2017年11月24日

小春の風景(4)・・・菊花壇展


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先日、思いたって菊花壇展開催中の新宿御苑へ。 

御苑の秋の花といえば、日本庭園を彩る皇室ゆかりの菊花壇。

この日は最終日。
風情あふれる菊のお花見を、危うく見忘れてしまうところだった。




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彩り豊かな小菊を丸く植えこんだ2つの路地花壇。日本庭園を鮮やかに飾っている。



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水の流れに沿ってデザインされた回遊式の日本庭園。順路に沿って散策、鑑賞できる。

菊花壇は、上家(うわや)といわれる建物を設け、特色あふれる花々を独自の様式を基
調に飾りつけた花壇。順路に沿って鑑賞すると、もっとも美しく鑑賞できるという。




   
江戸菊花壇:
江戸菊は、江戸時代に江戸で発達した古典菊。

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花が咲いてから花びらがさまざまに変化し、色彩に富んでいるのが特徴で、「花の変化」を観賞する菊。新宿御苑の菊花壇の中でも、最も古い歴史のある植え込み様式。



懸崖作り花壇:野菊が断崖の岩間から垂れ下がって咲いている姿を模していると。

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1本の小菊を大きな株に仕立てる技法で、古木の台の上に花鉢を配色よく並べている。



伊勢菊、丁子(ちょうじ)菊、嵯峨菊花壇:
それぞれの地方で発達した菊。


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伊勢菊
は、伊勢地方(三重県松坂)で発達した菊。縮れた花びらが垂れ下がって咲く。


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丁子菊
は、花の中心部が盛り上がって咲く菊。アネモネ咲きともよばれている。



大作り花壇:
初冬に出る芽を、1年がかりで何百もの花を咲かせるように仕上げた。

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1株から数百輪の花を半円形に整然と仕立てて咲かせる技法。これは新宿御苑独自の様式で、全国各地の菊花壇展でみられる千輪作りの先駆けにもなっているという。

この作り方で大切なことは、多くの花を咲かせることのほか、個々の花においても枝や葉が均一で、花の大きさが揃いかつ開花期が同時でなければならない。飾りつけは個々の花をこんもりと、半円形に整然と結い立てるもので、高度の技術が必要とされる。



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池の橋の上では、ガイドブックを持った外国人が日本庭園の美しさにしばし見とれて、散策ルートを思案中?ターバンを巻いたご婦人は、自撮りポーズに集中できない?


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日本庭園を後に、フランス式整形庭園へ。

ねらいはプラタナス並木の紅葉。

どの程度色づいたか。
落ち葉が散っているか・・・。

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ヨーロッパの雰囲気が漂うフランス式庭園。落ち葉はまだ少ない。少し早かったか。



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八重咲きのジュウガツザクラが花を咲かせていた。今の季節に咲く桜は珍しい。
カメラやスマホを持った人達が、花の傍に群がる。散策客も足を止めてしばし見入る。



eiji255 at 19:42コメント(3)四季の風景 

2017年11月19日

小春の風景(3)・・・紅葉まつり


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国営昭和記念公園の黄葉紅葉まつり。

イチョウ並木を散策して黄葉を楽しんだ後は、日本庭園の紅葉の彩りを。

秋の楽しみといえば、真赤に色づくモミジ。

秋の深まりとともに色づいた紅葉が日本庭園を包み込む。

園内の木々は秋色に染まり、晩秋の風情にあふれていた。





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真赤に染まりきる日も近い。黄色、オレンジ、赤のグラデーションにしばし見とれる。


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四季折々の季節感を表現した池泉回遊式庭園。池を中心とした自然景観を巡る庭園だ。


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亀さんの背中に松が2本。悠々とさざ波を泳ぎながら、紅葉狩りを楽しんでいるか。



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早くも散り広がったモミジが池の底も彩る。波に揺らいでゆったりと泳ぐ葉も・・・。



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水辺のイロハモミジ。色づきは緑から黄色、さらにオレンジをへて真赤に変化する。



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平凡な姿では飽き足らぬらしい松の枝。池の方角にぐんと伸ばして支えてもらった。


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風にそよぐススキの穂も、われも紅葉の仲間なりと自己主張中。うん、いい風情だよ!



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ダリアが今も咲いていた。炎天が似合う花だが、花期が長いので咲き続けているか。


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優しくやわらかなンクの花。公園職員の話では「原始シクラメン」という品種とか。


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季節はずれの花を見つけた。ボケと緋ボケだ。ほのぼのとした花の姿を見せている。
たしか、花が咲くのは3〜4月頃。小春日和に誘われて思いがけなく咲いた帰り花だ!


        
声かけて欲しくて咲けり帰り花  喜多島 啓子



eiji255 at 11:22コメント(5)四季の風景 

2017年11月15日

丹沢前衛の山・・・ジダンゴ山へ


11月12日(日)。RACメンバー13名でジダンゴ山へ。 丹沢の山並をすぐ南から見ることができる低山。夏場はヒルが出ると聞くが、秋深まった今ならその心配はなさそう。
風もなく、快適な山歩きができそうだ。

〇 コース:小田急線新松田駅−−寄(やどりぎ)BS・・・・登山口・・・水 場・・・ジダンゴ山・・・分 岐・・・宮地山分岐・・・寄−−新松田駅

〇 標高差:約470m     〇 歩 程:約3時間


      ≪ 寄(やどりぎ)バス停から出発! ≫

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バスを降りて軽くストレッチ。

身繕いを終えて、コース打ち合わせ。

標高は低いが、海山の展望は抜群らしい!
しばらく遠ざかっている、丹沢主脈の眺め
も楽しみだ。




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お茶畑の農村風景を横に、影を踏みながら登山口へ。みかんにしては玉が大きいな?



         ≪ スギ林のかなりの急坂を行く ≫

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猪と鹿除けの防護柵。先頭が開けて最後尾が閉める。杉の植林の急坂を登り始める。


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水場で喉を潤しひと休み。杉林の階段状の急勾配をさらに進む。前方が開けてきた。



     ≪ 展望が開けたジダンゴ山頂(758m)に到着! ≫ 

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祠と山名由来の石碑がある・・・なになに?

古来ジダンゴは震旦郷と書き、中国のこと。

その昔仏教を伝える仙人シダゴンがやってきて、ここに住んだことから始まるらしい。

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見晴らしと日当たりに恵まれた
山頂。思い思いに腰を下ろして、待望のランチタイム!


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山頂の周囲には、馬酔木がびっしり植えられている。一面に広がる蕾が開花準備中。


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北側に連なる丹沢主脈。最高峰蛭ヶ岳(左/1673m)と鬼ヶ岩ノ頭。丹沢山は右に隠れる。手前右にせり上がるのが鍋割山。山荘の鍋焼きうどんが名物。塔ノ岳はその右に。


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南東側には秦野、茅ケ崎方面と相模湾が広がる。かすかに海の中に浮かぶは江ノ島か。



        休憩、展望を楽しんだ後、下山開始 ≫


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植林が続く稜線。秋山らしい落ち葉を踏みながら、ジグザグを繰り返し山腹を下る。


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登ってきた方向と反対側へ。深い植林の落ち葉が滑りやすい。寄めざして急坂を下る。



      ≪ 大寺橋を渡れば、バス停はすぐそこ! ≫

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メロディ橋として知られる大寺橋。欄干を順番に叩けば「お馬の親子」のメロディが。


余談独言。。。眺めもよくファミリー向けの山。麓の寄地区は寄自然休養村として、レクリエーションエリアになっている。芋掘りや栗拾いも楽しめるという。

晩秋から冬場にかけては日が短い。この季節の山歩きは、歩行時間の比較的短いコースを選ぶ。日没が早いので、道迷いなどのトラブルがあるとすぐ暗くなるからだ。ヘッドランプ必携でもある。
早い時間帯に下山したらちょっと道草、反省会の楽しみも。この日は、新松田駅前でバスを下車し、小田急に乗り換え時に・・・来年の夏山候補の話題などで盛り上がった。



eiji255 at 17:54コメント(7)山歩き 

2017年11月11日

小春の風景(2)・・・黄葉祭り

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11/9日(木)午前11時。
旧友と連れ立って、立川・国営昭和記念公園へ。 

恒例の黄葉・紅葉まつりが始まっていた。
今年は11/3日(金・祝)〜26日(日)の日程。

まずはイチョウの色づきをキャッチせんと、駐車場に車を置いて立川口へ。

シルバー(65歳以上)の入園料は210円。
一般(大人)は410円、小・中学生は80円だ。






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カナール(運河)イチョウ並木を散策。両側4列200mに106本のイチョウの大木が並ぶ。
南(左)側はかなり散り進んで小枝も目立つが、北側の黄葉は今が盛り。緑も少し残る。


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北側イチョウ並木。彩りが微妙に違う。カップルや家族連れなど、歩く人はさまざま。



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散り敷いた葉の色合いが、木によって微妙に違う。散り初めは黄金色で、日がたつにつれ暖色系に変わるようだ。葉の色素が変化するのだろうか。時刻や光線にもよるか?


午後に向かったのは‟かたらいのイチョウ並木″。うんどう広場横に300m98本が並ぶ。

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神宮外苑前の街路樹の黄葉もよく知られる。いちょう祭りは、たしか11月中旬からだ。


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黄金の輝きが今ここにある。立ち止まり、ひざまづき、シャッターを切り続ける。


「モミジ」はカエデ類全般を指す別名。現在はモミジといえば‟紅葉”だが、はるか万葉の時代は‟黄葉”が最も美しいとされたとか。万葉集でも黄葉を詠んだ歌が多く残されているという。

ところで、イチョウを県木としているのは、大阪府、神奈川県、東京都。その理由はわからない。なぜだろう?大都会地域には特徴のあるローカル木がないということかも?




eiji255 at 22:27コメント(14)四季の風景 

2017年11月07日

小春の風景(1)・・・味覚の秋


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このところ
いい天気が続く。

街路樹の落ち葉を踏みながら、一人と一匹が行く。

カサコソと、足を運ぶごとに乾いた音が心地よくひびく。

この音が脳の活性化に役立つと、ラジオで聞いたことがある。
ならば、犬の脳にもその効果ありや?

今まさに実りの秋。食欲の秋!
彩りが深まり落ち葉も増える季節は、ひときわ郷愁を誘い、味覚をそそる季節でもある。





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秋の味覚の(値段の?)王者松茸が、今年は大不作らしい。
収量は例年の1割とか。

キノコといえばその昔、山間の紅葉の下で、家族・身内7.8人が囲んだ芋煮会を思い出す。

女性たちが下拵えをしてる間に、兄が山へ入って茸を採ってきた。天然「木の葉しめじ」の美味だったこと。

半世紀以上も昔のことだ。あの思い出を胸に刻むは、残された姉弟二人だけとなった。




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秋の果物の代表選手は柿か。

庭の大きな木に生った種なし柿は「ひらたね柿」。今思えば、あれは庄内柿だったか。

その渋柿を焼酎で渋抜き。
ビニール袋をさらに段ボールに入れ、密閉して約10日で甘柿ができた。母が健在の秋、よく送ってくれた。





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干し柿づくりも盛んだった。
皮むき器も備えてあった。

渋柿のへたのところを皮むき器に刺して、左手でハンドルを回す。くるくる回る柿の実に刃を当てると、きれいにむけた。

細い縄にへたを挟んで、晩秋から初冬に軒下に吊るした。冬には白粉を噴いて甘く熟した。


柿は日本の秋の果物。面白いことに、フランスでも「ル・カキ」と呼ばれているとか。




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菊花展が始まっているらしい。

菊といえば、春のサクラと並んで日本の国花となっていると、最近知った。

たしかに高貴なイメージがあり、皇室の御紋章でもある。

一方、菊といえばおらが故郷の食用菊を思い出す。その名を「もってのほか」といった。

黄色や淡紫色の花びらをむしって茹で、浸し物や酢のものとして食べたっけ・・・。

年老いた母が秋野菜を送ってくれるときは、摘みたてのもってのほかもダンボールの片隅に入っていた。







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秋の味覚といえば、今年はサンマも不漁と聞く。

しかも例年に比べ身が細いのが気になる。地球温暖化の影響だろうか。

秋刀魚という字は当て字。
秋の月夜にサンマを獲ったとき、魚体が刀のように美しく見えたということかららしい。


焼くときには、面倒でも苦い内臓を取ってから焼く。
が、友人は勿体ないと。あの苦みがうまいのだそうな。魚の味好みも人それぞれだ。




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今日は立冬。
そろそろ土鍋の出番だ。

白菜の値段が急に気になり、帰り道にスーパーの店頭を覘く。1/4個で108円。1/2では198円となっていた。
ん…高いか、安いのかな?

