2010年07月

2010年07月30日

話を広げるファシリテーション

企業研修のファシリテーターをしたのですが、今回ほどファシリテーターの重要性を確認できたことはなかったです。

意見を自由に言ってください。とお願いしても出ない、いくつかヒントを出しても出ないのですがファシリテーターがリードするとそこから意見交換が始まり、そして収束する。何か誘導でもやっているのか と疑心暗鬼になったのですが実際の参加者はむしろそのことを感謝しているようにさえ見えました。

意見を上手に言うということが本当に苦手なようです。ですので言いたいことはあってもなかなか言えない、そこにみなさんつまづいているようでした。

感想で「こういうミーティングに出ることができて良かった」という起債を見ました。すごくうれしかったです。

2010年07月25日

研修における時間配分

おかげさまで生涯学習、ボランティア、ファシリテーションの各々のテーマで講演や講義、授業の担当する機会をたくさんいただいております。まもなく100回を迎えることになります。

ここ数回で気がついたのですが「自分が話す」という場合は書いた原稿の想定よりも「短くなってしまう」

ワークショップをやるという場合は「相手が時間内に話し終えるのは難しい」ということがわかってきました。

ですので原稿を書く場合はもちろん練習はしますが、基本的に長めに書きます。逆にワークショップをするときは予備時間を多めにとります。これで時間内ですべて終わらせることができるように時間配分をします。

工夫は相手によって変えるというのも大切なポイントだと感じます。

2010年07月24日

200名のワールドカフェ

17日は宮城県PTA連合会の皆様よりワールドカフェの実践についての実践の依頼を受け秋保温泉岩沼屋さんまで行ってまいりました。

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この日は「みんなで一度に考えよう!これからのPTA活動」
ーワールドカフェでみんなと同時に会議しようー

ということでまずテーブルホストの方々を事前にあつめて練習会を行いました。そこで全体で使う「問い」を決めたのです。

200名を超えるワールドカフェは壮観。テーブルも25もあります。そこで私が全体の時間コントロールを行いながらもお互い楽しく対話ができるようにといろいろと仕掛けや資料配布をしたのでワールドカフェは大成功。みなさん口々に「良かった」という感想をいただけました。

200名を超えるワールドカフェでもきちんとスケジュールを組めば絶対上手く行く。そう確信を持って帰宅の途に着きました。

宮城県の皆様、大変お世話になりました。

2010年07月23日

三度、リーダーズインテグレーション

昨日はチームによるリーダーズインテグレーションを行いました。

参加者は団塊も含む高齢者、ちょっと嫌な感じはしましたが・・

予測的中。このワークを感情的にとらえてしまう参加者が出てしまったのです。せっかく他者によるフィードバックの場という環境にも関わらず「この発言をしたのは誰だ」とものすごい剣幕です。

私は名を明かすこともしないで、最後に「自分自身を振り返ってもらうのが今日のワークの主目的です。ですので決して個人を責めたのではないと理解してほしいです」と加えたのですが「ショックを受けた」と意気消沈です。


私から思えば意地悪ではないですが、こういう「自己発見」にショックを受けるというのが今まで批判や相手からの投げかけを拒否してしまっていた結果ではないかと考えるのです。メンバーとしても少し問題児だったかもしれません。

今後の成り行きなどはしっかりウオッチしていこうと思います。



リーダーズインテグレーションについて解説や具体的進め方をもっとお聞きになりたい場合はご連絡ください。

2010年07月22日

会社でファシリテーション研修

16日は珍しく民間企業の研修のお手伝いをしました。

「砂漠で遭難したら」というゲームをやりました。これは合意形成に関して体験して知ってもらうことが主題なんですが、参加者の方から

「もう結果なんかどうでもよい、こんなに楽しく納得する会議さえできればもうそれで良い」という声を聞きました。

このゲーム、勝敗も大切なんですがこの勝敗を捨ててもよいという気持ちになってくださったのは担当しているファシリテーターとしてこんなにうれしいことはありません。

メンバーの顔色も明るく、にこにこして私も大変気分の良い研修でした。

2010年07月21日

気がつけば1週間更新なしでした

長くお休みしてしまいました

16日から出張の連続でなかなかPCの前に座れません。16日は企業研修の計画、17日は仙台でワークショップ、18,19は所属NPOの合宿、そして昨日は大学で講義とようやくゆったりした朝を迎えました。

今晩から少しずつこの1週間、気付いたことを書いていこうと思います

2010年07月15日

リーダーズインテグレーション再び

リーダーズインテグレーションでリーダー役をやりました。

結構自分でも知らないことや知られていないだろうと思っていたのに逆に良く知られてしまったことなど自分の予想以上の意見が出ました。

中でも興味深かったのが「家族」に対してはあまり意見や注文が出なかったことです。おそらく日頃も家族の話はあまりしないからなんでしょうね。

リーダーもやはり日頃のコミュニケーションで「その人なり」が形成されていくようです。

2010年07月14日

上手い説明は

文京学院で講座を担当しました(3回目)

今回は原稿を持っての挑戦ですがどうもたどたどしいのです。原因を考えました。

「説明が自分の言葉になっていない」、つまり暗記で臨もうとしていたことに気がついたのです。

共感を呼ぶ説明をするなら棒読み、暗記ではなく自分の言葉で言う、言葉が見つからなければ何度もリハーサルをして言葉を見つけるしかないのではと考えたのです。

まだまだ修行ですね。しかしながら担当ファシリテーターも参加者もみなさん満足でお帰りになりました。少し安心して帰途についたのです。

2010年07月13日

池上さん

参議院選挙投票結果速報、TV東京はわかりやすい解説で有名な池上彰さんをメインに登用しました。

私も少しだけ見たのですが、たまたま枝野氏へのインタビューシーンを見たのですが、かなり突っ込んだことを聞いています。

見ている周りは溜飲が下がるのですが、聞かれた本人は回答に窮するや回答したくない項目をさらされることとなり少し危険なにおいがする番組でした。

巷のNETでは人気のようですが、私は変な反撃が来ないか少し心配です。池上さん、わかりやすく親しみやすい方だけに「言い過ぎ」が起きなければ良いですし、逆にいえば難なく交わした場合は会話が相当上手く学びたいところです

2010年07月11日

オーラがある人

YouTubeで古い番組を見るのに凝っております。

中でも80年代のアイドルの画像は懐かしさもあって良く見ます。
松田聖子という歌手がいます。自分とほぼ同じ世代なので彼女の成長が自分の成長とシンクロします。

画像を見ると確かにオーラが出ているのです。まだ高校生だった頃に彼女を見たときはそれが感じられなかったのです。

他のアイドルも同様に映像は残っているのですが彼女へのコメントの多さは他を寄せ付けません。

ワークショップも努力のほかに天性が必要ではないだろうか、私は最近そのことをずっと考えています。