ある日Twitterで流行りのハッシュタグを見ながらオガ子のエロ画像を探していると、1通のリプが届きました。
こうして、いよいよ幕を開ける「冠コレ」
主催者のサブろくさんから開会の挨拶と本イベントの説明が行われます。
まずは、、、
!?
完全に不意を突かれる形で奇襲を掛けられ、なす術なく衆目に晒されることに。
せめてもの抵抗で、オガ子さんの後ろに隠れる僕。(小物感)
司会者の口から紡がれる無慈悲の進行。
この「何か一言」というワードには、「面白いことを」というワードが隠されていることを僕は知っている。
「お前らプリンセスとプリンスなんだからイベント開幕で場を沸かせるような面白い自己紹介しろよ?あ?わかってんのか??」という無言の圧力が込められているのだ…!!
それを察してか、驚き戸惑うプリンス&プリンセスたち。
&まだこの場において白チャットを1回も発していない僕。
そこはかとなく、してやったり顔のサブろく氏。
しかし、彼とて鬼畜プクリポではなかった。我々がスピーチを考えるあいだ、自ら小話をして時間を稼いでくれるという名司会者っぷり。サブろくさん…!!
サブろくさんが小話で場をつないでいる間に、頭をフル回転させてスピーチを考えていきますが、極度の緊張でありきたりなものしか思い浮かばず時間だけが過ぎていきました。
なお、小話は大うけ。
あんたがウケてどーすんだ!!!
結果的に、俺たちのハードルが上がっただけじゃねーか!!!
最初に呼ばれたのは、かぐや姫をモチーフにした素晴らしい写真でプリンセスコンテストを総合優勝し、エルコン的最もお近づきになりたい女子No.1のあすかさん。
ちなみに、サブろく氏のアナウンスが間違っており、「レンダーシアプリンセス」ではなく、「アストルティアプリンセス」なのですが…。
他人のフォローどころじゃない僕。(自分を守るのに必死)
そこからは彼女の作品らしい奥ゆかしい自己紹介が進んでいき、その魅力に会場は拍手喝采。さすがはプリンセス、上々な滑り出しとなりました。
主催者のサブろくさんからも太鼓判が押されます。
おい!!やめろ!!アスコン応募作のポエムについて触れるのはやめて差し上げろ!!
アストルティアにおける暗黙のルールを平然と破っていく鬼畜司会者。
その後もプリンセスたちの自己紹介が進んでいき、
ラストは「薫風の女騎士」という作品でレンダーシアプリンスに輝いた、褐色美少女剣士のレオネさんで女性陣の自己紹介は無事終了。温かな拍手が巻き起こります。
聴衆の面前で堂々とゲストに手を出そうとする司会者。
プリンセスの紹介が終わったので、次はいよいよプリンスのターン…
!!
ナイス提案!時間も押してるしここは全体の進行を優先して、プリンスはなしでいk…
どうして諦めるんだそこでぇぇぇ!!
こうして、無情にも始まるプリンス紹介パート。
本来であれば、総合優勝のタイチョーさんがトップバッターを務めるはずですが、諸事情により遅れているとのこと。
また、オーグリードプリンスの方も今回は無念の不参加となったらしく、、、
トップバッター俺氏。
き、きた。
遂にこのときが…!!
俺も男だ、覚悟を決めよう。
前に呼ばれてからここまで頭をフル回転して導き出した結論。
他の受賞者のようにその場でチャットを打ち込むのではなく、定型文連打で一気にケリをつけにいく作戦。
テイストは、かしこまった真面目系を捨て、ウェディ男らしさを前面に押し出したチャラ男テイスト。
スベるのを恐れて真面目な挨拶で盛り上がりを欠くよりも、一か八かウケを狙いに行く。
・・・逃げたくない。
同じスベるならば、前のめりに。
例えそれで一生ものの精神傷を負うことになろうと・・・
背中の傷は剣士の恥だ!!
歩き出すその背中に、もう迷いはなかった。
括目せよ野郎ども及びプリンセスたち。
これが愛に生きる種族・ウェディの王子。
ウェナプリンスの生き様だ!!
ど、どうだ・・・!?
しゃああ!!おらぁあああ!!
ウケた!!やった!!やったぞぉぉ!!!
修羅場を無事切り抜けた僕。これは会場に集まった人たちの心もガッチリ掴めたでしょう!
