2010年06月21日

DropboxでPCやWindowsMobileとファイル同期する

dropbox_cloudfiles_00
 Dropboxというファイル同期のサービスがあります。オンラインストレージを利用して同期したいファイルをアップロード、別のPCとファイルを同期するというモノです。同期は自動的に行われる為、ユーザーは特に意識する事なく、どのPCでも同じファイルを編集しているかのような体験が出来るのも素晴らしい点です。
 それに伴ったデメリットも多々ありますが、その辺りは検索してみると色々と出てくると思いますので、ここで詳しくは述べません。長くなりますしね。

 今回は、このDropboxをWindowsMobileで使えるようにする事と、それによる利点について書いてみます。



※注意
 今回の記事でスマートフォンという言葉を多用しますが、これはiPhoneから始まった最近のスマートフォンというより、それ以前のスマートフォンやPDAなど仕事向けの端末の事を指す場合が多いです。もちろん、最近のスマートフォンに当てはまる事を書いていますが、念のため。


 とりあえずDropboxを既に使っている事を前提に「WindowsMobileでもPCみたいにDropboxが使えれば良いのに」と思っている人向けにご紹介します。

 今回使うのはCloudFilesというソフトです。このソフトは有料(6.99ドル)なんですが、7日間は無料で使えます。そして、その7日間ですっかり虜になってしまいました。どういった点が使いやすいのか、説明していきたいと思います。
 なお、CloudFilesの詳細については以下のサイトが詳しいです。

Windows Phone 用 Dropbox クライアント CloudFiles
http://blogs.shintak.info/archive/2010/05/13/52549.aspx

ももだんごはん: CloudFilesを使ってみた
http://peach2red.blogspot.com/2010/05/cloudfiles.html

Ruttensoft's CloudFiles - with Dropbox
http://www.ruttensoft.com/


◆直接Dropbox上のデータを編集する感覚
 通常、PC版のDropboxではDropboxで同期しているファイルを全てPC上にコピーしてしまいます。しかし、CloudFilesではそのような事はしません。この仕様の違いはどうかと思ったりもしましたが、スマートフォンを取り巻く環境を考えれば当然の選択だと思いました。
 では、データの取得や編集はどのように行われるか。まずCloudFilesでDropboxにログインすると、Dropboxのサーバーにアクセスされます。あとは目的のファイルをクリックしてどうしたいかを選択すればOKです。
 一例を挙げると、テキストファイルを選択した場合、Editを選べばCloudFilesが該当のファイルをダウンロードしてエディタが起動されます。編集してエディタを閉じれば、アップデートするか(Saveするか)と聞かれるのでアップロードしてください。これでテキストが同期されます。次にPCなどのDropboxが入っている端末を立ち上げたとき、Dropboxは自動的に更新されたテキストを読み込みます。これで意識することなく常に最新のテキストを使うことが出来ます。

◆フラッシュメモリやアップローダとの違い
 フラッシュメモリやアップローダとあまり変わらないのではないか? そう思うかもしれませんが、こればかりは実際に使ってみないとわからない部分かもしれません。私自身、いろいろなオンラインストレージやメディアを使ってきましたが、Dropboxの利便性はそれらを格段に上回りました。
 まず、手ぶらでよいという点があります。端末がネットに繋がっていれば良いので、何かを持ち運ぶ必要はありません。メディアを持ち歩いていた時は、いちいちメディアを挿したり抜いたりするのが面倒だったのと、持ち運びに気を使うのが煩わしかったです。また、忘れる事もあって、その日一日不便に過ごす事もありました。
 次に、意識しないで良いという点があります。同期はファイルが更新されたタイミングで自動的に行われるので設定さえ上手くやれば、どの端末でも全く同じ手順で同じファイルを扱うことが出来ます。しかも、ファイルは一元管理されるので、どのファイルが最新なのかやファイルのコピーなどについて悩む必要は一切ありません。
 これらは小さな利点に思えるかもしれませんが、実際に使ってみると、とても便利である事がわかります。

◆使い勝手の良い点と悪い点
 意識せずに同期されるとはいえ、ネットワークを使った同期である以上、巨大なファイルの同期には時間がかかり、意識せざるをえません。とはいえ、そのようなファイルを同期する場合は、ファイルの受け渡しや移動がメインになるかと思いますので、リアルタイム性や無意識の同期というのは必要無いようにも思えます。
 逆にテキストファイルのような軽いファイルであれば殆ど一瞬で同期されるので、本当に無意識に使うことが出来ます。一番便利なのはメモを同期する事で、ちょっとした事をメモする事でDropboxが使える全ての端末でそのメモを共有する事が出来ます。
 今までスマートフォンやPDAは、手帳などのユーザーの仕事や生活をサポートする役割を期待されていながら、どことなく使い勝手が悪いモノでした。しかし、DropboxのようなサービスによってPCなどとの連携がスムーズになり、本当の意味で便利な人間の為のサポートツールとなりました。
 これにより、昔に挫折したスマートフォンとPCによるスケジュールやメモの一元管理を可能とし、手帳無し生活という目標がより現実的になったように思います。

◆他のソフトや端末
 WindowsMobile用のDropboxクライアントはDroppedBoxxというのがフリーで使えるようです。ただ、自分のWindowsMobile5.0では使えなかったので試せていません。6.0などのバージョンをお持ちの方は、こちらを試してみるのも良いと思います。
 また、AndroidやiPhoneのような今話題の端末なら、Dropbox公式のクライアントが存在するようなので、そちらを使ってみるのも良いかもしれません。また、WindowsMobile向けも今後増えていく可能性があります。
 待てる方は、もう暫く待ってみたり、端末の乗り換えなどを検討してみるのも良いと思います。

◆同期サービスはこれからが本番
 Dropboxとにたようなサービスもどんどん増えていますし、マイクロソフトも同期関係のサービスを改良しており、世間ではどんどん同期サービスが充実しつつあります。Google、Apple、Microsoftは自社でOSや端末を出しているので、今後より自然に同期するサービスを提供してくれる可能性もあります。
 PDAやスマートフォンが登場してもう大分経ちますが、ようやくITの利点をフルに活かした便利な時代になりそうです。


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electricguest at 05:39│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!クラウド | スマートフォン

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