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ゆるく、ゆるーくありたいものです

麻婆のきもち、豆腐のこころ

  • 2018年05月29日
先日、ある中華料理店で麻婆豆腐を食べた。
普通、中辛、大辛、激辛、地獄辛という5段階があり、そこそこ辛党な自負もあったのでこちら二人は大辛を注文した。
程なくして真っ赤な麻婆豆腐が出てきた。
山椒のにおいがあたりに立ち込める。口に入れないでも分かる。これは、ものすごく辛いやつだ。
ひとさじ口に入れて意識が真っ白にになる。
黒人の軍人に本気で殴られたような衝撃。火花が出た。辛い。これまで食べた料理の中で間違いなく一番辛い。しかし、舌の痛みの中に本当に工夫された味付けも感じる。
これここまで辛くなければ結構美味い筈、なのはよくわかる。しかし痛い、豆腐が通過した部位が悲鳴を上げている。
目を回しながらなんとか完食したが、一緒にいった同輩は残していた。

その後しばらく具合の悪い時間が続いた。
胃腸は荒れまくり、喉は枯れて、弱った喉から風邪に感染したのか、数日寝込んだ。
本当にそれくらい辛かった。
大辛に挑戦した自分を悔いた。

それからしばらくしてまた同じ店に入り麻婆
豆腐を注文した。今回は「普通」で。
「普通」もそこそこ辛い。「うまから」というジャンルがあるが、そのカテゴリーギリギリ上限の辛さ。要するに、あと少しでも辛かったら暴力、まあそれくらい辛かったが、今回はちゃんと美味さを堪能することができた。



人間はまじ難しいな、と思うことがあった。

本当は根本に真心がある筈なのに、スパイスの加減を間違えたり余計な味を足してしまったがために結果暴力になってしまうこと、
が、ある。

DVなんかもその類かもしれない。
受け入れると痛みや負荷が伴うから受け入れるわけにはいかない。向こうとしては誠意や善意や愛情が根にあるのに、こちらからしたらただ迷惑なこと。ネットワークビジネスの勧誘とか。
綺麗だからといって薔薇を押し付けられれば怪我する。
こういう事態が人間関係に起こるとただただ厄介で、関わったやつみんなが頭を抱える羽目になる。
そんなことがあるから人間はまじ難しい。

人間が難しい日の斜陽が少しきれいで、消化できない気持ちは足枷のように重い。
時間は本当は何も解決してくれない。ただ、時間によって解決をする必要がなくなるだけだ。

そんなことを考えているうちに夜がきて朝になった。解ける目処のない因数分解に、まだ立ち止まっている。
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ほうれんそうそうそんなかんじ

  • 2018年05月26日
圧倒的にUI考えたり作ったりしている時間が多い。XDに慣れてきたところでsketch+zeplinの組み合わせに惚れる。
結果、規模感でXDとsketchの使い分けをするようになった。小規模なサイトやワイヤーなんかは前者、細かなUIまで詰めるようなのはsketchが向いているんだろうという所感。

グラフィック描く仕事も増えてきたのでしばらく眠っていたペンタブを起こした。自分には結局何が向いているのだろう。分かりかけては分からなくなるのを繰り返している局面。それならUIだろうがグラフィックだろうがコードだろうが描くしかない。見えない以上がむしゃらにやってる。

と、ここまでが4月中に書いた文章。

5月は4月以上に締切に追われていた。
強い負荷の中でこそ道筋が見える。チューブを潰せば中身がどっからか溢れるみたいに、次に取る歩も思いついた。蠢き出した。

設計図通りに言われたものを組み立てることをクリエイティブとは言わない。セオリーの踏襲は大事だけれどセオリーから思考停止して脱却できないならそれも同じだ。組み立てればいいというわけではないものの、壊せばいいというわけでもない。小手先のテクニックで片付いたりヤケクソにぶっ壊すわけでもない。なんというか絶妙にイケてるものなんだと思う。

嫁が思いつきで、ほうれん草を鶏ガラでどうこうしてみたらめちゃめちゃおいしかった。
ちょうどそう、そんな感じがそれだ。
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  • 22:09 |

