さっそく観てきました!
単に流行りの劇場版ブームに乗っただけの作りではなく色々と力入ってるなあと感心できる出来で、映画化して良かったなと思えたのでファンとして嬉しくなりました。映画化が発表された頃は正直そこでアックア戦やるか3期やれよと思っていましたが、そんな不安はそげぶしてくれて安心しました。

劇場版ならではのハイクオリティだったのはもちろんのこと、さらに大きく分けて二点良かった所をまず述べます。一つは予想以上に禁書らしさを上手く凝縮できた劇場版であったこと。そしてもう一つは原作厨の自分でも「これ劇場版だけで終わらせるには惜しいな」と思える要素が複数あったことです。一方でその気持ちの延長線上からか、ラストがインパクトに欠けていたように感じたのは欠点ですね。


それじゃあ、ここから先はネタバレ有りなんだよ!
まずは劇場版ならではの映像的なハイクオリティっぷりについて。とあるアニメの綺麗なキャラデザが終始最高の質で描かれ続ける、それだけでも楽しめるものです。特にアリサが可愛すぎて可愛すぎて!

ですがそれ以上に感心したのが、バトルシーンの迫力。魔術側の攻撃はこれ上条さんの右手で打ち消しきれないタイプのやつなんじゃってくらい凄いですし、科学サイドなんてCGも駆使してて作画が凄いとかそんな次元超えてる迫力!いつか3期が来たらこんな感じでやってくれたら最高なのですが、これは流石に劇場版だからこそ成せる技だろうなと諦めがつくレベルでしたw

あとこれは劇場クオリティはあまり関係ないかもですが、ギャグも結構切れ味ありました。最初の宇宙エレベーターは元からあっただろ云々とか、地味に上条さんの噛まれ傷が史上最重傷だった所とか、映画館で笑いそうになったよ。

次は禁書らしさを上手く凝縮できていたという点。やっぱり上条さんがそげぶする流れなのはお決まりなのですが、単にそれだけでなく色々と詰め込んでくれていて嬉しかったです。ヒロインは助けたくなる描き方をしつつ脱がせもする、登場するお馴染みのキャラ達をそれぞれができることで活躍させる、といった要所はもちろん押さえています。

それに加え劇場版向きではない設定解説の多さは少な目に調整、逆に迫力ある映像だからこそ映える魔術と科学の共同戦線は普段より多め!といった構成に感心しました。

そして単に凝縮しただけでなく、原作厨にも良いじゃんコレと思わせられる要素が結構あったことも。これはまずアリサ。アリサ可愛すぎるわ、しかも禁書界では貴重な大人しい娘だしw 立場的には風斬を連想しますが、容姿や内面に属性持ちが数多いるこの世界においてこう直球素直な明るい娘ってあまりいない上、何より能力関係無しに好きなものに打ち込んで頑張る姿勢って禁書ではとても新鮮です。劇場版のみとか惜しいもっと上条さんに好意寄せてる姿が見たい、そんな可愛いヒロインでした。

他にもステイルの弟子達が可愛くて、このトリオなら今後どこかで出しても大丈夫だろうからぜひと思いました。あと先ほども書いた通り、今回の科学サイドの迫力あるバトルシーンは自分が思い描く理想の暗部バトルそのものなので、今度の超電磁砲2期はもちろんあるなら禁書3期もTVと劇場版の差はあれこれを習って作ってほしいなと。

こんな感じで色々と力が入っているなと感心できた一方で、だからこそラストがいまいちインパクトに欠けたのが浮かぶ唯一の欠点でしょうかね。ラストといっても上条勢力が総勢でそれぞれできることをするまでは問題ないのですが、その後のアリサとのお別れがあっさりしていたなと。アリサがとても愛着の持てるキャラだった上に3人が仲良くなってゆく過程がしっかり温かいものだったので、ならばさよならも熱いものにしてほしかったです。それこそたとえ風斬の二番煎じと言われてもインデックスには泣いてほしかった…!

それにしても、アリサ役の三澤さんは何曲も任されるだけあって歌唱力は流石ながら、声優としての演技も見ての通りアリサを絶賛している自分にとっては満足のいくものでした。他にも割と新人サイドらしき女性声優さんが多いので少し不安もありましたが杞憂に終わり安心です。