンシップを行った。これらの経験から、日本人としての自分と日本との関係、インターナショナル経済の中で私という一個人がどのようなポジションをとるべきか、ということも自分なりに見えてきたつもりである。

 

相対的な自分の強みと弱みを知る

自分の強みや弱みは十分に知っているつもりだった。だがそれらは、とある企業に勤める人達という同質的な組織の中で計ったものに過ぎない。

 

MBAでは様々な職歴や学歴、国籍や人種など、異なるバックグラウンドを持つ人間が世界各国から集まってくる。そうした自分とは異種の人間とチームプロジェクトなどを通じて交流することにより、これまで自分が気付かなかった強みや弱みが見えてくる。

 

精神的体力的タフさ

あの最初の数ヶ月間の殺人的な状況が、もはや懐かしく思える。聞き取れない英語、初めて習う科目、そして押し寄せてくる宿題とリーディング、テストの嵐。課題の絶対量に比べて時間の絶対量が完全に不足していた。平均睡眠時間3時間という日々が何ヶ月も続いた。「Take a nap(仮眠をとる)」という言葉を覚えたのはこの頃だった。

 

試験で悪い点数も取ったし、落第するのではないかと恐れた時もあった。しかし何とかなるものだ。そして、次第に要領とコツをつかみ、楽になっていった。

 

「何とかなる」

 

あの殺人的数ヶ月を切り抜けたことで、そんな自信がついた。投げやりに聞こえるが、どんなに不可能に思えるスケジュールでも、全く予備知識のないことでも、何とかするのである。

 

For the Next Step

以上は、自分自身が変化を認識し、卒業後の進路選択などでその変化が何らかの形になっていると思われるものである。

 

上記以外でも、チームワークスキルやビジネス分析・判断、交渉術、リーダーシップ考、分析スキル、業界知識、戦略知識などなど、具体的な成果としてはまだ落としこめていないが、MBAにおいて習得したものは数えきれないほど沢山ある。また、MBAとは直接関係はないが、この期間に、アメリカ人の多種多様な自由奔放な生き様に出会って、自分の持っていた固定的な人生観が多少変わったりもした。

 

いずれにせよ、本当に大切なのは、この次である。MBAによる認識・価値観の変化が単なる自己満足に終わるのか、それとも何か具体的な成果につなげることができるのかは、今の私には知る由もない。ただ、一つ言えるのは、もし2年前、あのまま日本で同じ職場で働いていたら、現在感じている変化は決して起こらなかっただろう。

  
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July 01, 2005

封書

DKH mailboxIllinois MBAの学生達はDavid Kinley Hall(通称DKH)というビルの4階に専用のラウンジとメールボックスを持っている。卒業のちょうど2週間ほど前、そのメールボックスに1通の白い封書が入っていた。

 

封を開けてみると、出願時に提出したエッセイのコピーが入っていた。テーマは「Why MBA?」。どのビジネススクールでもほぼ必ず聞かれる基本中の基本のエッセイだ。自分がこれまでどんなことをしてきたのか、MBAで何を学ぼうとしているのか、そして、その学んだことが将来どのように生きてくるのかを論理建てて説明するものである。

 

中を見るとご丁寧に下線が引いてある。全て出願書類選考時に実際の審査官が書き込んだものだと言う。

My short term goal is to develop new financial marketing methods...

After the MBA, I would like to work as a marketing manager at an advertisement company and specialize in financial services…

 

いやはや、自分も随分な嘘つきである。私が最終的に選んだ道は、あるメーカーでの事業企画というポジションである。(その経緯はこちらをご参照)エッセイで言っていることと、実際に選んだ道と全く異なっているではないか。

 

もちろん、エッセイで嘘を書いたわけではない。多少建前論めいたところがあったにせよ、当時としてはこれまでの自分のスキルをベースとして、可能な限り現実的かつ説得力のあるように考えたgoalだった。

 

MBAを経て考え方や認識・価値観が変化したと思うものがいくつかある。エッセイでのcareer goalと実際に選んだ道との相違は、そうした一つ一つの変化が積み重なった結果起こったに過ぎない。

 

※写真はDKH4階のラウンジに通じる通路。ドアの向こう右手前にある棚がメールボックス。各自の名前が貼られたファイルが並んでいる。

  
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June 30, 2005

旅の終わり

ConefieldChampaignに戻ってきた。

 

途中、車窓から見える風景が一面のコーン畑に変わったのを見て、なんだかホッと懐かしさを感じてしまった。

 

明々後日には、とうとうChampaignを離れる。町並み全てがいとおしく見えてしまうのは感傷的になっている証拠だ。

  
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June 22, 2005

WorldheritageUSA

Worldheritage USAツアー中。     
興味のある人はコチラをご参照。(picture only )
  
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June 14, 2005

ビジネス街

今、再びChicagoの街中にいる。Champaignを早朝出発したAmtrak9時半にChicagoに到着。New Mexico方面へ向かう次の電車まで5時間ほど待たなければならない。

 

暇つぶしに街中へ・・・

 

林立する高層ビルの下に沢山の観光客とともに沢山のビジネスマン/ウーマン達を見かけて、ピリリと緊張を覚えた。3週間後には自分もこの世界に戻る。2年ぶりの実社会。MBAという課程を経て、何か違った立ち居振る舞いができるのだろうか。それとも、そんな期待は全く無意味なのだろうか。

 

MBAで色々学んだけど、その学んだという事実をこれから仕事の上で証明していかなきゃならない。そこが一番重要でかつ一番難しいところなんだ。」クラスメートのRichardの言葉が頭をよぎった。

  
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June 13, 2005

中西部の世界遺産を見尽くしてしまったので、ちょっと西側へ足を伸ばしてきます。

 

400ドルを払うとAmtrakに乗り放題。久々の貧乏放浪旅行だ。

  
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June 12, 2005

Mr. & Mrs. Smith

Mr&MrsSmith610日から公開された映画「Mr. & Mrs. Smith」を見に行ってきた。

 

結構面白かった。世界で最もセクシーな女優アンジーと世界で最もセクシーな男優ブラピの共演作だ。まず見た目がいける。ストーリーもまぁまぁ。

 

アメリカでは映画はとてもリーズナブルだ。学生割引もあって6ドル25セントで映画鑑賞ができる。しかも公開直後なのにも関わらずほとんど並ばずに入れる。映画館いっぱいに広がるポップコーンの強烈なバタ臭い香りがいかにもアメリカっぽい。

  
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June 11, 2005

CAHOKIA MOUNDS

Champaignから最も近い世界遺産。イリノイ州の西南端、お隣のミズーリ州St. Louisから車で20分ほどのところにある。

 

Cahokia Mounds13世紀ごろに繁栄したアメリカインディアン(Mississippian Indianと呼ばれている)の街の遺跡。メキシコ以北の最大の遺跡で、2,200エーカーの広大な敷地には、最盛期、2万人の住民がいたという。

 

何の変哲もない原っぱに台形をした丘がいくつか並んでいるだけで、何でこれが世界遺産?と正直思わずにはいられなかったが、Visitor Centerにある博物館はなかなか面白く、丘に登ったりピクニック公園でのんびりしたり、とゆっくり楽しめる。

 

Cahokia Mounds State Historic Site

  
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June 07, 2005

中華料理用調味料

Champaignにあるアジア食材屋に行くと中華系の棚に沢山の調味料が並んでいる。一体こんなに沢山の種類の調味料をどうやって使い分けるのか、と疑問に思い、台湾からきたMandyに尋ねてみたところ、彼女のお気に入りをいくつか教えてくれた。

 

ChineseSauce1私は瓶のものを使うんだけど、エイが使うんだったらインストラクションのついているものの方がいいよね。と各レシピ毎にプリパッケージされた調味料を次々と棚からとってきてくれた。オーソドックスな瓶タイプを覚えた方が広がりが得られるのだろうけれど、それぞれ肉や野菜を加えて炒めるだけ、というLazy Kitchen派には嬉しい配慮。一袋89セントととてもリーズナブル。

 

漢字のレシピ表記と出来上がりイメージは写真を御参考。

左上から

Sweet and Sour Pork Spare Ribs

Spicy Garlic Egg-plant

Black Pepper Chicken

Black Bean Chicken

Stir-Fried Beef with Leek

Orange Fish Fillet

Sweet and Spicy Beef Ribs

 

ChineseSauce2続いて、辛いのが好きなら絶対にコレ、と取ってきたのが

Fragrant Spicy Fish

Pickled Pepper & Beef Flavor

Red Pepper Chicken

 

薦められるままに全部買ってしまったけど、う〜ん、いつ作ろうかな。調理器具はあらかた手放してしまったし、多分日本に帰ってからだろうなぁ。

  

June 06, 2005

Spicy Ribs

SpicyPorkRibsこれはまだ未挑戦の料理。ルームメイトのMabelがよく作って食べさせてくれた。ピリ甘辛のソースが肉によく馴染み、とても美味。彼女曰く、これも立派なLazy Kitchenレシピ。材料を混ぜ合わせ、鍋に突っ込み、オーブンに突っ込み、待つだけ。

 

【材料】

1. PorRibs ---------- 1Kg

2. Onion chopped ---------- 1

3. Garlic ---------- 3

4. Tomato juice ---------- 340ml

5. Spicy sauce ---------- 1 teaspoon

6. Salt ---------- 1 teaspoon

7. Brown sugar ---------- 60g

8. Dark beer ---------- 1 can

 

【作り方】

1. 2~8の材料を混ぜ、煮立たせる。

2. 肉を加えて再び煮立ったら、弱火にして1時間ほど煮込む。

3. 肉とソースを冷蔵庫で一晩寝かせる。(お腹がへって待ちきれない場合はこのステップを省略可能)

