2月13日は、音の四十九日です。

桜が満開の日に、保護主さんの真っ赤な車でやってきた音(おと)

開いている右目も見えていないけれど、
瞳はまるで藍色の大理石のよう。
濃い藍色の中にキラキラした宇宙がありました。
音の事を一言で言い表すなら 「魅力的」
「賢い」とか「甘えん坊」とか「人懐こい」とか、他の言葉は当てはまらない。
だって、音は目も見えず耳も遠く、認知症のグルグル徘徊犬でしたから。
触られるのもイヤ、触るとピョンピョン飛び上がって逃げ、
シッポも振らず、鳴きもせず静かな子でした。
だけど、なぜか人気者
人を引き付ける不思議な魅力の柴犬おばあちゃん
保健所の殺処分寸前だった子だなんて、みんな思わなかった。
とても綺麗で、いつも笑顔の音ちゃんだったから
音ちゃん、覚えてるよね
うちに来て、同じ保護主さん出身の小春と出会ったこと
研修に来られたカズさんと一生懸命「みはらし展望台」へ登ったこと
2016年12月24日に突然倒れ、28日に逝ってしまった。
これから年末年始の超多忙な日々になる、その直前に。
亡くなる前夜
触られるのがイヤな音が私の腕まくらで静かに寝てたのを見て
「もう逝ってしまう。。」と直感
翌朝から具合が悪く 病院へ。 でももう手の施しようがない感じ。
「音ちゃん、2人で外を歩くのは、きっとこれで最後になると思うから、
ママの抱っこで歩いてお家へ帰ろう」
泣きながら家へ戻りました。
13時にお客様のご予約があり、家について時計を見ると12時過ぎ。
「音ちゃん、帰ったよ」
サークルに寝かせたらすぐ 「アオー!」と3回鳴いて、鼻から水がポタポタ・・
大きなペットシーツの上に顔を置いた瞬間・・・・
サ~~っと薄い綺麗なピンク色の水が、円形にシート全体に一気に広がってゆく。。。
意識はない様子、慌てて心臓が動いているか確かめ。。。
でもすぐに鼓動もとまり、天に召されていきました。
時間は12時20分。 あっという間の出来事。
音ちゃん、13時からお客様なんだよ
音ちゃんとのお別れなのに、もうすぐお客様来ちゃうよ
いくらピンクが好きなママでも、音ちゃんが最期に染めたシーツの
こんなに悲しいピンクは 生まれて初めてだよ。。。
それから15分だけ大号泣して、目薬などして顔を戻し、
13時のお客様対応へ。
お客様の連れてこられたペットちゃんに 「かわいい~~~!」って。
それはもちろん本心です。
でも、隣の部屋ではついさっき亡くなってしまった音がいる。
悲しい、悲しい現実。
音ちゃんが春に来た時の写真を、保護主さんから頂きました。
嬉しそうな私。 元気な音ちゃん。
音を見送る時、同じ写真を撮っておこう・・・
寂しそうな小春。 音ちゃんはもう旅立っているけれど。。
霊園へ行く直前の、私にとって精一杯の写真です。
音ちゃんへ
音ちゃんにはいろんな事を教えてもらったよ
目が見えないワンコの誘導の仕方や、徘徊するワンコにどう接するか。
そして、突然命が亡くなってしまう現実も。
だけど、何よりもよくわかったのは、
保護犬も、老犬・病犬も、愛すべき存在だということ
「エルフィ(elfi)」とは、ドイツ語で
"不思議な力" とか "妖精" とかって意味なんだそう。
そういうものになれたらいいなと思って、名前に選んだんだけど
音ちゃん・・・
音ちゃんは まさしく "エルフィ"そのものでした。
たった9ヵ月だったけど、幸せをありがとう
ミ★(*・ω・)v Thanks!!★彡ミ★(*・ω・)v Thanks!!★彡










1日4回 ママとお散歩の時、一緒に思いっ切り走ったこと
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