2010年04月

花のあと

2010年04月27日

 ブーイング覚悟で書きますが、僕にとって藤沢周平原作映画の魅力は、晴らせぬ恨みを自らの手で晴らす、金によって他人に任す『必殺』(の持つ通俗性)と表裏一体の世界だと思う。この『花のあと』もその典型的な映画、だけではなかった。続きを読む



eigakentei at 19:03勝村 俊一 この記事をクリップ!

噂のモーガン夫妻

2010年04月27日

「当たり役」というものがある。
例えば「寅さん」=「渥美清」、「座頭市」=「勝新太郎」、「007」=「ショーン・コネリー」、「インディアナ・ジョーンズ」=「ハリソン・フォード」などがそれだ。続きを読む

eigakentei at 18:53松 たけを この記事をクリップ!

時をかける少女

2010年04月27日

 「時をかける少女」を観た。僕は、この映画は、正直言って、悪い作品ではないと思うが、アニメ版「時をかける少女」や仲里依紗のファンである僕としては、期待していたほど、いい作品ではないと思う。続きを読む

eigakentei at 18:43服部 太加志 この記事をクリップ!

時をかける少女

2010年04月27日

 筒井康隆の原作小説「時をかける少女」が半世紀近く経た現在でも繰り返し映像化されているのは、どこにでもいるような女子学生が時空を超えるという着想の面白さもさることながら、未来人との恋をモチーフにして、多感な青春期に経験するある種の切なさを表現した青春物語の名作だからだろう。続きを読む

eigakentei at 18:02風間 久徳 この記事をクリップ!

スイートリトルライズ

2010年04月27日

 朝、掃除をしながら窓越しに「おはよう」とつぶやく妻に曖昧な笑みを返す夫。そんな夫婦の日常風景の外景には墓地が広がっている。そんなシーンから始まるこの映画には、随所に死と孤独の影が顔をのぞかせている。続きを読む

eigakentei at 17:55RightWide この記事をクリップ!

ハート・ロッカー

2010年04月26日

 軍用車ハンヴィーに乗ってバグダッド郊外の街へやってきた小隊を、建物の窓から怪訝そうに見つめる顔、顔、顔。舞い上がる砂ぼこり、何かひと悶着ありそうな不穏な空気……。紛れもなくウエスタンのタッチだ。  続きを読む

eigakentei at 20:26田野泰典 この記事をクリップ!

花のあと

2010年04月26日

 時代劇映画の原作と言えば、かつて山本周五郎が独占していたが、このところ藤沢周平が俄然クローズアップされている。続きを読む

eigakentei at 20:17磯部 正己 この記事をクリップ!

隣の家の少女

2010年04月26日

 思い起こせば、幼い頃は“大人の教え”が絶対であった。現在、いっぱしの大人となり、思考的な成長のなさを顧みるに、発言が子供に影響を与える立場になった事を戸惑わずにはいられない。と云う訳で『隣の家の少女』である。続きを読む

eigakentei at 20:03相木 悟 この記事をクリップ!

モリエール 恋こそ喜劇

2010年04月26日

「イギリスにシェイクスピアがいるように、フランスにはモリエールがいる。」誰の言葉か知らないがこう言わしめるモリエールとは、演劇人(特に新劇人)で知らない人はいない17世紀の偉大な劇作家だ。彼の作品がシェイクスピアに比べて日本であまり上演されないのは何故なのだろう?続きを読む

eigakentei at 19:55松沢 千恵美 この記事をクリップ!

マイレージ、マイライフ

2010年04月26日

 前作「JUNO/ジュノ」で妊娠するティーンエージャーとその家族の機微を鮮やかに描いたジェーソン・ライトマンの新作もまた脚本が秀逸。監督自身とシェルドン・ターナーの共同脚本。年間の出張日数が300日以上という独身主義者のビジネスマン(ジョージ・クルーニー)が主人公だが、荷物のパッキングの上手なやり方、便利なス−ツケースの選び方、空港のセキュリティで長蛇の列での並び方、機内の過ごし方等、旅慣れた者のノウハウが満載で面白い。続きを読む

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