2011年05月09日

復興に向けて、話し合うこと(対話)が必要とされている

活動内容は現地で開催された復興イベントのボランティアだったのですが、そのイベントと同日に釜石市が主催した第1回復興ワークショップにも参加しました。
市民の代表者、著名な建築家、大学教授らとの意見交換会の場でありました。やはり、市民の代表者からの意
は様々であるけど復興の青写真が見えないと不安ということでは一致していたような気がします。

ただ、その青写真を誰がどのように描くかが、大事なんだと思います。

復興には大きく分けて、ハード面とソフト面がありますが、やはり、多かった意見はソフト面である。地域に住む人にとって心温まる場所をつくるということ。そのためには、地域住民の意見や思いをまちづくりに反映しなければならないと感じます。

つまり、市民と行政など関係者が集まりしっかりと対話する場が必要で。まさに、場をつくり、話し合いを促進するという我々の活動に通じるものです。

最後に印象的だったこと。
ワークショップの自由意見交換会の時に、阪神大震災の復興に携わった建設コンサルタントの方から、
『見える化やファシリテーションという手法を当時知っていれば、神戸の復興はもっと早かった』という言葉が印象的で今回の震災のように複雑かつ広範囲にわたる震災においては、なおさら、話し合いが大事であるということを再認識しました。
(青木)


2011年03月14日

大震災に思う

義母が亡くなり更新をやめてもう半年以上たちました。

3月9日は義父の命日でした。義父の命日を過ぎてこのブログも復活させようと思っていたところに予想外の大震災が起きてしまいました。

今から17年前、阪神淡路の大震災を「大変だ」とTVから見ていた時の自分と違い、今はその当事者であり、またボランティアコーディネーターという専門職を持つ身の上となりました。

コーディネーターとして言いたいことは

「市民の出番は今ではない、まだ早い。まもなく出番が来る。それもとてつもなく長い期間、下手をすれば20年とか30年になる。その時までに心の準備をしておいてほしい」



実は阪神淡路の震災も「完全復興」とはまだ言えません。心の穴はたぶん被害を受けた方が完全になくなるまだまだずっと先のことです。そして今回東北関東大震災が起き、再び心の傷を負った人々が増えてしまいます。

その方々に寄り添い、そしてともに生きていくために何ができるか。それを考えていきたいと思います。

私は身内が宮城におります。まだ完全に消息はつかみきっていません。
(佐藤成臣)

2010年12月02日

200人ワールドカフェ その後

ここで200人のワールドカフェの記事を書かせていただきましたが、その結果が広報誌になりました。ここに掲載されています。

PTAみやぎ



評判が良かったようで安心しました。
(佐藤 成臣)

2010年08月12日

義母を亡くす

義母を亡くしました。

義母とは何度か話す機会があったものの妻から聞く話を私はほとんど知りません。いつも義母のところに遊びに行くと妻の健康のことばかり聞かれました。

いろいろ努力はしたのですが、義母と共感を持つという関係性は最後までできなかったと失ってみて感じています。

しかし私は勝手ながら義母との関係性は上手く行ったと思っております。生い立ちや思いなど妻にはとうてい及びませんが、それでも少しは聞けた。そう感じるのです。

冥福を祈るとともに、亡き義母を事あるごとに偲びたいと思います。

2010年08月07日

伝わらなかった思い

夏休みモードに入ったのでしょうか。ファシリテーションをする機会が少し減っております。そのせいか更新が進みません。

昨日ですが「新たな公共を考える」テーマの対話集会に参加しました。ところがあまりうまく進行しないのです。

各自が言いたいことをノーガードで話すものなので10分も聞けば飽きてしまう、また意見がうまく重なりません(発言が長いので言いたいことを忘れてしまうし、ひも付けできないのです)

結果、単なる「思いのぶつけ合い」となってしまいなにも生まれることはありませんでした。

ファシリテーターとして前にも立ったのですが、主催者はどうやら自分の意見を聞いてほしい的な設計だったため、ファシリテーターを信用しておらず個人のスタイルを崩すことはありませんでした。

宴会のお誘いもあったのですが早々に帰宅、その後メールでのお誘いもあったのですが丁重にお断りを致しました。
(佐藤成臣)