白菜は鍋の野菜の主役。おおいに安く提供してほしいものだ。





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      これぞ、秋晴れ!! 晴れた青空をバックに紅葉が映える。

   木枯らし1号が吹いた一時の寒さから、一直線の歩みをひきとめてくれた。
   ベランダから眺める富士山の初冠雪は、いつの間にやら消え失せた。
   まだまだ、こたつも湯たんぽも、出番は先のようだ。

      「目黒の秋刀魚」という落語は、どうやら実話らしい。
   三代将軍・家光が鷹狩りの折、空腹を抱えて目黒村の茶店へ立ち寄った。
   茶店の主は自分が食べるつもりでいた夕食用のサンマを焼いて進上。
   これがたいそう将軍の気に入り、おおいにほめられたのだそうな。


eiji255 at 21:45コメント(3)四季の風景 

2017年10月31日

行秋の風景(5)・・・秋深し


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きのう10月30日のお昼前。まだ風が強い。台風22号は太平洋へ去ったが、公園を散
策していると、時折突風に帽子を飛ばされる。小さな池の水が珍しく波立っていた。
この日、東京都心では木枯らし1号が吹いたと報じられた。平年より10日早いとか。



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丘の上で落葉樹が色づいた。多彩な色に染めた葉が賑う。染まった芝生に趣きがある。



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ドングリがいっぱい!大きさ、形に大差ない。団栗の背競べとは、よくいったものだ。



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気の毒なソメイヨシノ。太さからはそれほどの老木とは思えないのに、L字型に大きく
曲がって、その先は今にも地面につきそう。すっくと立つ周りの木がうらやましい?
公園の管理者がつくった丸太組みに支えられて、健気にも毎年、春には花を咲かせる。

もうすぐ葉を落として少しは身軽になるが、この冬もこの姿勢で春を待つのか・・・
何がきっかけで曲がってしまったか?しんどそうだ。せめて雪は降らないでほしい。



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しばらく雨が続いた。久しぶりの陽射しが、シルエットの影を揺らす。年配者はゆっ
たりと歩き若者は走り出す。歩くも走るも人それぞれ。足の向くまま気の向くまま。



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花の少ないこの季節。タイアザミキバナアキギリが、ひときわ鮮やかに目を引く。



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午後、予約の自動車教習所へ。先日受けた認知機能検査後の、高齢者2時間講習だ。
視野角度や動体視力、夜間視力などの測定検査を経て、実車指導などがあった。

75歳以上の免許証更新は煩雑だ。まず認知機能検査をうける。後日その結果に基づいた
2〜3時間の高齢者講習を受講、受検。さらに日を改めて本番の更新手続きへと進む。
都合三日がかりでその都度金もかかる。さ〜て、何歳まで更新続けようかな・・・?



eiji255 at 20:58コメント(8)四季の風景 

2017年10月25日

行秋の風景(4)・・・広重がきた!

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多摩中央公園内にある古民家・旧富澤家住宅。

歌川広重の浮世絵「東海道五十三次」と、
尾形光琳「紅白梅図屏風」が展示された。

10月22日(日)は、浮世絵実物10点が、
23日〜31日はその複製が展示されている。

❝東京文化財ウィーク2017❞特別展での催し。

他に共催イベントとして、浮世絵ワークショップ(解説・講演)や企画展示も行われた。




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ここ旧富沢家は、明治天皇はじめ皇族方が、明治14(1881)年以来幾度かこの地に兎狩りなどに行幸、行啓した際に「御小休所」として利用された由緒ある家。
母屋の推定建築年代は18世紀中頃とか。代々、村の名主を世襲した。



          〜〜東海道五十三次」 〜〜

鑑賞に出向いたのは10月24日(火)。実物展示日ではなかったものの、素人目には本物と見まがうほどの、みごとな芸術作品が展示されていた。
複製のため撮影自由と聞いた。有難い。タイムスリップした気分でシャッターを押す。
以下に五十三次宿場一覧と、浮世絵木版画の連作の一部を、解説文とともに載せた。

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江戸時代に整備された五街道。その一つ、東海道にある53か所の宿場町が五十三次。



      
 〜〜 歌川広重・・・どんな人? 〜〜

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歌川広重は、江戸時代末期の浮世絵師。本名は安藤重右衛門。安藤広重とも呼ばれた。



      〜〜 これがその、浮世絵木版画! 〜〜

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東海道五拾三次之内(保永堂版)日本橋 朝之景 歌川広重 江戸時代 天保4〜5年

日本橋は東海道五十三次の起点である。橋を正面から描き、大名行列の先頭が渡ってくる朝の様子を表現している。橋の手前では、5〜6人の男達が早朝の市から買い求めた魚や野菜をかつぎ、大名行列に遠慮するような素振りを見せている。



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        東海道五拾三次之内(保永堂版)箱根 湖水図 

箱根越えは、東海道中の最難所として、行き交う旅人を悩ませた。この図は、箱根の名勝、芦ノ湖畔の美しい風景で、中央にそびえる岩山は、モザイク状の色分けがなされている。険しい山間の急斜面を、大名行列が下る光景も綿密に描かれている。



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        東海道五拾三次之内(保永堂版)三島 朝霧  

三島は箱根を越える者にとっては大切な宿駅であった。本図では、三島大社の鳥居の前を過ぎ行く駕籠と馬上の旅人を中央に描き、背景は、樹木、家並み、人物のシルエットで霧に煙る朝の様子を表している。さらに、奥に行くに従って色彩を淡くし、遠近感の表現にも成功している。



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       東海道五拾三次之内(保永堂版)蒲原 夜之雪 

本図では、蒲原の宿を名所や名物を描かず、雪が降りしきる夜更けの情景として表現している。画面右では、背中を丸め蓑に雪を受けた二人連れが、左では番傘をかざした人物が、寒そうに道を歩いて行く。雪の夜の深々とした静けさを印象深く表現した作品。



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  東海道五拾三次之内(保永堂版)御油(ごゆ) 旅人留女(たびびととめおんな) 

御油の宿は、旅館の客引きが強引であったことで名高く、本図でも「留女」と呼ばれる客引きが、旅人をつかまえる様子がユーモラスに描かれている。また、画面右の宿屋の中には、五十三次の出版元・絵師・彫師・摺師・題名が文字で示されており、珍しい図である。




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       東海道五拾三次之内(保永堂版)四日市 三重川 

四日市の宿近くを流れる三重川の河口付近と思われる。この場面における風の強さが人物の動作や草木の動きによく表わされている。特に風に飛ばされた笠を慌てて追いかける人物の動きや表情がユーモラスである。



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        東海道五拾三次之内(保永堂版)亀山 雪晴

対角線によって空と地面を分けた構図で、中央には二本の松が高くそびえている。山の上には亀山城を描き、その下の坂道を大名行列が登ってゆく。さわやかな雪の朝の景色を表現している。 




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       東海道五拾三次之内(保永堂版)京師 三條大橋 

東海道の最後を飾る京都の図は、多くの人で賑わう三條大橋と東山の山容を描いて、盆地の都市である京都らしさを端的に表している。山中に描かれる京都の寺院は、先行する挿図を参照しつつ、正しい位置関係で配置されている。 
          
   


   〜〜 尾形光琳「紅白梅図屏風」(MOA美術館 複製)〜〜

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流れを挟んで向かい合う紅梅と白梅。金地に対して流れを銀地とし、紅白の梅を左右
に配すという際立った対象による大胆な構図。光琳晩年の最高傑作とされる。国宝。



eiji255 at 20:31コメント(8)四季の風景 

2017年10月20日

行秋の風景(3)・・・釣瓶落とし


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風邪をひいてしまった・・・










急に寒波がやってきてそれが長引いたせいだ。気をつけようと思っていたのだが。
19日朝は都心で9.9℃。今季最低記録と報じられた。結局この日は最高12℃、最低
気温が9℃で、この秋一番の冷え込みという。上空に寒気が入り込んだ影響とか。

旭岳の4人の遭難救助ニュース・・・助かってよかった。



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雨が降り続く・・・










お蔭で先週土曜日も、この週末の土、日曜の予定もまとめて流れてしまった。
楽しみにしていた外出はいずれも中止に・・・もちろん山も。

衆議院選挙の投票日22日は、雨風強くなりそう。悪天候になると投票率が下がると
いうのが、どうやら定説。投票日の天候は、政党の浮沈に大きく響くものらしい。
はて、追い風を受けるのはどの政党?向かい風に立ち向かうのは・・・?




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基幹産業
コンプライアンスは・・・?




池井戸ドラマが始まった!





鉄鋼業の品質保証担当者が検査データ改ざん。自動車生産現場では新車検査の不正も。
世界に誇る日本の基幹産業やものづくり大企業への、世界の信頼が揺らいでいる。


経営難にあえぐ老舗の足袋メーカーが、生き残りをかけてランニングシューズ開発に
挑む物語らしい。第一回は録画済み。2回目を録画したら、まとめて一気に見るのだ。
民放ドラマはあまりみないが、みるときは録画で。CMカットできるから。



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マツタケが不作らしい・・・










今年は例年の一割もとれないらしい。急な寒暖差が原因とか。当然値は上がる。
400gあたり、卸値が昨年は2〜3万円台だったのが、今年は10万円もすると新聞で。
僅か400gで10万円も・・・?小売りではいくらに??それでも買う人いるんだ!

マツタケなどは、もともとわが家計には高嶺の花。せめて手の届くのは、庶民の味サンマ。しばらく店頭に出ていなかったが、この頃ようやく並ぶように。値段は安いがずいぶん小振りだ。




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スーパー・レジで、
金が払えない・
・・!?









散策の仕上げにちょっと買い物と。レジを打ってもらったら985円と出た。ポケットに手を伸ばす。ない・・・どのポケットにもない!あれ、忘れたか・・・冷汗三斗。
車で30分ぐらいで持ってくるからと、レジの傍に置いてもらって外へ出た。

首をかしげながら、ベンチでわれとわが身を身体検査・・・あった!コートの内ポケットに封筒へ入れた1,000円札3枚が。小銭入れは嵩張ると、札だけ取り出したんだっけ。

それにしても、僅か3時間前のわが行動を忘れてしまうとは。免許証更新の認知機能検査で「記憶力・判断力に心配ありません」とお墨付きを得たばかりなのに、もう!?

