喜多 匡希

ホットファズ−俺たちスーパーポリスメン!

2008年12月18日

 日本ではソフトスルーとなったゾンビ・コメディの快作『ショーン・オブ・ザ・デッド』が一部でカルトな話題を呼んだエドガー・ライト監督待望の最新作だが、本作もまた、当初は日本劇場未公開の予定であった。続きを読む



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奇跡のシンフォニー

2008年09月20日

 音楽を唯一の手がかりとして、まだ見ぬ父母を捜し求める少年の姿を描いた感動作だが、「音」は目に見えぬもの。「まず、目で見せること」が信条である映画にとって、音や音楽を映画の装置として表現することは、想像する以上に難しいことだろう。続きを読む

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アウェイ・フロム・ハー 君を想う

2008年08月28日

 アルツハイマー性認知症を描いた作品は、2000年代に入って特に盛んに製作されるようになった。『アイリス』『私の頭の中の消しゴム』『君のために読む物語』『折り梅』『半落ち』『明日の記憶』といった作品がその代表として挙げられる。そして、ここにまた一本、カナダ映画界から秀作が名を連ねることとなった。『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』である。続きを読む

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子猫の涙

2008年04月04日

 「私の父はアホでスケベなエロオヤジです。」という小学生の娘・治子による独白で幕を開ける『子猫の涙』は、人間味に溢れた実に温かい佳作である。続きを読む

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サイボーグでも大丈夫

2007年11月03日

 『復讐者に憐れみを』『オールド・ボーイ』『親切なクムジャさん』の【復讐三部作】で全世界から注目を浴びた韓国の異才パク・チャヌク監督の最新作となれば、期待せずにはいられない。あの強靭なサーガの後、パク・チャヌクがどのような作品を繰り出してくるのか? ここにシネフィルならば注視せざるを得ないはずなのだ。続きを読む

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厨房で逢いましょう

2007年10月12日

 ポスタービジュアルを目にし、フライヤーに記載されているストーリー紹介だけを読んだだけ。ただそれだけの状態で、本作を鑑賞した。それらの決して多くない情報から、私は<心温まる柔らかいタッチの淡いロマンティック・ラブストーリー>を連想した。この反応は、ごくごく自然なものだったと今でも思っている。そういうイメージを抱いて本作を鑑賞したという観客は少なくないはずだ。続きを読む

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サイドカーに犬

2007年07月19日

 根岸吉太郎が充実している。前作「雪に願う事」で見せた円熟振りも嬉しかったが、本作が湛える瑞々しさには、嬉しさと同時に驚きを感じた。無論、その驚きは、“冬の物語”から“夏の物語”へという表面的な変容を受けてのものではない。続きを読む

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