June 17, 2006

卒業式

会場集合いよいよこの日が来た。卒業。今から3年以上も前に、英語が全く使えないのに会社からMBA候補生として指名されて以来今まで、ある意味、この日を迎えるためだけに、血のにじむような努力をしてきた。まさに、感無量だ。午前中の、大学全体の卒業式の式典に参加しながら、そんなことをしみじみと味わうつもりだったが、、、それにしても暑い。暑いもそのはず、その式典の会場とやらは、一切の日影も存在しない、いかにもStanfordらしい一面の芝生。その上、ここアメリカではご覧の写真のような黒マントを卒業生は着る。こんな悪環境での式典とは、まさに、結婚式での「乾杯のスピーチ」と同じとでもいうべきか、どんなにいい内容の話だろうと、話が長い時点でかなりキビシイ。従って、今日は諸先輩方から、どんなにいい話をしてもらっていても、ただ聞いているだけで辛かった。そんな灼熱地獄を味わうこと1時間半。ようやく開放され、仲のいい友達達と、ただひたすら写真を取りまくる。彼らとも、もうすぐお別れだ。

あかひかお昼をはさんで午後は、Business School主催の卒業式を持つ。Diploma(学位)もその場で、ひとりひとりに配られる。Diplomaを受けるにあたり自分としての不安は2つ。そのひとつは、自分の名前が正確に呼ばれるか?、ということ。きわめて単純な悩みだが、やはり私の名前はそのローマ字の表記だけでは、正しく発音できる人はかなり少ない。過去にもこのBlogで紹介してきたが、やはり発音としては、エイヒロが主流だ。たまに、エイジャロという亜流も現れる。そして、以外に多いのが、名前を呼ぼうとして、名前を見ながら黙ってしまうケース。やはりこれだけ母音が連なると、彼らは混乱してしまうようだ。そして、もう1つの不安は、両手であか・ひかを抱えながら壇上にあがっていって、その上、Diplomaを受けとれるのか?、ということ。アメリカの卒業式では、子どもも一緒に壇上にあがっていくのはある意味おなじみの光景だが、自分の場合(=両手が双子でふさがっている場合)果たしてそれができるのか、かなり不安だった。

GSB会場そして、式がはじまる。ただただ、名前を呼んではその人に学位を渡し、次の人、という具合で、極めて単調な流れ作業であるのだが、ここGSBでは、そんな単調な式典でも、見ている人を飽きさせない1つのスパイスがある。それは、Arjay Millerと言う名の、お勉強の面で学年のTOP 10%だった人に与えられる名誉。ここGSBでは、成績は基本的に非公開なので、誰がどれだけデキルのかは学期中は分からなかったが(といっても、ある程度はクラス中の発言などで推察できるのだが)それが、最期の今日、明かされる。Arjay Millerの人は、名前が呼ばれる際、一連でそれも呼ばれるのだが、すなわち、仮に僕がその賞をとれるのなら、「エイジロ・ツカダ、アルジェイ・ミラー」と呼ばれるし、取れてないのなら単に、僕の名前だけだ。(ちなみに、誤解がないように書いておきますが、僕はそんな成績ではありません)

授与そして、名前が呼ばれだした。イの一番(Aの一番?)、Harishが呼ばれる。しかも、観客の期待通り、Arjay Millerを伴って。そして、次のDanもArjay Millerを呼ばれ、「お、今日はフィーバーか?」となるも、その後は、しばしおやすみ。そんな感じで、Arjay Millerの発表は、炎天下の中、ただひたすら自分の番が来るのを待つという、たいくつを凌ぐのには、かなり格好のゲームだ。そして途中、双子のJason、Jeffが共にArjay Millerを受賞するなどで、会場を沸かせながら、ようやく自分の番が来た。とりあえず、「それらしく」名前も呼ばれていて、ホッとする。その成功の裏には、今学期の授業中、隣の席のLaShownとNicoleに書いてもらった、僕の名前の正しい「読み方インストラクション」のおかげだ。そして、半ば手もつりながら、あか・ひかを落とすことなく(←これ重要)、無事にDiplomaを手にすることができ、これで、GSBでのお勤めも完了だ!

