2009年07月

それでも恋するバルセロナ

2009年07月15日

 ウディ・アレン監督作品である。ぼくは、「アニー・ホール」(1977)からのご贔屓監督であるから、思えばもう約40年お付き合いをしていることになる。彼は1935年生まれだから現在74歳であるが、どの作品も本当に若々しい。続きを読む



eigakentei at 11:23福田 賢一 この記事をクリップ!

エヴァンゲリヲン新劇場版:破

2009年07月14日

 90年代後半、エヴァは内向的な少年少女を“君はキミのままでいいんだよ”と優しく受け入れた。時は流れて00年代後半。物語は、迷いながらも自分の人生を生きる少年たちへのエールに変わった。続きを読む

eigakentei at 18:39井上 健一 この記事をクリップ!

劔岳 点の記

2009年07月14日

 新田次郎といえば、日本における山岳小説の第一人者であり、その新田作品の映画化なら、雄大な山の風景に圧倒されるシーンが展開されるだろうことは容易に想像できる。この映画もその点に関しては決して期待を裏切ることなく、息を飲むような美しくかつ厳しい山々の映像を堪能させてくれる。しかし続きを読む

eigakentei at 17:13川辺 彰一 この記事をクリップ!

ディア・ドクター

2009年07月14日

 まったく、鶴瓶師匠って人はつくづく不思議な人である。
私はここ何年かの鶴瓶師匠のライブや高座を追いかけましたが、「ディア・ドクター」を見終わった後も、鶴瓶師匠の不思議な魔力に捕らわれております。

(ネタばれアリの為、要注意!!)


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eigakentei at 16:47渡辺 渡 この記事をクリップ!

刺青 匂ひ月のごとく

2009年07月14日

 映像が美しい。ゆらめく蝋燭の火や、舞う羽毛などが幻想的だ。姉妹の愛憎を描く物語もわかりやすい。太陽のような姉と月のような妹。おとなしく目立たない妹の中に眠る「女の蟲」。姉の嫉妬によって、妹の背に彫られる「鳳凰」が、妹の中の官能を目覚めさせ、彼女は姉の遥か手の届かない高みへと舞い上がっていく・・・。続きを読む

eigakentei at 16:15松沢 千恵美 この記事をクリップ!

アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン

2009年07月14日

 映画が描くのは、徹頭徹尾「地獄を見た」三人の男たちが行く、「暴力」「恐怖」そして傷と血にまみれた道のりだ。
 そのうちの一人、シタオの姿はキリストに重ねられているが、彼が真に救世主なのか、その存在によって、男たちが、救済されるのか、は明らかにされない。続きを読む

eigakentei at 15:57三浦 沙良 この記事をクリップ!

人生に乾杯!

2009年07月14日

 集合住宅でつつましく暮らしている老夫婦。夫エミル(エミル・ケレシュ)81歳。妻ヘディ(テリ・フェルディ)70歳。しかし、二人の生活は徐々に追い詰められていく。ある日、二人にとっての大事な思い出の品であるヘディのイヤリングを借金のかたに手離さざるを得ない羽目となるにおよび、エミルは重大なしかし突拍子もない決意をする。続きを読む

eigakentei at 15:08鈴木 正武 この記事をクリップ!

レスラー

2009年07月14日

 「たとえどんなに批判され嘲笑すらされたとしても、己の望むものを手に入れるまでなりふり構わず爆走し続けること」。これは、ダーレン・アロノフスキー監督の前作「ファウンテン 永遠につづく愛」によせて、2年前に本欄へ投稿した際の一節である。彼の描く男たちに共通する、狂気と紙一重の一途さ。新作「レスラー」でも、前3作に劣らず、痛みを通じて生をようやくつなぎとめている男の生きざまに肉迫し、列伝をさらに豊かにしてみせた。続きを読む

eigakentei at 14:25NOMUSHIN この記事をクリップ!

真夏のオリオン

2009年07月14日

 潜水艦物といえば,戦争映画において名作の宝庫として屹立するジャンルだ。「真夏のオリオン」は,「眼下の敵」や「Uボート」を思い起こさせる本格的潜水艦映画ではあるが,名作の良いとこ取りを狙ったものの,欲張りすぎて中途半端な仕上がりになってしまった印象が強い。続きを読む

eigakentei at 12:39新瑞橋 渉 この記事をクリップ!

ハゲタカ

2009年07月14日

 高卒、独学で世界的建築家となった安藤忠雄氏。
彼は独学で建築を極める為、ある「覚悟」を決めたそうだ。それは大学の4年間で勉強すべき事を1年で習得するという事。その「覚悟」による挑戦は今思っても過酷で、かつ保障の無い不安なものであったという。
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eigakentei at 12:27松 たけを この記事をクリップ!
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