松沢 千恵美

ブライト・スター いちばん美しい恋の詩(うた)

2010年07月20日

イギリス人俳優による源語でのシェイクスピア劇を観ると、セリフの一つ一つがいかに韻を踏んでいるかがよく判る。このことからもイギリス人が「言葉の韻」をとても大切にしていることが解る。続きを読む



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コロンブス 永遠の海

2010年06月23日

100歳を超えた今でも精力的に新作を製作し続けているオリヴェイラ監督のその原動力はどこから来るのだろう?本作を観れば、強い知的探求心を感じる。この探究心こそが、監督の原動力なのだ。続きを読む

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月に囚われた男

2010年05月18日

デイヴィッド・ボウイの息子、ダンカン・ジョーンズの監督デビュー作。だがそのネーム・バリューに頼ることなく、斬新なプロットと確かな演出力で、娯楽の域を出ないSFを大人の鑑賞に堪えうる人間ドラマに仕立てた。続きを読む

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モリエール 恋こそ喜劇

2010年04月26日

「イギリスにシェイクスピアがいるように、フランスにはモリエールがいる。」誰の言葉か知らないがこう言わしめるモリエールとは、演劇人(特に新劇人)で知らない人はいない17世紀の偉大な劇作家だ。彼の作品がシェイクスピアに比べて日本であまり上演されないのは何故なのだろう?続きを読む

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カラヴァッジョ 天才画家の光と影

2010年04月05日

ファーストカットを観た瞬間、映像の迫力にドキリとする。単なる美しさばかりではない、何か人を惹き付けずにはおれない魅力。それこそイタリア・バロック美術の巨匠カラヴァッジョの絵画そのままだ。続きを読む

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BANDAGE バンデイジ

2010年02月15日

タイトルの『BANDAGE』は、90年代のバンドブーム『BAND AGE』にかかっている。つまり本作のキー・ポイントは90年代。だが90年代にはまだ子供だった21世紀に青春を迎えている若者にとって90年代に何の意味があるのだろう?続きを読む

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ロフト

2009年12月22日

 冒頭から緊迫感あるシーンがスピーディーに展開され最後まで気が抜けない。本国ベルギーで大ヒットを飛ばしたこのサスペンス・スリラーは、実に“アメリカ的”な作品だ。続きを読む

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アンナと過ごした四日間

2009年11月13日

 主人公レオンがアンナに対する愛情を、異常とも取れる行動でしか表現できないのは、ひとえに彼が内気だから。ポーランドの鬼才、スコリモフスキ監督の17年ぶりの新作は、新聞記事にあった内気な日本人青年の小さな記事から。 続きを読む

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今日からヒットマン

2009年10月19日

 空前のお笑いブームだ。若手芸人の中には、女性ファンからアイドル的な扱いをされている者が多くいる。今、モテる男は「カッコいい人」ではなく、「カッコよくて、面白い人」。続きを読む

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ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式

2009年09月16日

 フランク・オズは、映画監督というよりも『スター・ウォーズ』のヨーダの声優として有名かもしれない。しかし、コンスタントに秀作のコメディー作品を発表している、コメディー職人でもあったのだ。そんなオズ監督の新作のテーマは「お葬式」。続きを読む

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