外丸 雅晴

告白

2010年07月20日

 中島哲也監督の新作「告白」は、黒澤明を「世界のクロサワ」にした名作「羅生門」と同じく、ある事件の真相が、関係者たちの告白から、少しずつ明らかになっていく物語である。続きを読む



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アバター

2010年01月18日

「映画史に残る偉大な技術の革新」である事は間違いない。3D映画元年の2010年、「アバター」をリアルタイムで観る事のできる僕らは、映画史に残る歴史的瞬間を、自分の眼と耳で感じる事になる。続きを読む

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母べえ

2008年04月04日

 日本映画の良心、山田洋次監督。笑いと涙に満ち、日本人を心から満足させる良質な映画を撮り続けてきた。山田洋次監督作品にはほとんど駄作がない。名前だけで安心して観る事のできる監督だ。娯楽が多様化する現在、映画館までわざわざ映画を観に出かけるお客を、満足させて家に帰すのは容易でない。山田洋次監督は、映画館を出るお客を満足させて帰す事のできる映画をコンスタントに撮り続けてきた。日本映画史の奇跡である。
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包帯クラブ

2007年10月20日

 現代は「癒し」の時代だ。誰もが何かしら傷を抱え、癒されたいと願っている。高校生であっても例外でない。大人への入り口で、進路に、恋に、友人関係に思い悩んでいる。「包帯クラブ」は、人を癒し、自分も癒されたいと願う高校生の物語である。続きを読む

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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

2007年08月24日

 “子供だまし”とハナから馬鹿にすること無かれ。第5作となる今回の「ハリポタ」は、ファンタジーだけじゃない。アクションあり、ロマンスありの超大作だ。学園の独裁支配をもくろむスパルタ女教師も登場し、ホグワーツ魔法学校を舞台として「愛と誠」みたいな濃い学園ドラマが繰り広げられる。続きを読む

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監督・ばんざい!

2007年07月19日

 「監督・ばんざい!」世界のキタノがやってくれた。これは、「みんな〜やってるか!」以来の北野武のコメディーであり、破壊作である。「みんな〜やってるか!」は、それまで築いたスタイルを破壊するコメディーで、完成後には、彼は自分をも破壊するようなバイク事故を起こした。誰も評価しないが、僕は、物悲しいマニアックな笑いを追及したあの映画が大好きだった。北野武の映画を劇場で観るのは「菊次郎の夏」以来久々だ。彼の新作がコメディーであるからだ。きっと彼は、テレビでは見られない何かをやってくれる。そんな期待があったからだ。続きを読む

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スパイダーマン3

2007年06月07日

 主人公は「電車男」。サエないオタク青年が、ある日突然力を授かり、様々な苦難を乗り越え、スーパーヒーローに成長していく。スパイダーマンシリーズは、アメリカが生んだ、オタクのビルドゥングス・ロマンの大傑作である。監督のサム・ライミも、映画オタク界の星から、今やスピルバーグやキャメロンに並ぶハリウッドの輝ける星である。続きを読む

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