6. 翌日、肉をオーブンパンに並べ、210℃で15分焼く。

7. ソースを煮立たせ焼きあがった肉にかけて出来上がり。

  

June 04, 2005

Cabin

Cabin

旅中、素敵なCabinに宿泊した。Great Smokey Mountainsに近いPigeon Forgeという街にある。3階建てで2ベッドルーム、フルサイズのキッチン、暖炉付きのリビング、室内ジャグジーと屋外Hot Tubがついて1149ドル。今回はクラスメート4人で行ったので一人37ドル+taxと格安。バルコニーにはバーベキューセットも完備されており、鳥のさえずりを聞きながら食べる手作り朝食は最高。私たちのように1泊ではなく、できれば2~3泊して山小屋生活をのんびり楽しみたいところ。

 

Eagles Ridge Resort

2740 Florence Drive, Pigeon Forge, TN

HP; http://www.eaglesridge.com

TEL; 865-453-2220

 

ハイウェイのRest Areaでもらった無料のガイドブックを見て電話をかけまくり(携帯Telは本当に便利!)、たどりついたのが上記レンタルキャビン会社。Pigeon Forgeの山中に100近いCabinを保有している。他にも沢山のレンタルキャピン会社がある。

   

CabinBreakfast

 

 

 

 

 

 

 

※画面中央のシナモンブレッドは既成のパン生地を買ってきて当日朝オーブンで焼いたもの。焼きたての良い香りがし、なかなかオツだった。

  
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June 03, 2005

Great Smokey Mountains国立公園

GreatSmokeyMountains

中西部のもう一つの有名な国立公園がGreat Smokey Mountains National Parkである。ケンタッキーを更に南下し、テネシー州とノースカロライナ州の両州に、東西に53マイル(約85km)南北に18マイル(約29km)に渡って広がる広大な公園。中西部というよりは南部もしくは東部にあたるのかもしれない。

 

Great Smokey Mountainsはその山なみの美しさと9万種以上もいると言われる豊かな生態系で多くの人を魅了してきた。アメリカ南東部一帯に住んでいたインディアンが山にしばしばかかるモヤをsbaconage”blue, like smoke”と表現したところから名がついた、と言う。

 

公園内は長短さまざまなtrailが設置されており、滝や自然に生息する動植物を直に見ることができる。また、山のふもとにあるGatlinburgという街は沢山の土産物店やレストランが立ち並び、日本の温泉街を彷彿させる。ここで結婚式を挙げる人も多いとか。

 

※写真はLaurel Falls。園内入口にあるビジターセンターから最も近いところにある4km程度のハイキングコースを歩いていくと見れる。

  
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June 02, 2005

マンモスケイブ国立公園

MammothCaveさて、卒業後再び社会に戻るまでほんの少し猶予期間を頂戴したので、この際にアメリカの世界遺産をいくつか訪ねてみようと思っている。

 

アメリカ中西部には有名な国立公園が二つある。なぜか地球の歩き方等のガイドブックには掲載されていないのだが、ユネスコの世界遺産にも登録されており、アメリカの中では著名。

 

そのうちの一つ、ケンタッキー州にあるマンモスケイブ国立公園(Mammoth Cave National Park, KY)は全長600マイル以上もあると言われている世界最長の洞窟350万年前、このあたりは遠浅の海だった。そのときに形成された石灰岩層が後の水位後退により地上に表出。地下水による浸食と更なる水位後退を重ねて長い洞窟が形成された。洞窟内には約130種類の生物が生息していることが確認されている。

 

11ドル払ってFrozen Niagara Tourというガイド案内に参加した。ケンタッキー訛りの強い陽気なガイドについて洞窟の中に入っていく。人一人がやっと通れる狭い階段を下り、途中、洞窟の壁面がせり出して身をよじって進まなければならない部分もあり、インディジョーンズばりの冒険ムードいっぱいだ。

 

何故Mammoth Caveと呼ばれるの?5~6歳の男の子が質問した。「いい質問だ。この洞窟はマンモスみたいにとても大きいからそう名前がついたんだよ。」う〜ん、そのまんまだ・・・。

  
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May 31, 2005

カーペットのシャンプー

Carpet Cleanerアパートの契約が切れるにあたって、退室時のインストラクションが管理人から配られていた。12~3個の項目があるのだが、その中でちょっとよくわからなかったのが床面に関する指示だった。

 

Floors; for carpet, vacuum and shampoo thoroughly. Clean with a commercial shampooer and chemical designed for carpet cleaning.

 

どうやら「カーペットにシャンプー」しておかなければならないらしい。しかもそれ用のシャンプーが売られているとのこと。しかし、カーペットのシャンプーとはどのようなことを言うのだろう?

 

そう言えば、以前ルームメイトが絨毯に白い粉をばら撒き、粉もろとも掃除機で吸い取っていたのを思い出した。でも、「シャンプー」というと粉ではなく液体のような気がする。まぁ、粉か液体か知らないけれどきっと何かしらシャンプー剤をふりかけて掃除機で吸い取るみたいなことを言うのだろう。

 

勝手な解釈だが合っていればそれらしきシャンプー剤が売られているはず。そして近所のスーパーマーケットでそれを見つけた。太めのスプレー缶で、裏面のdirectionを見ると、缶を逆さにしてカーペット全体にスプレーをし、15分ほどたったら掃除機で薬剤をキレイに吸い取ると書いてある。これだ!14.99ドル。まぁ、これくらいの投資なら失敗しても無駄ではないだろう。(こんな推察をするより大家に聞けばよいのだけれど)

 

持ち帰って早速使用開始。スプレーは50センチ平方ぐらいの範囲をいっぺんにカバーするのでわりと効率がよい。ツーンと強い石鹸の臭いがするが、掃除機で吸い取った後のカーペットは色のくすみがなくなり、踏み固まった場所もふんわり感が戻っていた。

 

カーペットのシャンプーはそれほど手もかからず、なかなか快適だった。これなら月1回ベースで行って常に清潔感を保っておくのも悪くはない。でも、日本でそういう類のものが売られていないのは何故なのだろう。多分、これも勝手な解釈だけれど、日本ではカーペットの上を素足で歩く。私が試したようなシャンプー剤はかなり強力な化学薬品が使用されており、人体に直接触れると悪影響を及ぼすのではないだろうか・・・あくまでもあくまでも勝手な想像だけれど。

 

※写真はResolve Foam Carpet Cleaner

  
Posted by ei1069 at 04:51Comments(0)TrackBack(0)便利グッズ

May 29, 2005

独身MBA的食生活(3)サンマの蒲焼

Sanmaピッツァ、バーベキュー、ハンバーガー・・・

 

私は日本食を必須とする人間ではない、と思っていたが、さすがに2年間もいると、時折チーズや肉のコッテリした味に嫌気が差し、サッパリとしたものが食べたくなることがある。しかも簡単に手をかけずに。

 

缶詰の「サンマの蒲焼」がそんな時のお助けグッズだった。ご飯をどんぶりに盛り、サンマをのせ、冷凍のホウレン草を解凍したものを付け添えて、醤油をちょっと垂らし、レンジで1分強。なんだか単身赴任のお父さんちっくだけど、それなりにホカホカ美味しいし、時折味わう純和風メニューはやっぱりホッとする。しかも1分プラスαで出来上がってしまう、という手軽さがなんとも頼もしい。

  
Posted by ei1069 at 16:23Comments(0)TrackBack(0)生活一般

May 27, 2005

Chicago

Chicago8時半だというのに、あたりはようやく暮れかかったばかりでまだ明るい。そびえ立つ高層ビル。通りのあちこちから立ち上る香ばしい香り。アフター5を楽しむ人達で賑わう無数のレストラン。どこか懐かしく、でもどこかがTOKYOとは異なる雰囲気。

 

Chicago出身のSteve君が街を案内してくれるというので、数人で連れ立って上京(笑)してきた。ChampaignからChicagoへは車で2時間半ぐらいかかる。2時間半というのはアメリカの中では近距離圏に入る。なのでチョクチョク遊びに行く人も沢山いたが、私はこの中西部特有の真っ平で真っ直ぐなハイウェイを2時間半運転し続けるのがどうも億劫で、面接や人の出迎えなど、よっぽどの用事がない限りあまり行くことはなかった。

 

今回は久々の都会を味わうという目的の他に、これから住む街の下見も兼ねていた。就職先の企業がChicagoNYの現地法人でそれぞれ1ヶ月ずつTrainingを積ませてくれることになったからだ。

 

現法にも挨拶に行った。びっくりしたのは、そこの社長(アメリカ人)が何とUniversity of Illinois出身だったということ。4月にあったNCAAFinal FourにもわざわざSt. Louisまで観戦に行ったということで、いきなりバスケットの話題で盛り上がった。すごいぞ、U of I

  
Posted by ei1069 at 20:23Comments(0)TrackBack(0)生活一般

May 25, 2005

贈物

Barbara N. Land

 

これが隣に住むBarbaraお婆さんのフルネームだ。Googleでちょっと検索してみる。

 

Barbara Land has been writing articles, newspaper columns, and books since she was fifteen years old. She is a graduate of the Columbia University School of Journalism and recipient of a Pulitzer scholarship (1946) which enabled her to study and travel in Europe.

 

Barbara is married to Myrick (Mike) Land, who is also a graduate of Columbia University and a journalist and teacher.

 

Barbara is the author of a number of books for young people and non-fiction for adults. She and her husband have collaborated on several book projects, including Jungle Oil: The Search for Venezuela's Hidden Treasure and A Sierra Mosaic: Reno, Sparks, Lake Tahoe. In addition to writing books, Barbara has authored many articles and columns for various newspapers, the most recent being her columns about books for the Reno Gazette-Journal. 

