April 30, 2019

平成が終わると同時にステージを降りた、天才振付師がいた話

平成が終わるらしい。













久々にブログ書きに来ました。紗英さんです。
いや、たぶん誰も見てないけど(笑)
自分も見てないし(笑)
平成に始めたブログ、そのまま放置するのもなぁ、と思って舞い戻ってみました。
最近は、もっぱらついったに生息しています。




さて、平成最後に何を書こうかなと思ってさ。
平成の終わりに

平成31年4月11日。
私の大好きだった彼は、アイドルとしての人生を終えました。
正確には、事務所内で異動になりました。
ジャニーズ専属の振付師になるんだって。





まぁね、今年で29歳。
タイムリミットは近かったんだよ。






入所してすぐは、ちびっこJr.のセンターにいた。
関西BOYSというユニットで、現ジャニーズWESTの濱田くんたちと活動していた。
その後、少しずつ成長して、高校生になった頃にはちびっこJr.とは呼べず、所謂「無所属Jr.」だった。
その頃には、現ジャニーズWESTの神山くんや、なにわ男子の藤原丈一郎が後輩として事務所に所属していて、彼の立ち位置は、正直さがる一方だった。
たいした仕事もなく、男子校の吹奏楽部に所属しながら、松竹座や大阪城ホールのバックダンサーとして過ごした10代。
無事に地元の大学に進学、仕事もなかったので4年で卒業。




周りがデビューを目標にしたり、別の道に進んだりしていく中、彼はずっと「無所属Jr.」のままだった。





「辞めようかと思ったこともあった」
あのときの彼の立ち位置を見たら、それが妥当な判断だと思う。
でも、そんなときに、後ろで踊っていた彼を探して、声をかけてくれたのが安田くんだったらしい。
「ダンス、上手なったな。絶対に腐るなよ!」そう言ってくれたと。
その言葉があったから、彼はもう一度踊ることを夢見た。
それまで以上に、ダンスというものに熱を注いだし、ステージに対するスタンスが変わった。




ジャニーズWESTがデビューして、関西Jr.歴が最長になっても、彼は辞めなかった。
仕事は相変わらずバックダンサーだし、所属だって「無所属Jr.」のままだった。
一時期「Jr.BOYS」と呼ばれていたこともあったけれど、それは所謂「無所属Jr.」の総称であり、ユニットではなかった。




そんな彼に、転機が訪れた。




2015年、春。
中山優馬コンサートツアー。
そのバックダンサーに選ばれた。
メンバーは8人。
それも、関西Jr.から8人。
8人それぞれが、伸び悩み、将来に不安を抱え、それでも諦めずにステージに立っていた、そんな中での選抜だった。
もちろん、チャンスだと思っただろう。
単純に、嬉しかったかもしれない。
だけど、それ以上に、彼らの表情からは「楽しい」が溢れていた。
ダンスを心から楽しんでいた彼らは、本当に輝いていた。
ユニットなんて、デビューなんて、願ってあげられなかった彼に、久しぶりに「仲間」ができた。





若手からの選抜、ダンス経験者、大橋和也。
しなやかなダンスを売りにしていた、朝田淳弥。
関西Jr.歴、最長。バックのセンター、林真鳥。
キャラも際立つ、アクロバットが得意な古謝那伊留。
目印担当、注目されていた草間リチャード敬太。
「誰?」と会場をざわつかせた、末澤誠也。
かわいい顔と、パワー系のダンス、今江大地。
ちびっこのセンター、その位置をキープした藤原丈一郎。





それまでバラバラだった8人が、1つのユニットとしてツアーのバックに並んだ。
そのツアーだけのつもりだったのかもしれない。
それぞれに番号もあって、その後自分達でメンバーカラーも決めちゃって。
だけど、ここだけで終わらせるには、もったいなさすぎるほど、最強のユニットだった。





ユニットとして公式になりたい、単独公演をやりたい。
そう夢を語ってくれた彼らを、どうにかして押し上げたくなったし、きっとそうなってくれると信じた。
「やったる」、そんなギラギラした目の8人は、関西担の心をくすぐるには十分だった。





でも、事務所はそれを許さなかった。
引き裂かれるように、別々の仕事を入れられ、個人舞台やら、先輩のバックやら、同じステージに立つ機会さえ与えてもらえなかった。
8人でステージに立ったのは、本当に数える程しかない。
ユニットとして8人で披露した曲も、数曲しかない。
だけど、それでも8人が好きだったし、8人が並べば未来は変わると思っていた。





