2010年07月

ケンタとジュンとカヨちゃんの国

2010年07月30日

 「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」を試写会で観た。僕は、この映画は、青春映画やロードムービーとしては、なかなか、いい作品であると思うが、現代社会の若者の怒りや辛さの本質までは描けていないように思う。続きを読む



eigakentei at 11:53服部 太加志 この記事をクリップ!

告白

2010年07月28日

 見事な傑作が生まれた。10年度上半期の、恐らくベストに近い出来だ。中島哲也監督は数々のヒット作を生みながら、独特の映像美を確立。本作も映像化が困難と思われた小説を見事に料理。かなり独特のイマジネーションだが、万人が納得できるものとして評価に値する。続きを読む

eigakentei at 17:47村松 千彰 この記事をクリップ!

アウトレイジ

2010年07月28日

直近の内省的な三部作を見て、コメディや芸人出身の監督が芸術的に高い評価を受けると、必ず手を出す、ある傾向の映画を思い出して、このままでは北野武はダメになると思った。
しかし、この長編15作「アウトレイジ」を見て安心した。
続きを読む

eigakentei at 17:08祖父江晩 この記事をクリップ!

アイアンマン2

2010年07月28日

 “男の子版SATC”と言ってもいいゴージャスな映画だ。主人公は大企業の社長で天才的発明家、大金持ちの上に秘書は美人で、寄ってくる女には事欠かない。極楽のような設定に加えて、80年代日本製アニメの影響を強く受けた血沸き肉躍るバトルシーン。男子の魂を熱くする要素満載だが、興味深いのはバットマンと対照的な色付けがなされている点だ。続きを読む

eigakentei at 17:00井上 健一 この記事をクリップ!

マイ・ブラザー

2010年07月28日

 基地の町が在り,その町で育った男は就職先として軍隊を選択し,その町で育った女を妻とする。将校ともなれば町の名士の仲間入りであろう。家族は男を誇りとする。男は期待に応えることが最大の使命となる。志願兵制度による軍の維持が,若者の就業の受け皿となっているという側面から見ると,アメリカも日本も類似してはいるが,決定的な違いは,アメリカは勤務地としての戦場が恒常的に存在しているということだ。続きを読む

eigakentei at 16:26新瑞橋 渉 この記事をクリップ!

アウトレイジ

2010年07月28日

 表現としての暴力と映像の相性はとても良いと思う。文学や演劇などに比べても映像との相性は群を抜いている。それはカメラという目が映し出す虚像として様々な表現方法が映像では可能だからだと思う。特に、バイオレンス映画というジャンルが確立している点を見ても、暴力を主題とした映画は数多く作られている。続きを読む

eigakentei at 16:08嶋 彬 この記事をクリップ!

ボローニャの夕暮れ

2010年07月20日

 カタカナの羅列で意味不明の邦題の多い昨今、珍しく「ボローニャの夕暮れ」というタイトルはクラシカルな映画作りを想像させるものだった。テーマは家族の崩壊と再生で、原題は「ジョヴァンナのパパ」である。続きを読む

eigakentei at 19:42圓尾 裕 この記事をクリップ!

告白

2010年07月20日

 独白(モノローグ)の形式で書かれた小説の映画化はむずかしい。三人称のドラマに再構築すると原作の魅力の大半を損なってしまいかねない。また、モノローグをそのまま生かそうとすると、それを絵でなぞった説明過多な作品になる可能性大である。続きを読む

eigakentei at 19:36井上 章 この記事をクリップ!

告白

2010年07月20日

 中島哲也監督の新作「告白」は、黒澤明を「世界のクロサワ」にした名作「羅生門」と同じく、ある事件の真相が、関係者たちの告白から、少しずつ明らかになっていく物語である。続きを読む

eigakentei at 19:30外丸 雅晴 この記事をクリップ!

ザ・ウォーカー

2010年07月20日

かつてコンピュータは、エンジニアや研究者のツールでしかなかった。
そのコンピュータを“産業”に成長させ、結果的に日常生活の一部にまで変貌させたことは、スティーブ・ジョブス最大の功績といえる。
続きを読む

eigakentei at 19:22松 たけを この記事をクリップ!
「映画検定外伝」とは?
映画検定1級合格者による映画評。現在公開中の映画から旧作まで、選りすぐりの「映画の達人」による遠慮のない映画評を毎週アップします。
『映画検定』とは?
邦画・洋画、新作から往年の名作まで、あらゆる角度から、あなたの「映画力」をはかる検定です。
映画検定公式サイト