プリンセスを始めとした、女性陣もウェディ男の魅力にメロメロなのは間違いありません!
満ち足りた表情で定位置に戻り、聴衆の反応を確認する僕。
ここで反応が良かった子をチェックしておき、このあとのフリートーク的な時間でアプローチを掛けにいくターゲットを選定しておくのです!完璧な立ち回りwwww
早速ログを確認していくと・・・
いました!!ばんばんちゃん!!
大衆の面前で「抱いて!」と感極まって叫ぶほど、僕の魅力にメロメロになっている様子!
これはもう確実にお持ち帰りコースでしょう!!そっこーで口説いて宿屋にしけこみましょう!!
完全にばんばんちゃんにロックオンした僕は、聴衆の中から彼女を探します。
えーっと、ばんばんちゃん・・・ばんばんちゃん・・・
・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ドワ男じゃねぇかぁー!!!!!
ガシャンッ!
※コントローラーを床に叩きつける音
しかも昨年のドワチャカプリンスさんじゃねーか!もっとこう・・・!プリンスとしての振舞いが・・・!!あるだろう!?
違う、違うんだ。
俺がほしい黄色の声援はプリンセスの甘い声援なんだ。
あすかさんは・・・!
あすかさんの反応はどうだ・・・!?
そこはかとなくドン引きじゃねーか!!
完全に女の敵のチャラホストでも見てるような感想だよ!ゴミを見る目だよ!
フォローを・・・!
サブろく先生、フォローを!!
実は先ほどから受賞者の自己紹介が終わるたびに、丁寧にフォローしてくれる名司会者のサブろく氏。きっとここで素晴らしいフォローコメントをくれて、あすかさんへの心象を回復させてくれることでしょう・・・!
どうでもいいっ!!!
いい仕事したった的な顔で、次のプリンス紹介に移るサブろく氏。(プロレス調)
その後もウェナプリンスの屍を越えて、各大陸のプリンス紹介が進んでいきます。
流石はプリンスたち、素晴らしい挨拶をこなしていきますが、中でも大人気だったのが、プクレットプリンスを2連覇した猛者、もやしさん。
愛くるしいスピーチで会場をラブリーな雰囲気に包みます。
ずるい、プクリポずるい。
これは流石のサブろく先生もフォローの必要がない完璧な自己紹介だったのではないでしょうか!?
突然、うつろな目で遠くを見てそう語るサブろく先生・・・。
可愛さがアイデンティティのプクリポにとって、可愛さで他者に負けるということは存在を否定されるに等しい。ひどい精神的ダメージを負ったに違いない。
大丈夫だよ、元気出してサブろく先生。
元からあなたそんなに可愛くない!
!?
お、おい!なにしてる!?
馬鹿な真似はやめっ・・・!!!
ああああああああぁぁぁ!!!!
サブろくぅぅぅ!!!!!
多分誰も見てなかったと思う。
これにて全ての出席者の自己紹介は終わりかと思いきや、この絶妙なタイミングで遅れて来たあの男がついに姿を現したようです。
爆死してもゲストが来たら即復活するプロ司会者。
きたぁぁぁあああ!!!
ドワ男にしてアストルティアイケメンピラミッドの頂点に立つ男。
ドワーフ族の英雄、タイチョーさん!!
完全に主人公なタイミングで登場したイケドワに、会場はこの日一番の盛り上がりを見せます。溢れる男前オーラ・・!!
そして、誰もが納得の作品「ドワーフワールド」の誕生秘話を話してくれました。
練りに練られたあの構成は、ルパン3世のテーマを聴きながらイメージを膨らませて構想したものらしい。試行錯誤の末に辿り着いた1枚。作品に込められた情熱の熱量が違う。
スピーチも変にウケを狙うことなく、作品に対する情熱とすでに来年に向けて構想を練り始めていることを真面目に、誠実に語っています。
あまりに真っすぐな男の真っすぐな想いに聴き入る観衆。
そんな彼を前に、もう餅をつくしかない僕たち。(そうだ、焼餅を焼こう)
タイチョーさんのスピーチが終わると、再び大きな拍手が!連覇頼むぞー!といった声援が!見事にトリを締めくくりました!!
鳴りやまぬ声援と拍手、タイチョーさんのスピーチで会場は今までにない一体感に包まれています。
そんな観衆を前に、自らの存在意義を問いただすサブろく氏。
サブろくさん頑張ったよ!!俺は見てたよ!!!
