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ダイ・ハード4.0 (特別編/初回生産分限定特典ディスク付き・2枚組)サイバーテロによって突如ライフラインを制圧されたアメリカ全土。
偶然付近に居た『世界一不運な男』ジョン・マクレーンがまたもやテロリストの陰謀に巻き込まれる大人気アクション映画の4作目。
パソコンなどの文明の利器に極力頼らず、足で捜査という昔ながらのなんとかってやつ。
髪は無くなってもド派手なアクションは健在!

なかなか死なないしぶとい男ジョン・マクレーン役は『パーフェクト・ストレンジャー』『16ブロック』のブルース・ウィリス。
今回、鑑賞した映画は

ダイ・ハード4.0


先入観無しのガチ観



■あらすじ


ニュージャージー州に住む音信不通の娘ルーシー・マクレーンに直接会うため、デート中であろうが乱入した父ジョン・マクレーンは当然娘の猛反発を喰らう。

夜中だというのに上司の無線に捕まったジョンはニュージャージーに住むマット・ファレルという男の身柄を拘束し、FBI本部まで連行しろというのだ。
『非番で尚且つ帰宅中、しかもニュージャージーは管轄外です』と反論するが、警察車にGPSが搭載されていることから上司に嘘を見抜かれたジョン。
他の警官を当たらせることを進言したが『ベテラン刑事』というFBI直々のご指名に渋々現場に向かうことに。

マットの住むアパートを訪ねたジョンは窓から銃弾の嵐に見舞われる。
逃走を試みるも既にアパートに侵入してきた新手に部屋から出ることが出来ない。
止むを得ずマット宅で銃撃戦を余儀なくされたジョンはマットを護衛しつつ交戦する。
ターミネーターのT800フィギュアが頭からキーボードのエンターキーにダイブした途端、C4爆弾が爆発した。
その後、追っ手を振り払ったジョンはマットを連れてFBI本部を目指した。

ワシントンDCでは交通機関が麻痺し、車での移動は困難だったので徒歩での移動となった。
FBI本部に着いたジョンは陣頭指揮を執るボウマンに身柄を引き渡した。
本部で既に犠牲となったハッカーの事を聞かれるがマットは知らないと回答。
街の混乱状況から『投げ売り:ファイアーセール』だと察知したマット。
第一段階は交通機関
第二段階は金融機関
第三段階は電気や水道
という段階を踏みながらライフラインが断たれていくという。

FBI本部から移送となったジョンとマットは上空から武装ヘリの襲撃を喰らう。
トンネルに逃げ込むが交通機関をハッキングされ通行車両に挟み撃ちされるが、やられてばかりでは腹が立つと、一矢報いるためにパトカーをヘリにぶつけた。

マットが執拗に狙われているのはあるセキュリティ会社のプログラムに荷担したことによるものだった。
マット自身サイバーテロに悪用されるとは思っておらず、殺害されたハッカーたちも無意識に荷担していた。
次に行動するとしたら直接アクセスせざるをえないサーバーが狙われることを知っていたマットはジョンと共に現場へ急行するが・・・

だいたいこんな感じ



■主な登場人物

 参照元:allcinemaonline
ジョン・マクレーン (ブルース・ウィリス)
マット・ファレル (ジャスティン・ロング)
トーマス・ガブリエル (ティモシー・オリファント)
ボウマン (クリフ・カーティス)
マイ・リン (マギー・Q)
ランド (シリル・ラファエリ)
ルーシー・マクレーン (メアリー・エリザベス・ウィンステッド)

ケヴィン・スミス
ジョナサン・サドウスキー
クリスティーナ・チャン
ジェリコ・イヴァネク
ヤンシー・アリアス
サン・カン



■感想



ライフラインの重要性


交通、通信、水道、電気、ガスといった生命線。
電子化によって人々の生活が向上する一方でテロの襲撃に対して脆弱性を露呈する結果となった本作品は決して映画だけの話ではなく、実際我々にも起き得る被害である。

スティーヴン・キング原作のドリームキャッチャーでは上水道にエイリアンの卵を放流するというネタがある。
このように一箇所を断つだけで大被害を生む危険性があるのに、御時世ではコスト削減を理由に統廃合や集中管理が求められている。
あらゆる視点から物事を把握し、多方面からサポートできるライフラインの形成が課題だと思う。
それは、役所の机上論だけではなく、住民への浸透も重要課題のひとつではないか?


やっぱ世界一不運な男ジョン・マクレーン


ダイ・ハードでは偶然居たナカトミビルでの救出劇。
ダイ・ハード2はたまたま妻を迎えにきたワシントン・ダレス国際空港での激闘。
ダイ・ハード3はニューヨークを舞台に御使命で爆弾テロと闘う羽目に。
こんな『偶然、たまたま、居合わせた』というまさに奇跡ともいえる確率でテロリストにブチ当たるジョン。

ダイ・ハードでぼやいていた『逮捕する人間が半年分貯まっている』のがどれまで減ったかは不明だが、本編ではサイバーテロというネット犯罪を相手に奮闘する。
パソコンやiPod(アイポッド)などサイバー機器とは無縁のジョンにとって、今回の相手は苦手な分野。
ハッカーのマットを相棒に迎え、不得手を補いつつ見えざる敵を『足を使う』という昔ながらの手法で犯人を炙り出す。

娘ルーシーを人質にとられ、マットに救出作戦を聞かれるも『見つけ出して殺す』という安直なジョンって・・・


英雄の条件


マットに英雄と称されてもちっともうれしくないジョン。
代わってもらえるなら喜んで交代するが、誰も進んでやろうとしないから自分がやるしかないと託つ。

毎回ブチブチ不平を漏らすが、テロリストと娘に近づく輩は根源から排除するオヤジ。
髪は無くなってしまったが、英雄の名を汚さないアクションが見所のひとつ。

どんな大逆境でも『じきに慣れる』というのはジョンあっての名言?
マットにとってはたまったもんじゃないが、意外としっくりくる名言に思わずハマった。
マットの奮闘ぶりも見所のひとつ。


色褪せたアクションシーン?


毎回ド派手な演出に心躍るダイ・ハードシリーズ。
本編でも銃弾をはじめ、車が襲ってきたりミサイルが飛んできたりなど、ありとあらゆるものがジョン目掛けて飛んでくる。
しかし『この映像はVFXですよ!』という演出にちょっとガッカリ。
なのにボロボロになってゆくジョンの姿はやはりブルース・ウィリスの演技の凄さか、それとも衣装演出の凄さなのか?


本当に強いのは誰?


エントリー1番 マイ・リン
キャリアウーマンみたいな登場から一変してジョンをぶっとばすカンフー女。
格闘ではジョンさえ手が出ないほどの腕の持ち主。

エントリー2番 トーマス・ガブリエル
サイバーテロ集団のリーダー。
ライフラインを制圧し、居所不定の彼は遠隔攻撃でジョンに苦痛を与える。

エントリー3番 ルーシー・マクレーン
ジョン・マクレーンの娘ルーシー。
気性は父親譲りで人質になろうが決して屈服しない頑固者。
故にジョンであっても手に余るのは冒頭のシーンを見ても明らか。

個人的にはルーシーが一番強いと勝手に判断。
最初は疎遠で父親と認めずとも、必ず救助にきてくれるという強い信念と親子の絆は誰も勝てないでしょ。
もうひとつの理由は世界一不幸な男を手玉に取ることができる存在だから。



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