様々な読み判断②

今回はリーチに対しての読み判断です。
リーチに対してと言うことなので確定的な読みは難しくなりますが、読める情報はあります。



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赤含めた5p対子落としでリーチ

これは69pがかなり通しやすくなります。

どうして赤含みの対子落としをしたのか?
一番多いケースがドラである6pの対子です。
他には役を狙ったケース。例えば、役牌×2、ホンイツ、チャンタ系や大三元などの役満。
しかし、今回の河でこういった役を狙ったケースは流石にレアケースだと思う。
そのため、ドラ対子を前提としていいと思う。

そこで例えば、6p対子で69p待ちのケース(6678p)を考えると、1枚目の5p切り時点で6p切れば聴牌なので当たりません。
9pが当たり得るのは6p暗刻ケースの5r566678pからの打5pです。ただこのケースくらいでしか当たりません。
6p対子ケースで当たらないため、他の無筋より通しやすくなります。

またスジもかなり通しやすくなります。
この辺はどうしてでしょうか?考えてみましょう!

しかし、2pは筋の中では結構当たります。
これは、135r566p+両面のような手で5p切る人が結構いると思うためです。
ただ、9pとどちらが危険度高いかはよく分からない。よく分からないので2枚ある9p切りをおすすめします。





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8p切りリーチ

これはかなり七対子本線と見て無筋は押していきます。


何故?
それはメンツ手の場合に8pが不要な牌に見え、前巡に8pより安全度の高い1sを切っているからです。
この8p切りでよくあるケースが8p暗刻からの打8pでリャンメン待ちですが、今回はそのケースがありません。




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今度はラグ読みの話

下家の1pがラグです。
つまり対面が23p持ち→2p四枚見えでリーチ者のペン3pが消える。
今回36pも当たりづらいため、このラグ読みで3pが切りやすくなっています。


今回はこれだけにしておきます。
内容としてはそこまで難しくなかったのではないかと思います。

様々な読み判断①

今まで自分がtwitterでツイートしてきた読みを集めてみた。


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発ポン打6s 2mポン打6m

5mが刺さるかどうか?
224667mxxから4m切りは、対々和ケースでない限り64mの切り順になっている。
イーシャンテン段階では対々和を狙ったが聴牌時に対々和でなくリャンメンにしたという謎手順、謎相手にしか刺さらない
7m対子の58pかシャボの対々和が本線





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7mポン打8s 6pチー打3m 同巡、自家4s引いたところ

両面チーの手出しに注目せよ

以前取り上げた内容通りのもの
両面47sは否定。3s4枚見えで4sがあたるとしたらシャボ。
3mはフォロー牌。25m、カン4m、5mと何かのシャボが本線。
8sもフォロー牌と考えれば5mとソーズ上のシャボになる。
しかし、今回は8sを浮き牌で持ったケースが否定できないため、シャボで5mの片割れは読めない。浮き牌で8sより優秀な牌切っていれば片割れはソーズ上と読む。

この読みを入れた状況でどちらを押すか、または降りるかの判断は難しい。





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9sチー打7s

白よりも7sを持っていたため、例えばチャンタや一通、789の三色などの場合は役牌を持っている。役牌を持っていないケースは123の三色のみ。

この状況では、読みを入れて打牌に変化がでるかと言われると難しいが、こういうのは大事な読みの一つ。






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6mポン打3m

667mの7mより3mを持っていた。
2mか4m対子の両面、カンチャン、ペンチャン待ちのどれか
もしくは7mを対子固定し、3mをくっつきで持ち、7mポンで3~7待ちの単騎テンパイ。ノベタンや亜リャンメンはない(このケースは薄いので読みとしては除外し、放銃しても良いと思い打牌する)。


ここで大事なのはシャボが否定できることと14mや25mといった3m回りでは放銃しないこと。
ここまで言えば理由は分かるよね?

中などは余裕で切れるようになろう!




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対面2pチー打3p 3sチー打4m その後手出しが7pと1p

白が当たらなそうと見てリーチ(今見るとダマプッシュでよかった)
まず注目したいのが1p手出しは1123pの1p空切りか1234pで1pをスライドしたかに見える。
つまり123pか234pの1メンツ。白が放銃するとすれば
123p(234p)白白xx シャボ
123789p白 単騎
逆算し2pチー時点での牌姿は
4m1123337p12s白白x
4m112333778(779)p12s白

下のケースはなさそうだ。
上のケースはヘッドレスにした鳴きでxが8pか9pでなければ刺さらない。実践では8p(9p)のケースは考え切れていなかったと思う。
しかし、このケースくらいでしか白で刺さる手はなく、何も情報がない時に比べ白の切りやすさが変わってくる。





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下家5p切りが6mの後 4sチー打3p 2枚目の9m手出し

即座に役牌持ちを疑おう。
タンヤオではなさそう+一通はない
456の三色は3p切りと6m切りが違和感あり(タンヤオを目指せる牌姿になってないのか)、仮にあった場合でも打点が低そう。赤の持ち具合で5800までなりうるケースもあるが、三色ケースは薄いと見て三色ケースは捨てでいいと思う。5800刺さっても気にしない。しかし、自分の手が悪いならこのレアケースで放銃もしないように。あくまで自分の手牌との相談。

こういう流れで自分は実践中読んでいる。これくらいの読みなら自分の切り番以内までに処理できるようにしたい。


とりあえずはここまで。
まだ続くよ!

両面チーの手出しに注目せよ



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 3sの両面チーで打3m

 これで読めることは何があるでしょう。この仕掛けだけで、非常に重要な情報が手に入る。
 

 それはズバリ、3m関連以外の牌で、"両面でしか当たらない牌"では放銃しない!!である。
 確定ではないが、そう思って打牌選択して損はない。
 ちなみに両面でしか当たらない牌とは、今回の河で言えば例えば3pだ。
 

 ではなぜか?
 例えば、上家が45pターツで36p待ちテンパイならばどうだろう?考えてみよう!

 45p45sの両面×2のイーシャンテンで3mを残し、それよりも安全度の高い西や1sをツモ切りしている。これは相当おかしな打牌である。理由はこれだけだ。

 しかし、確定でないのは例外があるからだ。
 例えば、残した牌が打点アップのための牌(3444m45p4588s)や、333m45s45pから3sチー打3mなどもある。
 後者のケースは非常に広いイーシャンテンから仕掛けたことになるため、赤3のように打点があるケースでないと起こらない。ケースとして考えることはほぼなく、レアケースととらえておけばよい。
 前者のケースは後者よりも出現頻度は高く、たまに読みが外れる場合はある。しかし、打点アップの牌を残している、つまり打点が低いケースがほとんどであるため、安い放銃ですむことが多く、読みが外れても傷は浅く済む。

 では、57pのカン6p待ちはどうか?
 これは両面化させたいために、チー出しの牌を孤立牌として残すケースが非常に多い。
 
 3m関連の牌で両面に当たり得るのは当たり前
 
 この読みを使えば、”3m関連以外の牌ならば両面では放銃しない”という法則が成り立つ。
 この法則を知っていないため、実際は切れる牌を切れずに降りる人が非常に多い。
 この法則を使いこなすことができれば、雀力アップできることを私が保障してあげましょうw
 
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鳳南十段1回、鳳東九段4回

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