 

- A Guide to The Records of Barbara Land Collection No. 96-22, University of Nevada Library -

 

そのBarbaraさんが自分の書いた本をくれた。

 

ShortHistoryofLasVegas"A Short History of Las Vegas"

 

ご主人のMyrickさんとの共同執筆本。Barbaraさんが歴史部分、ご主人のMyrickさんが政治・経済部分というように二人で担当箇所を分担し制作を開始したが、途中でご主人の容態が悪くなり1998年に他界。残った部分をBarbaraさんが一人で書き上げて1999年の初版にこぎつけた。

 

そんなことを涙も見せずに淡々と語るBarbaraさん。でも、これはきっとものすごく思い出深い作品なんだろうなぁ。

 

ちなみに繰り返しになるが、Barbaraさんは82歳。今なおフリーランスのジャーナリストとして活躍している超エネルギッシュなお婆さんだ。とても世話好きで、私が引っ越してきたころに「私があなたのアメリカのおばあちゃんになってあげるわ」なんて、ジンとくることを言ってくれたっけ。

  

For エイ – my favorite young neighbor – from Barbara Land

 

本の表紙裏に素敵な筆記体で書き込んでくれた(アメリカ人で筆記体を使う人はあまりいない)。著者の直筆サイン入り本だ。大切に取って置きたい。

  
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May 23, 2005

Gourmet Sandwich

Jimmy John's3ChampaignHeadquarterを持ちアメリカ中西部を中心にフランチャイズ展開しているサンドウィッチショップ、Jimmy John’s。私の大のお気に入りだった。

 

アメリカ人はバーガー、ピッツァに次いでサンドウィッチを非常によく食べる。サンドウィッチと言っても、あの三角形を垂直に立てたようなものではなく、ソフトフランスを横に切って具をいっぱいに詰め込んだSubと言われるものや、やや小ぶりの食パンを使用し、あまりにも中身が分厚いために垂直に立てることのできない所謂Club Sandが普通だ。

 

Champaignにはこうしたサンドウィッチ屋が数多くある。それぞれが独自のパンや素材を使っているが、Jimmy John’s Gourmet Sandwichを看板に謳い、皮がパリパリするフランスパンを使用している。そして、何ともったいないことにフランスパンを横二つに切ったあと、中のやわらかい部分を剥ぎ取って捨ててしまうのである。その代わりに具をたくさん詰め込む。従ってパンでお腹が膨れるのではなく、具の美味しさをしっかりと楽しみ、8インチ(約20センチ)というその大きさの割には小気味よい満腹感を得ることができる。そしてなんとお値段3.25ドル(350円〜400円)なり。

 

JimmyJohnsCharlie特に気に入っていたのがSorry Charlieというツナサンド。ツナサラダとアルファルファがぎっしり詰まっていて非常にジューシー。ちなみに上の写真、PepeというハムサンドもAwesome!両者とも見た目はアメリカンですが、なんというか非常に洗練された良い味がするのであります。

 

Gourmet Sandwichというカテゴリーは日本ではまだまだ未成立。Jimmy John’s、ぜひ日本にも上陸してくれないかなぁ。

  
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May 22, 2005

お世話になった本(6)

Economicsミクロ経済学入門

岩田規久男著

 

経済学のバックグラウンドを持っていない人は、事前に読んでおくか少なくともカバンに放り込んで渡米してほしい一冊。

 

この手の本ならどれでも構わないのだが、これはIllinois MBA1年次必修のEconomicsで使用するテキスト”Price Theory”の翻訳版に限りなく近いのではないかと言われている。実際に、書かれている内容の順番がほとんど同じなので参照しやすい、というメリットがある。英文テキストを読む前に該当する箇所をざっと読んで概要を掴んでおいたり、究極、テキストを読む時間がどうしてもない時にこれを読んで授業に臨んだりもした。

 

さて、これまで紹介してきた本、というか和書参照作戦は、あくまでも事前学習かどうしても時間が足りないとき(いつもだけれど)のカンフル剤として使用して欲しい。どんなに面倒くさくても百ページ近くにわたる指定文章を毎日英語で読んでいれば、だんだんとリーディング力がついてくるし、ディスカッションやチームミーティングで必要になる語彙を覚えられるからだ。ただし、あまりにもキッチリとリーディングをする余り睡眠時間がゼロになって結局効率が落ちるのならば、ある程度の手抜きも全体として良い効果を及ぼしたりもする。

 

そういえば先日、隣に住んでいるBarbaraお婆さんの部屋でお茶をした時に、この和書参照作戦について話したらバカ受けしていた。このBarbaraさんは82歳という高齢にも関わらず、フリーランスのジャーナリストとして今なお活躍している超エネルギッシュなお婆さんだ。Urbana No.1レストランでのサンデーブランチに連れて行ってくれたり、NYに面接に行くと言ったらどこからかガイドブックを取り寄せてプレゼントしてくれたり、と非常に世話好き。昔、ロシア語を勉強していており、ロシア語で授業を受けたことがあるのだが、サッパリ理解できなかったそうだ。「ネイティブじゃないのに英語の授業がよく解ったわね」と訊かれて「実はものすごく困ったので日本のamazonを検索しまくった」と告白。

本の詳細へ  
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May 21, 2005

身辺整理

引越し実は自分がいつ日本に帰るのかを知らない。就職先の勤務地は東京なのだけれど、その前に2~3ヶ月、シカゴにあるグループ会社で研修を兼ねたアルバイトをさせてもらうことになっており、その詳細がまだ決まっていないのだ。

 

そうは言っても5月末にはアパートの契約が切れるので荷物の整理を始めた。主要なものはムービングセールで売っ払い、残ったものを段ボールに詰めようとして、はて困った。MBAで使った教科書とかノートとか、どれくらい持って帰ろうか。ほとんどのものは多分2度と見ることがないという確信がありながら、でも、いざ捨てようとすると、なかなかそう簡単に割り切れないところがある。

 

うーん、困ったな。引越費用は就職先の企業が出してくれるとのことなので、お言葉に甘えてガラクタも含めて色々と持って帰ってしまおうかな、なんて思っていたのだけれど、荷物が増えすぎるのもちょっとマズイだろうなぁ。

 

聞くところによると、段ボール30箱持って帰ったという例もあるし、3箱ぐらいで済むという人もいる。私はその中間10箱強ぐらいをとりあえずの目標値にしておくか・・・。

  
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May 19, 2005

お世話になった本(5)

Accounting1  Accounting2          英文会計入門/英文会計中級

ANJOインターナショナル編 

 

マーケティングを生業としていたとはいえ、その母体である企業は金融関係。一時は財務諸表分析に基づいて融資判断を行うという業務を行っていたこともあり、MBAのアカウンティングは楽勝だと思っていた。

 

しかし、融資業務では出来上がった財務諸表を見て粉飾決算はないか、十分な返済能力があるか、万一の場合の担保はとれるのかどうか、という判断を一定の指標に基づいて行うのに対して、MBAのアカウンティングでは、まず簿記会計的なところの理解から入り、ある企業活動を行うとそれが財務諸表上どのような影響を及ぼすか、ひいては企業価値にどのような変化が起こるのか、という観点で学ぶので按配が異なっている。また、日米の会計基準の差等もあり、生半可な日本の会計知識を持っていると、これは日本でいうところのどれにあたるのか、この英語表現に相当する日本語は何か、とイチイチつっかかってしまう。

 

そこで購入したのが(これも高い海外発送料を払って日本から取り寄せました(泣))、英文会計入門と英文会計中級。この本の良いところは、巻末に簿記会計用語の日米比較表がついているところ。これを見て、その英語表現が自分の知っている概念であればそれでよし。知らなければ本文を参照して基本概念をざっくりと掴んだ上でテキストに戻る。

 

本は購入しなかったが、同様の日米語彙比較が有効だったのがファイナンス。野村證券の証券用語解説集がカバー範囲・内容ともに充実している。

 

もちろん、しっかりとした会計知識やファイナンス知識を持っている人は、こんな比較作業は不要だ。ただ、ちょっとした参照・確認には便利だろう。本の詳細へ

  
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May 17, 2005

お世話になった本(4)

The Goal

The Goal ザ・ゴール

エリヤフ・ゴールドラット著

 

アメリカのベストセラー書として数年前に翻訳版が書店で山積みになっていたので、読んだことのある人も多いかもしれない。

 

Illinois MBAでは1年次のOperationの授業での課題図書となっている(もちろん原書)。ある機械メーカーの工場長である主人公が3ヶ月という短い期間に、長引く採算悪化に閉鎖を告げられていた工場の生産過程を改善し、大幅な収益向上を達成する、という小説。

 

私はたまたま先輩から翻訳版を譲り受けたこともあり、時間節約のために日本語で読んだ。しかしこれがメチャクチャ面白い。チョロチョロと読み進めるつもりだったのが、ある日完徹をして一気に読み上げた。というより気付いたら朝になっていた。

 

小説なので読みやすいのもさることながら、特に金融機関に勤めていたために物品の組立て製造過程というものに縁のなかった私にとっては(金融商品は金利や金額、期間などの情報をデジタルに集約管理するシステムを構築することで成立する)、これを読むことで「オペレーション」とは何なのか、オペレーションの円滑な運営管理が企業全体の収益に如何に大きな影響を及ぼすのか、ということが手に取るように理解でき、新鮮な驚きと感心を得た。

 

