義父の腕には、小さい刺青がある。

刺青・・・?というか、どちらかというと「落書き」に近いなぁと薄々思ってて、この前たずねてみたところ

義父「中学1年の時に自分で書いた

ほーら!!
やっぱ落書きやったやん!

と思ったという話です。

黒い字が二文字。
60年くらい経ってるからか、最初から下手くそだったのか、ぼやっとしていてハッキリと分からないが、義父曰く「忍耐 と書いたと思う。」
思う・・・って、自分でも不確実なのですかい?と心中ツッコミながらよく見ると、そう言われると確かに「忍耐」に見えます。

何を思ってこんなことをしたのかというと、義父が中1当時、はやっていたんですね。
「針に糸をグルグルに巻きつけ、その糸に墨汁を染みこませる。その針で下書きを点々と刺していくと墨汁が糸から皮膚に入るんだ」
という説明を受けましたがイマイチ理解できず。というかそれより、ウッワー痛そー!!と思いっきりドン引きしたら、義父は
「そんなに痛くない。ちょっとチクチクするだけ」
さすが、忍耐を刻むことだけのことはある。※尊敬はできません

しかも、「忍耐」の周りに数個の点が散らばってて、これは義父が彫ってる最中に友達がふざけて手出しをしてくるので、失敗して周りを突き刺してしまったのだそうです。それってきっと、義父もその友達に同じことやってるよね。

アホやん・・・内容は違えどしょーもなさは昔の子もウチの息子とおんなじやん・・・

そーいえば、一年前に亡くなった義父の兄も腕になにやら鳥の絵があったのを思い出しました。義父のと同レベルのへたくそ具合で、かろうじて鳥?と思うような落書きのようなものでしたが、きっとヤングな伯父にとっては鷲だったのしょう。

夏に韓国を訪れたら、こっそりと70.80代のおじいちゃんの腕を観察してみてください。
そこには彼らの黒歴史が、ぼんやりと刻まれているかもしれません。
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