2015 富山の県境周辺を行く4日目の① 

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今日はこの旅の4日目、最終日

旅の報告の一番最初で
「3泊3日の旅」などと書いてしまいましたが
尼御前SA、流杉PA、有峰、有磯海SAの4泊で
4泊4日の間違いでした


10月半ばのこの時期
「涼しい」と「寒い」の、やや「寒い」よりの感じでしたが
有磯海SA(上り)での車泊は
快眠!

車泊は
少し寒いくらいが一番いいような気がします。
自分の場合
暑いのだけは、どうしようもなく
ムリっぽいのです


サービスエリアで朝食の蕎麦を食べ
出発したのは8時過ぎ

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今日は、まず
上市町にある古民家を訪ねます

アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」の舞台となった
あの大きな古民家です

春に訪れた上市町の早月川、
その西側に位置する「浅生」という所なのですが
『角川日本地名大辞典』では「あそう」
国土地理院の地形図では「あそ」と表記されています
口で言うと、どちらも変わりなく聞こえますが
書くと違ってくるんですね。

日本語はややこしい・・


滑川インターを出て
上市川沿いの道から「浅生」へ向うのですが、
上市川に沿った道と、大岩川に沿った道が
山間部をぐるりとまわってつながっている
その途中に集落はあります


「西種」という集落から
道は山間部に入っていきます

これがまた細い道で
すれ違いの待避所もなかなか無い
そんな道・・

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両側が断崖絶壁とかではないので恐怖感は無いものの
対向車が来ると、やはりイヤですね〜

来ないことを祈りながら車を進め
しばらく走り続けると、家屋らしきものが見え

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やがて道は開けて
目に入ってきたのは数軒の家屋

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その周囲には
田畑の跡地か、民家の跡地のような
空き地が広がっています

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1軒の大きなお宅があったので
これが舞台となった古民家だったかな??
など思いながら、そこの方にたずねてみると 
映画の舞台となった民家は
このすぐ下の集落にあるようで

ここは
「上浅生(かみあそう)ですよ」
とのことでした

昨日の「座主坊」のような山深さは感じないものの

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ここもやはり廃屋が目立ちます

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『角川日本地名大辞典』によると
西方より下浅生・中浅生・上浅生 の順に
住宅が散在する、とあります。 

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その一番奥の
「上浅生」だったんですね

また
同書では「浅生」の人口は
17世帯、人口63人と表記されています

これは下、中、上の全てをあわせた数なのでしょう
ですので世帯数は
そんなに多くはないようです

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ちなみに、この数字は昭和50年代初めの頃のものです
今はすっかり静かですが
その頃は
63人もの人たちがお住まいだったんですね

下の写真は
1961年の同地区周辺の空撮写真です

浅生1961のコピー
※「国土地理院 電子国土WEB」からのデータを一部加工
画像をクリックすると拡大表示します


戸数はそんなに多くないようですが
あたりには広大な田畑が広がっていたことがわかります

それが2006年になると

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※「国土地理院 電子国土WEB」からのデータを一部加工
画像をクリックすると拡大表示します


ほとんどの田畑は姿を消してしまっています

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植林されていない田畑跡地は
ススキや雑草が伸びるがままになっています。
ここに人々が多く住み
田畑や林業を営んでいた頃の風景は
どれだけ美しかったのでしょうか・・

見てみたかった・・

など、思いながら
車は坂道を下っていき
程なくして集落の気配!

車を道端に停めて歩いて行きます

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ここまでくると
とてもわかりやすいです 

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小径を入っていくと

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見えてきた・・

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おお! 大きい!

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そして
見事なまでの美しさ

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周囲の木々と同化する美しさと

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機能美!
そのどちらも感じさせてくれます

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実物を見ることができて
本当に良かったと思います


デザイナーの独りよがりな主張など一切無く
生活の中から生まれてきた美しさ、
威厳を持ちながらも
それでいて、どこかもろさも感じさせる繊細さが
より美しく感じるのかもしれません

そういう意味では
あの合掌造り家屋とも共通なものを感じます


中にもお邪魔することにしました

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訪れたのは9時すぎ
公開時間が少し過ぎたところだったので
まだ他に誰も人はいません

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この家屋にはもう人は住んでいませんが
とても美しく保たれています

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それには
こういった理由がありました

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※画像をクリックすると拡大表示します

こういった古く、大きな建築物などを維持管理するのには
大変な苦労と多くの出費があるはずです。
雪深い地であれば
なおさらそれは大きいことと思います

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歴史古い私宅などを一般に公開する際に
見学料を徴収しているものも多くあります。

維持管理を考えると
それは当たり前のことでしょう

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それでもそういった形をとらなかったところに
考えさせられることは少なくないように思います


訪れる者として
わずかですが協力させていただきました

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といっても
サイダーや缶バッチ数個など
少しばかりのみやげ物を買っただけですが・・

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という

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アニメ「おおかみこどもの雨と雪」
の舞台となった古民家でした

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というところで

旅もあとわずかなのですが

続きは、次回にまわしたいと思います




以上

2015 富山の県境周辺を行く4日目の①

終了!