キャプチャ8
まず、今回の装備はかなり尖った装備にしてきたなという印象。

この装備が最も輝くのは、会心率下降補正なしで会心判定が1ターンに4回あるペチマス。明らかにダークキングⅣの難易度緩和を意識した装備となっている。

キャプチャ9
ただ、風虎セットから攻撃力が5ポイント下がり、虎の子のコマンド短縮も失われている。

果たしてどちらが強いのか。

与ダメージ期待値を計算してみることにする。


想定敵は、ペチマスが最も活躍できるダークキングⅣ。
キャプチャ10
破毒&アヌビスを付けると想定したLv96ステータスは上記の通り。(忠誠は個人的な趣味。計算結果への影響は軽微。)
 
スキルセットは、
180 不死鳥天舞Ⅲ
170 こうげき8
160 会心1%
が最も効率が良い。

スライム8%ベルトを装備していると想定。

装備の会心率は、緑の錬金石を考慮して4.8%で計算する。


Aペチのダメージ期待値
風虎 716ポイント
トーテム 796ポイント

与ダメージに関しては、風虎セットから80ポイント上昇した。

また、不死鳥天舞の会心率アップ効果の影響化のダメージ期待値も同様に計算する。

不死鳥天舞下でのダメージ期待値
風虎 856ポイント
トーテム 965ポイント
※会心率の上昇量が+15%とした場合

会心アップ状態ではトーテムがさらに伸びて、109ポイント上昇に。

この上昇分が、風虎ターン短縮の恩恵を上回るか否かが焦点となる。


Lv96バトルマスターのすばやさは、
風虎セット 392ポイント
トーテムセット 395ポイント
※錬金・カード・宝珠上昇分はなしとする

すばやさによるコマンド間隔は、
風虎セット 5.66秒
トーテムセット 5.65秒

風虎のコマンド短縮の処理にはすばやさ反映前の基礎値からマイナスなど諸説あるが、今回は風虎に有利となる0.5秒そのまま短縮という前提で計算。

最終的なコマンド間隔を、
風虎セット 5.16秒
トーテムセット 5.65秒
に設定する。

1秒あたりの与ダメージは、
風虎 138.75
トーテム 140.88
風虎(不死鳥)165.89
トーテム(不死鳥)170.79

計算上のDPSは、わずかにトーテムセットの方が高くなる。


次は、錬金45・カード15・宝珠30で合計90ポイントすばやさを上げた場合。

コマンド間隔
風虎セット 4.85秒
トーテムセット 5.34秒

1秒あたりの与ダメージ
風虎 147.62
トーテム 149.06
風虎(不死鳥)176.49
トーテム(不死鳥)180.71

すばやさ特化の場合でも、トーテムセットに軍配があがる。



ここで計算しているDPSは、一切のロスなく攻撃を続けたと仮定した場合の数字。

実際の戦闘でのダメージ効率は、コマンド猶予時間という要素も加わってくる。

コマンド猶予時間とは、コマンド選択を何秒以内に行えばDPSにロスが出ないかという考え方。

コマンド間隔-モーション硬直時間=コマンド猶予時間としている。


隼改二刀流はモーション硬直時間が非常に長い。

キャプチャ6
キャプチャ7
実測値ではやぶさ斬りの硬直が約1.5秒なのに対し、隼二刀流Aペチは3.4秒。

準備時間0秒のためターンは早く回せるが、実は天下無双や渾身斬り並みに硬直時間は長い


各装備ごとのコマンド猶予時間は、
風虎セット×隼改二刀流 1.76秒
トーテムセット×隼改二刀流 2.25秒

ロスなくターンを回すためには、理論上、この時間内にコマンド確定を行っていく必要がある。コマンド猶予時間が短いほどロスが生まれやすく、実戦DPSは計算上DPSから乖離していく。


ダークキングⅣは、はどう警戒やエンド離脱などでコマンド出来ないシーンが一定時間出てくる。

基本的に強敵との戦闘であればあるほど、コマンド猶予時間が削られていく。

そういった場合はロスが生まれやすい戦闘になるので、風虎セット効果によるコマンド間隔短縮の恩恵は薄くなると言えるだろう。

 
トーテムセットの方がコマンド猶予時間に余裕があり、ロスが生まれにくい。(計算上DPSからの乖離が少なくなる)


また、隼改二刀流Aペチはモーション硬直が長いがために、ターンが貯まっている状態で3回攻撃するのに掛かる時間は風虎でもそれ以外の装備でもほぼ同じになる。
(モーション硬直のあいだに次のターンが貯まってしまうため/実測検証済み)

トーテムの場合は特に、ガジェットなどのラッシュタイム突入前にはターンを貯めておきたい。

ちなみにターンが貯まっている状態でも4回目の攻撃を完了するまでに掛かる時間は、風虎セットの方が0.5秒早い。(実測検証済み)

以上より、回避行動を優先しつつ、殴れるときにまとめて殴るという立ち回りになるダクキンⅣ戦においては、コマンド間隔短縮を失うデメリットよりも、制限される手数の威力が上がるメリットのほうが基本的には大きいと考えていいだろう。

棒立ちでいけるような弱い敵との戦闘でも、基礎DPSはトーテムが上なので、ペチマスは買い替え推奨。



では、それ以外の職ではどうか。

トーテムセットは会心に特化された防具なので、会心率に下降補正が掛かるその他のアタッカーでは性能を引き出すことが出来ない。

両手剣バトマス=渾身斬りの会心率は2分の1補正。単発のため会心判定は1回。

短剣踊り子=タナトスハントの会心率は2分の1補正。左手追加攻撃は会心が発生しない。また、会心発生時にダメージカンストしやすいため、会心ダメージアップの恩恵も薄い。

爪まもの使い=タイガークローの会心率は4分の1補正。会心判定3回。硬直モーションは短めなのでコマンド短縮と相性が良い。
 
ムチまもの使い=双竜打ちの会心率は2分の1補正。会心判定2回。特技の基礎倍率が高いので風虎攻撃5の恩恵も大きい。

これらの職や武器では、引き続き風虎セットが活躍するだろう。


ということで、新防具「トーテムセット」は、ガチでペチマスをやりたい人はマストバイ級の神防具。

強化された両手剣で遊ぶ場合や、その他のアタッカー職をやる人は風虎セットが現役続行。

両方やりたい人は装備枠圧迫で苦しめばいいと思う。


僕です。

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