帽子式後しばらくは、友人達と「しばしの別れ」を告げつつ、また、写真をとりまくり、はたまた、卒業式の直後には帽子を投げなかったので、ここぞとばかり投げてみたり、と、しばらく余韻にひたりながら、各々がそれぞれ散っていきました。ちなみに、アメリカの卒業式は、基本は各々の家族がいらっしゃっているので、夜も、全体での学生の集まりはなく、それぞれが家族と過ごす時間に当てられる。そして僕はというと、自分らと同じく、遠国にいる為、家族が式には来られなかった、Pascal夫妻、Eduardo夫妻とともに、和食居酒屋「Gochi」に案内し、最期の晩餐を楽しむ。(ちなみに、下の写真に写っている青いボトルは、この日のために2年前に日本からわざわざ持ってきた、知る人ぞ知る、幻?のウイスキーです)ここ、Gochiの食事はかなりおいしく、そして、そのウイスキーと見事に味が響きあい、なんとも至福なひと時を持ちました。
宴

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June 14, 2006

卒業確定!

今日WEB上で、無事に春学期の単位が全てとれていることを確認する。先週、春学期が終わった段階から、「いよいよ卒業するんだな〜」というモードになってきたものの、それがいよいよホンモノとなってしまった。嬉しいような、寂しいような、そんな気持ち。そして、成績の方も、低調ながらも、目標としていたGPAを最終クリアすることができて、ちょっぴり自分の中で誇らしげ。あとは、土曜日を迎えるだけだ。

夕方は、卒業前にもう一度Stanfordのゴルフコースを回っておきたかったので、親友のAndreを誘って一緒に回る。せっかくの最期なので「アメリカ式」とでもいうべきか、スコアをつけずに(正確には、2H終了直後につけるのを放棄)、ただブラブラと。この「車で5分以内でゴルフ場に行ける」環境になんて、二度と住めないんだろうな〜。
Last Golf

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June 06, 2006

最期の授業

Last Class今日は、最期の学期の、最期の授業日。午前のAccountingの授業では、グループプレゼンをやらされたり、午後のNegotiationの授業では、先生から不意打ちでコメントを求められて一瞬ヒヤリとしたりと、まあ、最後の最後まで、(自分にとっては)ハラハラ・ドキドキのMBA生活でした。そんな毎日とも今日でお別れ。長年お世話になった、GSBのボロい教室とも、今日でいよいよバイバイだ。別れを惜しんで記念撮影。
Last Class2

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May 20, 2006

Berkeley対抗戦

282cf963.JPG今日は、明日(!)卒業してしまうBerkeleyのMBA生たちと、最初にして最後の、Stanford対Berkeleyのゴルフ対抗戦を行う。日本では、自分は何度もゴルフコンペの幹事をやってきたので、そういったコンペのルールは厳格に、なんとでもできてしまうが、まあ、そういったわずらわしいことは、ここカリフォルニアの気候ではあまり似合わないので、逆に、あまりはっきりと決めないまま、コンペはスタートしてしまった。

結果としては、このコンペのために参戦してくれたGSBの卒業生Gさんが、驚異的なスコアを出し、個人のストローク数ではぶっちぎりの優勝。そのGさんのおかげもあって、チームの平均ストロークは、ひょっとしたら勝っていたかもしれないが、でも、チームの勝敗は、「オネスト」で決めると(僕が)決めてしまっていたので、どうもその観点からいうと、Stanfordは惨敗していた模様。う〜ん、、、ちゃんと、しっかりしたルールを決めておけばよかった。

僕はというと、久しぶりのゴルフながら、まずまずの出来で、17番終了時点で92。いよいよ今日100を切れるのね、と思ったとたん、見事に最後の18番は8をたたいてしまい、無事めでたく100で終了。2年前、Palo Altoに来た時は、ゴルフも体重も、帰国までに100を切ることを目標にしていましたが、どうも両方とも1打届かそうな予感・・・。まあ、もっとも、両方ともそんなに頑張っていないのが問題なのだが。。。