マーケティングが収益構造の一極だとすればオペレーションは対にあるもう一極である。そんな簡単なことを知らなかった自分を恥じるとともに、新たな視点を与えてくれたこの本に感謝している。その後選択科目でオペレーション系の授業を積極的に取りにいくようになったのは言うまでもない。本の詳細へ

  
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May 16, 2005

日米卒業式比較

CaponGrass卒業式に出ていてふと気付いた。そういえば、誰も泣く人なんていない。小学校も中学も高校も大学の時も必ず泣き出す子がいて、お別れムードをたっぷりと盛り上げてくれていた。

 

日米の卒業式は根本的なスタンスが違っていると思う。日本はどちらかというと「終了」に重きを置いていて、その結果「蛍の光」「仰げば尊し」などの歌を歌うことになり、「別れ」の寂しさが必然的に強調されることになる。

 

一方アメリカの卒業式はというと、Commencementと言われ、この語意は「開始」「始め」を指す。日本語の「卒業」が「終わり」を意味するのと正反対である。アメリカの卒業式は、学業を成就したことを褒め称え、これからの新しい人生のスタートを祝福するために行われる。従って式典中も「おめでとう」「よく頑張ったね」「これで全世界で活躍する60万人のAlumniの一員になった」「これから君たちが世界を変えていくのだ」とハッパをかけられる。とても泣く雰囲気ではない。

 

また、家族が主体の一部となっているのも異なっている点だ。Commencementは平日ではなく土日に行われる。まず日取りからして家族を招くように設定されている。そして前日の金曜の夕方あたりから、Champaignの街は学生以上の数のDadMom、兄弟や親戚、婚約者で溢れかえり、前夜祭として学校が主催するテントパーティーにも家族が招かれ、学生を通じて教授やスタッフとも挨拶をする。式の最中にも会場の前方に座っている学生が一斉に立ち上がって後方を向き、「学生生活を支えてくれた家族に感謝の拍手を!」という場面がある。

 

こうした違いがどういう文化背景からもたらされているのかはよくわからない。でも私はシクシク泣いている子がいる卒業式よりも、家族も学生も教授もスタッフも一緒になって、さらに学生同士も「Congratulations!」と固く握手をしてお互いに祝福し合い、「これから頑張れ!」と強く前向きなアメリカ式の卒業式の方が元気よくて好きだ。

  
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May 14, 2005

Graduated!

graduation午前815分に卒業式のチェックインを済ました。チェックインの部屋には大きな等身大の鏡が3台置いてあり、着慣れないAcademic Attireの井出達を各自がチェックできるようになっている。DeanMarry Millerが一人一人の襟元をチェックして正しいマフラーの配置に直してくれた。

 

そして、いよいよ会場へ。会場には小さなオーケストラが設置されており、生演奏とともに、まず学生が入場。そしてDeanや教授が入場。

 

学生代表やOBからの挨拶などの後にDeanのGoshが言った。

 

「みなさん、あなたがたの帽子についている房は今右側にあります。これはまだ卒業していない、ということを示すのは知っていますね。」

 

「卒業した、ということを示すにはこの房を左側に移動させなければならない。一体いつ移動させるのでしょうか?そう、今です。私がここに高らかに宣言しましょう。これから3つ数えた後、あなたたちの卒業が形に示されます。1, 2, 3。さぁ、房を左側に移してください。」

 

一斉に拍手と歓声が沸き起こる。近くにいる者同士で「Congratulation!」と固く握手をし合った。

 

MBA CandidateからMBAホルダーになった瞬間だ。

 

※写真のように帽子を投げるのに憧れていたのだが、残念ながらやらなかった。一説によるとこの帽子はレンタルなので、投げて壊されたらレンタル会社側としてはたまらないから、とのこと(信憑性はあまりない・・・)。

  
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May 13, 2005

卒業式前日

明日はいよいよ卒業式。本当は卒業式までの日々を、MBAによって何が変わったか、そして反省事項は何か、を徒然と書き連ねるつもりだったが、最後の最後まで課題に煽られ、全てが終わった瞬間(水曜日夕方5)からは、何と言うか一気に力が抜けて、当初思い描いていたメニューをこなすことができなかった。後日談になってしまうけれども、この間に起こったり思ったりした沢山のこと追々アップしていけたら、と思っている。

 

今日は、お昼過ぎに卒業式に着るガウンを取りに行ったあと、夕方からはIllinois MBAの主要建物であるDavid Kinley Hallの向かいにある中庭でテントパーティー。想像以上に沢山の家族が参加していた。普段知っている級友の家族を知るのって結構面白い。なるほど、この両親にしてこの子ありか、と思うケースもあれば、全く新鮮な印象を受けることもある。

 

でもそういえば、こうやって卒業を前にして、教授もアドミッションも学生もその家族も、全てが勢ぞろいしてお互いに苦労をねぎらい合う会、って大学の時にはなかったなぁ。謝恩会がそれにあたるのかもしれないけれど、テントパーティーは、教授に自分の両親を紹介したり、ともっとカジュアルだ。

  
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May 11, 2005

終わった

締め切り直前の午後55分前にSpreadsheet Modelの最終プロジェクトを提出。これで全てが終わった。

 

最後の最後までVBAに苦しめられた。昨日も夜12時までFinal Weekのため24時間営業となっているカフェでミーティング。当日の今日も11時からメンバーの部屋に集まって、プログラムの最終チェックとレポート作成。

 

でも不思議なことに、この最後チームに1年前のメンバーが3人集まった。プロジェクトの作業で忙しく手を動かしながらも、懐かし話に華が咲く。

 

「覚えてる?Global Strategyの先生がさぁ、Jamesのことを気に入ってたよね〜。『あなたたちのチームのあのカッコいい子、最近授業に来ないけどどうしてるの?』って。そうしたらJamesったら俄然授業中の発言をし出してさ〜(笑)」

 

Thantitは『The man』だったよね。『あ〜、僕がやっといたよ〜』って言ってFinancial AnalysisSpreadsheetをヒョイヒョイと作っちゃったもんね〜。」

 

懐かしい仲間と固い握手をして最後のミーティングを終了した。

  
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May 10, 2005

85%祝宴

May5officeNew Product Developmentの最終プロジェクトをチームで集まって提出した。夕方4時に教授とアポイントメントがとってあり、レポートの提出とともに教授とチームとの間で小プレゼンをする予定だったが、教授の都合が突如つかなくなり、プレゼンはキャンセル。事務所のメッセージボックスにレポートを突っ込んで完了した。

 

午後410分。建物の外に出ると、太陽が燦燦と降り注ぐ素晴らしい陽気。課題が完了したこともあって気分はものすごく爽快。

 

「さぁ〜て、行こっか?」

 

Micahが切り出した。実は、今日のレポート提出の後、そのままハッピーアワーに行ってしまおう、というのが事前打ち合わせ済だった。

 

というより、この最終プロジェクトの題材が「アルコール飲料における新商品開発について」。イギリス人のAdamはビールのウンチクを新商品開発にからめて滔々と述べるし(暗にアメリカの“Light”ビールの傾向に不満があることをほのめかしている)、Xinaはカクテルを調べまくって「新しい混合素材の開発に必要なプロファイル」なんてものを考え出した。お互いにお互いの部分を読みあって校正しているうちに、「飲みたい」モードが自然とわきおこってくるのも当然といえば当然か。

(プロジェクトには、このほかにも新チャネルの構築だとかパッケージングの開発、ブランドの再生だとかも含まれて全46ページに及ぶレポートに仕上がっている。) 

 

Urbanaのダウンタウンにある”The Office”というバーに行き、日もまだ高い真昼間から、乾杯が始まった。最初はチームだけだったのだが、他のクラスメートを電話で呼び出して、祝宴はいつの間にか11人にまで膨れ上がった。

 

1次会は7時半に終了。この日にほぼ全てが終わった何名かはそのまま2次会へ。私はというと、実はまだ85%の完了状態。翌日にもう一つのプロジェクト提出があったため8時からのチームミーティングに向かった。

  
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May 09, 2005

Woo-hoo

Woo Hoo

60年代調のビートと”woo-hoo, woo-ho-ho”と陽気なメロディーで始まるVonageCMが随分前から気になっていた。

 

「アチャー」と思わず目を覆ってしまうシーンが印象的で、余りのインパクトにVonageの提供するサービス内容よりもそっちに注意が行ってしまうのがマーケ的には問題だ、と言えないでもないけれど、これによってVonageというブランド認知を確立させたのはEntrepreneurStrategyとしては重要だし、その意味ではマーケ的にも成功だったのではないだろうか、と思う。

 

スポット画像はこちら(一番最後のBatterというのが個人的にはオススメ)

 

ところで、このCMは年初あたりから始まっていたので今さらなのだけれども、ここで使われている”woo-hoo”の音楽が”The 5.6.7.8s”というロックグループによるものであることを知った。

 

この音楽が耳に残って離れなかったのは私だけではなく、先日FinaleというCasual版謝恩会の後に行ったカラオケで”woo-hoo, woo-ho-ho”とみんなで飛び跳ねながらの大絶叫大会となった。

 

しかし驚いたのが、この”The 5.6.7.8s”は日本人女性のグループとのこと。goo音楽によれば、このグループは1986年に結成され、 日本ガレージ・ロック・シーンの重鎮的存在・・・(中略)・・・日本はもとより、欧米諸国のマニアの間でも人気が高いようだ。”という。

 

そのThe 5.6.7.8sの音楽がアメリカでTVCMとしてガンガン流され、それを聴いた若者達がカラオケで"woo-hoo"と飛び跳ねながら叫び歌う。世界がどんどんBorderlessになってきている、ということの一例だ。

 

