祖父江晩

アウトレイジ

2010年07月28日

直近の内省的な三部作を見て、コメディや芸人出身の監督が芸術的に高い評価を受けると、必ず手を出す、ある傾向の映画を思い出して、このままでは北野武はダメになると思った。
しかし、この長編15作「アウトレイジ」を見て安心した。
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川の底からこんにちは

2010年06月25日

満島ひかりの魅力爆発の作品。

中途半端な主人公が、やり場のない閉塞感の中で、追い詰められていく導入部からユーモアと皮肉が入り混じった絶妙なテンポで語られる。
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月に囚われた男

2010年06月21日

両親の離婚の原因は、母親が子供の養育について無責任だったことにあると何かの記事で読んだことがある。
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時をかける少女

2010年05月07日

 「時をかける少女」の映像化は、もはや伝説となった「NHK少年ドラマシリーズ」の「タイム・トラベラー」を嚆矢として今回で8回目を迎える。
 筒井康隆の作品系譜上では例外作である、このジュブナイルは、映像の世界においては「七瀬ふたたび」と並び、最も愛された作品だ。
 映画史がこの作品を、「伊豆の踊子」や「潮騒」のように、あるいは「アリス」や「オズの魔法使」のように発見し、自らの再生装置に組み込んだのは、大林宣彦監督による83年版からである。続きを読む

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怒る西行

2010年03月02日

 個人的な話しで恐縮だが・・・
たいしたことはしていないのだが、慌しい毎日で映画を観る時間がなかなかとれない。年度末を迎えてくると会社というのは色々忙しくなってくるらしい。私のようなスーダラ社員にも雑用をワンサカ押し付けてそれなりに働かせようとする。帰宅する時間が深夜になったり、休日もままならないのが現状だ。
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大怪獣バトル ウルトラ超銀河伝説

2010年02月05日

吹き上がった砂塵が、綿のように舞う重力の惑星。
そこで展開されるウルトラマンメビウスと怪獣ベムラーの死闘。
映画「ULTRAMAN」で展開されたフライング・シーケンス以来の画期的な戦闘シーンだ。続きを読む

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大怪獣バトル ウルトラ超銀河伝説

2010年02月03日

 吹き上がった砂塵が、綿のように舞う重力の惑星。
そこで展開されるウルトラマンメビウスと怪獣ベムラーの死闘。
映画「ULTRAMAN」で展開されたフライング・シーケンス以来の画期的な戦闘シーンだ。
地球人とウルトラマンの邂逅を描いた「ウルトラ作戦第1号」へのオマージュこめた、みごとな開幕である。
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動くな、死ね、甦れ!

2010年01月08日

 立ち見や通路に座り込む人で、劇場はごった返していた。

「動くな、死ね、甦れ!」「ひとりで生きる」「ぼくら、20世紀の子供たち」
この3部作を残して忽然と姿を消してしまった伝説の監督ヴィターリー・カネフスキー。
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谷中暮色

2009年11月19日

幸田露伴。「五重塔」。
はるか昔、学生時代に試験勉強のため暗記だけして、中身については死ぬまで読むことはないと忘却の彼方に押し流していた二つの固有名詞にこんな形で再会することになろうとは思わなかった。



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地下鉄のザジ

2009年10月19日

「ケツくらえ!」
走る列車の運転席から見る線路に口笛が流れるタイトルバックから快調だ。続きを読む

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