「小説以外」を読んで、むくむくと復活してしまったクリスティ熱。
まずは、恩田陸さんが解説を書いているこの本から。

クリスティを読みあさった経験のある人は多いと思うのです。私も読破にはほど遠いですが、一時よく読んでいた時期がありました。
私はどちらかというとポアロ派で、ミス・マープルものはあまり読んでいないのです。なので、この本も未読でした。若いときには何故か好きになれなかったミス・マープル。今読むと何だか可愛くて好印象。これって、私が年齢的に彼女に少し近づいたせいかしらん?(いえ、ほ〜んの少しだけ、近づいただけです)

過去に起こった殺人事件を扱った「回想の中の殺人」、そして、こてこてのフーダニット。
こういう本格推理ものは、やはりフーダニットが一番楽しいです。
詳しいことまでは推理できないけれど、「多分、こいつだ!いや、あいつかなぁ?」と思いながら読みすすめることの楽しさ♪
自分の予想が当たってもはずれても、クリスティの場合は嬉しい。クリスティの魅力は、普段私たちが見過ごしている人間の本質を描いてくれているところではないかと思うのです。

恩田さんの解説に
『最後のほうで、自分が書いた小説の一場面を、知らず知らずのうちにここから拝借していたことを発見してとっても驚いた』
とありました。
恩田さんの小説はほとんど読んでいるつもりなのですが、(数冊読んでいないのもありますが)どの小説のどの場面を指しているのか、わからなくて、とても気になりました。どなたか、わかる方、教えてください〜〜。

6月は「月に1冊重松作品」をお休みして(意志薄弱・・・)、クリスティをあと何冊か読むつもりです。

それと・・・・(以下ネタばれ)

これ、「ミス・マープル最後の事件」とのことで、もしかしてマープルが・・・と心配したのですが。
マープルは元気で無事でした。何でこれが「最後の事件」なんでしょう?