秋は日暮れが早い。 薄暗くなってきたな、と思いながら帰路を急ぐ。
20分歩く途中で、真っ暗に。秋の日は釣瓶落とし、と聞くが、実感した。



eiji255 at 21:31コメント(8)四季の風景 

2017年10月15日

紅葉真っ盛りの尾瀬(2)・・・大展望の至仏山へ


       二日目:至仏山と小至仏山をめざす

10月8日(日)。朝から晴れ渡る。夏には高天ヶ原一帯に咲き競う高山植物が見事だが、今は終わった。代わって紅葉の彩りが楽しみだ。もちろん青空の下の大展望も・・・。

この日は三連休の二日目。尾瀬ヶ原や至仏山をめざす大勢の登山者が、夜行バスを駆って朝7時には山ノ鼻へ続々と到着する。岩と階段の登山道も、至仏山から小至仏山へかけての岩ゴロの山道も人であふれるか・・・。渋滞で難渋するのが気がかりではある。



〇 コース:山ノ鼻(尾瀬ロッジ)・・・・至仏山登山口・・・森林限界・・・高天ヶ原・・・至仏山・・・小至仏山・・・笠ヶ岳分岐・・・鳩待峠−−尾瀬戸倉==新 宿

〇 歩 程:約6時間        〇 標高差:約820m


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至仏山(しぶつさん・2228m):

(ひうち)ヶ岳とともに尾瀬を代表する山。

生成は噴火ではなく、海底からの隆起に
よるもので、山容はなだらか。
が、登ってみれば、どうしてどうして!

抜群の眺望と、夏のお花畑が魅力の山。


 尾瀬ヶ原・登山口近くからの至仏山



   ≪ ロッジ前に集合。いい天気になりそう!! ≫ 
   

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朝7時。身支度を整えてロッジの前へ勢揃い。ストレッチとコース確認して出発だ!


            
      ≪ 朝靄と草紅葉を眺めながら登山口へ ≫

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♫しらかば〜 あおぞ〜ら み〜な〜みか〜ぜ・・・。いざ、朝靄の向こうの至仏山へ!


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草紅葉の彩りは最盛期!立ち止まりながらシャッターを切る人。その都度優しく待つ。
         


        ≪ 朝靄の先に、燧ヶ岳が浮かぶ! ≫

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草紅葉の向こうに立ち込める朝靄。尾瀬の早朝の幻想的な風景だ。北東に聳える燧ヶ岳の山頂をくっきり浮かび上がらせる。きのうは山頂を隠して山裾だけを見せてくれた。
今朝はその逆。尾瀬ヶ原の朝靄は大自然の芸術。朝靄が立ち込めればその日は晴れる!



     ≪ 登山口を登り始める…標高差約820m! ≫

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予定歩行時間は、休憩を除いて約5時間。

紅葉シーズンの三連休とて、混雑必至。
さらに1時間は必要か?

足元に気をつけて、紅葉の下を進む!

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ときどき振り返って、尾瀬ヶ原を見渡す。高度を上げるごとに、雄大な視界が広がる!



        ≪ 岩ゴロの登りが始まる・・・! ≫

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急勾配の岩稜登りは、疲労を早める。

大股はスタミナを奪う。
小刻みに足の置き場を選ぶ。

登り下りの中心は足の力。
ストックは体を安定させる補助と心得て。


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ふぅ〜…あそこまで登ったらひと休みしよう!振り返ると絶景が広がってるよ〜!



     
  ≪ 燧ケ岳がその全容を現した! ≫

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尾瀬ヶ原の向こうに燧ヶ岳。朝靄が置き忘れた?白い雲も。左が最高峰の柴安(ぐら)。
山頂は柴安(2356m)、(まないた)堯御池岳、赤ナグレ岳、ミノブチ岳の5峰に分かれる。360度の大展望だが、柴安瑤らの尾瀬ヶ原、俎瑤らの尾瀬沼は特に印象深い。
 


       
 ≪ 蛇紋岩は滑りやすい・・・! ≫

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大きな蛇紋岩の一枚岩を鎖を使って登る。鎖場は3か所あるが岩をつかんでも登れる。


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ハードな登りが続くので、休憩ベンチが途中にある。休み過ぎると体が重くなるぞ!



        
 ≪ 絶景かな! 絶景かな!! ≫

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絶景を眺めながら紫煙をくゆらす。これぞ山男の決めポーズ!煙草の香りが格別!?



         ≪ 至仏山頂(2228m)に着いた! ≫

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360度の大展望!日本海と太平洋の分水嶺。

岩に腰かけて、展望とランチをゆっくり楽しむつもりだったが・・・。

この混雑だ!隙間を探して食事を急ぐ。

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ここまでも渋滞で遅れ気味。この先、小至仏山まではさらに遅れそう。早々に出発!


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周囲の山々も錦に染まる。はるか遠くに越後の峰々。あの山は越後駒ケ岳(2003m)か。



       ≪ 大渋滞の中、小至仏山をめざす ≫

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至仏山へ向かう人とも交錯し大混雑が続く。混みあって危険なときはしばらく待機。



         ≪ 小至仏山(2162m)に到着す! ≫


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蛇紋岩の上に標識が立つ。

夏場はこの裏にタカネバラが咲く。

燧ヶ岳や尾瀬ヶ原をはじめ、周囲の山々の眺めがすばらしい!


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たかが小・至仏山と侮るなかれ!山を下るもこれこのとおり。大岩下りが連続する。




        ≪ 名残りの尾瀬ヶ原と燧ケ岳 ≫

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鳩待峠に近く、少し斜めから見た燧ヶ岳。麓に近い木々の彩りが濃くなってきた。

この先鳩待峠へ着く。来た時の逆にシャトルバスで戸倉へ。その後新宿へ向かう。


余談独言。。。尾瀬に来るたびに、何年も前から気になっていることが一つある。
入山料のことだ。現在はトイレ利用の場合のみ、トイレチップを求められるだけだ。

尾瀬は広大な国立公園。トイレの設置、管理をはじめ、65Kmにも及ぶという木道の維持管理や、7〜8年周期という架け替えなど、現在は電力会社や環境省、関係自治体等が支弁しているであろう出費は莫大なものだと思う。

ついては、入山者全員に入山料を求めて、その一部に充当してはどうなのだろうか。
鳩待峠、大清水、沼山峠、御池など、主な入山ポイントで、魅力溢れる大自然を前に
100円か200円ぐらいなら、理解、賛同が得られるのではないかと思うのだが。

ちなみに、富士山ではすでに試験?実施済みであり、この夏登った月山でも「月山環境美化協力金」(たしか200円だったような)として、任意で入山者にお願いしていた。もちろん払って入山した・・・。


4年ぶりの尾瀬山行が終った。これで尾瀬へは、会津駒ケ岳を含めて13回来たことに。
うち8回は山だ。至仏山が5回、会津駒ヶ岳2回、燧ヶ岳が1回。
大半は夏の花の季節だが、9年前の秋に来たときの、燧ヶ岳山頂から眺めた尾瀬ヶ原の草紅葉も素晴らしかった! 尾瀬はいつ来てもいい・・!!



eiji255 at 14:33コメント(8)夏・秋山縦走 

2017年10月11日

紅葉真っ盛りの尾瀬(1)・・・アヤメ平から尾瀬ヶ原へ


10月7(土)〜8日(日) 。RACメンバー14名で、紅葉真っ盛りの尾瀬へ。
6日(金)の夜行バスで尾瀬戸倉へ向かい、シャトルバスに乗り換えてまだ明けやらぬ鳩待峠着。初日は雨上がりの不安定な空模様の下をアヤメ平へ向かう。二日目は至仏山からの大展望を楽しんで鳩待峠へ。二日間の行程を、2回に分けて記してみたい。

〇 コース:

 < 初 日(10/7日(土) > 
  尾瀬戸倉−−鳩待峠・・・・横田代・・・アヤメ平・・・富士見小屋・・・
  土 場・・・竜宮小屋・・・ヨッピ吊り橋・・・牛 首・・・山の鼻・尾瀬ロッ
  ジ(泊)         

 < 二日目(10/8日(日) >

  尾瀬ロッジ・・・・至仏山登山口・・・森林限界・・・高天ヶ原・・・至仏山
  ・・・小至仏山・・・笠ヶ岳分岐・・・鳩待峠−−尾瀬戸倉==新宿西口

〇歩 程:
 < 初 日 > 約7時間        < 二日目 > 約6時間
〇 標高差:
 < 初 日  > 約 570m      < 二日目 > 約 820m 


   
  初 日:鳩待峠からアヤメ平を経て、尾瀬ヶ原へ 

懸念された夜来の雨。未明まで降っていたのに、尾瀬戸倉では雨はやんでいた。
真っ暗な中、バスを乗り換え鳩待峠に5:30頃到着。夜明け前の朝食後に歩きはじめる。青空が広がることを願いながら・・・。




    
 ≪ 鳩待峠(1600m)で朝食、スタート!6:10分          
               
          
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朝食、身繕いをしているうちに、夜が明けた。雨はやんだが、雲は垂れこめている。

今日は木道が濡れてるから、きっと足元が滑るぞ!はて、何人転ぶ・・・?

転倒定員は、先着3人までとしよう・・・!?



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すっかり色づいた、木々の間を進む。

木の葉から、ときおりポタポタと雫が。

足元は、木道も落ち葉も濡れて滑る。

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      ≪ 横田代(1860m)まで登ってきた ≫

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鳩待峠を出発して、約3キロ地点。

一面に草紅葉が広がる。

雨が少し降ってきた。
本降りの心配はなさそうだが・・・。

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 ≪ アヤメ平(1968m)に到着・・・8:25分


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小雨が降り続く。

霧が濃く、視界が広がらない。

ここから望む燧ケ岳と至仏山は、ことのほか素晴らしいのだが・・・。

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昔、この周辺に群生するキンコウカの葉をアヤメと見間違えたため、アヤメ平と呼ば
れるようになった。この場所は昭和30年代に「雲の上の楽園」と言われ、多くの入山
者が訪れ、踏み荒らされたため、裸地化してしまった。昭和44年から、ミタケスゲな
どの種をまくなど湿原を回復するための作業を行っている・・・と、説明板にあった。



        ≪ 富士見峠(1883m)に到着・・・ ≫ 

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右奥に建つ富士見小屋でひと休みと思ったが、もう冬支度を終えて閉まっている。



      ≪ 長沢新道を尾瀬ヶ原へ向かう・・・ ≫

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木道と、ゴロゴロ、ツルツル岩石の山道・急坂はここまで。転倒続きで盛り上がる?


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ブナなどの深い樹林帯を過ぎると、尾瀬ヶ原の一角に飛び出した。紅葉の彩りが見事!



     ≪ さあ、ここからが尾瀬ヶ原だ・・・! ≫

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美しい紅葉の下を行く。目の前に待望の尾瀬ヶ原が、草紅葉を広げて待っている!




     ≪ 木道の先に竜宮小屋、その奥に燧ケ岳が! ≫

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尾瀬ヶ原湿原の竜宮小屋は、格好の休憩地。

燧ケ岳寄りの十字路に建つ山小屋だ。

広いベンチで、大勢の登山者とともに昼食休憩。

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         ≪ ヨッピ吊橋に着いた・・・≫

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ヨッピ川に架かるヨッピ吊橋。ここを渡り進むと東電小屋がある。熊も出るところだ。



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ひと休みして今日の宿泊地、尾瀬ロッジへ向かう。草紅葉を縫うように縦隊で進む。


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振り返れば、大きな池塘の向こうに燧ケ岳。雲に遮られて‟逆さ燧ケ岳”は映らない。


          
      ≪さあ、 今宵の宿はもうすぐだ・・・! ≫

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歩荷(ぼっか)さんが帰ってゆく。今日の仕事は終わり。荷物を下ろした3人連れも…。


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山の鼻に建つ尾瀬ロッジ。ここが今日泊まる国民宿舎。たしかお風呂もあるはずだ。



        ≪ 秋の尾瀬は、花が少ない・・・ ≫

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大きな青紫の花。背伸びして待っててくれたエゾリンドウ。この日見つけた唯一の花。


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足元の6枚葉に赤く実ったはゴゼンタチバナの実か。真赤な果実がおいしそう!?



