8月25日PM2:30すぎ、
みくりが池温泉ホテルを後にします。
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この写真からは一切感じられませんが、ここの周辺は地獄谷で 硫黄のにおいが充満しております。
地獄谷から噴き出す煙などは、濃い霧もやに閉ざされて一切見えないのに、ガスに侵されていく感じを味わいながら、また雷鳥さんに会えないかゆっくりと進みます。

そこへ、雷鳥とは違う声で鳴く鳥を発見。でも、雷鳥の子供は鳴きかたが違うし、もしかしたら子供の雷鳥? 

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いいえ、違いました。イワヒバリっぽいです。
やはり、もう雷鳥さんには会えないのかな。天気悪い日は、よく出てくると聞いていたのに。

しかし、上のイワヒバリの写真で気づいたことがありました。
全体的にハイトーン(微妙に明るめ)なんです。濃い色合いは、手前のイワヒバリと停まっている石ぐらいです。

そうなんです。霧もやは、明るいトーンなのに、植わっている木々が濃い色合いの緑。
これって、写真のダイナミックレンジで、左右の壁を作っているのです。

例えば、下の写真。
露出補正は、マイナス。被写体の手前の花は白だからプラスの方いいはず。
もしくは、背景のぼかした先に白い部分(みくりが池です)がなければ、手前の被写体の白い花が浮き立ってくるはずです。

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霧もやをいれて撮るなら、被写体も含めて ハイトーンにしたほうが、霧もやと順応して綺麗に見えるはず。

ということで、みくりが池全体 モヤがかっております。
この写真も、手前の木々の緑が濃いため バツです。
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こちらは、池に背を向け、天気がよければ皆さんこちらで、お弁当を広げて散策できるみくりが池前の大きな広場。

こちらの写真は、あまり、濃い色合いのものが、少なく いい感じの霧もや順応型。
ただ、何を撮りたいかが見えてきません。

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そこここに 溝があり、飛び越えて 向かう最中に見つけた、ミヤマアキノキリンソウ。
全体が暗いので、花が浮き立ってみえて、イイ感じ。

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ウサギギク。全体がハイトーンになっており(露出補正;+1.7は、かなり高め) 霧もやっていても、スッキリ見れます。
が、右下から花にかけての、何かの枝が、目ざわりでしょうか。それに、なんで付けたか自分でも理解できかねますが、こちらクローズアップフィルターを付けており、花が大きすぎ。
でも、霧もやの中のお花撮影のコツをつかんだかもしれません。
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そんななか、おっこれは、チングルマの花を見つけました。綿毛の草原と言わんばかりに沢山ありますが、まだ花が残っていました。もう花がお終いになっておりますが、これから綿毛へと変わるのでしょう。

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こちらの写真も、全体的には暗めですから、白い花が浮き立ってイイ感じでしょう。
でも、出来れば後ろのグレーの岩は抜きで、緑の葉で写真をいっぱいにすると、緑の中にチングルマの花が浮き立ってさらに良くなったでしょうか。

そんななかで、私が選んだ 今日お気に入りの1枚がこちら。

チングルマと霧もやの融和。
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天気にしょげて、身動きとらないでは、あまりに寂しい。
カメラにとっては、過酷な環境を強いてしまいましたが、この発見と写真に出会えて、霧もやでも悪くないな と思った室堂平の1日目でありました。

しかし、夜には雷雨注意報まで出るほどの雨で、早々に床に入り 翌日に期待することにしました。