ジャニーズWESTのバックに8人でついたのは1ツアーだけ。
他は、入れ替わりながらとか、選抜メンバーだけのお仕事だった。
それでも、彼は毎回ツアーバック選抜にいたので、ウチワを持ってあちこち遠征した。
ウチワを見せれば手を振ってくれて、メッセージに優しく頷いてくれて、どんなに遠くでも投げチューを飛ばしてくれた。
めちゃくちゃ楽しかった。
結局、2018春までのツアーで、バックのお仕事は最後になってしまった。
最後まで悩んでいた北海道、結果的に行って良かったなと思っている。






2017夏、関ジャニ∞のツアー“ジャム”のバックダンサーとして、林、古謝、末澤、朝田、草間が同行した。
初日北海道の数日前、「Jr.コーナーの振り付けをしてほしい」と頼まれ、ドームのステージで、セット転換などの制約がある中、振り付けを作った。
みんなが踊れて、ドームでもステージ映えするように考えて作ったと言っていた。




4ヶ所目の東京、初日の衝撃はきっと一生忘れない。
大倉くんの呼び込みで始まるJr.コーナー、その日は違った。
画面に映ったのは「ユニット紹介」の文字だった。
血の気が引くのが分かった。心臓がドキドキして、手が震えた。
当時、関西Jr.には「ユニット」なんてなかったんだ。
あったのは、非公式のFunky8だけ。
こんなところで紹介されるユニットじゃない。
だからこそ、怖かった。
ここで発表されるようなユニットができるのか?バック選抜だけでユニットが作られるのか?じゃあ、Funky8はどうなる?8人で活動することは、もうなくなってしまうの?
そんな考えが、一瞬で頭の中を駆け巡った。






そんな私の目に映ったのは、「Funky8(事務所非公認)」の文字だった。







Funky8が、東京ドームのスクリーンに映った。
5人しかいなかったけど、それぞれソロでカメラに抜いてもらって、ダンスで東京ドームを落とした。
これまで地道にがんばってきたあの子たちが、ついにここまで来た。
東京ドームで紹介してもらえるぐらいまで来たんだ。
福岡には3人が見に来てくれて、そのスクリーンを見ていた。
ドームに映る「Funky8」を、8人が揃って見ていた。








2018年あけおめ、8人の公式ウチワが出た。
初めて、8人で並んだグッズ。
それだけで浮かれた1月3日の朝。
幕が開けたら、そんな喜びは吹っ飛んでしまうほどの出番格差。横並びなんて程遠い立ち位置だった。





先輩のバックだ、別の仕事だと、松竹座にも出してもらえなかった1年半。
戻ってきたのは、彼にとって最後の松竹座になってしまった。





その頃から、彼は「プレイヤー」としての自分の未来を語らなくなった。
それまでは、関西Jr.としての夢を語っていたのに。
振付師としての夢を語ることはあったし、関西Jr.の未来を語ることもあった。
でも、その中に、彼がいる気配はなかった。
2018年冬〜2019年明けにかけてのこと。








それでも、後悔はしていない。
最後まで、踊ることを諦めないでいてくれてありがとう。





やってほしかったことは、たくさんあるけどね。
公式ユニットにしてあげたかったな。
単独公演させてあげたかったな。
テレビにも出してあげたかった。
もっといろんなステージで踊らせてあげたかった。




自分のお仕事の宣伝させてあげたかった。




いつだって、メンバーの個人仕事を宣伝して「見に行ってあげてください!」と言っていた彼。
一度で良いから、「見に来てください!」って言わせてあげたかった。









あの日、安田くんがかけてくれた言葉の通り、腐らずにがんばってきたよ。
だから今、こうやって「振り付け」という武器を手に入れて、新しいステージに進むことになったよ。
アイドルという仕事が、踊ることが、歌うことが、ステージに立つことが、とにかく大好きな彼が、全部を諦めることにならなくて良かった。
一番大好きな「踊ること」を武器に、これから関西Jr.を輝かせる仕事をするんだ。









プレゼントなんていらないんだよ。
君がそこにいてくれてるだけで嬉しい。
一瞬で飛んでいけないかな?
ほら手を繋いで、ひとつになろう。
赤鼻のトナカイも笑ってるよ。



ちょっと理想とは違うけれど、ドジで不器用なサンタクロース。
君の為だけのサンタクロース。









たくさんの、素敵なプレゼントをありがとう。
あわてんぼうでドジで不器用な、私のサンタクロースさん。

eien_mugen_kan8 at 23:59│Comments(0) Jr. | 語り

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ひとこと
【紗英(さえ)】
昭和でSHOWはギリな
ギリギリ昭和の濱田世代。
AB型の左利き=変わり者。
思い立ったら即行動!
ノリと勢いのノープランで、
関西を求めて西へ東へ\(^O^)/
絶好調に黄色い人生の真っ最中。
気軽に声かけてやってくださいね☆
同担・他担問いません!

かうんたぁ



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