       ≪ 今宵の宿は、山の鼻・尾瀬ロッジ ≫

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食堂は満員の大賑い。今日のご馳走は肉の陶板焼きと豪華版。和やかに話も弾む。


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余談雑言。。。

食後ミーティングの、この盛り上がりはいかに?誰が何回転んだかの自己申告場面。
結果は1回が二人、2回も二人、3回は0。最高記録の4回は二人!合計六人で14回も!
性別では、女性が5/8人で10回、一方で男性は1/6人でしかも4回。全員怪我はなし。

は〜て。正直にありのままを申告したら、なんと最高記録だと!ほんとかぃなぁ!?
ご褒美というか罰ゲームというか…最高記録者は二人で膏薬貼りっこだと。どこへ?
膏薬案は転倒繰り返しでさぞ痛かろうと浮上。巷では選挙公約の出しっこが終わった。



eiji255 at 22:51コメント(9)夏・秋山縦走 

2017年10月06日

行秋の風景(2)・・・秋すすむ


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気温も雲も、すっかり秋らしくなってきた。
晴れた秋の空は、いかにもすがすがしい。 

は季節の変わり目という点では春と同じ。

が、春の空はにごり、秋の空は澄んで高く見える。大気中のごみが落ちてしまったか?





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イチョウの木が雌雄並んで立つ。雄木の樹形は箒状(左)、雌木の枝は横に広がる。

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その雌木の下に、通るたびにパラパラと落ちていた銀杏。散り敷いて地面を染めた。
果肉の大変な下処理を経て、煎って食べたり、茶碗蒸しの具として重宝される頃だ。



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芝草刈りも今年は最後か。

便利な機械があるものだ。

乗ってるだけで、ハンドルを操るだけで刈り取られる。乗ってみたい気も・・・?

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所在なげな休憩セットの傍では、名も知らぬ白っぽいキノコが、親子のように並ぶ。



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ツユクサ、アサガオなどの夏の花が、秋になった今も咲く。ハギはもう散り始めた。

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湿地に咲くミゾソバ。白と淡い紅色が可愛らしい。‟純情”という花ことばが似合う。



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道端に実った柿。まだ色づき始めたばかりだが、店頭には茶色に光る甘柿が並ぶ。

急に寒くなってきた。北海道ばかりでなく東北地方からも冠雪だより。山形では吾妻山や月山にも初冠雪があったとか。月山神社や頂上小屋も白銀に染まったのだろうか…。

関東の山でも紅葉が始まっている。北から南へ、山頂から麓へと美しく染まっていく。
今夜尾瀬へ向かう。尾瀬ヶ原の草紅葉は、もう終わりに近いかも?至仏山の紅葉は?
至仏の花は散った。夏の終わりに咲いたエゾリンドウは、尾瀬ヶ原で見かけるかな??



eiji255 at 11:49コメント(4)四季の風景 

2017年10月03日

行秋の風景(1)・・・2017なでしこLEAGUE


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芸術の秋。食欲の秋。そしてスポーツの秋!

9月30日(土) 。なでしこリーグの熱戦を観戦した。

今日の試合は、第17節「日テレベレーザ対
伊賀フットボールクラブくノ一」。
ベレーザホームでの最終戦だ。

ここは多摩市立陸上競技場。
稲城、多摩市をホームとする日テレベレーザのホームグラウンド。

大詰め近いなでしこリーグ。ベレーザはすでに三連覇達成、15度目のVが確定している。



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ここまで歩いて40分。試合開始は午後1時。現在12:20分。観客が集まり始めた。


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両チームのメンバーがトレーニング中。キャプテン岩清水、阪口、有吉の顔も見える。


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前節までのベレーザの戦況は、17試合を終えて勝ち点44と断トツ(2位は神戸の36)。



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試合開始後間もなく、ベレーザが先取点をあげ1:0で前半終了。後半に入って立て
続けに伊賀が2ゴールを決めて逆転!最後まで1点を争う白熱した試合展開となった。

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その後ベレーザがPKを決めて2:2。さらに試合終了間際に田中美南選手が、ゴール前
の競り合いで決勝Gool!ベレーザ3点目!白球はネットの奥。その瞬間は捉えきれず!



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副審が走る。蟹の横這いも得意のようだ。毅然としたオフサイド判定はカッコいい!



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試合は3:2でベレーザの勝ち!試合終了後応援団前に移動して、サポーターへ感謝!
この日2得点の田中美南選手は、今日まで17試合で15得点。これで得点王決定か。
ちなみに、「ベレーザ」とは、ポルトガル語で「美人」を意味することばらしい。



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秋はすすむ。このところの気温の変化で、落葉樹が色づき始めている。帰路に立つ
カツラの樹も、ハート形の葉が少しづつ黄色に染まり、甘い香りを漂わせていた。



eiji255 at 21:31コメント(4)四季の風景 

2017年09月27日

低山四つをつないで・・・藤野芸術の道巡り


9月24日(日)。 RACメンバー13名で、藤野・芸術の道めぐりへ。中央本線藤野駅を起終点とする里山低山コース。多くの芸術家が在住するという「芸術の街・藤野」で、
点在する野外環境アート作品を鑑賞しながら、初秋の低山歩きを楽しんだ。


〇 コース:JR中央本線藤野駅・・・・石楯山・・・名倉峠・・・金剛山・・・天神峠・・・スポーツ広場・・・京塚山・・・古峯山・・・藤野駅

〇 歩 程:約4時間20分    〇 標 高:418m(金剛山)


         ≪ 藤野駅前からスタート ≫

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JR藤野駅は、高尾駅から二つ目と近い。

下車後コースの説明と打ち合わせ。

いつも中央本線の窓から見かける、山の斜面にある手紙のオブジェの傍まで行くのが楽しみだ。



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路傍に咲いたコスモスを眺めながら通り過ぎる。虫食い葉の中央に大きな葉顔を見た。



 
     ≪ 石楯(いわたて)(270m)に着いた ≫

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山頂で「しあわせの鐘」を見つけた。

プロパンのガスボンベを切断したような形。
しあわせを求めて、競って鐘を撞く。

いい音が、高く響きわたる〜〜!


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   ≪ 『芸術の道』を行く・・・野外環境彫刻が随所に ≫

昭和の終わりから平成の初めにかけて、当時の藤野町のまちづくりとしてスタートした『ふるさと芸術村構想』。この構想の中で、名倉地区に30作余りの野外環境アート作品がつくられました。それから30余年、作品たちは時の流れをその身に刻みつつ、今もなお人々にメッセージをおくりつづけています・・・
(『芸術の道』パンフレットから。以下に主な作品と解説文を載せてみた。)


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『カナダ雁』S63年作:ジム・ドラン

大自然の中を、力強く飛翔するカナダ雁の姿。
山と湖に恵まれた母国カナダを感じる藤野で、雄大なフィーリングを観る人々に与えてくれる。 (弁天橋のふもと)




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『庵(いおり)』H3年作:斉藤 史門

林の中に、あたかも何十年も前から存在しているかのような建物らしきもの。

やがて錆び、朽ち果て、草木に覆われて庵となる。人の生活と歴史、過ぎ去った時間を表現した作品。



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『FLORA・FAUNA』H2年作:原  智


巨大な昆虫のような作品を置くことによって、それまでの静寂な空気が破壊され、また新たな呼吸を始める。

静かに死んでゆく時間や空気に、永続的な刺激と振動を与えた作品。



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『回帰する球体』H1年作:中瀬 康志

どこからか流れてきてここに落ち着き、周囲の自然に馴染んでしまった巨大な種子。

新しい命が噴き出して自然と同化していく様子を表現した作品。




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『射影子午線』S63年作:加藤 義次

楕円球状パイプから1988年10月の天空を望めば、火星が見えるように設置されている。

ユークリッド幾何学の曲線は楕円、双曲線、放物線の三種類で構成され、射影空間の中に宇宙の広がりを構成している。



conv0014『限定と無限定』H3年作:古郷 秀一

周辺の環境を直接作品に取り込むため、細い鉄筋を幾重にも重ねて半透明の空間を作っている。これは彫刻と空間の固定的な枠を超え見え隠れする新たな空間を提示している。

作品相互の強烈なコントラストの中に、自然へのねぎらいが伝わってくる。




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『COSMOS』 H2年作:村上 正江


彼女が見つめる瞳は、内に秘めた愛を持って太古へいざない、遠く宇宙へ旅立つ。


彼女の思いは悠久の風に乗り、無限の世界へと続いている。







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          『山の目』 S63年作:高橋 政行

見慣れた山が突如目を覚まし、変貌する下界にメッセージを送る。
春のうららかな日溜りの中から、あるいは夏のキラキラと輝く新緑、真赤に燃える紅
葉の中から、そして静寂の雪に眠る。四季の移ろいとともに送られる無言のメッセー
ジに、人は何を感じるのだろうか。



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         『緑のラブレター』H1年作:高橋 政行

藤野野外環境彫刻を代表する作品。インパクトのある姿から多くのファンを持ち、メディアにもたびたび登場している。自然の素晴らしさ環境の大切さを、山がラブレターを抱く姿で表現し、人々の心のポストに「森と湖からのメッセージ」を送り続ける。
(中央自動車道、藤野パーキングエリア、JR藤野駅から見ることができる。)



          ≪ 里山歩きと侮るなかれ! ≫

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低山四つを巡るハイキングコースと軽く思っていたが、どうしてどうして!

観光農園を過ぎると、登りも下りもかなりな急坂。
息を弾ませ、ひと汗かいてさらに進む。

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単なるハイキングコースにあらず。足腰も鍛えられた。これでこそ山歩きの醍醐味ぞ!



