川辺 彰一

ゴールデンスランバー

2010年03月15日

 東宝の正月第2弾といえば、以前はホラー作品と決まっていたが、このところミステリー作品が続いている。海堂尊原作の前2作の後を受けたのは、最近映画化が相次ぐ伊坂幸太郎の原作。 続きを読む



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ゼロの焦点

2010年01月08日

 松本清張による原作は昭和33年が舞台になっている。現代に置き換えられない以上、必然的にセットや美術への要求度が高まる訳だが、韓国でセットを作ったという冒頭の雪深い金沢のシーンなど、路面電車まで走らせ実に丁寧に撮られている。いやが上にも期待が高まるところだ。
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カイジ 人生逆転ゲーム

2009年11月16日

 福本伸行の原作漫画は私も大ファンで、文字通り、常に人生を賭けてゲームに挑む主人公の生き様には熱いものを感じずにはいられない。続きを読む

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劔岳 点の記

2009年07月14日

 新田次郎といえば、日本における山岳小説の第一人者であり、その新田作品の映画化なら、雄大な山の風景に圧倒されるシーンが展開されるだろうことは容易に想像できる。この映画もその点に関しては決して期待を裏切ることなく、息を飲むような美しくかつ厳しい山々の映像を堪能させてくれる。しかし続きを読む

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重力ピエロ

2009年06月12日

 最近、映画化が相次いでいる伊坂幸太郎の原作で、長篇としては四作目というから、比較的初期の作品にあたる。人間の悪意や罪と罰をテーマにしているところは、一昨年映画化された長篇五作目の「アヒルと鴨のコインロッカー」にも通じるものがある。
 
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鴨川ホルモー

2009年05月11日

テレビドラマにもなった「鹿男あをによし」でもそうだったが、万城目学の書く小説は、非現実的で突飛もない発想がモチーフになっていて、歴史のある場所を舞台に、その権威を軽くからかうところが魅力だと思う。この映画はその万城目学のデビュー作の映画化だが、残念ながらその持ち味を充分伝えきっているとは言い難い。
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私は貝になりたい

2009年04月15日

橋本忍という脚本家は、極力感傷を排し、理詰めに物語を構築していく部分と、観る者の情に過剰なくらい訴えかけてくる部分とのバランスが実に絶妙な作家だと思う。ところがこの『私は貝になりたい』という作品に関しては、後者の部分が異常に突出して感じられる。特に今回夫婦や家族のシーンを膨らませて改稿された新作では、よりその傾向が強く出ている。続きを読む

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感染列島

2009年03月26日

 日本列島を謎の感染症が襲い、数多くの人命が失われ、都市機能は完全にマヒしてしまう。という大がかりなデザスタームービーをオリジナル作品として作りあげられるところに、今の日本映画、とりわけ東宝の好調さが垣間見られる。続きを読む

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カメレオン

2008年12月18日

 脚本家の丸山昇一が、故松田優作を主演に想定して書いたといわれる脚本の映画化。続きを読む

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告発のとき

2008年09月20日

 

9.11とそれに続くイラク戦争を題材にした映画はすでに多く作られているが、ポール・ハギス脚本・監督のこの作品はその中でも特に重く暗い内容だ。続きを読む

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