nyaonikuso

 このパーティのコンセプトは何だと思いますか?普通ならニャオニクスやギガイアスでサポートをしてマンダや瞑想コケコ、ドリュを通す構築とでも予想するでしょう
 
 しかし答えはノーです。この構築のメインはなんと害悪戦術なのです
 は?じゃあニャオガッサってことは猫の手でもやるんか?でも猫の手は今の環境ではよえーだろ…しかも催眠を無効化するコケコが一緒に入ってんぞ!自滅ワロタwww
 
 そう。催眠メタ要素高めのカプ神の登場、悪戯心の弱体化などの多くの逆風にさらされ、猫の手パは屍も残さないレベルで死滅したと思われました
 しかし、冷静に考えると今の環境にはいくつかの穴があります

 
 ・浮いているポケモンはフィールドの効果を受けることができない
 ・採用率の低いカプ・ブルル以外のカプ神はほとんどが特殊型である
 ・メガ+Z技+行動保障の基本選出の定着による、ラムやカゴなどの木の実の所持率の低下
 ・悪タイプがフェアリーの台頭により激減している。ゲッコウガも通りの悪い悪波を採用しないケースあり
 ・ウルガモスのさざめき採用率が非常に低い

 以上のことを意識して構築を組んでみました
 
 まずは呼び込みたい「フィールドの効果を受けない、飛行タイプか特性浮遊のポケモン」を誘える並びを作ることを考えました。それならば上から理不尽な地震のゴリ押しを放てるポケモンがいいだろう、と砂かきドリュウズの採用が決まりました 。そして、砂始動要員として現環境のさまざまなポケモンに対して隙を見せにくいギガイアス、メガ枠兼地面無効枠としてボーマンダ(リザX)を投入し、ここまでを裏選出としました
 次にメインとなる猫の手選出ですが、猫の手エースとしてニャオニクス♂を採用しました。理由としては、悪タイプの悪戯心無効とエスパー無効が被っており、実質猫の手の弱点を無いようなものとして扱える点、カプ神に対しても瞑想サイキネでゴリ押すことができる点が大きいからです
 さらに、近作からの強力な新要素であるZ技を組み込むことで猫の手構築にも戦略の幅が広がるのではないかということに気付きました。 猫の手構築は、構築時に不便な攻撃技を使うことを強いられるのですが、Z技によって空を飛ぶやきあいパンチを瞬時に打てる高威力の技として撃つことが可能となります。ということでZ枠として後述するカプ・コケコを採用しました 
 最後に胞子要員として安定のキノガッサを据えました 。マシェードとかいうクソキノコは知りません


個別解説

カプ・コケコ@ヒコウZ
tapukoko

【特性】エレキメイカー
【性格】さみしがり
【実数値(努力値)】145-183(252)-94-115-96(4)-182(252) 
【技構成】しぜんのちから/そらをとぶ/オウムがえし/まもる

S:準速。最速ジャローダ抜き

 「しぜんのちから」はフィールドによって別の技に変化する技です。コケコの場合、エレキフィールド下になるので、「10万ボルト」に変化します。つまり、通常の猫の手パーティで使用できないはずの「10万ボルト」を使用することが可能になるのです。これにより、本来のコケコの役割を遂行しやすくなります
 そして、ヒコウZを持たせることにより、「そらをとぶ」「オウムがえし」を強化できます。「そらをとぶ」は威力175となり、不一致ではあるものの安定したウェポンとなりえます。「Zオウムがえし」は”Aを2段階上昇させたあと相手が直前に使用した攻撃技をZ化して撃ち返す”技です。相手のマンムー等が撃った「じしん」を「まもる」で防いだあと、倍以上の火力にして相手に浴びせることができます
 「まもる」は、上述の「Zオウムがえし」をサポートするだけでなく、コケコ自身や相手のカプ神が発動したフィールドのターン稼ぎに用いることができます。なので、基本的にこの技は初手で使用しておいた方がよいです
 こいつで、初手に出やすく居座ってきやすい猫の手パの障害となるジャローダやカプ・ブルルなどのポケモンを奇襲し、ニャオニクスの一貫を作ります。氷柱張りで身代わりを貫通してくるマンムーを誘い、大きく削る役割も持っています。エレキフィールドによる若干のアンチシナジーはありますが、「まもる」である程度緩和できる上に、多くの仕事がこなせるコケコが生み出すメリットの方が大きいためこのポケモンを採用しました
 「10万ボルト」と「そらをとぶ」を使うため、さみしがりの両刀で運用しました。「10万ボルト」はエレキフィールドによって無振りでも無補正C252ボルトロスに匹敵する火力が出せるので、確定数が大きく変わる物理方面に全振りしています。ちなみにノーマルZを持たせると強力な「スパーキングギガボルト」を撃てるようになるのですが、地面枠への有効打がなくなるためヒコウZを持たせることになりました