        ≪ 沿道のあちこちに露店が・・・ ≫
            
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こちらは‟ばの手作りお店”。農産物露店には栗やさつまいも、立派な山芋も並ぶ。



               古峯山頂から相模湖方面を一望す! ≫

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手前の白い橋が帰りに渡る弁天橋。右奥に相模湖。その奥に中央道と小仏トンネルが。


余談独言。。。藤野駅は神奈川県相模原市緑区にある。東京近郊にありながら、豊かな自然を残す藤野町。いつの頃からか画家、彫刻家、陶芸家、音楽家などの芸術家たちが移り住み、創作活動を続けていると、今回はじめて知った。

藤野の自然は、そんな芸術家たちの発表の場ともなっているとかで、点在する約30点もの野外彫刻作品を楽しんだ。ギャラリー「シーゲル堂」や神奈川県立藤野芸術の家、ふじのアートヴィレッジなどの芸術施設も充実しているという。

また、藤野町名倉地区のほぼ全域を占める「藤野園芸ランド」は、約30戸の農園によって運営され、栗拾いや芋掘りをはじめ、四季を通じて各種味覚狩りが楽しめる。
我らが仲間の女性達が、大ぶりな栗をはじめとする秋の味覚を仕入れ、笑顔で帰った。



eiji255 at 22:09コメント(7)山歩き 

2017年09月22日

仲秋の風景(4)・・・刀剣展


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ここは府中市・郷土の森博物館。 

第53回府中市民芸術文化祭の一環として、府中市愛刀会による「刀剣展」が開催された。

期間は9月14日〜18日まで。

ギャラリートークとして、刀剣等の解説も行われた。

刀剣類にまつわる諺も。
ユーモラスな挿絵を交えて紹介されていた。





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展示物はほとんど愛刀会メンバーが持ち寄ったもの。いずれ劣らぬ名刀ぞろいとか。
中に一振りだけ売り物があると聞いた。1,400万円の値がつけられているという。


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刀剣豆知識・・・古刀:平安時代〜室町時代 文禄4年 新刀:慶長(1596)〜宝暦13
年(1763) 新々刀:明和(1764)〜明治 現代刀:大正〜昭和〜平成 と解説あり。 


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刀剣の長さは短刀:〜30(1尺)。脇差:30(1尺)〜60僉太刀‣刀:60僉舛箸癲



   
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    ことわざは・・・
短くて口調がよく、印象的でわかりやすい。

風刺がきいてユーモアがあり、いい得て妙でなるほどとうなずかせる。

そんなことわざが刀剣の世界にもあった。
    拡大してご覧あれ。

       相槌を打つ

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        裏切り              身から出た錆

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        土壇場             抜き差しならぬ


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       横槍を入れる            槍玉にあげる

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       自腹を切る             切羽詰まる

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      反りが合わない           もとの鞘におさまる 

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       鎬をけずる



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大刀二振りとともに、戦国時代に武将が具足の上に羽織ったという陣羽織も展示あり。




eiji255 at 20:08コメント(5)四季の風景 

2017年09月19日

仲秋の風景(3)・・・秋の朝


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きのうは台風一過の快晴、猛暑。
青空が広がる、爽やかな秋の朝を歩いた。

立秋は8月7日。40日も前だった。

処暑、白露も過ぎて、明日は彼岸の入り。
日一日と秋は進む。



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府中・郷土の森。こめっこクラブの田んぼ。出そろった稲穂も、大分色づいてきた。
暇を持て余し気味のカカシも出番到来。目玉を大きく開いて鳥追いの目を光らせる。



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彼岸花も満開だ。埼玉・巾着田のお花畑も、今頃見事に咲き揃っていることだろう。




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水遊びの池”は親子連れで賑わう。パパが優しく手を添え、ママはカメラを向ける。



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台風が連れてきた雨で、滝の水嵩が増した。轟音を立てて飛沫を飛ばし流れ落ちる。


今月15日は、老人の日老人週間と暦に表示あり。18日は敬老の日と朱書もあった。
老人の日と老人週間、さらに敬老の日。それぞれ違いは何か、年寄りにはややこしい。

たとえば・・・老人の日は、年寄りが来し方を振り返り、幸せな行く末を願う日?
老人週間は、羽を伸ばし旅したりなどして、長寿を楽しむ週間?
敬老の日は、そんな年寄りを心から敬う日、とか・・・?もひとつ、すっきりしない。

以前は、9/15日=敬老の日だった。それが祝日を土、日曜とくっつけた3連休にする
制度の採用により、毎年9月第3月曜日に変更された。
その際、敬老の日とされてきた9/15日を、以後老人の日と称して残した・・・なぜ?

ま、暇な年寄りに、埒もないことを思い巡らさせ、頭の体操で老化防止、ボケ防止に、ひいては医療費の抑制に役立てようとのお国の深謀遠慮、とはうがった見方だろうか?

たしか3年前の9/15日(月)は、老人の日と敬老の日、老人週間と、ややこしくも三つ重なった。当時、次に重なるのは2025年と報じられた。はて、その年いたら何歳に?



eiji255 at 21:01コメント(4)四季の風景 

2017年09月14日

富士山と対峙する展望台・・・愛鷹山へ


9月10日(日)。RACメンバー14名で、富士山の南側に連なる愛鷹連峰の最高峰をめざした。予報も当日の朝も、絶好の山日和!と期待して勇んで出かけたのだが・・・?

〇 コース:JR御殿場駅−−十里木高原P・・・・展望台・・・馬の背・・・
笹 峯・・・越前岳・・・笹 峯・・・馬の背・・・展望台・・・十里木高原P ・・・十里木BS−−御殿場駅 

〇 歩程:約3時間20分    〇 標高差:約650m  

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愛鷹山(あしたかやま)・越前岳(1504m):

越前岳は愛鷹連峰の最高峰。

富士山と沼津市の間に位置する山。

宝永火口を大きく開く富士山が、間近に展望できる。

 
 十里木展望台近くからの越前岳



     ≪ 御殿場駅からタクシーを駆って十里木で下車 ≫

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広い駐車場の脇から、十里木高原展望台をめざす。

しばらくは急な階段登りが続く。

カヤトの草原が明るく心地いい。


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          ≪ 十里木高原展望台へ到着! ≫

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振り返れば、富士山が大きくそびえる筈。が、ゴルフ場越しに広く裾が見えるだけ。


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電波中継塔や反射板を二つ過ぎる。上空はこの青空。今に富士山もきっと見えるぞ!?



         ≪ 次第に傾斜がきつくなる・・・ ≫

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深くえぐられた樹林帯の急斜面を登る。なかなかのハードコースだ!展望はない。


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木の根が露出し張り出した灌木やブナ林を進む。足元がひっかかりそう。気をつけて!



         ≪ 越前岳(1504m)山頂へ到着! ≫

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富士山が眼前に聳える筈の愛鷹連峰最高峰。

2等三角点のある山頂。

まずは腹ごしらえをしながら、時間をかけて雲の移動を待つ。


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目の前の展望が開けない代わりに・・・溌剌、いきいき山ガールの笑顔が弾ける!


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山頂からは富士山や駿河湾など、眺望絶景のはずなのだが・・・依然何も見えない。



        ≪ 下山は来た道を辿ることに ≫


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急坂下りは登り以上に神経を使う。えっ、足が届かない?ポンと軽く飛び跳ねて!?



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左右の裾野は見えるのだが・・・肝心の山容は見えず。伸び始めたススキがそよぐ。


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ずいぶん青空が広がったというに・・・白い雲に隠れた、あのあたりが山頂だろう。
少し右の下に、宝永火口が大きく口を開けている筈だ・・・などと想像をめぐらす。


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今日初めて見つけた花はタイアザミか。キアゲハが慰めるように近寄って止まった!



    ≪ ‟道草反省会”は、松田駅で乗り換え時に・・・ ≫

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JR松田駅⇒小田急新松田駅へ乗換え途中、道草格好の店あり。有志募り暖簾をくぐる。


余談独言。。。山にはハプニングがつきもの・・・
JR御殿場駅前でバスを降りる。タイミングよく来た新宿行特急ロマンスカー(小田急乗入れ・あさぎり)に、急ぐ数人が乗車。ところがその後ラインメールあり。今、横浜へ向かっていると・・・?

なに?急いで帰ろうと新宿直通に乗った筈なのに、なぜ横浜へ・・・?沿線火災で小田急が不通になったため、やむなく横浜(相鉄線?)経由JRで帰ることになったらしい。

小田急が不通ならやむなしと、腰を据えて吞み直したわれわれも、その後途中まで動き出した各駅停車に乗ってトコトコと。結局、帰宅は9:30分になってしまった。
それでもわが家など、早いほうだったかも。

宝永火口をこの目で確かめたかった・・・

宝永4(1707)年11月23日。五代将軍綱吉の治世末期に富士山は大噴火した。
火山弾や焼け砂は強い西風に流されて、豪雨のように山麓の東側の村々を埋め尽くす。
駿東郡一帯は一瞬にして阿鼻叫喚の地獄と化し、家も田畑も1mから3mもの厚さの焼け砂に埋め尽くされたという。火山灰は横浜で10僉江戸でも5僂傍擇鵑世箸癲

小田原藩主に代わって復興を指揮したのが、関東軍代・伊奈半左衛門忠順(ただのぶ)。
飢えに苦しむ瀕死の農民を助けんと、身命を賭して小田原藩や幕府と交渉にあたる。
ついには掟を破って幕府御蔵米を開き、餓死寸前の農民に施したと伝えられる。
のちに、掟破りの責任を取って切腹したとも伝わる。

その経緯は、<資料倒れするほどの資料を集めて書き上げた>と、作者・新田
次郎が後に述懐した小説『怒る富士』に詳しい。前進座による国立劇場の上演も感動的だった。



eiji255 at 23:14コメント(8)山歩き 

2017年09月09日

仲秋の風景(2)・・・秋の気配そこはかと


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過日の昭和記念公園。 

夏の終わりから秋の入り口にあたるこの季節の、園内を散策してみた。

気温は残暑。が、どことなく秋の気分、気配も漂っていた。


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園内のあちこちにあるモニュメント。通り過ぎる一団は、小学生の社会科見学か?



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”みんなの原っぱ”の中央に立つ大ケヤキ。この日は平日とて、人影はわずかに一人?




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キバナコスモスが咲きだした。間もなく始まる‟コスモスまつり”を予告するように。

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 白と紫のコバギボウシの花。蕾を橋の欄干の擬宝珠に見立てて名付けられたとか。

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ピンクの小さな花を円錐状に咲かせたサルスベリ。猿も滑り落ちるほど木肌が滑らか。



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日本庭園まで足を延ばした。もみじの葉が、僅かに色づきかかっているように見えた。



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カナール(運河)を挟んで、両側にある広い遊歩道とイチョウ並木。黄葉はこれから。


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横に広がった雌木の枝に、たわわに生った銀杏が少し色づいてきた。秋の味覚だ。


先日の新聞に『ヒグマ番屋に上る』という記事が、大判のカラー写真付きで載った。
北海道・知床岬近くの昆布番屋の屋根の上を、ヒグマがうろつく姿が見られたと。
屋根板の一部がはがれ、朽ちかけた板張り番屋の屋根の上を悠々とうろつく大ヒグマ。

その番屋は、昭和初期に建てられたという木造平屋建て。本来は羅臼昆布の漁期の夏に、漁師が寝泊まりする場所らしい。このヒグマは地元・羅臼町では「パンダ」の愛称で呼ばれ、しばしば出没するとも。番屋の屋根上で見かけたのは初めてとは持ち主談。

どうやって屋根へ上ったのだろう。脚立やはしごがかけられているわけでなし・・・。
一足飛びに飛び上がるほどの脚力が、熊にはあるものなのか・・・?
熊に愛称までつけている、のどかな知床の浜辺の風景。いろいろ想像するのも楽しい。

熊も秋の到来を悟って、寒くて長い冬眠に備えて栄養を蓄えようと懸命なのだろうか。
北海道では今頃、山の紅葉が真っ盛りか。初雪は9月下旬頃では。大雪山か十勝岳か?



eiji255 at 15:14コメント(8)四季の風景 

2017年09月04日

仲秋の風景(1)・・・晩夏〜初秋の野花

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9月3日(日)。都立桜ヶ丘公園のガイドウオークへ参加した。

今月のテーマは、晩夏の花に加えて、咲き始めた初秋の野花の同時観賞。

朝10時集合。説明を受けてスタート!



