西岡 大樹

ダイアリー・オブ・ザ・デッド

2009年04月15日

今更ながらリメイクされた「ドーン・オブ・ザ・デッド」と見比べてみて、そののそのそと怪物が歩く様こそがホラーなのかと思ってしまったりする。「ドーン・オブ・ザ・デッド」が見終わってみて走りまくるゾンビの疾走感がアクションだったのに対してのろのろ迫りくるゾンビはどう間違ってもその運動能力はアクションたり得ない。続きを読む



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シティ・オブ・メン

2009年04月15日

ブラジルの叩きつけるような陽光とは裏腹に、この映画で最も物語が動くのはほとんどが太陽が出ていない夜のシーンなのだ。「シティ・オブ・ゴッド」と違って暴力に魅せられた人間が物語の中心人物ではなく一般人を軸に物語は展開する。かと言って、彼らは暴力から無縁の生活を送っているわけではない。街全体が暴力でみなぎっており結局のところそれは彼らの生活の一部、日常茶飯事なのだ。続きを読む

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エグザイル/絆

2009年03月25日

 徹底した遊戯の規則、なにしろこの映画では重そうな扉までも画面を楽しそうに飛び交う。何故、物体の移動が遊戯の規則なのか?それはただ単に楽しいからに違いない。そうした断言もあながち間違いではないと思えるほど色んなものが移動する。ジュースの缶に始まって、扉、敵の死体、コイン、仲間の瀕死の体!!続きを読む

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テネイシャスD 運命のピックをさがせ!

2008年12月18日

 全編、「バカですが何か?」というジャック・ブラックの開き直りが聞こえてきそうなジャック・ブラック映画。これはジャック・ブラックがいかにお馬鹿かをプロモートする映画に違いない。続きを読む

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パリ、恋人たちの2日間

2008年08月28日

 間違って、純愛物語などと言おうものなら思わず失笑が聞こえてきそうな程のジュリー・デルピーの老化ぶりに眼を見張りながら、それでも尚少女っぽさを失わない彼女に女らしいしたたかさを感じたと言えばいささか嘘っぽく聞こえるだろうか?続きを読む

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マイ・ブルーベリー・ナイツ

2008年05月29日

 全く唐突にか必然にか主人公のエリザベスは旅に出て旅先で色んな教訓を得たのか得ないのか冒頭のカフェに戻ってきて、寝入ったところでキスされてジ・エンド。続きを読む

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ラスト、コーション

2008年05月02日

 激しい愛情がまたとない機会を得て爆発するようにこの映画においてそれはベッドの上でしか行われず、二人の男女は環境からして既に幸せになれる契機を欠いてしまっている。続きを読む

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僕のピアノコンチェルト

2008年01月25日

 さしあたってこの映画は少年の天才ぶりとそのプレッシャーから逃れる為に周囲を痛快なまでに欺く様を描いているように見える。続きを読む

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ローグ アサシン

2007年12月27日

 ジェット・リーの人間離れした強さはどこからくるのか?無表情で敵に有無を言わさずなぎ倒していく様は人間というより何かの念にとり憑かれて突き動かされている一個の殺人マシーンのようだ。彼が漂わせているミステリアスな雰囲気は彼が本当に悪党なのか、もう一方の主役ジェイソン・ステイサムと共に観客をも惑わせる。続きを読む

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さらばベルリン

2007年11月10日

 冒頭からあからさまなスクリーンプロセスを使ったショットで郷愁を誘うかのように物語は始まるが、不思議とそういう気分にはならない。続きを読む

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