キノガッサ@どくどくだま
breloom

【特性】ポイズンヒール

【性格】わんぱく
【実数値(努力値)】167(252)-150-145(252)-×-80-91(4) 
【技構成】キノコのほうし/きあいパンチ/カウンター/まもる

 安定の「キノコのほうし」提供者です
 技を猫の手用に縛っても技構成が完成されており、単体性能が非常に高いため、他のキノコ枠より優先して採用しています
 コケコと相手のマンムー以外の地面タイプの対面で、後出しすることが多いです
 ただ、KP上位のミミッキュにたいしては無力なので要注意です

ニャオニクス@たべのこし
nyao

【特性】いたずらごころ
【性格】おくびょう
【実数値(努力値)】181(252)-×-96-103-122(164)-149(92) 
【技構成】ねこのて/みがわり/めいそう/サイコキネシス
 
S:準速ミミッキュ抜き
残りHD
 
 猫の手パの主人公です
 コケコガッサニャオニクスの選出をすることで、「ねこのて」が確定で「キノコのほうし」となります
 いたずらごころによって「ねこのて」を先制で出し、「みがわり」を用いて相手をハメ殺します
 猫の手胞子が通りやすい相手ならば運が極端に悪いとかなければ、まず負けることはありません(なお、決勝トーナメント初戦…)
 遂行速度の向上や身代わりを壊されにくくするために「めいそう」と最高打点の「サイコキネシス」を採用しました
 猫の手胞子を無効化するテテフを「めいそう」によって逆に起点にしやすくするために、Sを最低限のラインである準速ミミッキュ抜きまで確保して、残りをHDに振りました

ギガイアス@さらさらいわ
gigaias

【特性】すなおこし
【性格】わんぱく
【実数値(努力値)】191(244)-164(68)-192-×-100-45 
【技構成】がんせきふうじ/ステルスロック/じしん/だいばくはつ

A:無振りバシャーモをじしん+砂ダメ2回で確定で落とせる
残りHB

 砂始動要員です
 バシャーモに一方を取られない点と、「だいばくはつ」で早期退場を狙える点から、バンギラスではなくギガイアスを採用しました

ドリュウズ@ジメンZ
doryuuzu

【特性】すなかき
【性格】いじっぱり
【実数値(努力値)】185-205(252)-81(4)-×-85-140(252) 
【技構成】じしん/アイアンヘッド/いわなだれ/つるぎのまい

 裏選出のエースです
 重めなメタグロスや、ガブリアスを一撃で落とせるジメンZを持たせました
 「つるぎのまい」からのZ地震で守ったバシャーモを確定1発で落とせるので、バシャーモ入りにはできるだけZ技を温存するプレイングを心がけたいです

ボーマンダ@メガ石
salamencesalamence-mega


【特性】いかく
【性格】ようき
【実数値(努力値)】175(36)-187(252)-101(4)-×-102(12)-160(204) 
【技構成】すてみタックル/りゅうのまい/じしん/はねやすめ

 ドリュウズと相性補完に優れているためメガボーマンダを採用しました
 この構築はギガイドリュマンダの3体だけで戦わないといけないこともあり、砂パで重いランドロスを起点にして切り返すために、両刀型ではなく竜舞型にしました。メガルカリオに積まれて負けるパターンを無くすため、意地や慎重ではなく陽気です