なんか上手いこと言わないと死ぬのか??
ここで今度こそ、2017年アスコン全受賞者のスピーチは終了。
最後はやっぱり主催者のサブろくさんが〆ます。
サブろくさん曰く、この1年の写真コンテストで贈られた王冠の数は69個。
それはすなわち、冠コレというイベントの規模の拡大を意味しています。
写真コンテストに情熱をかけているプレイヤーの中には、運良く王冠をゲット出来る人もいれば、何度挑戦しても獲れずに悔しい思いをしている人もたくさんいるはずです。
僕自身もそうでした。何時間も掛けて撮影した作品が、40選にも残らない悔しい思いを過去に経験してきました。
ただでさえ、大規模なプレイヤーイベントなのに加え、そのへんの配慮にも裏で大変な苦労があることでしょう。
だけど、今日集まった王冠を持つプレイヤーも、そうじゃないプレイヤーも。このイベントに参加して楽しい時間を過ごせていることは間違いありません。
だから・・・
ありがとう!そして、
来年も頼むぜ、サブろくさん!!!
いつかドラクエ10のサービスが終わる日が来たとき。
僕のドラクエ10の思い出の1ページには今日のことが刻まれていることだろう。
惨敗した合コンとして。
(女子フレンド獲得数=0人)
おしまい。
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プレイヤーイベント「冠コレ2017」へのいざない。
まさかこれは…!!
噂には聞いたことがある…!!
アスコンや写真コンテストに優勝すると貰える「スライムの冠」
その冠を纏いし者たちが一堂に会するプレイヤーイベントがあるらしい…。
リンク先を確認してみると、歴代アスコンプリンス&プリンセスたちの華やかな船上パーチーの写真がズラリ。
そう…つまりこれは…アストルティア最高峰の…
合コン!(確信)
このイベントに参加し麗しのプリンセスたちとフレンドになり、ムフフなティアライフを満喫するチャンス…!!これは参加するしかねぇ!!
そんな思惑のもと迎えた、イベント当日。
フレンドで初代オーグリードプリンスのグスタフさんに話を聞くと、すでに会場入り済とのこと。
合コンとはチーム戦である。
特に今回のように、不特定多数が集まる大規模合コンにおいては、単独で動くよりもチームで動いた方が遥かに有利…!!
ここは、エルコン&グスタフでタッグ組も。
ヴェリナードの蒼き剣とガートラントの紅き盾でいこ。
ふぁーーーwwww
モテそうwwww
実は、わたくしエルコン。こう見えても純情シャイボーイなところがあり、見知らぬ人が大勢集まるイベントは苦手なのです。
(コミュ障じゃねえよ!!?)
そんな中、フレンドでしかも第一回から参加しているであろうグスタフさんの存在が非常に心強い。
きっと初対面プレイヤーたちで会場はガチガチの雰囲気だろうから、まずは知り合いがいるアドバンテージを生かして場のイニシアチブを掌握し、モタつくライバルたち(=他のプリンスたち)を尻目に、速攻で一気に畳みかける・・・!!
完璧な作戦を引っ提げ、係の人の案内に従い会場を目指します。
この階段の先が会場。
さあ括目せよチェリーボーイたち。合コンという名の戦場において、数の有利を取った速攻の奇襲戦術がいかに恐ろしいかを教えてやる。
プリンセスは全て俺が頂く!!
え?なにこれ?イベント開始前なのにすでにみんなで白チャコミュニケーション??この人たちのコミュ能力は化物なの??
場を掌握するどころか、完全に高校入学直後に風邪を引いて長期欠席してクラスの輪に入り損ねた奴みたいになってる僕。
しかも、さすがアスコン受賞者の集まりだけあって、写真コンテストやTwitterの写真リツイートなどで頻繁に見かけるプレイヤー名がズラリ。
そんな彼らが白チャットでとても仲良さそうに会話してらっしゃる…。
なんということだ、この戦場において少数勢力はむしろ自分だったのだ。
ガチ写真勢やイベントプロ勢の百戦錬磨の猛獣たちが闊歩するフィールドに迷い込んだ哀れな子羊。
そんな子羊に出来る唯一の自衛手段は、お父さん羊に寄り添うことだけだった。
あの和気あいあいとした輪とそれを形成するプリンス&プリンセスたちが放つオーラが、
シャイボーイの僕にはピトーの円に見える。
まさかこれは…!!
