あっというまにクリコン前の最終練習になりました。マエストロの手にかかると、あと一息の音程とか、温かい音色とか、ていねいな出だしとか、ふくらんで進んでいくフレーズとか、微妙で絶妙な調整が実にしっくりとうまくいく。うまくいくのだけれど、これがまた魔法のようで、次の機会に初めから同じようにいくとは限らないのですね。もう一回魔法をかけてもらうと思い出せる。ピアノにもずいぶん助けていただいていますが、自分たちでイメージを作って自分でできるようになれるといいなぁと思います。私たちの合唱というのも、一人ではできない響きが生み出せるのだから、これも魔法のようなもの。声を合わせ、相手の音を聴き、動きを感じながら、みんなで一つのものを創りだしていく。日常生活にはない特別な時間は、極上の魔法かもしれない。教会という場所で、お客様と一緒に感動の時間を共有できたらうれしいですね。