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May 18, 2006

Picnic

ba403d04.jpg我家から車で20分ほど走ったところに、Foothills Parkという、Palo Alto市民の為の大きな公園がある。今日は、「我家のあか・ひかと、親友Pascalのところの愛犬Totoとを一緒に遊ばせよう!」というのが大義名分で、「天気のよい平日の昼下がりから、外でビールを飲みたい!」というのが大人たちの本音で、とにもかくにも、その公園にPicnicに出かけることになった。さすがに平日の午後、壮大なPicnic場もほぼ「貸切」状態。ビールを飲んでいることもあって、かなり気持ちいい。「こんな贅沢(?)ができるのも、あとわずかだね」などと、話したかどうかはあまり定かではないが、でも、ほんと残りあとわずかだ。

夕方からは、Last Lecture Seriesの最終回の講演があり、それを聞きにいく。ちょっとほろ酔いだったからかもしれないが、かなりいい気分で、最後のLecture by Prof. Grousbeckを聞く。「ベンチャーを興すにしても、自分のお金は使うな!」というメッセージは強烈だった。でも、とてもシンプルなメッセージであり、物忘れの激しい僕でも、今後とも覚えておけそうだ。その講演の終了後、学校で再び、お酒が振舞われる。なんでも、最後のLast Lecture Seriesが終わったのを記念してかどうか分からないが、でも、理由はどうであれ、再びお酒をいただくことになる。こんな生活も、あとわずか。

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May 12, 2006

GSB Show

年に1回の祭典「GSB Show」の季節が今年もやってきた。去年のShowは、出演者たちには大変申し訳ないが、本当に低俗で、内容的にかなりひどかったので、そのShowの直後には、「よっしゃ、来年は自分も出て、Showの質を高めちゃおうかな!!」など、たわいもないことを考えていたものの、でも実際何もせずに(まあ、一応イイワケをすると、何もできずに)今年を迎えてしまった。なので、今年もお気楽な「視聴者」として、この1大イベントに参加。

今年は、あか・ひか連れでの見学だったため、道中、かなり大変な思いもしたが、でもハッキリいって、今年のShowはかなりスバラシかった。苦労をしてでも見る価値はありました。踊りの部では、去年もかなり目立っていたとは思うが、同級生のKristyが、あらためて「スゴッ」な踊りをしていて、「なんで、こんなセミプロみたいな人が、ここStanfordのビジネススクールにいるだろうか?」と、改めて、考えさせられたくらいだ。お笑いの部は、相変らず、よくわからない部分も多かったが、でも概して、楽しめた(と思う)。演劇の部も、最後の演劇には、強いメッセージ性がふくまれていて、見ていて単純に感動してしまった。それが終わると、多くの人がスタンディングオベンション中、自分の膝の上で寝ているひかりを抱えながら立ち上がれない自分が、なんだかちょっぴり恥ずかしかった。

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May 07, 2006

Stanford美術館

美術館実は、ここStanfordに移り住んできて1年半以上経つものの、いまだかつて「Stanford美術館」(※そう、Stanfordにはステキな美術館まであるのです!)に行っていなかったので、今日はいざ出陣!ここの美術館には、芸術にうとい僕でも知っている、かの有名なロダンの「考える人」があります。

Thinker「考える人」の実物は、僕が想像していたよりもかなり大きく、ちょうど実際の人間の3〜4倍くらいの大きさはあったかと思います。素人ながらに「こんだけ削るの、さぞかし大変だったのだろうに・・・」と感心しながらも、やはり、それ以上の言葉が出てこない自分に気づき、「やはり、あまりこういうのは、自分に向いていないな〜」と思わずにはいられませんでした。でも、ここの美術館は、建物の周りにはStanford特有の「キレイな芝生」に囲まれており、その上、建物の上には、これまたStanford特有の「明るい日差し」に包まれており、日本ではなかなか味わえない「家から5分の小旅行」を堪能するにはちょうど良い一日でした。美術館のあとは、これまた、その建物の近くの屋外に放置してある「Stone River」という芸術品を見に行きました。まあ、Riverというよりは、Snakeでしたけどね。
StoneRiver