2010年08月02日

ファシリテーションが本当に必要な場所は

幼児2名が白骨化しているという痛ましい事件がありました。

事の詳細はよくわからないのですが、一部情報によれば容疑者の母親は心理的に行き詰ってしまった上の犯行だったようにも読み取れます。

ファシリテーションというと大手企業、行政など比較的エリート層などの活用例を見ますし、今後伸ばそうというのも教育、医療現場などそれでも「働いている」という現場です。

もちろんそのような現場での活用は絶対必要なのですが、上記のような例をみると風俗関係やバイトで構成されている職場など人間関係が希薄になりがちな場所でなおかつファシリテーションの意味も効果もその存在も知っていない(いただけない)現場こそ必要なのではと考えました。

先日ですがいかにもその風体が「ワル」に見える青年にレジの順番を譲ったら「ありがとうございます」といって喜んでレジに向かっていかれた体験をしました。人を風体で判断してしまった自分の足りなさも悔やんだのですが、意外にもさわやかだった青年、今回の容疑者も心のどこかでは何かを求めていた、そのさみしさの解決方法が全くわからないので犯行に及んでしまったと考えるのは変でしょうか。

孤独、相談できない・・ 何か昔の自分を見ているようで一抹のさみしさを覚えます。
(佐藤成臣)

2010年08月01日

ワールドカフェの計画を立てる

昨日はワールドカフェを実施する計画の会議でした。

大規模なワールドカフェの実施ではそのグループの組み合わせに工夫が必要です。
背景を考えない組み合わせは意見がダイナミックに出る可能性も高いのですが、逆にいえば全くわからない同士になるので時として話題が広がらないし、共感を取るのに時間がかかります。

一方、知った間柄ですと共感関係はすぐにできますが、話題に広がりが出にくくなります。

これはワールドカフェの狙いの部分で大きく差が出ます。主催者の意図をファシリテーターは上手に聞き出し、設計することが大切ですね。


※ワールドカフェ、特に大人数(100名を超える)の設計のお手伝いをいたします。テーブルファシリテーターが不在でも200名回せるワールドカフェのコツなどを無料でお伝えします。詳しくはプロフィールをどうぞ
(佐藤成臣)

2010年07月30日

話を広げるファシリテーション

企業研修のファシリテーターをしたのですが、今回ほどファシリテーターの重要性を確認できたことはなかったです。

意見を自由に言ってください。とお願いしても出ない、いくつかヒントを出しても出ないのですがファシリテーターがリードするとそこから意見交換が始まり、そして収束する。何か誘導でもやっているのか と疑心暗鬼になったのですが実際の参加者はむしろそのことを感謝しているようにさえ見えました。

意見を上手に言うということが本当に苦手なようです。ですので言いたいことはあってもなかなか言えない、そこにみなさんつまづいているようでした。

感想で「こういうミーティングに出ることができて良かった」という起債を見ました。すごくうれしかったです。

2010年07月25日

研修における時間配分

おかげさまで生涯学習、ボランティア、ファシリテーションの各々のテーマで講演や講義、授業の担当する機会をたくさんいただいております。まもなく100回を迎えることになります。

ここ数回で気がついたのですが「自分が話す」という場合は書いた原稿の想定よりも「短くなってしまう」

ワークショップをやるという場合は「相手が時間内に話し終えるのは難しい」ということがわかってきました。

ですので原稿を書く場合はもちろん練習はしますが、基本的に長めに書きます。逆にワークショップをするときは予備時間を多めにとります。これで時間内ですべて終わらせることができるように時間配分をします。

工夫は相手によって変えるというのも大切なポイントだと感じます。

2010年07月24日

200名のワールドカフェ

17日は宮城県PTA連合会の皆様よりワールドカフェの実践についての実践の依頼を受け秋保温泉岩沼屋さんまで行ってまいりました。

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この日は「みんなで一度に考えよう!これからのPTA活動」
ーワールドカフェでみんなと同時に会議しようー

ということでまずテーブルホストの方々を事前にあつめて練習会を行いました。そこで全体で使う「問い」を決めたのです。

200名を超えるワールドカフェは壮観。テーブルも25もあります。そこで私が全体の時間コントロールを行いながらもお互い楽しく対話ができるようにといろいろと仕掛けや資料配布をしたのでワールドカフェは大成功。みなさん口々に「良かった」という感想をいただけました。

200名を超えるワールドカフェでもきちんとスケジュールを組めば絶対上手く行く。そう確信を持って帰宅の途に着きました。

宮城県の皆様、大変お世話になりました。