まぁ、実はそんなことはどうでもよく、この”woo-hoo”は一度耳についたら離れない音楽。先日ついにCDを購入。”woo-hoo, woo-ho-ho”とついついいっしょになって口ずさんでいると(叫んでいる?)、何となく楽しい気分になるので、ストレス発散とリフレッシュに効果的かも。

”Woo Hoo”音楽の詳細はこちら

  
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May 08, 2005

お世話になった本(3)

はじめての統計学

はじめての統計学

鳥居 泰彦 著

 

こちらも統計学に関するものだが、[新版]MBAマネジメントブックと同じく学期中に救世主的にお世話になった本。

 

いくらバリバリの私大文系で統計学のバックグラウンド知識が無く理解に苦しんだといっても学期の最後には試験があり(中間試験もある)、ある程度の点数をとっておかないと落第の可能性が無きにしもあらず。ヤバイ・・・とにかく教えていたことの概念だけでも掴まなければ!・・・と試験の数日前にこの本を一気に読破した。

 

理論の実践に比重が置かれているエクセルで学ぶ統計解析入門と異なり、こちらは標本抽出と母集団の概念だとか相関関係の判断基準だとか、どちらかというと基本となる考え方そのものを、実例や簡単な計算問題をまじえながら、きっちりと理解するのに適している。

 

ホント、この本のお陰で、なんとか乗り切りました。これからMBAに行く人はぜひ事前に読んでおくか、少なくともカバンに放り込んで渡米してくださいね!(私は高い海外送料を払って日本から取り寄せました(泣))本の詳細へ

  
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May 07, 2005

お世話になった本(2)

ExcelStatistics

Excelで学ぶ統計解析入門

菅 民郎 著

 

これは自習用。標準偏差やら相関分析、回帰分析、ポアソン分布、正規分布など統計の基本的な概念を例題を使ってわかりやすく解説するとともにエクセル関数を使って実際に問題を解いてみる、という本。

 

MBAで統計学は一番最初の秋学期に全員必修で習う。しかし、バリバリの私大文系で統計学のバックグラウンド知識が全くなかった私は、当時の英語理解能力の低さも加わり、はっきり言って、何がなんだかさっぱりわからず苦労した。そこで1年目が終わった夏休みに反省の意を込めて購入し、チョロチョロとエクセルをいじりながら読んだもの。

 

理論と実践が抱き合わせで理解できるのが最大のメリット。「あ〜なるほど、こういうことをMBAの授業で説明していたのかぁ」と遅まきながら感心。いやいやこうやってみると意外と面白いのね・・・(笑)

 

MBAの授業でも統計学はエクセル等の分析テクニックを習うBusiness Computingと相関をもって教えられる。結局はSpread Sheet上で分析ツールとして使わなければ全く意味をなさないからだ。

 

もし、私と同じバリバリ私大文系でこれからMBA留学しようとしているならば、渡米する前にぜひ一度はさらっと触れておきたい。統計学とBusiness Computingの授業で脂汗を流しまくる、なんてことはなくなるはず。

 

また本書に添付されているCD-ROMの内容をインストールするとパレート図が簡単に描けるようになるなど、作業効率を高めるソフトが入っている。インターンシップを行ったベンチャー企業でこの本とソフトを紹介し、作業時間の短縮に微力ながら貢献したこともある。本の詳細へ

  
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May 05, 2005

最後の授業

SCM last水曜3時から6時のSupply Chain Management MBA最後の授業となった。3時間全てを使い、各チームがFinal Projectのプレゼン発表を行う。私のチームは先発隊として先週済ましてしまったので、この日はお気楽観戦。

 

しかし、なんだかそわそわ落ち着かなかった。途中の休憩時間でもみんなで写真を撮ったりして、嫌が上でもこれが最後なんだと感じてしまう。

 

最後のチームがプレゼンを終えた。教授のMallickが最終チームと入れ替えに教壇に立った。

 

Mallick先生はインド系。毛足の飛び跳ねた髪型や口元のチョボ髭、そして常にもみ手をしながら話す姿に密かにMr.マリックのイメージを重ねていた。グラサンはかけてないけれど。

 

時々ギャグが空回りしていたりしたけれど、気のいい先生だった。ただし、成績に対する評価は厳しい。自分の学問領域になると非常に真剣に物事を見るのだ。Nissanに関するチームの最終プロジェクトについて途中経過を報告・相談しに行ったときも身を乗り出してこちらが答えきれない質問をガンガンしてた。

 

「これから卒業していくみんなにメッセージを贈りたい」

 

Mallick先生はそう言って総まとめと挨拶を行った。

 

「君たちはここで沢山のことを習った。沢山の理論を習った。そして沢山のケースで理論がどのように応用されているかを知った。しかし、忘れないで欲しい。これから君たちが社会に出て行った時、ここで習ったことと現実とのギャップにきっと戸惑うことだろう。君たちが経験するのは、理論にもケースにも属さない中間の代物である。理論は理論。ケースはあくまでも理論をあとからあてはめたもの。しかし現実で起こるのはどの理論があてはまるともしれない未知の事象だ。でも大切なのは、君たちが理論とケースからその中間の代物を推察し判断するだけの分析力と知識を得た、ということだ。そして、困った時にはいつでも尋ねて欲しい。このSupply Chain Managementという分野の最先端で何が起こっているかを私は常に研究しているのだから。」

 

教室に拍手が沸き起こった。そしてそれは暫く鳴り止まなかった。 

 

授業の最後に記念撮影。マーケ系と違ってオペレーション系のSCMはアジア系が多い(オペレーションはアジアの方が発達している)。授業でも最先端の技術・知識傾向を議論に持ち込むなど、授業を先導する重要な役割をアジア系が果たしていた。

  
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May 04, 2005

最後のプレゼン

最後のプレゼンを終えた。とても気持ちいい。何とも清々しい満ち足りた気分。

 

B2BマーケのIndustry Analysis9つあるうちの5つのチームがその場で指名され、用意してきたスライドを使い、説明を行う。そして我がチームが1番に当たってしまった。「ご愁傷様」みたいなことを言われながら前に出る。テーマは「Third Party Logistics (3PL)」。FedexUPSDHLなどに代表されるいわゆる発送業者だが、実はSupply Chain全体を統括管理するビッグな機能を担っている、という話だ。

 

Jinaと私がプレゼンターとなった。Jinaが業界の生い立ちや市場規模、成長率などの概要を話し、私が分析と今後の予想を行う。指定時間が10分と短いので、全体的にパッパッとリズム良く進めていく。分析は”Five Forces Model”のスライド1枚で済ました。そして全体のまとめ。

 

終わって席に戻る途中で何人もの人から「Good Job!」と声をかけられた。隣に座っていたBrian3回ぐらい繰り返して言うので、こちらも何て答えたらいいのかわからなくなった。チームの一人、カザフスタン出身のAlexも「教授の目が満足していたっぽかったよ!」と、そのターミネーター級の厳つい顔をほころばせながら、はしゃいで言った。

 

こうした反響から自分達のプレゼンが成功したことを知る。特にスゴイことは言っていない。でも、シンプルに、簡潔に、「ABBC、よってC=A」だとか「結論はAである。何故なら、理由1、理由2、理由3。従って結論はAである」などの誰にも分かる明快な論理を自分の言葉で伝えた。あちこちで突っかかり、言い直ししたりしながら。それでも、ハッキリと自分の言葉で述べているので、人を納得させることができる。

 

プレゼンはMBAで鍛えられる技術的側面の一つだろう。特にIllinois MBAではサマースクール中からここのところはキッチリと仕込まれる。TOYFTalk On Your Feet)という突然指名のアドリブ小トークだとか、グラフやチャートを使っての説明方法だとか、いくつかのスタイルを教室で習い、仲間内で練習を行わされ、その後Public Speakingと言って、皆で集まってディナーをし、その際のご余興としてトークを実践する機会が与えられる。

 

MBAの本コースが始まってからもプレゼンを行う機会は沢山ある。特に2年目に入ってからは、マーケティングを専攻に選んだせいもあるが、少なくとも15本は行っている。さすがに場慣れしてくるというものだ。最初は一言一句覚えて念入りに練習していたりしたが、今では練習量も随分少なく済むようになった。

 

そういえばサマースクールでやったTOYFで、あまりにも緊張してテーマと違うことをしゃべってしまい、大失敗したっけ。MBAのプレゼンでも、折角一言一句覚えたのにも関わらず、皆の前に出たらすっかり忘れてしまい、しどろもどろで何を言っているか自分でも分からなくなったりしたっけ。

 

今となっては懐かしい思い出である。

  
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May 02, 2005

あっさりラザニア

lasagnaイタリアのマンマの味。トマトソースとホワイトソースとパスタが何層にも重ねられ、手の込んだ上級者向け料理・・・。ラザニアにはそんなイメージがあったのだが、実はこれ、まさにLazy Ketchenレシピの代表格であることを発見。

 

Easy Lasagnaとも紹介されている。必要なのは、パスタ、出来合いのトマトソース、リコッタチーズ。これらを重ねていってオーブンに放り込むだけ。間に炒めた挽肉を入れたり、野菜やマッシュルームのみじん切りを入れたり、卵を入れたり、モッツァレラチーズを使ってコクを出したり、と人によってバリエーションがある。

 

いっぺんに沢山作れるのでパーティー向け。あるいは1食分ずつ冷凍しておいても便利。

 

あっさりラザニアLazy Kitchen版

 

【材料】

        ラザニアパスタ

        カッテージチーズ(リコッタチーズは少し甘いので私はこちらを使う)

        ”Chopped Spinach” (冷凍カット済みホウレンソウ)

        市販のトマトソース(お好みのパスタソースでOK

        モッツァレラチーズ(使わなくてもOK。お好みで)