噂には聞いたことがある…!!
アスコンや写真コンテストに優勝すると貰える「スライムの冠」
その冠を纏いし者たちが一堂に会するプレイヤーイベントがあるらしい…。
リンク先を確認してみると、歴代アスコンプリンス&プリンセスたちの華やかな船上パーチーの写真がズラリ。
そう…つまりこれは…アストルティア最高峰の…
合コン!(確信)
このイベントに参加し麗しのプリンセスたちとフレンドになり、ムフフなティアライフを満喫するチャンス…!!これは参加するしかねぇ!!
そんな思惑のもと迎えた、イベント当日。
フレンドで初代オーグリードプリンスのグスタフさんに話を聞くと、すでに会場入り済とのこと。
合コンとはチーム戦である。
特に今回のように、不特定多数が集まる大規模合コンにおいては、単独で動くよりもチームで動いた方が遥かに有利…!!
ここは、エルコン&グスタフでタッグ組も。
ヴェリナードの蒼き剣とガートラントの紅き盾でいこ。
ふぁーーーwwww
モテそうwwww
実は、わたくしエルコン。こう見えても純情シャイボーイなところがあり、見知らぬ人が大勢集まるイベントは苦手なのです。
(コミュ障じゃねえよ!!?)
そんな中、フレンドでしかも第一回から参加しているであろうグスタフさんの存在が非常に心強い。
きっと初対面プレイヤーたちで会場はガチガチの雰囲気だろうから、まずは知り合いがいるアドバンテージを生かして場のイニシアチブを掌握し、モタつくライバルたち(=他のプリンスたち)を尻目に、速攻で一気に畳みかける・・・!!
完璧な作戦を引っ提げ、係の人の案内に従い会場を目指します。
この階段の先が会場。
さあ括目せよチェリーボーイたち。合コンという名の戦場において、数の有利を取った速攻の奇襲戦術がいかに恐ろしいかを教えてやる。
プリンセスは全て俺が頂く!!
めっちゃ会場あったまってる
え?なにこれ?イベント開始前なのにすでにみんなで白チャコミュニケーション??この人たちのコミュ能力は化物なの??
場を掌握するどころか、完全に高校入学直後に風邪を引いて長期欠席してクラスの輪に入り損ねた奴みたいになってる僕。
しかも、さすがアスコン受賞者の集まりだけあって、写真コンテストやTwitterの写真リツイートなどで頻繁に見かけるプレイヤー名がズラリ。
そんな彼らが白チャットでとても仲良さそうに会話してらっしゃる…。
なんということだ、この戦場において少数勢力はむしろ自分だったのだ。
ガチ写真勢やイベントプロ勢の百戦錬磨の猛獣たちが闊歩するフィールドに迷い込んだ哀れな子羊。
そんな子羊に出来る唯一の自衛手段は、お父さん羊に寄り添うことだけだった。
スッ…
あの和気あいあいとした輪とそれを形成するプリンス&プリンセスたちが放つオーラが、
シャイボーイの僕にはピトーの円に見える。
こうして、いよいよ幕を開ける「冠コレ」
主催者のサブろくさんから開会の挨拶と本イベントの説明が行われます。
まずは、、、
!?
完全に不意を突かれる形で奇襲を掛けられ、なす術なく衆目に晒されることに。
せめてもの抵抗で、オガ子さんの後ろに隠れる僕。(小物感)
司会者の口から紡がれる無慈悲の進行。
この「何か一言」というワードには、「面白いことを」というワードが隠されていることを僕は知っている。
「お前らプリンセスとプリンスなんだからイベント開幕で場を沸かせるような面白い自己紹介しろよ?あ?わかってんのか??」という無言の圧力が込められているのだ…!!
それを察してか、驚き戸惑うプリンス&プリンセスたち。
&まだこの場において白チャットを1回も発していない僕。
そこはかとなく、してやったり顔のサブろく氏。
しかし、彼とて鬼畜プクリポではなかった。我々がスピーチを考えるあいだ、自ら小話をして時間を稼いでくれるという名司会者っぷり。サブろくさん…!!