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May 05, 2006

日本人2年生の会

今日は、もうすぐ卒業し、各々が別々の方向に向かってバラバラになってしまう前に、いまいちど、ゆっくり話がしておきたかったので、日本人2年生みなさんを我が家にお招きして、壮行会というわけではないけど、とりあえず飲み会をした。途中、わざわざ遠くはモントレー、シカゴ、ニューヨークからの友達も加わり、宴はかなりの盛り上がりを示すものの、小生はそれ以上に盛り上がってしまい、あえなく、12時前にリタイア(爆睡)。なんだか、友達を家に招いておきながら、自分が真っ先に寝てしまい、その上、肝心の話もあまりできずに終わったのは、心残りではあるが、まあ、あと卒業までに1ヶ月あるのは救いだ。卒業間近になると、みんな各々忙しくなり、スケジュールをあわせるのが大変なので、今日という、早い時期に当会を開こうと思ったのだが、こういった「自分の失態」の面からいっても、つくづく、まだ時間があってよかったな〜、と思う。これが、卒業日前日とかだったら、ヒサンでしたね…。

こうして、最終学期のWeek5の夜は、更けていきました。 あと5週間。長いようで、長いようで、でもやっぱり、短かそう。

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May 03, 2006

引越しの見積

今まで、ただ漠然とは分かっていた「もうすぐ日本に帰る」という事実。それが今日、引越し屋さんが見積にやってくることで、「いよいよ、なんだな〜」という実感に変わった。今日のことは、なんだか、その見積の方が日本人っぽくない名前なのに、敬語も含めてカンペキな日本語を話されたこと以外は、たいした驚きもない、ただ平凡なことでしたが、でも、なんとなく「しみじみ」してしまったので、投稿させてもらいました。

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May 02, 2006

Last Lecture Series

今学期は、普段行われている3つの授業(Financial Statement Analysis, Negotiation, Managing Growing Enterprises)以外にも、実はもう1つ、不定期ながら行われる授業をとっています。その名は、「Last Lecture Series」というもの。「え、なに???」という感じを受けるかもしれませんが、これは、もうすぐ卒業するMBA2年生、及び、Sloan1年生を対象に、GSBを代表する各教授陣が「最後のレクチャー」と称して、各々の私見を好き勝手に話をしてくれる、というもの。1回あたり2時間の授業を、2人の教授が@1時間で担当し、そのセットが全部で計5回。今日は、その記念すべき4回目。一応、これも列記としたGSB授業であるので、10人のレクチャーのうち、8割以上に出席したら1単位が与えられる。そして、今日でその最低ノルマである8割の出席を確保。自分の頭の中で、1単位というコインが放り込まれてきたようなイメージを持った。(注:小生、まだ単位取得は完了してはいませんが、ただ、特に困ってもいませんので、ご安心を)

ちなみに、今日のレクチャーを担当した一人が、Jennifer Aaker教授。Marketingの世界ではあまりにも有名な、かのDavid A. Aaker教授の娘さんである。自分が大学のときに所属していたMarketingゼミナールの教授(片平さん)から以前、彼女がGSBにいることは聞いていたので、一度挨拶に行かないと思いつつも、今まで機会がなく、今回のLast Lectureが最初で最後のチャンスとなった。ただ、講義が終わるや否や、すぐに彼女はいなくなってしまったので、仕方なく夜にEmailでコンタクトをとる。すると、すぐにレスが帰ってきて、「あ〜カタヒラさんね、知っているわ。了解、今度会いましょう。ただ私、来週日本に行ってJMAで講演しないといけないんだけど、これ、その時に使う資料。日本の事例のパートを、もう少し膨らましてくれない?」と、資料添付とともに、いきなり頼みごとを受けてしまう。。。結果、夜中に2時間の残業…(苦笑)。まあ、作業自体、楽しかったからいいけど、会う前から、さっそく一本とられてしまった感じです。

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