        イタリアンハーブ(香り付けのため。お好みで)

 

【作り方】

1.      オーブンを375度(190℃前後)に温めておく。

2.      ラザニアパンにトマトソースを塗る。

3.      パスタを敷く→パスタにトマトソースを塗る→その上にカッテージチーズを敷く→その上に解凍したChopped Spinachを敷く→再びトマトソース→再びパスタ

4.      以上を適当に23回繰り返す。

5.      最後にモッツァレラチーズ適量載せ(このチーズはとろけます)、イタリアンハーブを軽く振る。

6.      ホイルで蓋をし、オーブンに放り込む。

7.      1時間ほどしたらホイルをはずして更に15分ほど焼き、表面のチーズに焼き色をつける。

  

May 01, 2005

The Bottom Line

ここ数日の曇天が嘘のように晴れ渡った。部屋の窓から見えるのは、一面に広がる抜けるような青空とそこにポッカリと浮かぶ白い雲、そして強い日差しを受けてキラキラと光る新緑の芝生・・・

 

あぁ・・・なんて気持ちのいい天気なんだろう!このまま窓から飛び出して行きたい・・・

 

そして、視線は机上のラップトップ画面に戻る。そう、私は今、押し寄せるファイナルプロジェクトにコテコテにハマっている。明日のB2BCase writeupを書いて、サプライチェーンのレポートをまとめて、New Product Developmentはまだまだリサーチが足りないし、Polandプロジェクトのプレゼン準備もしなくては・・・・窓外の眩しい青空を横目に机にかじりつく一日でありました。

 

しかし、このままだと精神衛生上身体に悪いので、夕方からBottom Lineのコンサートをちょっと見に行ってきた。クラスメートのLilyが出演することになっており、直々にお誘いをいただいていたのだ。

 

Bottom LineIllinois MBAで結成されたアカペラコーラスグループ。アドミッションのVictorが発起人となり、学生だけでなく教授もメンバーとなっている。ゲストスピーカーを招いてのレクチャーや試験会場に使われるWohlers Hall 141号室を会場に行われたコンサートは、そのクォリティの高さに正直驚くものだった。

 

もちろんこの日のために一生懸命練習したのだろうが、何と言うかその音感・リズム感、そして声量。プロ級の腕前と言ってもいいシンガーがMBAのクラスメイトにこんなにいるとは思わなかった。

 

夜のピアノバーにいるんじゃないかと思わせたくらいお色気たっぷりに歌い上げたReginaVictorが奥さんと二人で魅せたハーモニーは収容人数150人程度の大教室をビリビリと震わせるくらいの大声量だったし、ファイナンスのProf. Kahnはピアノ伴奏つきのトークで弾き語る、なんていう高級テクニックを見せた。観客のこちらも盛り上がる。Georgia(グルジア)からきたAniが「我がGeorgia」を歌い終わると、「I」「Love」「A」「N」「I」とプラカードを上げてヒュ〜と歓声。

 

また、自分が昔ピアノ弾きだったために特に注目してしまったのだが、VictorKahnのピアノの腕前も脱帽もの。テクニックがどうのこうのではない、そのセンスだ。楽譜は置いてあったが、かなりの部分をアドリブでやっていたはず。あのJazzっぽい和音とリズムをその場で創作するというのは、真似しようとしてもなかなかできることではない。

 

コンサートは1時間ほどで終わった。会場を後にして、頭の中が妙にスッキリすがすがしくなっているのに気付いた。やはり右脳と左脳をバランスよく刺激することは大切だな。さぁて、帰ってサプライチェーンのレポートに取り掛かるとでもするか。

  
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April 29, 2005

卒業仕度

CapGown

卒業式に着るガウンと帽子を被った姿をプロのカメラマンが無料で撮ってくれる、というので行ってみた。いわゆるAcademic Attireといういでたちは大学生の時にもやった記憶があるのだが、随分昔のことなのでよく覚えていないのもあるが、カメラマンが得意気に色々と教えてくれて、いでたち一つにも色々とルールと意義が隠されているのだな、と感心。

 

まずは黒いガウンを羽織る。ピラピラのヘラヘラだが、胸元の切り替え部分にギャザーが入っていたりして、それなりに形が整って見える。次に長いマフラーみたいなものを首から逆さに掛けられた。グエッ。マフラーが後ろに引っ張られて首が締め付けられる。と、思っていたら、そのマフラーの中心部に小さな引っ掛け紐がついていて、これをガウンの胸元部分にあるフックにヒョイと引っ掛けると、ちゃんと息ができるようになった。

 

「このマフラーはね、学士かマスターかで色が異なっているんだよ。それと、何のマスターかでも色が違っている。例えば君たちビジネスの専攻はDrabという紫とチャコールグレーを掛け合わせたような色。法律だと鮮やかな紫(Purple)、Engineeringだとオレンジ、Science だと山吹色(Golden Yellow)という風にね。」

 

「さぁ、帽子を被ろうか。この天辺から垂れ下がっている房は今は左側に向けておくよ。でも、これは卒業式の最中にはやっちゃいけない。左側にある、というのは『卒業しました』という意味なんだ。式の最中はまだ卒業していないから右側においておくんだよ。『Right is Right』・・・なぁんて。(マジで極寒)」

 

写真の撮り方もまたビミョウにアメリカっぽい。日本ではあまりスタンダードではない、身体を若干横向きにして顔だけを正面に向ける。

 

「はい、Happy smile! そう、楽しいね!嬉しいね!喜びが伝わってくるよ〜、ハイッ」

 

なんて言われると引き締めていたはずの頬筋肉がついつい緩んでニッカリと笑ってしまう。

 

撮影の結果は24時間後にWebで確認できる。それを見てから気に入ったら注文をすればいいらしい。(もちろん注文したら代金がかかる)

 

引き続いて、来年度の新入生向けパンフレット用の写真撮影へ。数日前にアドミッションから連絡があったものだ。何をどうやって選んだのかは知らないが、1年生十数名と2年生数名の選抜グループに抜擢されたので、「これはきっと私が写真映えするということに違いない!」と独自解釈(スミマセン)。誇らしげに待ち合わせ場所に向かう。

 

すでに10名弱の学生が集まっていた。時間ピッタリになると、アドミッションと先刻のカメラマンが現れ、いきなり私と他の2名の学生が名指しされた。まったりと適当に写真を撮るのだと思っていたら、撮影のシチュエーションと各シチュエーション毎のキャストが決まっていたらしく、テキパキと撮影現場に案内された。

 

結局私はとある場所で私御愛用のPanasonic Let’s Note CF-W2とともに映ることになりました。ほほほ。日本の最新鋭のPCがパンフレットに載るとは何とも誇らしいことでございます。

 

でも、撮影写真が採用されるかどうかは厳選なるチェックの後に決められるので、本日のお写真は世の中の日の目を見ずに葬り去られることになるやも・・・(泣)

  
Posted by ei1069 at 14:38Comments(1)TrackBack(0)学校生活

April 27, 2005

Pros/Cons

ProsCons科目に関わらず、授業中でもチームミーティングでも、課題であれプロジェクトであれ、様々な場面でイヤというほど使ってきたのがPros/Consだ。あまりにもよく使うので私の中ではすっかり陳腐化していたのだが、実はこれが最も基本的な戦略分析ツールだということに気付いた。

 

B2Bマーケの授業。今日のテーマはBens先生がこれまでの総括的内容だという”Strategy and Control”。どのようにStrategyを組立て、そのためにはどのような視点を持つべきかを体系的に説明してくれた。そして、その説明の中で言った言葉。

 

「ストラテジーで重要なのは、最終決定事項にたどり着くまでに、考えうる全ての選択肢(Alternatives)と、それぞれの選択肢におけるあらゆる可能性とリスク(Pros/Cons)を検討する、という思考プロセスである。そうした検討プロセスがなければ最終的に決定したストラテジーは説得性に欠けるだけでなく、よりよいチャンス(Opportunity)を逃しかつ実行段階でいくつもの欠陥が浮き彫りにされる脆弱なものとなってしまう・・・」

 

B2Bマーケの授業では毎週1回、ケースを読みそれに対する1ページのサマリーを提出せよ、という課題があった。サマリーではケースが取り扱っている問題点(Issue)と考えうる解決方法(Alternatives)、その解決方法を実行した場合の利点と欠点(Pros/Cons)を述べることが求められている。

 

「・・・私がAlternativesとそれに対するPros/Cons、特にConsを挙げなさい、と口を酸っぱくしていっていたのは、このストラテジ−の真髄をわかって欲しかったからなのよ。」

 

Pros/Consの考え方は別にMBA特有のものではない。私自身、前職場で個人の生活場面でと無意識のうちに使っていた。ただ、それを無意識に使うのか、考え方の基本として常に意識しておくのか、またAlternativesと組み合わせてシステマティックに使っていくのかで、思考の広がりと深さが随分異なってくるように思える。

  
Posted by ei1069 at 01:21Comments(0)TrackBack(0)学校生活

April 26, 2005

MBAのためのパソコン

booklaptop『分厚い教科書とラップトップでかばんをパンパンに膨らまして急ぎ足で歩いている』

 

これがキャンパスの中でのMBA学生のイメージ。もちろんMBA学生である自分が敢えて客観的に見ようとしているのだから少々偏っているかもしれないが。でも、どこにでもラップトップを持ち歩く、というのは本当だ。授業中に資料をダウンロードしたりノートをとったり、ミーティングの記録をとったりその場でウェブサイトをリサーチしたりリサーチ資料の受け渡しをしたり・・・そして、キャンパスの中はワイヤレス環境が完備されているのでいつでもインターネットを閲覧したりメールチェックを行うことができる。