選出と立ち回り

 コケコとガッサが単体で選出しても弱い技構成ため、ほぼ確実に、コケコガッサニャオ(猫の手の表選出)とギガドリュマンダ(砂の裏選出)の2パターンの選出しかしません
 基本的に表選出で戦っていくことを念頭に置くのですが、表選出を用いる場合、猫の手の通りがいいかどうかをまず確認します。猫の手選出の天敵となるポケモンは以下の通りです
 
 ・カプ神4体(胞子が通らないブルルと、猫の手胞子アンチフィールドを張ってくるそれ以外の3体)
 ・
ギャラドス(現環境ではほとんどがメガ)、ゲッコウガ、ベトベトン、サザンドラなどの悪戯心を無効化する悪タイプ
 ・ナットレイやカミツルギなどの飛行技が通りにくい草タイプ
 ・エスパー4分の1でバレットパンチを持っているメガメタグロス

 中でもカプ神は採用率が高いので、極力ビビらずに表選出で立ち回っていきたいですが、悪タイプはニャオニクスではどうしようもないため、気をつけなければいけません。
 ギャラドスは表裏選出共にきつい相手です。ギャラドスの裏にミミッキュがいると考えられる場合、キノガッサでは対応できなくなるので裏選出でなんとかするしかありません。
 ゲッコウガについては、変幻自在で悪タイプ以外に変われば胞子が通るので、裏選出で明らかに勝てそうにない相手に対しては悪の波動を持っているパターンを切り捨てて強気で表選出を出していくことを考えなければなりません
 残りの悪タイプに関してはベトベトンは猫の手パだと分かっている相手でもない限り出てこないと思うので選出画面で見かけても切りますが、裏選出を見ても明らかに出てきそうな相手なら裏選出を出すしかないでしょう
 メガメタグロスについてですが、他にガルーラなど優先して出てきそうなメガ枠がいるならばできるだけ表選出で戦います。こちらのメガ枠がリザードンならば間違いなくガルーラが出てくるでしょう。もし出てきたとしても猫の手が通らないわけではないので瞑想を積みまくって強引に突破できないこともありません。今は冷凍パンチを採用していて思念の頭突きをもっていない可能性も高いのでキノガッサのカウンターで対処することもできます。ちなみに無補正思念の頭突きは20パーセントの確率で耐えるので奇跡を信じればなんとかなります
 ナットやカミツルギについては、キノガッサのカウンターときあパンで対処することが一応可能なので、裏選出て勝てそうにない場合は表選出で頑張りしょう。しかし実際かなりきつい相手なのでできれば裏選出を出したいです
 猫の手選出で戦う場合、基本的にコケコを初手で出します。ウルガモスなど積んできそうな相手でもない限りは極力「まもる」を初手で選択するようにしましょう。ターンを稼いでニャオニクスを出すタイミングでいい感じにフィールドが切れるようにするためと、相手がランドロス以外の地震などの有効打を撃ってくる相手ならば「Zオウム返し」で返り撃ちにできるためです。ランドロスの場合は何もできないので守ったあと素直にガッサに引きましょう。ガブやマンムーの場合は岩石封じやステロでお茶を濁してきたならば、ガブの場合はガッサ引き、マンムーの場合はZそらをとぶでニャオニクスのために大きく削っておきましょう
 コケコが早めに落ちてしまってもフィールドの残りターン数が1~2ターン程度ならば、ガッサの守るや、ニャオニクスの身代わりで時間を稼ぐことが可能です。ガッサを温存したい場合はニャオニクスを死に出しします。
 フィールドが切れて、邪魔な草タイプを処理できたら、ニャオニクスで無双してイージーウィンを狙いにいきますが、ここで障害となるのが相手のカプ神のフィールドです。しかし相手は裏選出の並びを見て、飛行タイプや浮遊持ちをほぼ確実にもってきているはずなので、カプ神以外には胞子が通ることが多いです。瞑想と身代わりで凌ぎつつ、フィールドが切れたら胞子で切り返しにいきましょう
 たいした障害がいない構築相手ならばコケコで様子見してニャオニクスでハメれば苦労せず簡単に勝てます
 裏選出の立ち回りに関しては、まあ有名な並びだと思うので解説は省きます


QRコード

 この構築のQRコードを公開しますので、改善案などがあればコメントやツイッターで教えてください
 
QRレンタルチーム詳細(PGL)