サブろくさんが小話で場をつないでいる間に、頭をフル回転させてスピーチを考えていきますが、極度の緊張でありきたりなものしか思い浮かばず時間だけが過ぎていきました。
なお、小話は大うけ。
あんたがウケてどーすんだ!!!
結果的に、俺たちのハードルが上がっただけじゃねーか!!!
ちなみに、サブろく氏のアナウンスが間違っており、「レンダーシアプリンセス」ではなく、「アストルティアプリンセス」なのですが…。
司会者のミスアナウンスをさらりとフォローするオスカー女優っぷり。
他人のフォローどころじゃない僕。(自分を守るのに必死)
そこからは彼女の作品らしい奥ゆかしい自己紹介が進んでいき、その魅力に会場は拍手喝采。さすがはプリンセス、上々な滑り出しとなりました。
おい!!やめろ!!アスコン応募作のポエムについて触れるのはやめて差し上げろ!!
アストルティアにおける暗黙のルールを平然と破っていく鬼畜司会者。
その後もプリンセスたちの自己紹介が進んでいき、
ラストは「薫風の女騎士」という作品でレンダーシアプリンスに輝いた、褐色美少女剣士のレオネさんで女性陣の自己紹介は無事終了。温かな拍手が巻き起こります。
聴衆の面前で堂々とゲストに手を出そうとする司会者。
プリンセスの紹介が終わったので、次はいよいよプリンスのターン…
!!
ナイス提案!時間も押してるしここは全体の進行を優先して、プリンスはなしでいk…
どうして諦めるんだそこでぇぇぇ!!
こうして、無情にも始まるプリンス紹介パート。
本来であれば、総合優勝のタイチョーさんがトップバッターを務めるはずですが、諸事情により遅れているとのこと。
また、オーグリードプリンスの方も今回は無念の不参加となったらしく、、、
トップバッター俺氏。
き、きた。
遂にこのときが…!!
俺も男だ、覚悟を決めよう。
前に呼ばれてからここまで頭をフル回転して導き出した結論。
他の受賞者のようにその場でチャットを打ち込むのではなく、定型文連打で一気にケリをつけにいく作戦。
テイストは、かしこまった真面目系を捨て、ウェディ男らしさを前面に押し出したチャラ男テイスト。
スベるのを恐れて真面目な挨拶で盛り上がりを欠くよりも、一か八かウケを狙いに行く。
・・・逃げたくない。
同じスベるならば、前のめりに。
例えそれで一生ものの精神傷を負うことになろうと・・・
背中の傷は剣士の恥だ!!
歩き出すその背中に、もう迷いはなかった。
括目せよ野郎ども及びプリンセスたち。
これが愛に生きる種族・ウェディの王子。
ウェナプリンスの生き様だ!!
よろしくです!!(ビシィッ!)
ど、どうだ・・・!?
しゃああ!!おらぁあああ!!
ウケた!!やった!!やったぞぉぉ!!!
修羅場を無事切り抜けた僕。これは会場に集まった人たちの心もガッチリ掴めたでしょう!
プリンセスを始めとした、女性陣もウェディ男の魅力にメロメロなのは間違いありません!
満ち足りた表情で定位置に戻り、聴衆の反応を確認する僕。
ここで反応が良かった子をチェックしておき、このあとのフリートーク的な時間でアプローチを掛けにいくターゲットを選定しておくのです!完璧な立ち回りwwww
早速ログを確認していくと・・・
いました!!ばんばんちゃん!!
大衆の面前で「抱いて!」と感極まって叫ぶほど、僕の魅力にメロメロになっている様子!
これはもう確実にお持ち帰りコースでしょう!!そっこーで口説いて宿屋にしけこみましょう!!
完全にばんばんちゃんにロックオンした僕は、聴衆の中から彼女を探します。
えーっと、ばんばんちゃん・・・ばんばんちゃん・・・
・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(二度見)
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ドワ男じゃねぇかぁー!!!!!
ガシャンッ!
※コントローラーを床に叩きつける音
しかも昨年のドワチャカプリンスさんじゃねーか!もっとこう・・・!プリンスとしての振舞いが・・・!!あるだろう!?
違う、違うんだ。
俺がほしい黄色の声援はプリンセスの甘い声援なんだ。
あすかさんは・・・!
あすかさんの反応はどうだ・・・!?
そこはかとなくドン引きじゃねーか!!
完全に女の敵のチャラホストでも見てるような感想だよ!ゴミを見る目だよ!
