韓国の一大イベント、「旧正月」の連休が終わり〜

私の旧正月の日にやることと言えば、もう、心が無になるくらい毎年同じ。

早朝出発、義両親・義兄の家族・うちの家族総出で、

義父の一番目の兄宅で祭壇に向かい先祖への挨拶(茶礼チャレ)をして、
二番目兄宅に挨拶、
三番目兄宅に挨拶、
義母の実家に挨拶、
近所の親しい家に挨拶・・・・
(義父は4番目の末っ子)

ちなみに義父の三人の兄は全員亡くなっているので、その奥さんや子供家族が集まっている席に訪問するのです。夫のいとこたちですね。
この親戚たちは皆、亡くなった親(=義父の兄たち)のために各お宅で茶礼を執り行いますが、うちはまだ義父も義母も生きておられて茶礼をしないから、うちだけこのように挨拶回りをやってます。

連休明けに出勤すると、ガイド先輩の中には口にヘルペスができている人がいたり、疲れきった顔をしていたり。
皆さん姑の立場だったり嫁の立場だったりするんですけど、それぞれが大変だったご様子。

んで私が
「うちは毎年、義父の長兄宅にて茶礼を行います。長兄夫婦は亡くなってるから、その長男のお宅ですが。祭壇のお料理はそこの奥さん(=夫のいとこの奥さん)が全部やっておいてくれます」

て話したら、一人の先輩が叫んだ。

「?!亡くなった伯父さんの息子の家だよね?そこにアンタたち全員行くの?」

「はい、義両親も、義兄一家も、うち一家も全員・・・」

「何てこと!!そこの奥さんどんだけ大変か!代表で2人くらい行って茶礼してくればいいものを、大人数で押しかけるなんて!」

この50代の先輩は、お正月に実家に帰ってくる夫の兄弟が6人もいる、迎える側のお嫁さんの立場。
料理も準備も全部一人でやったというから、その大変さが身に染みて分かるのでしょう。

私「だから義母は、その奥さんにお金を渡してますよ〜」

「お金いらないから来ない方がいい!!」
って叫んでました。先輩、かなりお疲れなようだ。

でもこの先輩の言うことが一般的には常識的なのです。
私も正直に言ってしまうと、顔もしらない夫の先祖のために朝早くから幼い子供を連れて全員で行くの大変だな。義両親や夫だけ行ってはダメだろうか。
って思ったりもするけれど、義両親は行かなくていいって言ったことがないし、こーいうのも嫁仕事だと世の中の女性は皆やっているわけで。

また、この義父の長兄宅では「義父の両親」の茶礼と「義父の長兄」の茶礼を行います。
長兄の茶礼はその家の父の分だからともかく、義父の両親の分は末息子とは言えども生き残っている我が義父がやるべきこと。

「長兄の家だからといって、未だ甥に任せているあなたの義父は、ちょっと違うと思う。」
先輩にこのように指摘を受け、初めて「言われてみると、それも一理ある」と気がつきました。私が結婚した時から当たり前のように今の形態だったし、考えてもみなかったのです。

嫁の私がその辺の事情について義両親に口出しするわけはありませんが、夫にだけ話してみたところ、夫もかつて同じことを思って父に言ったそうなんです。
すると義父は
「長兄の息子(つまり本家扱い)なんだからそこでやるのは当たり前だ!何も分かってないくせに口出しするな」
と怒ったそう。

そりゃ、親戚同士、お互いが同意していることなら別になんだっていいでしょうけど・・・

女性は夫の方に行かねばならないので、自分の先祖側は参加できない。夫の家ではすごく仕事がある。
そういった女性の負担や、また迎える側訪問側がお互いに大変な行事だけに、疎ましく思われてる部分も否めません。
指摘した先輩は
「私が逝く時は、一切の祭礼を無くす!子供たちに苦労をかける意味なし!」
と男前に宣言していました。

昔はこういう日は特別なご馳走が祭壇に並んでみんなで食べるのが楽しみだったようですが、この豊かになった時代、逆にこのようなお料理は好まれず余るくらいです。
今でもかなり簡素化してる傾向だし、時代とともに徐々に少なくなっているくのではなかろうかと私は思っています。
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