ある日の東京ウエスト動物病院 Blog
『秋のペット眼科検診』を受けてみませんか? - 2010年09月07日
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まだまだ残暑は厳しいですね。
でも、朝や夜、風がある時は過ごしやすさが出て、虫の声も重なるともう初秋だなぁ〜と思いますね。
先日の診療中、
『うちの子はもう8齢になって、目には特に問題は感じないけど、念のため診てもらった方がいいでしょうかね!?』
と仰る飼い主様がおられました。
そこで、さっそく眼科検査をしてみると、白内障が見つかり、予防をやっていただくことになりました。
飼い主の皆様、この秋、家族の一員である『我が家のペット』の眼科検診を受けてみませんか?
毎日顔を合わせている割には、
アイコンタクトをとっている割には、
目のことは見過ごしていませんか?
『目は口ほどに物を云い』なんていいますが、なるほど目には、目の病気だけでなく、全身病の兆候も現れることがあるんですよ。
検査では次のようなエリアを診て、以下のようなことがわかります。
・ 目の表面では、傷、破れるなど、また、赤目、充血、感染、瞼(まぶた)の異物、できもの、目の硬さなど、
・ 目の中では、ひとみの大きさ、にごり、腫(は)れ、緑内障(りょくないしょう)、目の中の出血など、
・ 水晶体では、白内障(はくないしょう)、水晶体のずれなど、
さらに詳しい検査が必要な場合は、
目の奥の眼底なども検査することができます。
・ 目の奥では、網膜剥離(もうまくはくり)、網膜出血(もうまくしゅっけつ)、
ちょっと専門的な言葉になりますが、
視神経炎(ししんけいえん)、網膜変性(もうまくへんせい)など、
(このような病気では視力低下や失明がみられます)
予防のこと、治療のこと、見えているかどうか、治療でまた見えるようになるかどうかなど、色々のご相談如何でしょうか?!
※下記もご参照ください。
・ アイチェックの頁
・ 眼科診察室の頁