α7に慣れるため 毎日のようにカメラを持ち歩くようになっておりましたが、やはり標準レンズのみでは応用が利かず、キャノンの望遠レンズを使うためのアダプターをどうするか、指導を受けている写真家の先生などにも聞いて、シグマのMC-11にすることにしました。丁度、在庫が最後の1個で これを逃したら2,3週間待ちで、運が良かった。
早速、アイスチューリップが見頃を迎えている 江の島のサミュエルコッキング苑と、去年のリベンジで鎌倉の瑞泉寺へ水仙を撮りに行くことにしました。

1月17日、当日は澄み切った晴れで、富士山がよく見えます。
行きの小田急江ノ島線の車窓より。
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去年の今ごろは、1年鎌倉の四季を撮りたいと息こんでおりました。
1月は水仙を求めて、北鎌倉の東慶寺から北鎌倉周辺のお寺を巡り、瑞泉寺に着く頃にはPM3時を過ぎており日が陰ってなかなか上手く写真が撮れなかった記憶しており、今年は江の島を後に回し、鎌倉瑞泉寺に直行しました。

瑞泉寺は、一山全体がお寺といった感じで特に山門に向かうこの石段のところなど、暗いなかにさす木漏れ日が好きなんです。
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始めは標準レンズで撮っておりましたが、MC-11のアダプターとキャノンの望遠レンズを装着してみることにしました。休憩スペースのような場所で交換していると、その先に富士山が見えました。
瑞泉寺は、鎌倉のなかでも二階堂というかなり奥に位置しておりますが、ここから富士山が見えると聞いておりましたが、今回 見れたのは、なんとなく 今日がいい日になりそうな気持ちにさせてくれました。

折角、望遠を取り付けたので、と富士山を狙って何枚も撮りますが、200mmではハッキリと写らず、自分の目で見てるのとカメラのギャップを改めて認識しました。また、後で気づいたのですが、カバンにはx7iが入っていたので、x7iなら200mmが320mmのさらに望遠になるからそれで撮ってみればよかったかな。

望遠レンズのマニュアルフォーカスで水仙を狙ってみましたが、やはり 難しい。
水仙はどう撮れば納得の1枚が撮れるのか。来月の新宿御苑の写真講座の実習まで持ち越しです。

鎌倉駅までバスで戻り、江の電で江の島へ向かいます。
rikiと江ノ電を途中下車して、写真を撮りに何度も行っておりますが、この日ほどいい天気の日はありませんでした。小田急とのフリーパスを永山で購入しておりましたので、途中下車しながら、富士山も入れた写真を撮りましたが、PM3時も過ぎて富士山に雲がかかってきておりました。
でも、海の輝きが綺麗で 江の島駅ではなく腰越でおりて、海沿いを橋へ向けて 歩いてみました。
その中の1枚。
アダプターをつけて、キャノンの望遠レンズで135mmぐらいで撮ってます。

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夕暮れの海って、本当に絵になります。しまなみ海道以来の私のお気に入りです。
橋を渡っている最中です。

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江の島に着いて、サミュエルコッキング苑は島の裏側でエスカーに乗った方が道に迷わずに行けそうでしたが、石段で進むうち、どうも間違って戻り、得意の迷子であります。そのうち、江の島神社に参拝する方々に会えて、ホッとしつつも、風景に見とれてあっちこっちと望遠レンズで写真を撮るうちに、日が暮れてきて サミュエルコッキング苑に着くころには、PM4時になっておりました。

灯台に登るつもりはありませんでしたが、この時間になっては、PM5時のライトアップまで粘ろうかな。

サミュエルコッキング苑に入ってすぐの場所にアイスチューリップがあり、沢山のカメラマンがいい写真を狙ってます。その集団とともに、チャレンジするも、マニュアルフォーカスで上手く撮れません。
去年の砺波のチューリップの時にも感じましたが、チューリップのクローズアップ写真は、私が指導を受けている先生始め、多数の写真家の方々の素晴らしい写真を拝見しておりましたが、広いチューリップ畑があっても クローズアップがうまくいきません。200mmの長望遠で狙わずに100mmぐらいの中望遠の方がいいのでしょうか。また、広角気味の方がいい絵になりそうです。
ということで、標準レンズへ変えて28mmで切り取った 私のお気に入りの1枚です。

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右側のライトアップの電線が惜しい。

今まさに、チューリップのシーズンですが、なんとか攻略したいものです。

時間が前後してしまいますが、灯台の方行くと富士山と夕景が綺麗ですよ との情報を得て、チューリップを諦め、ライトアップ前のトワイライト風景です。富士山の雲がな~。(って1時間30分前ぐらいから、あの雲が取れず残念に思っておりました。)

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PM5時前には 日も落ちて、それとともにライトアップされた灯台が美しいです。
帰るのが惜しくなりますが、そろそろ 出発しないと。

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江の島から多摩までの道は長く、江の島を出るのにも魅力あるスポットが多数あり なかなか先に進みません。
そんな中で撮った1枚が後々 銀座のギャラリーに展示することになります。