松 たけを

ザ・ウォーカー

2010年07月20日

かつてコンピュータは、エンジニアや研究者のツールでしかなかった。
そのコンピュータを“産業”に成長させ、結果的に日常生活の一部にまで変貌させたことは、スティーブ・ジョブス最大の功績といえる。
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パーマネント野ばら

2010年06月23日

(核心に触れる文面あるので、ご注意あそばせ)
映画「シックス・センス」(1999)の功罪は、「どんでん返し」と呼ばれた映画のオチに対して免疫が出来てしまった点にある。
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プレシャス

2010年05月18日

 「明日に向かって撃て!」(1969)の脚本家ウィリアム・ゴールドマンは、作品を振り返ったインタビューで「活劇において女性の登場は物語を停滞させる」と、キャサリン・ロス扮するヒロインの扱いに苦労した、という思い出を語っている。 
乱暴な言い方をすれば、数多ある映画の中で「女性が主人公の映画」の割合があまりにも低い理由は、このような「女性キャラを忌み嫌う」考え方に基づいていると言っていい。続きを読む

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噂のモーガン夫妻

2010年04月27日

「当たり役」というものがある。
例えば「寅さん」=「渥美清」、「座頭市」=「勝新太郎」、「007」=「ショーン・コネリー」、「インディアナ・ジョーンズ」=「ハリソン・フォード」などがそれだ。続きを読む

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人間失格

2010年04月09日

人生の終幕、人は走馬灯のように思い出をめぐらせるといわれている。
伝え聞けば、その時、めくるめくイメージの断片が次々に展開されるらしいのだが、それは良くも悪くも自身の生き様の総決算であると言える。
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彼岸島

2010年03月08日

ホラー映画が「作品」として映画史において評価される所以。
それはマニア好みの恐怖描写でも残酷描写でもなく、物語に練りこまれたアンチテーゼとも言うべき社会性を孕んだメッセージにある。
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パブリック・エネミーズ

2010年02月03日

女優・倍賞美津子はある対談でこう語った。
「顔に刻まれた皺は自分の歴史」
だから私は隠さない、のだと彼女は胸を張って言い切った。
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なくもんか

2010年01月08日

不景気な時代、不幸な話は映画でもドラマでも小説でもひっぱりだこ。
「なくもんか」もまた不幸話の王道をゆく設定のもと物語が進行するのだが、それは「笑い」のためのツールでしかないのがミソ。続きを読む

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わたし出すわ

2009年11月13日

 「わたし出すわ」は、ズバリ、アナタの為に知り合いが「金銭」を出してくれる、という映画である。
 その理由は人それぞれ、ただし、現状脱皮のために使う(というか「出してくれる」)のが条件。
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ウルヴァリン X−MEN ZERO

2009年10月19日

自分の人生を振り返ったとき、「あの時、ああしていれば」という類いの分岐点が誰にでもある。
しかし結局は「今」を生きている事の辻褄があっているからこそ「過去」が存在するのであり、人生は多くの枝分かれの中で一つの道を選び、それを突っ走っているのだと改めて気付かされる。
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