2007年01月

2007年01月25日

心臓のペースで書く

 先週、『品のいい人と呼ばれる技術』という、
 人に見られるとちょっと恥ずかしい本を読んでいると、
 こんなことが書かれてあった。

「印象のよい話し方のポイントは“テンポ”で、
 いちばん落ち着くのは、心臓の鼓動とそろったときだ」

 テーブルマナーや女性のエスコートの仕方など、
 いろいろ役立ちそうな技術が書かれてあったが、
 僕にはこの言葉が一番印象に残った。
 同じようなことを、誰かの文章を読んでいる時にも思う。


 パソコンで文章を打つようになって久しい僕だが、
 最近、本当に“書きたい”という気持ちが起きた時は、
 あえて手書きで書くようにしている。
 頭で考えたことを文章化するとき、
 入力のスピードに思考が追いつかず、
 次の文句が定まらないうちに
 一文が終わってしまうことがあるのだ。

 その点、手書きはものを考えながら文章を
 書き進めることができ、そのゆったりしたリズムが
 僕には心地よく感じられる。
 心臓のペースで話すこと。心臓のペースで書くこと。
 案外、これが一番楽なんじゃないか。

ekomo at 09:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)