 

毎日持ち歩くラップトップ。ただでさえ教科書が重いのだから、ラップトップはできるだけ軽いものをおすすめしたい。そして頑丈なヤツ。最初は某社の超薄型ラップトップを日本から持参したのだが、毎日鞄から出し入れし、時にはその鞄ごと車の助手席に放り投げてみたりするうちに(決して怒っているわけではなく、重いので支えきれずにそうなってしまうのだ)、壊れてしまった。

 

そこで購入したのがPanasonicLet’s Note CF-W2。まさにモバイルのために作られたラップトップ、と昨夏インターンシップを行ったベンチャー企業の社長さんに教えていただいた。プラグなしで7時間半継続使用可能。総重量1.2キロ。薄型で軽いのにCD-ROM/DVDのドライブがついており、もちろん書き込みもできる。そして、私は試したことないが、「落としても壊れない」らしい。

 

まさにMBAのためのラップトップなのではないだろうか、と私は思う。ちなみにアメリカでも昨年秋頃から「Tough book」の名前で販売され始めたが、まだ日本より若干お高いようだ。もし、これからMBA留学をし新しいラップトップを購入しようと考えているのならば、是非おすすめしたい。ただし、軽さ、モバイルさにこだわるのはあくまでも私の趣味。厚さが3センチぐらいあるでっかいラップトップを使っている人は沢山いる。それとアメリカ人にとっては全体のサイズダウンといっしょにコンパクトになってしまったキーボードが使いにくいらしいので、アメリカンサイズの手の持ち主にはおすすめしない。Let's Noteの詳細はこちら

  
Posted by ei1069 at 13:32Comments(0)TrackBack(0)便利グッズ

April 25, 2005

ラッシュ突入

DigitalAngelHead2週間で4本のプレゼンと4本のレポート提出を行うプロジェクトラッシュ週間に突入した。

 

初戦の今日はNew Product Developmentのプレゼン。Digital Angelという商品の発売に関するケース分析。この商品は一言で表現すると「バイオセンサー付き居場所探知機」。腕時計とペイジャーからなり、腕時計にはアンテナと体温や心拍数を測るセンサーが、ペイジャーにはワイヤレスモデムとGPSが搭載され、これらを装着した人の位置情報や体温、心拍数をパソコンや携帯などを通じて把握することができる。実際の商品イメージとデモ画面はこちら。(デモは画面下方にリンクがあります)

 

このDigital Angelという新商品発売に関し、倫理的問題点、ターゲット設定、マーケティングプランの組立て、そしてROIの予測など様々な問題点を検討していくのが課題だった。

 

私が初っ端。チームの紹介からこの会社が置かれていた状況説明(Strategic Situation)を行い、次にAdam(英)がターゲット設定を説明。ここで、Adamには「この商品は女性が最も切望しているものだ。ダンナに装着させて行動を監視したい、というニーズにピッタリかもしれない。でも、ボクはこの『配偶者スパイ養成システム』には絶対に反対!」(彼は既婚である)と言って笑いの場を作ってもらい、Xina(台湾)が具体的なマーケティングプランとROI予想でビシっとしめる。

 

結果は◎・・・とチームの仲間内ではなっている。プレゼン時の皆の反応からすれば、さほど見当違いな自己評価ではないと私は思う。まぁ、結局は自分達が納得の行く活動ができれば、他人の評価なんてどうでもよいのだ。

 

以下はチームメイトのMicahがプレゼン2時間前にチーム全員に送ってきたメール。

 

Excellent job Angels

 

While my name isn't Charlie, you guys still make great angels!

You have done a first -class job.

Well done.

Way to come through

This team is the best of the best.

Seriously, though. 

This would be a great presentation. 

You have all outdone yourselves. 

 

-Micah

 

でもMicah、チャーリーエンジェルじゃないってば!()

 

しかし、私もこんな風に頑張ったチームのみんなにねぎらいの声をかけられたらいいのだけれど、やはりどうしてもこそばゆくて、そこまでは出来ていない。  

  
Posted by ei1069 at 13:59Comments(0)TrackBack(0)学校生活

NCAA写真アップしました。

NCAAの頂上決戦、オレンジのTシャツを着て観戦する人で埋め尽くされたAssembly Hallの写真をようやく送ってもらったのでアップしました。

 

April 5,2005記事「ありがとうILLINI!」へ

  
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April 24, 2005

お世話になった本(1)

ページの余白がもったいなかったので、本の広告でも載せてみることにしました(右下端も参照してみてください)。広告スペースが今ひとつページに馴染んでいないのが気になりますが、おいおい対策をとっていきます。

 

とりあえずのテーマは『MBA留学中に大変お世話になった日本語の本』というところでしょうか。

 

MBAMgntbook

     [新版]MBAマネジメントブック

  グロービス・マネジメント・インスティチュート編著

 

マーケ、アカウンティング、ファイナンス、戦略論、サプライチェーン等々MBAで習うあらゆる分野におけるエッセンスがコンパクトに詰め込まれた本。全てのページが1テーマ見開き2ページに収められ、冒頭にはその2ページの要約が150字程度でまとめられている。  

 

MBA1年生の最初の3ヶ月間に相当お世話になった。圧倒的なワークロード量と限られた英語理解能力(読み書き聞く話すの全て)のために、物理的時間が徹底的に欠如していた。ゴチャゴチャした理論はいらない。とにかく授業で何を教えようとしているのかの全体像を短時間でスっと頭の中に入れたい。それだけで授業での理解度も大幅にアップするし、課題とされているリーディングをこなせなくても何とかついていけるのである。いわば「穴ぼこだらけのボロボロ消防ホースだが矛先はしっかりと出火元に向けられている」という状態か。

 

とにかくそのコンパクトさと簡潔さが私のニーズにピッタリと合った。しかしこれを書きながら久々にパラパラとめくってみると、「おっ、こんなことも書かれていた」といくつもの重要項目を発見。卒業したらもう一度流し読みしておさらいしてみるのも悪くはない。とにもかくにも、これで2,800円は決して高くはない。 本の詳細へ

  
Posted by ei1069 at 02:53Comments(0)TrackBack(0)

April 23, 2005

御礼と近況報告

以下はとあるお世話になった人に送ったメール内容である。

 
ご無沙汰しております。
 

Illinois MBA学校説明会の際は大変お世話になりました。

 

お陰様で今年は3名の日本人入学予定者を得た模様です。昨年度のゼロに比べたら格段の進化です。また、クラスサイズが私たちの時よりも小さくなっていることを考えると、3名というのは十分な成果だったのではないかと思います(私たちClass of 2005は全体で約160名、日本人は6名。Class of 2006は全体が94名、日本人は0名。)。これでInt'l Food Nightでの日本食提供が継続されそうなので一安心です(笑)。

 

アドミッションも会う人会う人が口々に学校説明会やメールででとった在校生とのコミュニケーションについて触れるので驚いていたようです。「あなたたちは素晴らしいMarketing Strategyを展開してくれた」とDeanも大変喜んでいました

 

また先日はアドミッションのリクルーティングを手伝った学生が集められ、ピッツァとソーダでねぎらいを受け、『私はIllinois MBAのリクルーティングを手伝いました』とプリントされたTシャツをもらいました。しかし一体どこで着るのかは考えものです(笑)。

 

当方は何事もなければ5月に卒業です。2年間は本当にあっという間ですね。卒業後は某メーカーの事業企画部でグローバルビジネスの企画や新規業務の検討等を行う予定です。これまでとは全く異なる業界・職種なので不安もありますが、異業種・異職種への飛躍(以前は邦銀・マーケティングでした)、さらにグローバルへの継続的な接点を勝ち得たことはまさにMBAの成果の一つだと思います。あとは飛躍した先で実績をあげれるかどうかですね。自分の総力を投入して上手く頑張れたらいいなと思います。

 

末筆になりましたが、昨年来私たちIllinois MBAのアピール活動にお力添えをいただきありがとうございました。改めて御礼申し上げます。

 

お世話になった皆様にもどうぞよろしくお伝えください。

 

それでは。

 

エイ

  
Posted by ei1069 at 11:16Comments(0)TrackBack(0)学校生活

April 22, 2005

年齢不詳

NoWineムカついた。

課題とプロジェクトがひと段落したので、ワインでも買ってリラックスしようと思った。夜9時過ぎで時間も時間だし、手近なところでバス停近くのドラッグストアに行き、チープな白ワインを手にとってレジに行った。

 

Your ID please?