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今日の参加者は20人余。離れても解説が聞こえるように、全員にイヤホンが配られた。


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里山カレッジ講座と称する、ガイドウオークは毎月1回の開催。今日歩くのは赤線のルート。当園の半分近くのコースを2時間余り歩き、途中に咲く季節の野草花を解説してくれる。職員数名が分散して付き添いながら。アップダウンは適度の運動にもなる。


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       オトコエシ             ヌスビトハギ

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       ヤブミョウガ            センニンソウ

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       オモダカ             ツリガネニンジン

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      シラヤマギク            カントウヨメナ


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ヤマホトトギス(山杜鵑草):花は茎の頂に集まる。ホトトギスの胸に似た斑紋がある


 
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歩き慣れたいつもの散策路。立ち止まっては解説を聞く。今日は外国人の姿もあった。



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      ダイコンソウ             キンミズヒキ

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       キツリフネ             ヤブカラシ


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市内に珍しい田んぼ。もとは数年前に閉鎖した農業者大学校の実習田。それを東京都
が引き取り桜ヶ丘公園が管理していると、今日初めて知った。黄金色の稲穂が揺れる。


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       ツルボ              ママコノシリヌグイ         

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     アキノタムラソウ            イヌトウバナ


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タイアザミ(大薊):タイとは関係なく大きいアザミという意味らしい。箱根に多いとか
   

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コバノカモメヅル(小葉の鴎蔓):初秋に紫色の5弁の花が咲く。翼を広げた鴎のごとし


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 ワレモコウ(吾木香):飛び出たチョコレート色の花は、小さな花が密集した花穂        


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ゴンズイ(権萃):赤い果皮と黒い種子が印象的。脆く役立たずの魚ゴンズイからの名

猛暑と長雨に見舞われた今年の夏も、過ぎ去りつつある。林の中では名残惜し気な蝉しぐれも聞こえたが、肌をなでる風や雲の形は、まぎれもなく秋の到来を告げていた。

植物の世界も夏から秋へと移行する端境期。色艶鮮やかに茂った木の葉も、生気が薄れ落葉の季節に向かう。見過ごして歩く足元の野草の花も、咲き変わりつつあった。
それにしても野花の名前に疎いことよ!解説を聞きつつ、知識不足を思い知らされた。



eiji255 at 17:17コメント(4)四季の風景 

2017年08月30日

大菩薩連嶺の南端・・・ハードな長丁場の滝子山へ


8月27日(日)。RACメンバー10名で、大菩薩から尾根続きの滝子山へ向かった。
連日猛暑続きのなかで、この日は最高27℃の予報。沢沿い歩きと林の中の登山なので、少しは凌ぎ易いか。しかしハードコースが待ち受ける・・・。


〇 コース:JR中央本線初狩駅・・・・藤沢・・・林道終点・・・水場・・・檜平・・・滝子山・・・ズミ沢方面分岐・・・道証(みちあかし)地蔵・・・吉久保入口・・・笹一酒造・・・笹子駅

〇 歩 程:約6時間40分    〇 標高差:約1150m

 
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滝子山(たきごやま:1590m)山梨県。

山梨百名山や大月市秀麗富岳十二景に選定。

大菩薩南嶺の最南端に位置する。

山頂からの展望絶景。360度の眺望が魅力。滝が多い滝子沢の源流にあたる。

  初狩駅から望む滝子山は雲の中?




       ≪ 稲穂が伸びてきた・・・ ≫

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稲穂が黄金色に出そろった。

笹子駅の近くの酒造会社関連の酒米らしい。

帰りにその笹一酒造″にも立ち寄る予定だ。

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歩きながら稲穂を見て感動した婦人も。生の稲を初めて見た50代の狃稘豕っ子”だ。



         ≪ ここから山道に入る・・・ ≫

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長い舗道を歩いて40分余り。

「滝子山入口」の案内板まで来た。

ここから先は、沢沿いの道と急な山道が続く。

猛暑を見越して、今日は2リットルの水を用意した。



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沢沿いの荒れた細い道を行く。鉄パイプで支えられた鉄板の橋も、古びてデコボコに。


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沢の水が大きな音を響かせ、深い峡谷を曲がりくねる。涼を感じてしばし立ち止まる。


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沢を渡れば急坂登りが待ち受ける。あるようなないような、道の踏み跡を拾いながら。



         ≪ 「水場」で大休止・・・≫

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駅を出て、ここまで100分。

汗だくで、着替えたいがまだ早い。

本格的な「滝子山の急坂登り」は、ここからが本番だ!


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       ≪ さらに急傾斜の山道へ・・・ ≫


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今日のコースは、駅から山頂まで4時間を見込む。

その大半が、沢沿いの道と急傾斜の登り。

が、直射日光少なく、蒸し暑さもあまり感じないのは幸いだ。



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今日の登りはきつい!しんどい急坂登りが繰り返し続く。これでもか、これでもかと。



         ≪ ようやく檜平まで進んだ・・・ ≫

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山頂まで、あと1時間の位置まで来た。

しばし休憩。水分と行動食を補給。

ここから、きつい男坂と女坂に分岐。
一同男坂を選ぶ。元気だなぁ・・・!


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山梨県の山は標識が多く、安心して登れる。

「鎮西ヶ池」の表示板がある。ここは下山時に向かう分岐。

保元の乱に敗れた鎮西八郎為朝(頼朝、義経兄弟の叔父)と、妻の白縫姫らが隠れ住んだという伝説が、ここに残る。


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     ≪ ついに、滝子山山頂(1590m) へ到着! ≫

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山頂はあまり広くなく、10人程度で一杯に。

東西方向に細長い。眺望もほぼ360度。

空気が澄んでいれば、スカイツリーも見えるというのだが・・・。

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南には三ツ峠や富士山が、北には大菩薩嶺などの山々、西の遠くに八ヶ岳…雲が遮る。



         ≪ 下山路は笹子駅方面へ・・・ ≫

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広い防火帯を下る。山火事で延焼を防ぐためのものだ。沢沿いの難路が始まる・・・。


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崩壊地をトラバースする。何本も横たわる、根こそぎ倒された太い樹木。跨いで進む。


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これが「三丈の滝」。難路を選んでこそのきれいな滝!涼しくマイナスイオン全快!


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変化に富んだ沢沿いのルート。

展望は利かないが、水音が疲れを癒す。

おっと、危ない!足元に気をつけて!


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悪路続きの沢を右岸へ左岸へと、渡り返しながら下る。濡れていないのは幸いだ。



  ≪ 道証(みちあかし)地蔵前で休憩。長い舗道を下山す≫

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ここは大菩薩連嶺のほぼ南端。標識の下に小さな石仏地蔵が立つ。ここから笹子駅ま
では1時間余り、固い舗道を歩く。途中振り返れば、下山してきた滝子山がそびえる。


余談独言。。。日帰り登山では久しぶりの長丁場。真夏の登り4時間は耐熱訓練!?

しかも、期待の花は一輪も見かけなかった。5〜6月頃であれば、灌木帯がミツバツツジやヤマツツジに彩られそうなコースだったが・・・。しかし、渓谷ではイロハモミジの葉を繰り返し見かけた。11月後半になれば、深紅の紅葉が見事に違いない。

笹子駅へ向かう帰途、例によって沿道の「笹一酒造」に立ち寄る。
このあたりの山へ登るときは、恒例になっている、我らが帰り道の‟道草”だ。
気付け薬を注ぎ込んで、疲れを癒し帰路についた。



eiji255 at 13:45コメント(4)山歩き 

2017年08月24日

盛夏の風景(7)・・・サギソウまつり


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長雨が一段落したと思ったら、猛暑が戻ってきた。

その猛暑の8月23日(水)
車を駆って30分。立川・昭和記念公園へ。 

例年この季節に催されている‟サギソウまつり”で、涼味を体感しようと。


真夏に可憐な白い花を咲かせるサギソウ。

サギを連想させる白色で清楚な花は、夏の風物詩にぴったりだ。




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シラサギが翼を広げたような形の花びらが特徴のサギソウ。開発や乱獲によって、環
境省のレッドリストで「準絶滅危惧」に指定されている、という記事を見たことも。



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ここさざなみ広場やトンボの湿地などで、さまざまな趣向を凝らした特色ある花壇、
寄せ植えや写真の展示、スタンプラリー、栽培相談、撮影用鉢貸し出しも行っている。




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純白で可憐なサギソウ。ボランティアが毎日灌水作業をを行い、丹念に育てている。
二輪三輪と並び咲く姿は、風を切る飛行隊か秋の雁行をも思わせて暑さを忘れさせる。




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サギソウボランティアが1年間、丹精込めて育てたサギソウ。大花壇、風景花壇、立
体花壇、寄せ植え作品、自生地風花壇、いかだ等、様々なしつらえで展示している。




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平日で猛暑のこの日。さすがに人出は少ないが、熱心に接写撮影中の愛好者の姿も。


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可憐なサギソウに交じって、お盆の花といわれるピンクのミソハギも咲いていた。





eiji255 at 17:49コメント(8)四季の風景 

2017年08月19日

盛夏の風景(6)・・・武者小路実篤記念館


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好天に恵まれた
過日、調布市にある武者小路実篤記念館を訪れる機会を得た。 

実篤の死後、数々の愛蔵品、遺品、邸宅などが遺族から調布市に寄贈され、これらを武者小路実篤記念館、実篤公園として保存公開している。

昭和60(1985)年に開館。実篤の原稿や手紙、書画、著作なども多く収蔵展示している。


記念館の隣接地にあるのが、この実篤公園。
晩年の20年間を過ごした邸宅はここにある。




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園内には、竹林あり湧水池あり、豊富な花木、野草あり。ゆったりと散策を楽しめる。


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約5000屬留狷癲C咾任聾颪泳ぎ亀が甲羅干し。秋の紅葉など四季折々に風情あると。



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    これは「ヒカリモ」水のきれいな洞窟などに生息する藻類。

ヒカリモは、暗所で光を黄金色に反射させる。豊かな湧き水やうっそうと茂った樹木
がないと生息が難しいとか。都心に近い場所で発見されるのは極めて珍しいという。


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武者小路実篤/1885〜1976年。

明治43(1910)年に、志賀直哉らと雑誌「白樺」創刊。

大正7(1918)年、「新しき村」創設。

代表作に「友情」「愛と死」「人生論」などがある。

独特の画風でも、多くの人々に親しまれている。自ら絵筆をとるようになったのは、40歳頃からとか。





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     晩年の20年間を過ごした邸宅(現・実篤公園側)

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「水のある所に住みたい」という子供の頃からの願いをかなえ、昭和30(1955)年に
ここに転居。最寄り駅が京王線・仙川であったことから、この家を「仙川の家」と
呼び、安子夫人と二人だけの気兼ねのない日々を過ごしたという。
毎日、午前に原稿執筆、午後には書画の制作や来客応対を日課としていた、とある。

毎週土・日・祝日に内部が公開されている。この日も室内を見学することができた。




eiji255 at 08:51コメント(9)四季の風景 

2017年08月15日

標高500mのビアガーデン・・・高尾山ビアマウント


8月13日(日) 。RACメンバー15名で夕方から高尾山へ。
ひとりでは行きにくいが、行ってみたいビアマウント。今日は山歩きと暑気払いを兼ねた楽しいイベントだが、空模様が徐々にあやしく・・・。

〇 コース:JR高尾駅−−日影BS・・・・(日影沢)・・・いろはの森分岐・・・高尾山・・・薬王院・・・霞台園地・・・ビアマウント・・・ケーブル・たかおさん駅〜〜きよたき駅・・・京王線・高尾山口駅

歩 程:約1時間45分

     
高尾発午後3時過ぎの小仏行バスに乗るべく、高尾駅に集合。この時刻から山へ入るのは初めての試み。電車〜バスと乗り継ぐにしたがって、雲が濃くなってきた。日影バス停で下車し、日影沢沿いに登り始める。装備はいつもの山行と同じ日帰りフル仕様で。


       ≪ 日影バス停下車。日影沢を進む ≫

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今15時30分。天気が怪しくなってきた。

何のなんの、引き返すなんてとんでもない!