フォローを・・・!
サブろく先生、フォローを!!
実は先ほどから受賞者の自己紹介が終わるたびに、丁寧にフォローしてくれる名司会者のサブろく氏。きっとここで素晴らしいフォローコメントをくれて、あすかさんへの心象を回復させてくれることでしょう・・・!
どうでもいいっ!!!
いい仕事したった的な顔で、次のプリンス紹介に移るサブろく氏。(プロレス調)
その後もウェナプリンスの屍を越えて、各大陸のプリンス紹介が進んでいきます。
流石はプリンスたち、素晴らしい挨拶をこなしていきますが、中でも大人気だったのが、プクレットプリンスを2連覇した猛者、もやしさん。
愛くるしいスピーチで会場をラブリーな雰囲気に包みます。
ずるい、プクリポずるい。
これは流石のサブろく先生もフォローの必要がない完璧な自己紹介だったのではないでしょうか!?
突然、うつろな目で遠くを見てそう語るサブろく先生・・・。
可愛さがアイデンティティのプクリポにとって、可愛さで他者に負けるということは存在を否定されるに等しい。ひどい精神的ダメージを負ったに違いない。
大丈夫だよ、元気出してサブろく先生。
元からあなたそんなに可愛くない!
!?
お、おい!なにしてる!?
馬鹿な真似はやめっ・・・!!!
ああああああああぁぁぁ!!!!
サブろくぅぅぅ!!!!!
多分誰も見てなかったと思う。
これにて全ての出席者の自己紹介は終わりかと思いきや、この絶妙なタイミングで遅れて来たあの男がついに姿を現したようです。
爆死してもゲストが来たら即復活するプロ司会者。
きたぁぁぁあああ!!!
ドワ男にしてアストルティアイケメンピラミッドの頂点に立つ男。
ドワーフ族の英雄、タイチョーさん!!
完全に主人公なタイミングで登場したイケドワに、会場はこの日一番の盛り上がりを見せます。溢れる男前オーラ・・!!
そして、誰もが納得の作品「ドワーフワールド」の誕生秘話を話してくれました。
練りに練られたあの構成は、ルパン3世のテーマを聴きながらイメージを膨らませて構想したものらしい。試行錯誤の末に辿り着いた1枚。作品に込められた情熱の熱量が違う。
スピーチも変にウケを狙うことなく、作品に対する情熱とすでに来年に向けて構想を練り始めていることを真面目に、誠実に語っています。
あまりに真っすぐな男の真っすぐな想いに聴き入る観衆。
そんな彼を前に、もう餅をつくしかない僕たち。(そうだ、焼餅を焼こう)
タイチョーさんのスピーチが終わると、再び大きな拍手が!連覇頼むぞー!といった声援が!見事にトリを締めくくりました!!
鳴りやまぬ声援と拍手、タイチョーさんのスピーチで会場は今までにない一体感に包まれています。
そんな観衆を前に、自らの存在意義を問いただすサブろく氏。
サブろくさん頑張ったよ!!俺は見てたよ!!!
なんか上手いこと言わないと死ぬのか??
ここで今度こそ、2017年アスコン全受賞者のスピーチは終了。
最後はやっぱり主催者のサブろくさんが〆ます。
サブろくさん曰く、この1年の写真コンテストで贈られた王冠の数は69個。
それはすなわち、冠コレというイベントの規模の拡大を意味しています。
写真コンテストに情熱をかけているプレイヤーの中には、運良く王冠をゲット出来る人もいれば、何度挑戦しても獲れずに悔しい思いをしている人もたくさんいるはずです。
僕自身もそうでした。何時間も掛けて撮影した作品が、40選にも残らない悔しい思いを過去に経験してきました。
ただでさえ、大規模なプレイヤーイベントなのに加え、そのへんの配慮にも裏で大変な苦労があることでしょう。
だけど、今日集まった王冠を持つプレイヤーも、そうじゃないプレイヤーも。このイベントに参加して楽しい時間を過ごせていることは間違いありません。
だから・・・
ありがとう!そして、
来年も頼むぜ、サブろくさん!!!
いつかドラクエ10のサービスが終わる日が来たとき。
僕のドラクエ10の思い出の1ページには今日のことが刻まれていることだろう。
惨敗した合コンとして。
(女子フレンド獲得数=0人)
おしまい。
ドラゴンクエストXランキング