 

IDの提示を求められるのは普通だ。イリノイ大学は総合大学なので、当然4年制の学部に入ったばかりの学生の中には未成年(アメリカでは21歳以上でないと飲酒できない)もおり、特に学校近辺にあるバーやスーパーでは酒やタバコの購入に際しての年齢チェックは必須で行われている。

 

予期していたことなので、ハイハイ、とスムーズに運転免許証を提示した。そうしたら、店員は一瞬動作を停止し、免許証と私を見比べた。そして「プッ・・・」と噴出した。

 

Wow… You’re born in 19xx?」 

Don’t laugh!」

と私は困った顔をして店員を睨みつける。

 

ID提示における逸話(?)はこれだけでない。以前あったのは「Oh, I am sorry!」と謝られてしまったケース。若く見えるって証拠だよ、と慰めてくれる人もいるが、私にとって事態は深刻。これじゃワインを楽しく買うことができないし、マジメなことを言うと、童顔のためにナメられやすい土壌を作ってしまうのは仕事や日常生活で結構不利になることがある。

 

いや、待てよ。日本にいた時も多少気にしていたのだが、アメリカにきて悩みの真剣度合いが数倍に跳ね上がった。何かこれにはCultural Gapがあるのではなかろうか。

 

これに関してはbizというブログで鋭い考察がされている。要するに、日本人の場合「あの子、かわいいね」というのが女性に対する評価基準なのに対し、アメリカ人は「She is hot!」とセクシー度合いが取沙汰される。この評価基準の違いが潜在的に日本人の幼さを形作っているのではないか。その証拠にこちらで育った日系x世とかになると、セクシーな雰囲気をまとっている・・・等々。

 

う〜ん。セクシー度合いですか・・・。でも今さらセクシー路線に行くのはガラじゃないのでやめておくにしても、どこか精神的な幼さが見かけにも表れてくる、ということか。うっ、それならそれで一層問題だ。あ〜ぁ悩み深し・・・。

  
Posted by ei1069 at 08:19Comments(0)TrackBack(0)生活一般

April 21, 2005

次々と・・・

Coffee Heaven来るプロジェクトラッシュに向けて前倒しで余裕をもってやっていこうと思ってはいたが、やはりだんだんオセオセムードになってきた。

 

でも、そんな中で一つほぼ目処がたった。StarbucksPoland進出モデル作成に関するもので、膨大な調査資料から経済や法律、行政の状況、競合や顧客の状況などをまとめ、それだけで全30ページのうち20ページ以上が埋まってしまった。昨日は残るエントリーモデル(進出形態)とマーケティング戦略の検討、そしてファイナンシャルプランの概要作成をチームで行い、Jason君が「わかった。あとは僕が書き上げておくよ。」と嬉しい一言。アメリカ人のJason君にとっては10ページの作文はそれほど苦にならないらしい。

 

ポーランドに実際に行った後だけに、このプロジェクトは興味深く進めることができた。政治・経済のカタイ話はさておき、面白いなぁと思ったのは、ポーランドは元々イギリスと同じ「紅茶」の国だった、ということ。それが共産主義の崩壊以来「コーヒー」文化が加速度的に広まったのである。そしてポーランドの人はコクのある濃いコーヒーを好む。やっぱりウォッカとか飲むから強いコーヒーが必要なのかな?まぁ確かにポーランドで飲んだコーヒーは美味しかった(私も濃いコーヒー派)。

 

そんなこんなでポーランドのコーヒー市場は半分以上が外資系に占められている。しかも、いかにもヨーロッパの国らしく、業界の趨勢となっているのは、ドイツのTCHIBOだとかイタリアのLAVAZZA、そしてNescafe。それでも最近になってCoffee Heavenとかのポーランドブランドが産声を上げ、成長し始めた。

 

でも、美味しいヨーロッパコーヒーの競合がウジャウジャいる中にStarbucksが進出していって果たして勝てるのか?一体Starbucksは他と何が違って、何を違えて施策としていくべきなのか。

 

こんな議論をチームで熱く語りあったのはつい1週間前。

 

「なんだか思ったよりあっけなかったね」と、ダンディー派を自認しているもののどことなくイタズラ小僧の面影を残す韓国人のJayが少し寂しげに言った。

  
Posted by ei1069 at 14:11Comments(0)TrackBack(0)学校生活

April 20, 2005

チームで切り抜けた!

Allertonまたもやビジュアルベーシックの宿題にはまっていたのだが、つい先刻切り抜けた。

 

MBAの授業で課される宿題には個人で行うものとチームで行うものの2通りある。これまでのビジュアルベーシックは個人課題だったが、今回はチーム課題として出された。

 

教授が以前に関わったという実在の案件。隣町にあるAllerton Parkという公園の造園計画における長期的なFinancial Planを分析せよ、というものである。公園はいくつもの庭園から形成され、どんな庭園を造るか、それらの庭園はどれくらいの頻度で手入れをしなければならないのか、手入れをする際にはどんな肥料をどれくらい使い、どれくらいのメンテ人員が必要なのか、などの様々な変動要素を考慮した上で、目標となる品質管理を徹底させるためにはどのような庭園をどのくらいの規模で建設する必要があるのか。そのための費用はどれくらいかかるのか。

 

この分析をVBAを使ってやれ、とのこと。そして5人のチームが割り当てられたのだが、私のチームメイト2名が脱戦力宣言を行ってバックれた。「チームに貢献できそうもない」と。チーム崩壊の危機。こんなの初めてだ。でもバックれたチームメイトの気持ちも良くわかる。私だって何がなんだかさっぱりわからなそうで脱戦力宣言したかった。

 

でも、残った3人のメンバーを見て考えた。Reginaは私と同じ超文系人間。失礼ながらプログラミング的センスは私と同じくらいない。一方Brentは昔コンピューター会社に勤めていた、というIT系人間で頼りになりそうなのだが、副業があったり昨日今日の授業が立て込んでいて多分ギリギリまで手をつけることができないだろう。

 

それで、結局学校のラウンジに詰めていろんな人に聞きまくり、溜息を百回近くついて3問中2問をなんとか自分で解いた。そして夜9時からBrentReginaと私とでチームミーティングを実施。私が3分の2を終わらせたことを告げると、二人とも大喜び。よし、みんなでラスト3分の1を一気に終わらせてしまおう!と勢いづいた。実はこの残りの3分の1が今回最大の難関だったのだが。

 

3時間ほどアーデモナイ、コーデモナイとやったあとで、いったん頭を冷やそう、と解散。そして、翌日お昼過ぎにわがチームのホープ、Brentから朗報が入った。「僕、その後色々やってみて、今の今までずっと突っかかっていたんだけど、とうとう解けたみたい。ちょっとチェックしてみてくれる?」

 

ミーティング最中に私とBrentでこうしたらいいんじゃないか、ああしたらいいんじゃないか、とアイデアを出すたびにReginaが「cool very cool」といちいちうなづいていたのを真似して私も言ってみた。

 

SUPER COOL, Brent!

 

あとはReginaが私とBrentが出したそれぞれの算出モデルをきれいに色づけして説明文を添えて提出用にあつらえてくれた。

 

チーム崩壊の危機に瀕した大変な始まりだったけど、結局は私-Brent-Reginaのスムーズなパスワークで無事終了。物凄くいいチームワークだったなぁ。各々の作業量が均等に振り分けられて効率的だった。何ともいえない爽快感。個人ワークでは絶対に体験できない気持ちよさだ。

 

課題提出日の朝、授業中にRegina、Brentと目が合った。

 

「Good Job!」

 

私たちは力強くうなづきあった。

  
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April 13, 2005

Illinois MBAの活用法

貴重な時間と莫大なお金を投資するMBA。そこで何を得てどのように活かしていくのか、そして実際に活かしていくことができるのか、は常日頃考えることであり、またそれだけに正直言うと不安でもある。今日のSupply Chain ManagementではIllinois MBAの卒業生がゲストスピーカーとして呼ばれていたが、彼の話はそうした不安を打ち消すに十分に値する力強いものだった。

 

彼はこちらでMinorityと言われる所謂黒人。Illinois MBAを出てまだ2~3年か。ちょっぴり太めの大きな身体からは想像できないような陽気な笑顔が魅力的だ。現在はアメリカのとある工具や電化製品、住宅設備関連商品等を扱う物流会社に勤めている。年商約30億ドル、従業員約5000人の中規模会社に、GEだとかHPだとかの巨大企業からのオファーを断って入社した。

 

「僕はIllinois MBAに感謝している」

 

開口一番に彼は言った。 

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April 12, 2005

おじぎをするバス

Bus

アメリカはバリアフリーが徹底している国だと思う。建物にスロープやエレベーターが必ず設置されているのはもちろんのこと、スーパーやコンビニなどの駐車場は入り口近くのスペースが障害者専用のものとなっていて一般の車は駐車すると罰金だそうだ。

 

なかでも凄いと思ったのはバスである。普段私たちが乗り降りするときは全く何の変哲もない普通のバスなのだが、お年寄りが乗ってくるとお辞儀をする。「プシューッ」といって入り口下にある車輪と車体との空間が圧縮され、車体が入り口に向かって傾く。昇降用ステップが地面に限りなく近づけられ、お年寄りは無理なくバスに乗り降りできるようになる。

 

車椅子の人には秘密兵器が用意されている。車体が傾くと同時に「ピピピピ・・・」といって床の一部が跳ね上がってステップにかぶさり、スロープが作り出される。そして、車椅子の人が無事にバスに乗り終えると、車椅子用の座席が登場。バスの前方の席は折りたたみ式になっていて、座部を折りたたむと、車椅子を固定するフックと手すりが出てくるのだ。これで、バスが多少揺れても車椅子が動いていってしまう、ということはなくなる。車椅子の人が降りた後は、座部がもとにもどされて普通に座れるようになる。

 

これらの秘密兵器はわりと頻繁に使われている。車椅子の人がバスによく乗るのである。多いときはいっぺんに二人の人が車椅子でバスに乗ってきたことがある。盲導犬といっしょに乗ってくる人もいる。これらが日常の風景になっている。

 

そういえば、日本で車椅子の人を見かけることは少なかった。最近になって、地下鉄に車椅子用の階段昇降機がつけられたりして、利用している人を見かけたことはあるが、それでもごく稀なことだった。この違いは一体何なんだろう?本当は公共機関の利用を始めとして日常生活をともにするべきなのに、バリアフリーの施設が少ないために、彼らを五体満足者の生活領域から追い出してしまっているのだろうか?

 

最後に付け加えると、バスは遅刻者にもやさしい。バス停まで相当距離があるのに、走ってくる顧客の姿をサイドミラーにみつけると、ずっと待っててくれるのである。運転手さん、いつも待たせてゴメンナサイ!

  
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