緩い春

  • 2018年03月16日
35歳になりました。
連絡くれた皆さんありがとうございます。毎年誕生日の翌日は確定申告に追われていました。今年もまあなんとかなったはず。



人生設計を話しあう機会は多く、そしてそれ以上に生活設計を話しあう機会が多い。結婚をひとつの事業だと捉えればまだしばらくはひたすらブレストの時期で理想を共有し続けられたらと思う。
少なくとも事業(生活)は転がっているのだからタイミングを見てできるものから着手。
引っ越して半年、家財も充実した。google homeにテレビ、エアコン、照明、電気カーペットを制御させてみた。時折便利。chromecastとfire TVをつないだ影響でドラマやアニメを観る習慣がついた。

結婚式というそこそこ大きいプロジェクトが年明けから会場選びをはじめたものの、いきなり苦戦した。そして今後も決めるべきものが多い点を考えると若干気が滅入った。口論することはないけど議論するものが果てしなく多い。

そして自分も嫁も慣れがないので正解が導きづらい。なるほど、結婚式が離婚の原因となるケースも想像できなくない。そんな折「フリーのウェディングプランナーに相談するといいらしい」という情報を耳にして伝手を使ってお願いしてみた。
結果、候補のピックアップからタイムスケジュールの作成、衣装の相談、そのほか随所まで対応して頂いて、プロジェクトが可視化できた気がする。
プロってすげえ。
重要なことでこちらに知見がないものは徒手空拳で臨むよりプロに相談したほうが100倍いいな。



家の周りの並木もいい色になってきた。
歩いてみると享徳の乱の合戦場なんかがあった。団地の公園の隣に碑が立っている。昔殺しあっていた場所が今子供の遊び場になっているというのはとてもいいことのように思える。



手賀沼ー横浜間の距離を案内するインフォグラフィックパネルをつくりました。活躍してくれたようで何より。

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The end of company ジエン社「物の所有を学ぶ庭」

  • 2018年03月05日
公演のチラシを作ったのです。

ジエン社は前作もチラシを作らせてもらったが今回はまじで苦戦した。苦戦の理由はいろいろある。考えてみると苦戦のない案件なんていままでない。多分一生、苦戦と焦燥感からは逃れられなくて、到達や達成を感じたら廃業する気がする。

演劇をはじめ文化的な案件をいただけるのは嬉しいことだ。役者として舞台に立たなくなって10年経つが、それでも案件のおかげで「現場」を感じさせてもらえる。案件の請求に対して入金が確認できたときの快感みたいな感覚はあるが、納品したものの品質をちゃんと感じられたときもやっぱり最高だと思う。

やまけんと牡蠣鍋を食いに行った。
やっぱり演劇の話はあんましなかった。

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幸福なインソムニア

  • 2018年02月17日
神里さんが岸田賞受賞というニュースを受けて、初めて最終選考にノミネートした9年前のことを思い出した。

何かとうまくいかなかった生活を神里さんにチャットで伝えたら長渕の動画を送ってきてくれた。あれが多分それくらいの時期。9年も経ったのか。相変わらず神里さんとは連絡をとっていて、たまに飲む。受賞作は京都まで観に行った。次会えたらまた美味い酒が飲めそうだ。

寝室にテレビを置いた。デジタルスピーカーとクロームキャストをつなげたので、心地よい音でyoutubeが視聴できるようになった。 さんまのからくりTVの動画で笑い疲れた嫁が寝付いたところ。

寝るためにきれいな音楽をかけてみているが幸いなことに、全然眠れない。朝まで音楽を聴いていたいというのは、素敵な夜だと思う。

https://youtu.be/FSoyIF0pkvQ

いつか 抱いた夢 花 貴方の声まで
満ちあふれたもの全て消えても
逢いたいと思ったら
ねぇ いつか闇の果て 心の奥にいても
溢れる陽を 思い出したら
「帰ろう」と貴方から言って
帰るわ
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Tatsuo Okazaki

「いい会社」elegirlという会社を経営しています。主たる事業は広告ですが、音楽事業 elegirl labelや演劇制作など、気ままに色々やってます。プロフィール詳細はこちら。デザイナー、DJとしての活動概要はこちら


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