用意周到、ザックカバー取り付け完了者も。

月山〜鳥海山に続いて、今日も雨かも…ね。



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登り始めて間もなく、パラパラと…。傘を取り出し差しながら進む。合羽はまだいい。


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山道の所々に由緒ありそうな歌が。柿本人麿、弓削皇子・・・万葉集の名歌らしい。



        ≪ いろはの森分岐から山頂へ ≫

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小雨は降り続ける。本降りとまではならないのが幸い。古い木の階段は滑りやすい。




           ≪ 高尾山頂も雨だ・・・! ≫

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降りやまない。霧も濃くなってきた。

しかし、ここまで来たからには帰れない。

仲間の一人から、整理券確保との情報あり。
有難い!ラッキー!!

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         ≪ 大本堂へお参りして・・・ ≫

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高尾山薬王院大本堂。人影少ない。月山〜鳥海山の無事踏破を謝して、手を合わせる。



        ≪ いよいよビアマウントへ・・・! ≫

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霞台園地から少し下ったところにビアマウント会場が。さあ、混み具合はどうかな?


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小雨降る中ずらりと行列が。我ら仲間の一人が、先行して切符を確保してくれていた。


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標高500mの展望台にあるビアマウント。6/15日から10/15日までの毎日開催中。
時間は平日が15:00〜21:00.土日祝日は13時から。ケーブルカーは21:15まで。


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システムはバイキング方式。和洋中華料理30種以上から、好みを選んで皿に盛る。
ドリンクも、各社の生ビールをはじめ、ワイン、カクテル、焼酎、日本酒と豊富。


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テーブルの灯りが幻想的!よく見ると、生ビールがだいぶ捗ってます(フラッシュ)
制限時間は2時間。お替わり自由の食べ・飲み放題。料金は3,500円。女性3,300円。


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日本三大夜景といわれるのが函館・神戸・長崎。八王子が加わって近々四大夜景に?



        
 ≪ 帰りもかなりの混雑・・・ ≫

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今、19:55分。

21:15まで運行中のケーブルカーは、
まだ満員の盛況ぶり。

続々ときよたき駅へ降り立ち、
階段をゆっくり進む。




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ケーブル下駅正面も、これこの通り。雨の影響はほとんどないような繁盛ぶりだった。

余談独言。。。かねて知ってはいたものの、なにも夜の高尾山まで出向かなくても、ビールなら近くでいくらでも手軽に飲める、とタカをくくっていた気がする。

ところが・・・行ってみると、これがなかなかの雰囲気。徐々に暮れなずむ薄暮から闇へと進みゆくアウトドア。和やかに歓談しながらジョッキを傾け、料理を賞味する。
このところのハードな山歩きが続いた中にあって、心和む企画もまたいいものだった。
この日までの1週間は、‟山の日ウイーク”と銘打ったイベントもあったらしい・・・。



eiji255 at 21:15コメント(9)山歩き 

2017年08月10日

東北の名峰2座に挑戦・・・月山〜鳥海山(4)


山にはいろいろな魅力がある。なかでも、真夏の高山へ登る楽しみの一つが、高山植物の花々に出会えることだ。そこには、低山や他の季節では見られない、多種多様な植物が咲き乱れる雲上の別世界がある。

締めくくりとして、雨にうたれて健気に咲き競う高山植物をまとめてみた。 

悪天候で、月山山頂付近のクロユリ、弥陀ヶ原のオゼコウホネやトキソウ、鳥海山山頂付近のチョウカイフスマなど、固有種や珍しい花に出会えなかったのは、少し残念。
アオノツガザクラやミヤマダイモンジソウはただ一度見かけたが、雨風激しく撮り損ねた。これまた残念だった!



   〜〜 月山〜鳥海山に咲く 7月の花パレード  〜〜

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     ミヤマシャジン(月山)       イワギキョウ(鳥海山)

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     オニアザミ(月山)          クガイソウ(鳥海山)


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タテヤマウツボグサ(月山):ウツボグサとは、八方に向いた花の集まりを靭(うつぼ)に収めた矢に見立てた名。茎は四角く、その先に紫色の花が輪生状に密につく。



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    ヨツバヒヨドリ(鳥海山)       チングルマ(月山) 

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    イワショウブ(鳥海山)       トリアシショウマ(月山)

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    カラマツソウ(鳥海山)        オニシモツケ(月山)

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       タイツリオウギ(月山)         ヤマハハコ(鳥海山)  

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     イワイチョウ(月山)        ヒナウスユキソウ(月山)


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ハクサンイチゲ’(月山):高山帯に生える清楚な花。切れ込みの深い葉が特徴。花弁
のように見えるのは萼片で直径2〜2.5僉
分布、生育環境とも広く一面に群生する。



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ハクサンシャクナゲ(月山):花は直径3〜4僂力嚇遊舛如∋淦茲5〜10個がまとま
ってつく。葉は枝先に集まってつき、6〜18僂猟溝扮澤繊ふちは裏側に巻き込む。



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マイヅルソウ(鳥海山):山麓から深山にかけて群落をつくる。湾曲した脈の目立つハート形の葉を2枚広げた形から、鶴の舞う姿を連想した名。白い花は小さく4〜5弌



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   ホソバイワベンケイ(鳥海山)      クルマユリ(鳥海山)   

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     ウサギギク(月山)         トウゲブキ(鳥海山)

    

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ニッコウキスゲ(鳥海山):じっとそのときを待ち、ようやく開花の朝を迎えた今日。だがその日は雨だった。陽光に照らされることなく、青空に聳える山頂の眺めも見ぬ
まま、夕方にはしおれて花の命を終える。一日だけの短命で終わる、儚い一日花だ。



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   ショウジョウバカマ(鳥海山)     ヤマホタルブクロ(鳥海山


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     イワカガミ(月山)         ヨツバシオガマ(月山)


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ハクサンチドリ(月山):白山で発見され、花の姿を飛ぶ千鳥に見立てた名。茎の上
部に紅紫色の花を穂状につける。萼や花びらの先が鋭く長くとがっているのが特徴。




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ハクサンフウロ(月山):真夏の高山植物として有名な花。お花畑の中にあってよく
目立ち、欠かせない存在。ピンクで繊細な色づかいの花は美しく直径3僂曚匹砲覆襦


高山植物とは・・・氷河時代の大昔。寒冷地を好む植物が北方からやってきて日本全土へと広がった。その後氷河時代が終わり気候が回復すると、一部は再び寒冷地へ帰り、また一部は夏でも気温の低い高山へと移動したという。こうして高山に安住の地を見つけた氷河時代の生き残りが、高山植物の真の姿といわれている。

高山の厳しい自然環境に生きるために、植物たちは様々な戦略を身につけていった。
たとえば、背丈が低いのは強風に耐えるため。色鮮やかで大きな花をつけるのは、昆虫が花を見つけやすくして、花粉を運びやすくするのに役立っている。
また濃い色の花は、太陽の熱をより多く吸収することができるのだ、という。

さらに、ウスユキソウの仲間は花や葉など全体に綿毛をびっしりとつけて、寒さや乾燥から身を守る。ベンケイソウの仲間は、その厚い肉質の葉に水分を蓄えている。
また、コマクサのように不安定な砂礫地に生える植物たちは、乾燥から身を守るため地中に太い根を深く張り、水分を補給しているらしい。



eiji255 at 15:47コメント(6)夏・秋山縦走 

2017年08月06日

東北の名峰2座に挑戦・・・月山〜鳥海山(3)

 
  第三日。千蛇谷を山頂直下まで登り、鉾立へピストン下山 〜  

今日は縦走の最終日。御浜小屋から鳥海山頂へ登り、360度の大展望を楽しんだ後に噴火口の外輪山を辿って、眺望を満喫しながら下山するハイライトコースの予定だった。

気になるのは天気のこと。起床時に月山のように雨風強ければ、あるいは雷鳴轟けば、登頂を断念・御浜小屋から下山、も選択肢の一つと考えていた。
下山した場合の行程腹案も複数胸に、関連資料もザックに忍ばせてはきたのだが…。


〇 コース:御浜小屋・・・・御田ヶ原分岐・・・七五三掛・・(千蛇谷コース)・・
          大物忌神社・・・(千蛇谷コース)・・・七五三掛・・・御浜小屋・・・
     鉾立登山口―大平山荘―酒田海鮮市場・・・庄交BT==渋谷
     マークシティBT

〇 歩 程:約8時間25分    〇 標高差:約1000m


       ≪ ご来光だ!天気はよくなるぞ〜! ≫

鳥海山・御浜小屋から



















早朝、雲の間から朝日が輝く!昨夜も上空に星が光っていた。よし、今日は大丈夫!



       
≪ 弾んだ気持ちでスタート・・・! ≫

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山小屋の前に勢ぞろい。はるか向こうに、めざす山頂が!いい天気になりそうだ!!



      ≪ これなら、好展望が期待できるかも〜! ≫

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御浜からの景観。
眼下に鳥海湖(鳥の海)がくっきりと。その先には広い庄内平野が!
ここ御浜は鳥海登山の中継地点。鳥海湖は御浜のシンボル。大昔の噴火口と聞く。


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北西方面を遥かに望む。象潟など秋田県側の海岸線。この先に男鹿半島が横たわる。

   

        ≪ 御田ヶ原まで進んだ・・・! ≫

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振り返れば、昨夜泊まった御浜小屋の姿。御田ヶ原の先には山頂(新山)が見える。



        ≪ お花畑の尾根道を行く・・・ ≫

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この辺りは高山植物の宝庫。緑のじゅうたんに白いハクサンイチゲが咲き揃う!
晴天なれば山小屋を4時に出発して、日本海に映る❝影鳥海❞を見たかった場所だ。



    ≪ 八丁坂まで来て・・・やっぱり降ってきた! ≫

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ポツリポツリと、雨が落ちてきた。

今日も、合羽やザックカバーは必需品か〜。

八丁坂まで進んだ。
これからかなりの上りに・・・!

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七五三掛へ向けての、急な登りが続く。

雨はまだそれほどでもないが、
合羽を着て登るのはしんどい。

濡れた岩場も登りにくい。

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    ≪ 七五三掛(しめかけ)まで来た。ここからが難所だ! ≫

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標高1800m地点。
千蛇谷コースと外輪山コースの分岐点。

今日は当初、千蛇谷を登って外輪山を下る予定だったが、悪天候では外輪山は危険。

千蛇谷をピストン往復になりそうだ。


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この辺りから威圧的な火山地形に。崩落や滑落に要注意!ここから千蛇谷へ下る。


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外輪山の内壁を巻いて谷へ下りる。従来は急な鉄梯子を伝って下ったが、安全な新道
ができた。濡れたザレ道をジグザグに下る。目の前に視界不良の千蛇谷雪渓が現れた。



       ≪ 千蛇谷雪渓は、ここから始まる! ≫

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さあ、ここからが千蛇谷の雪渓渡りだ。融けた雪が凍って、足の踏み場が滑る。


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今日の予定は、雪渓を横切って夏山登山道へ上がり、千蛇谷を右下に見ながら高度を上げてゆく筈だったが…。コース指示のロープでは雪渓が2か所ある。視界は開けない。


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対岸の夏道へ出たのに、さらに二つ目の雪渓にロープ誘導された。今年は雪が多い。
しまった!アイゼンを小屋に置かずに、全員に声かけて持ってくればよかった!!


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外輪山の内壁からの落石があちこちに。気温の変化で音もなく動き出すから要注意!



