これはマックユーザーには共通していると思うんだけど、住所などをWebで入力する機会はしばしばあるはず。なんらかの会員登録であったり、通信販売の送付先入力など。

所番地を入力するときに例えば「一丁目2番地34号」だとすると「1−2−34」と入力することが多いはずだ。が、これをエラーにするサイトがしばしばあるのだ。

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「使用できない文字が含まれています。」とか「全角文字で入力してください」とか。使っているのに。最初の頃は理由も分からず回避策として「1ノ2ノ34」のようにしてごまかしていました。あるサイトで「1−2−34には使えない文字が含まれています」のような表記をしてくれているサイトがありました。

横棒の形の文字は同じように見えるが、違うものが何種類があります。

「ー」はシフトJISでは"0x815B"で表されています。名前は「長音符号」です。ユニコードでは"30FC"。
「—」はシフトJISでは"0x815C"で表されています。名前は「ダッシュ」です。ユニコードでは"2014"。
「‐」はシフトJISでは"0x815D"で表されています。名前は「ハイフン」です。ユニコードでは"2010"。
「−」はシフトJISでは"0x817C"で表されています。名前は「負記号(マイナス)」です。ユニコードでは"2212"。
「─」はシフトJISでは"0x849F"で表されています。名前は「よこ」です。これは罫線記号です。
「━」はシフトJISでは"0x84AA"で表されています。名前は「よこ」です。これは罫線記号です。

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「−」というのはHTMLの特殊文字の表記方法で0x817Cのマイナスを表示するときに使います。「−」でも表示できます。

この中で817Cは2122マイナス符号に変換されるが、この文字を適切に処理できない環境がいくつかある。例えば、WIndowsで使われるShift JISであるMS932の環境下ではユニコードに変換するときに、FF0Dという別のコードに変換されてしまいます。


例えばオラクルのような環境では使えないため不明な文字を表す?に変換されてしまうことが多い用です。



いずれにしろ対策としては「−(マイナス)」ではなく「—(ダッシュ)」を使うようにして置けばいいのです。

とはいえ通常の入力をしていると「1−2−34」となってしまうのであらかじめ「1—2—34」で辞書登録しておいたり、キーボードの「-」の文字で入力するのではなく「だっしゅ」と入力して変換するように習慣づけておくことがよいのではないかと思います。

実行環境:OS X Yosemite 10.10.5 / ATOK 2014 Ver.27.0.0

なお、ATOKでの入力ではキーボードの「ー」単独で入力した場合、下図のように長音符号'815B'が優先されるのですが、「1−2」のように数字の後に入力するとマイナス'817C'が優先されて入力されてしまいます。
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また、ことえり……じゃなかった日本語変換では、キーボードの「ー」 の入力で変換ウインドウは下記のように表示します(学習により変わります)。しかし「1−2」のように数字の後に入力するとマイナス'817C'が入力されるのは同じです。
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