DogAge

インターネットで調べたところ、犬の年齢を人間の年齢に換算するための基準は何種類が存在していた。その中で出典ないし根拠を示していたのは一種類だけ。米国の獣医師 Fred L. Metzger (DVM, DABVP)氏により発表された研究成果を元にしているものだった。色々探したがインターネット上で原典資料を見つけることはできなかった。紙の論文か出版物かもしれないが、書籍名や論文の発表先も見つけられなかった。

どこでも表自体は同じだが、一番解説が詳しいFPIsのものを参考資料として記載した。

※本アプリケーションでは、超大型犬の暦年7年、暦年10年はこの表と一致しない。表ではそれぞれ56歳、78歳であるが、アプリケーションでは57歳、79歳である。これは成犬に達した後では年齢が暦年に対してできるかぎり線形になるように考えたため。



Calendar YearsUnder 20 lbs (9 kg)20-50 lbs (9-23 kg)50-90 lbs (23-41kg)Over 90 lbs (over 41 kg)
115151412
223242220
328292928
432343435
536384042
640424549
744475056 (※57)
848515564
952566171
1056606678 (※79)
1160657286
1264697793
13687482101
14727888108
15768393115
16808799123
178492104
188896109
1992101115
2096105120

犬の年齢を一律に決定することは難しい。ある犬は別の犬よりも早く年を取るし、別の犬は遅くなる。それを決定する要因には以下がある。
・【犬の大きさ】小さな犬は大きな犬より長く生きる傾向がある。
・【犬種】小型の犬種は大型の犬種より長く生きる傾向がある。
・【性別】雌は雄より長く生きる傾向がある。
・【不妊化】不妊手術をした場合、していない犬より長く生きる傾向がある。
・【生活環境】
・【個体差】

これを見ると、小型犬は大型犬よりも早く成熟するが、成犬になった後はゆっくりと年をとる。大型犬は小型犬よりも成熟するのが遅いが、成犬になった後の老化速度は速い。

大まかなイメージをグラフにすると大型犬と小型犬の年の取り方はこのようになる。
※青線……小型の犬、赤線……大型の犬

graph


appstorelogo