     ≪ 新山山頂(2236m)直下の、大物忌神社に到着 ≫

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大物忌(おおものいみ)神社の鳥居をくぐり、社務所でお札やお守りを買う。
ここから溶岩ドーム状の岩場の最高峰「新山」へ登る予定だったが、視界不良で断念。
下山ルートも「外輪山コース」をあきらめて、登ってきた千蛇谷コースを下ることに。




      ≪ 晴れていれば・・・山頂はこんな感じ ≫

  雨と濃霧で見られなかった、山頂付近の写真2枚 です(ご参考まで)

    【 山頂付近の俯瞰資料 (拡大してご覧のほど)

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中央の盛り上がった丸い頂が、最高峰の新山。約220年前の直近の噴火で出現した。
新山を囲むように、ぐるりと回って右方向へ下る絶壁が外輪山。その手前に千蛇谷
雪渓が隠れている。新山と外輪山の間に、大物忌神社の赤い屋根が小さく見える。
はるか右上には、鳥海湖や御浜小屋も。



   【外輪山方面の上空から見た山頂】(NHK-BS「鳥海山」から)

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中央が新山。右上から取り囲む絶壁が外輪山コース。左下から大物忌神社に向かって白い糸のように伸びるのが、本来の千蛇谷コースの登山路。今回もこのルートを予定していたが、雪渓のロープリードをもとに、雪渓から直登に近いハードなルートを登った。



       ≪ 雨風強い中の、雪渓下山だ・・・! ≫       

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雪渓は登りより下りが怖い。アイゼンなしでこの雪渓を下るのはかなり大変だ。
声かけあって、登山靴の左エッジ(端)を強く効かせ、角を立ててゆっくり下る。


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雨も風もいよいよ強くなってきた!ときどき声かけあって元気に位置確認。雨や濃霧
のときは、合羽もザックカバーも赤や黄色など派手な原色が、目印になって好ましい。



  ≪ 締めは、さかた海鮮市場へ・・・新鮮魚介で‟カンパ〜イ! ≫

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庄内浜水揚げのお食事処。日本海庄内浜でとれた海の味覚、旬の地魚がおいしい!

余談独言。。。過去2度このコースを登った。その経験からアイゼンは不要と思い、メンバーに声かけて御浜小屋出発時に他の荷物とともに置いてきたのだった。山小屋の管理人も「アイゼンはいらないよ!」と教えてくれたしで。
ところが、千蛇谷コースに入る雪渓ルートがこれまでと違って、リードロープが張られていた。雪の量が多いせいか?アイゼンがあればこれほど苦労せずに、遅れずに進めたのにと、申し訳ないミスリードに反省しきりだった。

カメラは雨に弱い。ときどき左掌をかざして雨から守りながらシャッターを切る。
が、風が強くなるとそれも不可能。年寄りは足元も覚束ない。結果、下山路の大半は撮れないまま。前後のメンバーの間合いを測りながら、安全第一で下るのが精いっぱい。
それでも、いつの間にか三日間で700枚も撮っていた。

本来は鉾立から吹浦駅へ出て、近くで入浴後羽越線で酒田へ向かう予定だった。
大幅に遅れたことで列車に間に合いそうになく、結局はタクシーを駆って酒田まで。
その後21:45発の夜行バスで全員無事帰路についた。
次回は、雨の中でも健気に咲き競う高山植物の数々を紹介して、締めくくりとしたい。



eiji255 at 22:25コメント(8)夏・秋山縦走 

2017年08月02日

東北の名峰2座に挑戦・・・月山〜鳥海山(2)


   
〜二日目。月山を下山後、バスで移動して鳥海山中腹まで〜


広大な庄内平野と日本海を眼下に、❝まるごとお花畑❞の名峰2座を踏破する三日間。
二日目の7/23日(日)は、月山山頂から八合目・弥陀ヶ原湿原へ下山。
マイクロバスで鳥海山鉾立登山口へ移動。中腹の御浜小屋まで登る


〇 コース:月山頂上小屋・・・・仏生池小屋・・・弥陀ヶ原――羽黒山――道の駅鳥海―鳥海山・鉾立登山口・・・展望台・・・賽の河原・・・御浜小屋(泊)
  
〇 歩 程:約6時間30分(当初予定4時間40分)  

〇 標高差:下り 約590m(月山)   登り 約550m(鳥海山中腹まで)

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鳥海山(2236m):
山形、秋田県境に聳える百名山。

日本海で山裾を洗う独立峰でもある。

咲き競う花々と、最高峰新山からの眺望が抜群で、日本海に映る‟影鳥海”のシルエットも見逃せない。

秋田県側 にかほ市(象潟)から見た鳥海山
 (NHK-TV 7/30日 ‟小さな旅” から)




      ≪ しっかり重装備して、いざ出発! ≫

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今6:40分。夜来の雨と風が、窓の外の草をなびかせている。覚悟を決めて重装備。
合羽、スパッツ、ザックカバー。衣類は大きめのビニール袋に包んでザックの中へ。



     ≪ 雨風激しい「月山神社」裏からスタート! ≫

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標高1984mの月山山頂にある月山神社。厳しい風雪を防ぐように、石垣が神社を囲む。月読命(つきよみのみこと)を祀り、7/1日の開山から9/15日の閉山まで神官が常駐する。
                       〜ここの裏へ回って下山開始



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すぐに雪渓を横断。山肌との境界あたりは凍って危ない。雨と風とガスで視界不良。



        ≪ 九合目「仏生池小屋」へ到着! ≫

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雨風強い中を1時間40分、標高差500m下って仏生池小屋に着く。Tシャツ買わねば!

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ホットコーヒーでほっと一息。元気回復して再スタート。この先は比較的なだらかになるが、この悪天候。弥陀ヶ原までは標準の90分ではとてもつくまい。2時間を要すか?



        ≪ 嵐の雪渓をさらに下る・・・ ≫

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雪渓を踏破し、背丈の長い草や灌木が茂った間を下る。強風が遮られ笑顔がこぼれる。


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ガレ場の足元はまるで川の中。靴の中に水が入ってビショビショ!誰かがゴアテック
スでも水が入るんだ!と。♪ ピッチピッチ ちゃぷちゃぷ ランランランだわ、の声も。 




    ≪ 目の前に、薄っすらと‟弥陀ヶ原”が・・・!≫


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弥陀ヶ原が見えたぞ〜〜!よ〜し、ここまで来たよ〜と思わず万歳!みんな元気だ!


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弥陀ヶ原は月山最大の高層湿原。130種類以上の可憐な花が咲き誇る、日本でも有数の高山植物の宝庫。池塘も見えたが遮るものがないので、雨風さらに激しく、花はほとんど見当たらず。珍しいトキソウオゼコウホネを探すのを、楽しみにしていたのに!


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先行するご婦人ツアーメンバー。大自然の猛威の前に足の運びが遅々として進まず。
運転手が待つ!一人で追い越す。好天ならば木道を周回、花々を観賞できるのだが。



     ≪ 1時間20分遅れで、マイクロバス車中に・・・ ≫

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八合目(弥陀ヶ原)に待機中のマイクロバスで鳥海山へ向かう。雨は少し小降りに。



       
   ≪ 羽黒山で途中下車・・・ ≫

conv0025雨も止みそうだし、折角の機会だから国宝五重塔まで往復しよう、と。

隋神門前でバスは待機することに。


大きな「出羽三山神社」の案内標識を見ながら隋神門をくぐる。

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出羽三山とは、月山・羽黒山・湯殿山の三つの山を総称した呼び名。山岳信仰・修験の霊場として名高く、開山から1400年を経た今日も、寄せられる信仰は昔のままに変わ
ることなく受け継がれている。四季を通じて、祭りや神事などイベントが数多くある。


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隋神門から階段を下り、赤い神橋を渡る。ここから羽黒山の聖域に入るといわれる。



        ≪「爺杉」と「五重塔」を見学 ≫

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羽黒山で最大最古の巨木 爺(じじ)杉。周囲10m樹齢1000年といわれる国の天然記念物。



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「国宝五重塔」。高さ約30mあり、平安時代(920年代)平将門の創建と伝えられる。
約600年前、庄内の領主で当時の羽黒山別当が、大修復を行ったという記録が残る。



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羽黒山は国の特別天然記念物。隋神門から始まる表参道は、全長1.7 2446段の長い
石段。両側には樹齢350〜500年、400本以上の杉並木が続く。山頂まで徒歩約50分。
        



       ≪ 突如として法螺貝の音が・・・! ≫

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金剛杖と法螺貝を手にした山伏と、白装束姿のご婦人が数人。隋神門から下りてきた。
自然のパワーを吸収するという「羽黒山杉並木、生まれかわりの旅」の一行のようだ。



    ≪ 道の駅「鳥海」で昼食。一路鳥海山登山口へ ≫

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昼食後めざす登山口への道が通行止めだと!?委細は‟余談”で。バスは大鳥居を外へ。



       ≪ 鉾立登山口から登り始める・・・ ≫

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今、15:30分。
予定より2時間遅れだ。

到着見込みが16時を過ぎるときは、山小屋へ電話連絡する約束だ。夕食は17:30分。

歩きながら御浜小屋へ電話。
到着は18時を過ぎそうだと。




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雨がやんだ。明るくなり雲が切れて、僅かばかり青空がのぞいた。無性にうれしい!


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あしたは晴れるぞ〜! 雨が止んだらルンルン気分!この笑顔、このアクション!!



      ≪ 賽の河原を経て御浜小屋へ・・・ ≫

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「賽の河原」は、御浜小屋までの2/3地点。

濃霧が周囲に漂う。濡れたザックは重い。

広い草原の間を登る。見晴らしは利かない。


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ちょっとふらついたら、若い欧米人女性二人が後ろから支えてくれた。一人はザックを、もう一人が左肩を。「ありがとう・・・!」二人とも、にっこり応じてくれた。



     ≪ 今宵の宿・御浜小屋(1700m)に着いた! ≫

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18:20分着。濡れた衣類を着替え、身繕いして夕食。ここは質素な御浜神社参籠所。
山小屋とはいっても避難小屋風。食卓はなく、畳に車座になって夕食。夜は雑魚寝だ。
食事中に管理人が顔を出した。「夕陽がきれいだぞ〜!」と。皆、中断して外へ!!



     ≪ 絶景かな・・・!夕陽が素晴らしい!! ≫

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今沈まんとする夕景が眩しい!目を凝らすと、雲海の向こうにイカ釣り船の漁火も!


余談独言。。。道の駅鳥海で遅い昼食を終え、腹ごしらえ十分であとは鉾立登山口
をめざすのみ!と、小雨のバスへ戻ってきた。ところがところが・・・
「鳥海ブルーライン」が不通になっている!と、駐車場警備員情報が飛び込んできた!

ここから鳥海山登山口に向かうルートは二つ。吹浦(山形側)経由と象潟(秋田側)経由の、ともに鳥海ブルーライン。バス会社との契約は、当然最短コースの前者ルートだ。

すわ一大事と、まずは秋田県警本部へ電話確認。秋田側ルートは通じていると。吹浦から延びる山形側は、不明なので調べて電話くれる、と親切。お願いしておいてすぐに、直接山形県警にも電話照会。結果、降雨量過多で吹浦ルートは通行止め中と判明した。ほどなく秋田県警からも、同様の携帯返信あり。

急遽幹事、運転手鳩首会談。やむなく秋田側へ迂回して登山口をめざすことに。
かなり遠回りになるがやむを得ない。山小屋到着はさらに遅れそうだ・・・!

結果は・・・バス運転手が気を利かせて、可能な限り近道ルートを走ってくれた。
お蔭で懸念したほど遅れずに登山口へ到着。しかも、遠回りに伴う割増料金は不要と。
聞けば、自然災害による迂回なので、当初契約の料金だけでいいと。なんと良心的な!



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